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6月3日 「しっかりこの運を、今度は結果につなげたい」

どうもです

練習再開2日目のきょう、強い陽射しのもと午前10時から練習がスタート

ウォームアップ後は、11対11でのハーフコートゲームへと移ります

中断期間ならではのチーム分けでした

というのも、先月11日と同様、両チームの代表者がドラフト指名し、メンバーを編成します※キーパーはローテーション

那須軍

→加賀選手、那須選手、橋本選手、関根選手、伊藤選手、青木選手、宇賀神選手、石原選手、武藤選手、ズラタン選手

永田軍

→森脇選手、永田選手、GKから1人、平川選手、阿部選手、駒井選手、高木選手、梅崎選手、興梠選手、李選手

ゲームはゲーム、実戦形式は引き締まったムードで進行していきます

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那須軍が左クロスからズラタン選手の右足弾で先制すると、すかさず永田軍は李選手の左足ボレーで同点

その後、右からのクロスにファーから飛び込んだ宇賀神選手の右足でのシュートが決まり、那須軍が2対1とリードして折り返します

後半開始前には約5分間、ペトロビッチ監督が指導を加えました

「良いプレーは出来ている。もう少しベターにして欲しいところがある。次のシチュエーションを考えないといけない。早く動き出すように、次の動き出しを早く!味方の選手にボールが入ったとき、次にどこのスペースが狙えるかを考えよう、予測してサポートだよ」

「不利な状況でも中を使ってしまっていることもある。外を1回使えば真ん中を活かせる。次の手、シチュエーションをイメージして!頭の中に2つ3つ考えながらプレーしよう。必ず想定に入れておかないと、難しいから」

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オフを経て、疲れが取れたか、選手達はより一層きびきびとしたプレーを見せます

左サイドから流れてきたボールに阿部選手が右足を振り抜き、永田軍が同点としたのもつかの間、左からのクロスを武藤選手が右足ボレーでねじ込み、那須軍が勝ち越し

さらには加賀選手が右サイドから右足で上げたアーリークロスがディフェンスに当たり、コースが変わったことで直接ゴールマウスへ吸い込まれます

4対2

ラストゴールが宣告された時点で那須軍の勝利は確定

しかし、やはりこういったゲームは”あと味”も大事です

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勝敗は決しても、良き”余韻”を味わうべく、自身の存在を示すべく、選手達はゴールを目指しヒートアップ

激しいボディコンタクトのオンパレードで、ピッチ脇にいれば、様々な音が聞こえてきました

ぶつかり合う衝撃音、「マイボール!」を主張し合う声、「大ちゃん!さっきのリターンがファウルにならなかったから良いじゃん!」と、森脇選手の心の叫び

午前11時42分、左から石原選手の折り返しを中央でズラタン選手が右足で押し込み、ゲームは終了

5対2で那須軍の勝利しています

結果はともかく、代表組不在の中それぞれが気迫に満ちたプレーを見せていたこともあり、あすのトレーニングマッチがとても興味深くなった、きょうの練習でした

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右膝を負傷していた高木選手は、5月11日依頼となる対人プレーを含めた全体練習への完全合流を果たしました

「実際に対人というか、こういったゲーム形式に入るのも約3週間ぶりだったので、まずはコンディションとかボールフィーリングとかがどうなのかな?という心配もあった。右足も多少ケガ明けというのも無理なところで足を出すというところでも恐い部分があったりするので、そういうところを頭で気にしながらプレーしたけど、良い頭の整理になるんじゃないか。というのも、きょうプレーしてみてもボールを受ける前に凄く周りを見るようになったし、次のプレーというのを考えながらボールを受けようとする姿勢が自分の中で自然とできた。ケガをしたことで右足に制限があったのでそういうのが逆に、プレーで自然と出ていたので、なんとなく《ケガをプラスには出来るかな》と感じた」

――”ガツガツ”と”スマート”の使い分けを身に付けることで、今回のケガを良き出来事に

「そうですね、ケガをしていたからといって・・・こういうゲームで全員が勝つためにプレーしているので、内容はもちろん大事だけど結果にもこだわってバチバチやる部分もあると思うので、そういう部分ではやっぱりケガを理由に抜いてはいけないと思ったし…始めに少し強気でぶつかりに行ったらその辺のケガの痛みも出なかったし、逆に自分の中でも久々にゲームに入れたことでスイッチが入った。かなり球際の部分では厳しくいけたかと思うので、あとはボールを受けたときの質とかをもっと上げないと。いくら考えながらプレーしたとはいえ、受けたときは何か自分がそのボールを持った状態で、自分の持っている“質”を出してしっかりと結果につなげないといけないと思っている。そういう部分の精度はまだまだ、きょうの出来ではダメだと思っている。しっかり早く、感覚を戻せるようにしたい」
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――膝のケガだと考えると、比較的早く戻ってこられたのは良かったです。そして遅ればせながら、お誕生日(5月25日)おめでとうございます!

「ありがとうございます」

――サッカーを出来ない中で迎えるという、若干複雑な心境もあったかもしれませんが

「そうですね。やっぱり誕生日にACLがあって、本当ならやっぱりそういうところで・・誕生日だからというのはあまり関係ないけど、やっぱりしっかり帯同してチームとしての結果を残したかったので、個人的な部分でも悔しさを凄く感じたので、またこの悔しさをしっかりバネにして、まずは試合のメンバーに絡めるようにしていきたい」

――以前に思い描いていた25歳と比較して感じることはありますか?

「そうですね、25歳ってまだ多少の伸びしろがあると思うけど、サッカー選手としてもそうだし人間としての成熟度としても、身体的な部分でピークに近い部分には来ていると思うので、そういった中、Jリーグで最高のチームにいられるのは、自分にとって良いことだし、このタイミングでいられるからこそ、今、結果を出す時。もっとより良い25歳のシーズンに出来るようにここから巻き返していきたい」

――突破力に加えて、周りへの気の利いたプレーをすることが出来るのも強みなので、成長の証をピッチで示してくれると信じています

「自分のもともと持っている良い部分というか、そういった部分を最後は貫き通せるような・・・まあもちろん協調性というか、周りに気を遣う部分も、やっぱりサッカーは11人でやるスポーツだし大事だと思うけど、最後のところでは自分の強みというのをしっかり持っていて、そこを押し切ってでも出せるような強いメンタルを持っていきたいと思う」

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――良い25歳の1年になることを願っています。ここからは良いことがドンドン続くはずです。ケガが長引かなかったのも、その予兆かもしれませんから

「はい。そうですね(ニコリ)長引かなかったのは、不幸中の幸いというか、ケガした場面を振り返っても大ケガにつながるような痛め方だったので、《運が良かったかな》という風にも思うので(ニコリ)しっかりこの運を、今度は結果につなげたい」

背番号13、浦和の大洋!うねりは来てる!ゴールがあなたを待っている!

高木選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS Friday」でお届けします

 

4月27日 「スーパーカーで、あっちはF1クラス」

どうもです

名古屋戦2日前のきょう、曇り空の大原で練習は午前10時から始まりました

ウォームアップ後の午前10時45分頃からは、11対11でのハーフコートゲームへ20160427_110235途中、監督は熱心に指導を加えます

「止まってちゃダメ!」

中央突破の際、相手の守備網をいかにしてくぐり抜けるか

ボランチのパス&ゴーによる3列目からの飛び出しもひとつのアイデアであり、もうひとつは前線が味方からのパス一本で裏を取る動き出し

「出なければ動き直す。タイミングを意識して」

「相手はゴール前を簡単に空けない。だからこそ意図的に一方向へ動き、瞬間的に動き直そう!」

「止まらず、遅れず、常に反応できるように!」

マーカーに打ち勝つ攻略法として、”駆け引き”を強調していました

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ゲームは球際激しく、本番さながら、熱いテンションでの攻防が繰り広げられます

「中を空けるな!」(永田選手)

午前11時10分頃からは、ダイレ&リターンなしの制限が入り、ゲームはより難易度アップ

「早くしないと回らないよ!判断スピード!パススピード!」

より素早く、より的確に、より効果的に相手の急所を突く

選手達は集中した様子で阿吽の呼吸に磨きをかけていました

午前11時22分、ビブスなし組の高木選手と石原選手が果敢なフォアチェックをかけると、ゴール前のルーズボールを青木選手が右足で流し込み、ラストゴール

レギュラーサブ問わず、テンションの高さに連戦を《みんなで乗り切る》という意志が感じ取れました
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◇◆◇高木選手◇◆◇

――半そで長ズボン的なスタイルは、こだわりとか…

「いやっ(ニヤリ)そろそろ半ズボンでいいかなと思ったんですけど、きょうちょっと気温が低かったので、低そうだったので、まああのー何だろうこれ…、長ズボンっていうのかな…、七分みたいな…」

――本当だ。けっこうひざのところとか…アンリ選手とかはマックスで上げていたけど、むしろスピード系というのは気になったりするのかなって思いますが…

「あーそうですね、ああいうのは僕はあんまり、なんだろう…、良さを感じませんけど。そうですね…、ちょっと寒いからこのひざかぶってるけど、本当はもっと短い、半ズボンがいいかなぁって。膝に引っかかるのは嫌なんで」

――その辺何か神経質になっちゃったりするのもアレですけど・・・その立派な足からきょうは、ゴール右上に惜しいシュートを右足インフロントにかけて打っていました。あの素早く軽い振りで、あんなに強烈な素晴らしいシュートを放てるのって、やっぱりアスリートだなぁと

「(ニヤリ)まぁ、決まっていないんでへヘヘッ、決めないとあんまり意味がないんですけど・・・まぁ、きょうは特に、かなり強くシュート打つのを意識してやっていたから、かなり周りも最後使えた場面があったと思うし、まぁ、判断としてはそんなに良い判断ができたというわけじゃなかったけど、自分らしい積極性は、そういうシュートも打っていたのからも分かる通り、あったのかなっていうふうに思います」

――当たった感触は良いのでは?

「そうですね、シュートに入るまでの形だったり、自分らしい場面が結構カットインしていっていったのが多かったから、ゲームでそういうイメージがつかめるっていうのがいいかなっていうふうに思いましたけど」

――練習試合でとかでも、結構カットインしてアウトサイドで斜めに持って行って、相手の足の距離とのギリギリを測りながら、トライしているのかなって思えるんですけど。で、あんまり自分の軸足がボールから離れすぎるとシュートの時踏み込めないじゃないですか。その辺とかいろいろこだわっているように感じます

「そうですね。まぁ、やっぱり一瞬はずれた場面を逃さないようにっていう、相手もああいう横にドリブルする相手に対して、どこで打ってくるかという多分駆け引きがあって、その中で小さなキックフェイントだったりしながら少し相手の動きをずらしてタイミングを作るっていうような感じでやっているんで、ああいうふうな形が作れればこう自分がより有利な体勢になってシュートが打てるかなっていうふうに思うんで、まぁ、まずそこにボールが入ってくるような動き出しをして、うまくディフェンスが飛び込めないような間合いを作りたいかなっていう。そういう場面をもっと公式戦で多くできたらいいかなって思いますけど」

――その反面、きょうみたいなゲームだとダイレリターンなしの時にダイレで決めるゴールっていうのも嬉しいんじゃないですか?

「そうですね!最後のシュートはダイレクトなので、正直、あとは打つコースくらいしか考えてないから、キーパーがどっちにいるとか、あまり意識していないんで、きょうの決めたゴールはそういう感じだったのかなって。ああいうのを変に逆にキーパーの位置とかディフェンスの位置とか、意識して最後、振り抜くというか、意外と逆に思われたりとか、コース甘くなっちゃったりとかするんで、ああいうときはもうコースだけ決めて、振り抜いた方がやっぱり入るかなって気がしますね」

――感覚、センスというのがあってこそのものだと思うんですけど…

「自分はやっぱり、あんまり頭脳的というか考えることが得意じゃないんで(苦笑)あのー、どちらかというと感覚で常に私生活から過ごしているタイプだから(笑)ハハッ(※ポップコーンの袋に手を入れながら寝るなど)だから、やっぱりプレースタイルもそうであって正解だと思うので、もちろん、全てそれ任せというのも良くないですけど、自分は自分の中にある感覚を大事にやっているつもりですけど(ニコリ)」

――感覚というところで、きょう練習の途中で、動きだしのところをけっこう監督が言っていて、高木選手も「おっ、来た!」って、ボール来なかったけどこう、自分的には良いタイミングで動けたシーンって多かったんじゃないですか?監督もそういうところを間近で観ていたでしょうし…

「なかなか半面のコートだし、裏へのスペースといってもけっこう限られるから、やっぱり相手との駆け引きというか、動き直しというのがより大事になってくると思うので、やっぱり、ああいうゲームで裏を取れて、足元も取れて…みたいな、そういうのが出来てくると、もっと広い、リーグ戦とか普通にゲームになったらそれが生きてくるのかなって風には思いますけど」

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――連戦、ホームで…と続くまずは名古屋とですけども、名古屋の印象っていかがですか?

「やっぱり、前に特別な選手が・・・特にまた、今年はまた外国人を補強して力強さもあるし、スピードもあるし…みたいな。まぁ、やっぱり、昨年とか、レッズと名古屋の試合を自分もやってもそうだし、その前の年とかを見てもそうだけど、やっぱり永井選手のスピードにはやられているなっていうような印象があるんで、なんだかんだやっぱり最後はそこなのかなって風に思うから、それをどうリスク管理して、あれをやらせないかっていうところだと思うんで、正直、あれはスピードに乗られたらどうしようもないくらいの速さだと思うので(苦笑)あの人より速い選手がこのチームに正直言っているわけではないと思うので、乗らしてしまったらダメだと思うので、それをさせないためのリスク管理ってのも徹底して出来れば、大丈夫かなと思いますけど。今度こそ、同じような形でやらせたくないなと思いますけど」

――ボール持った時のスピードだったら負けないのではないですか?

「うーん、まぁ、その場所とか、シチュエーションとかにはよると思うんですけど、どうなんでしょうかね…ヘヘッ(笑)本当にあのスピードに対しては何かこう自信をもってできるコメントってのは正直あまり見つからないんですけど(苦笑)でも、自分には自分にしか出せないまた違った質があると思っているので、自分はね、もちろん父が速い選手だったから、あまりスピード負けっていうのはあまりしたくないんですけど、ヘッヘ(笑)正直言ってあのスピードは無理ですねハハハハッ」

――スーパーカー

「スーパーカーで、あっちはF1クラスなんで…ハハハハッ(笑)」

――本当に、必ずチャンスが来るでしょうから、ここでチームを救うようになれば、高木選手自身の勢いになると思いますし、この連戦、キーマンだとこちらは思っているので、本当に、

「そうですね、連戦っていうのはやっぱり疲れがもちろん出ている選手が出てきて、それでも少しずつ、練習とかやっててもちょっと見えて出てきていると思うので、やっぱり、そういった時にいかにこう、自分が、自分みたいな選手が良い仕事を出来るかっていうのが、今の順位を保てると思うので、ここでやっぱり落としてしまったら、この間まで勝ち続けた、積み重ねた勝ち点が無駄になってしまうと思うので、次の試合は本当に大事だと思うから、しっかり良い準備をしていきたいと思います」

――感覚と言っておきながら、お話は非常に論理的なんで…

「いやぁ、まあ冷静ぶっているんですけど、結構テンパッてますよ!ハハハハハッ心の中で(ニヤリ)」

――そういう人柄もよく伝わってくるので、高木選手の話、楽しみにしている方、いつも多いので…

「本当ですか!?(ニコリ)ありがとうございます」

――みんな、ゴール期待しているんで、そのあとも連戦で、まず1本を。初ゴールを期待していますんで、ありがとうございます

「ありがとうございました!(ニコリ)」

スピードはF1カーの方が上ですが、スーパーカーはバックも出来るし小回りが効くし、燃費も良くて当たりにも強いはず

「それ、良い表現っすね!(笑)」

最高のゴールへ、緑のフィールドを颯爽と駆け抜けろ!浦和の大洋!!

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

3月30日 「間違いないですね!まだ、埼スタで披露できていないかなって思っているんで」

どうもです201603301148000

甲府戦2日前のきょうは、室内でのミーティングを経て午前11時からトレーニングが始まりました

代表組も合流

なお、柏木選手と槙野選手はフルメニュー、きのうの試合にフル出場した西川選手は別メニューをこなしています

ウォームアップ後は11対11でのハーフコートゲームへ

2016/ 3/30 11:54甲府のブロックを如何にして崩すか

「判断スピードを上げて!ボールのないところでの動き出し、タイミング、連動」

「アイデアを持って!」

さらには相手が待ちわびているであろうカウンターの機会を防ぐべく、

「奪われたあとの切り替えを早く!特にボールに早く寄せよう!」

監督の声にも力が入っていました

もちろん、選手のプレーにもそれは感じられます

積極的なボールの呼び込み、リズミカルなボール回し、激しい球際、チャレンジ精神

さらにはピッチ内でのコミュニケーションも前向きかつ活発に行われていました

2016/ 3/30 12:01ゲーム終盤、左サイドの宇賀神選手が平川選手との1対1からセンタリングを上げると、中央で永田選手がヘディングでクリア!

かと思いきや、ボールはそのままネットへ吸い込まれ、オウンゴールに

「ブラヴォーフランツ!ベッケンバウアー」

監督はご機嫌な様子でした

それもそのはず、練習はビブス組が相手ディフェンスを左右に揺さぶり、最後は興梠選手のヘディングがラストゴールとなったわけですが、終わり際に選手を集めた監督はこのように伝えたそうです

「きょうみたいな練習は3時間でもずっと見ていられる」

選手を見つけてはハグやハイタッチ、握手をしての「ブラーヴォ」はしばらく続きました

よしっ!この意気で

2016/ 3/30 12:29

練習後、高木選手は早めに引き上げてきました

ここ最近は最後の方まで残っていることが多かったので、意外です

――きょうは早い

「そうですね。まぁ、そういう日もあっていいかなって(ニコリ)コンディションを整えることが大事だと思うんで、あまりやりすぎても体が重くなっちゃうと思うので、その辺はメリハリというか、やるときやって休むとき休むみたいな。まぁ、休んでる暇はもしかしたらないかもしれないですけど」

――やり過ぎも良くないんで…。最近、最後の方までいることが多いから逆に心配だったんです。何か、追い込みすぎてんじゃないかって…

「いや、今の自分はもうそのくらいで充分なのかなっていうふうに思うし(苦笑)やっぱりそうやって自分を変えていくようにしないと、まぁ、こういうチームでは残っていくことはできないのかなっていうふうに思います」

――駒井選手のドリブルに刺激を受けませんか?

「そうですね、やっぱり試合であれだけやって効果的になっているのを見て、自分もドリブラーとしてはああいうプレーはしたいなって思うし…うん、刺激になりますね」

※一方の駒井選手に高木選手のドリブルについて聞いてみると、「高木さんの方がスピードがあるし、ドリブルのあとのプレーが素晴らしい。クロス、シュートの精度が高いので」と話していました

――最近見ていると、くさびが入って、落としを受けた選手が次に出すボールのためのフリーラン、言い換えれば3人目の動きに磨きかかっている感じがします

「まぁ、正直、意識して出来ているのかっていうはわからないですけど、まぁ、オフの動きっていうのはやっぱり今大事にして、意識してやっているんで、自然とそういう意識の中で、流れの中で生まれてくるのかなと思います」

――止まった状態で受けることよりも、動きながら受けるときの一つの活路というのを、何か見出しつつあるのかなって、最近、何か頼もしく感じてますけど…

「止まった状態でやっぱり受けると、プレッシャーを受けやすいんで、1回外した状態で受けた方が、自分の次にドリブルするにもそうだし、ダイレクトではたくなり1回ためてつなぐなり、何でも、やっぱり相手から離れた方がプレーがしやすと思うので、そのやっぱりオフの動きっていうのは、続けていきたいなって思っています」

――そういった意味で様々な目的意識を持ちながら中断期間過ごしてきたと思うんですけど、雰囲気とかもダレることなく、非常によくできていた感じもあるのですが、どうですか、チームとして?

「チームとしてはもちろん、調子がいいですし、代表でやっぱり抜ける選手とかもいましたけど、やっぱりきょうの練習見たらわかるように、本当にチームとしてはそういう代表の選手が抜けて帰ってきても、良い仕上がりになっていると思うので、間違いなく次も勝つ準備がしっかりできているなって思っているので、まぁ、自分はいつやっぱりチャンスが来るかってのはわからないですけど、いつかやっぱり、来るチャンスのために続けてやっていきたいなというふうに思っています」

 

――気のせいか、きのう日本代表がフルパワーのもの凄い勢いで戦った最初の30分に刺激受けて選手もいて、それがきょうに反映された気もするのですが?

「そうですね、まぁ、僕は観られなかったんです。ちょっと…(苦笑)」

――原口選手も活躍しましたが、高木選手も負けずに…

「まぁ、同い年ですし、そこら辺はやっぱり、同じ年に生まれた人間としていつまでも負けてらんないんで、早く追いついて追い越せるような存在にはなりたいかなっていうふうには思います」

――で、次、甲府戦がまず…かなりブロックが厳しい…そんなところで、広州戦と埼スタの連戦が続きますけど

「まぁ、甲府は去年もやっぱり苦しめられた相手だったので、まぁ、やっぱり我慢が本当に必要になってくる試合ではあると思いますけど、その辺、焦れずにどれだけやっぱり自分たちのサッカーを続けられるかってところだと思うので。で、やっぱりしっかりあるチャンスを決めて、試合を早く決めれるようにしたいなって風に思っています」

――5分なのか、10分なのか、与えられた時間でも結果を残すことで一気にチームを盛り上がるでしょう。昨年の金曜柏戦もそうです。高木選手も準備しているのは知っています。日頃から見ているので

「そうですね、やっぱり、自分みたいにまぁ、今なかなか出場機会が少ない選手がまた、結果を出すことでチームの刺激になると思うので、まぁ、やっぱり今は本当にあるチャンスをモノにできるように準備だけはしておきたいなと思っています」

――背番号13を見たいんですよ

「間違いないですね。まだ、埼スタで披露できていないかなって思っているんで、まぁ、やっぱり早く活躍する姿を見せたいなって思います」

――レッズにとって特別な番号ですから

「そうですね。まぁ、あまり重く背負いすぎずに自分らしい背番号13見せたいなって思っています」

――それと、点取るまではヒゲは剃らないとか…と追い込みます? 結構伸びてきたんでね…

「ハハハッ!さすがにそれはだらしないかなっていうふうに自分の中では思っているので(笑)、次試合に出る機会があったらしっかり剃って、スッキリさせて出たいなっていうふうに思います」

――精神的に良い状態で臨んでもらえればと思っているので。ありがとうございました

「ありがとうございました!(ニコリ)」

努力はきっと報われる

壁が高いなら、自らのドリブルで打ち破ればいいのです

行け!浦和の大洋!!

高木選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

1月15日 始動

どうもです

午前9時、浦和区の調神社で必勝祈願を行い、大原へ

新しいシーズンのスタート

新鮮な空気に満ちたグラウンドが、今季始動への高揚感を助長します

練習前にはミーティングを実施

「2週間弱の休みのあと、選手はどう思っていたかわからないけど、私は彼らと会えなくて非常に寂しかったので非常に嬉しい思いを持って顔を合わせた(ニッコリ)ミーティングでは淵田社長と山道強化本部長がお話をされたので、私の方からは短い挨拶程度の話をさせてもらった。キャンプで充分に時間があるので、選手達とはそこで色々と話したい」(監督)

コーチ陣がピッチ上にボールやポール、マーカーを設置し準備は万端

午前11時、選手が姿を現します

一番乗りの高木選手と関根選手は、揃って右足で

つづいて、慣れた様子でほんのり小麦色の宇賀神選手→2年目の大原となる福島選手→朝食は好物の卵かけご飯?阿部選手→引き締まった表情で武藤選手→ヒゲが程良く伸びた 興梠 選手→好きなおかずはステーキ・メラメラと那須選手→

「大ちゃん、紐はぁーー?」と気遣うも聞かれていなかった森脇選手は今年も日焼け顔

→スラッと橋本選手→踏みしめるように慎重な足取りで駒井選手→風を切るように梅崎選手→やっぱり爽やか岩舘選手→サポーターに「おはよう!」と挨拶をして李選手→

モソーっと(※内に闘志を秘めつつ)黒髪の永田選手は美味しそうにガムを噛みながら

→加賀選手と石原選手は落ち着いた様子で横並び→右手の黒いサポーターが元日の激闘を物語る槙野選手は小走りで→スポマフと手袋を装着し、防寒対策バッチリの平川選手→膝から下が長い自然体の青木選手→ズラタン選手とイリッチ選手は仲良く談笑→緑の芝にテンションアップ!?大谷選手

といった順でした

午前11時5分、まずは人工芝ピッチでの体幹トレーニングから

自然発生的に「行きましょう!」と声が行き交うムードの中、今季初練習が始まりました

201601151107000新たに導入されたニューゴムチューブでの斜め立ち懸垂に、「これはやばい!」(梅崎選手)、「なあにコレ!?」(森脇選手)

イリッチ選手も興味津々の様子で、通訳の力を借りながら楽しそうに筋肉に負荷をかけます

午前11時12分には天然芝ピッチへ戻り、2人一組でのボールを使った基礎練習(ズラタン選手&イリッチ選手、李選手&橋本選手、阿部選手&大谷選手、高木選手&関根選手、那須選手&宇賀神選手、梅崎選手&天野コーチ、駒井選手&福島選手、石原選手&岩舘選手、興梠選手&森脇選手、槙野選手&武藤選手、加賀選手&青木選手、平川選手&永田選手)

午前11時15分、選手によっては給水を挟み、「10分走るよ!」(野崎AT)二手に分かれ、ピッチを外周します

一方のグループの先頭を走った槙野選手はとなりの梅崎選手へ、「映像で見たけどサイドバックやしめっちゃ持ち運べる」・・・あの新加入選手についてでしょう

201601151127000どの選手も段々と額に汗、今年の冬が例年より暖かいことを実感させれます

201601151129000午前11時28分、軽めのストレッチ→午前11時32分、3グループに分かれての”鳥かご”へ

このタイミングで、

「オハヨウゴザイマース!」

と、にこやかに監督が登場、つづいて柏木選手(ウォーキングやジョグで調整)

どのグループも始動日とあってか、なかなかボールはつながらず

その分、喜怒哀楽の賑やかな声が聞こえてきます

201601151147000午前11時43分、サポーターとメディアに「今年もよろしくお願いします」と満面のスマイルで西川選手が出てきました(ウォーキング調整)

午前11時47分、給水タイム

つぎは、両タッチラインのコーナーフラッグ付近へは互い違いにマーカーが設置されての素走りです

「いつもの試合後のクールダウンのイメージで」(野崎AT)

開始前、選手によってはボールと戯れていると、

「モリーーーーッ!」

なぜか森脇選手だけは監督に怒鳴られていました

走行中、沿道の指揮官はマラソン応援のごとく各選手を片手ハイタッチで激励

こういったところも人心掌握に欠かせない要素なのでしょう

高木選手とコミュニケーションを取りながら走っていた駒井選手については、「ゲマッ!」と優しく背中を押されていました

2016/ 1/15 11:58お昼の12時には逆回りをし、約10分後にはminnaで輪を作ってのストレッチ

その際に森脇選手は橋本選手へひたすら話しかけます

目を細めながらウンウンとうなずく背番号33

そこへは加賀選手と興梠選手も加わり、和気あいあいな雰囲気でした

午前12時17分、練習は終了

「私の目からは、選手達はフレッシュで良い顔をしているように見えた」

と振り返る監督は、クラブハウスへ引き上げる際に2階から様子を見守っていた”レジェンド”を見つけるやいなや、

「ヤマー!トレーニング!!」

ご機嫌よさげ、とても晴れやかに頬を赤くしていました

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練習後、監督は高木選手を呼び止めます

少し言葉をかけ、温かなハグ

背番号13のアタッカーは、このように明かします

「『元日のガンバ戦の試合、良かったぞ』って褒めてもらった。オフに入る前、試合が終わった後もずっと言ってくれてたんですけど、あれを自分は続けなければならないかなというふうに思っています」

――よりそういったイメージを持った上で、2015プラスアルファで良い入りができそうな感じが…

「そうですね。やはり、基本、ベースはあれくらいにしてやっていければもっと結果が出せるんじゃないかなって思っています。新しい力が加わって、また競争というのが激しくなると思うので、そういう部分で自分は負けないようにしないといけないなというふうに、また気持ちが少し引き締まったかなというふうに思います」

――そして、背番号が変わりましたが、そのあたりはいかがですか?

「やっぱり改めて、ロッカールームに13って書いてある練習着だとかやっぱり置いてあると、凄くまた気が引き締まるっていうか、重みもやっぱり感じますし、その辺でやっぱり自分は《この背番号背負ってしっかり結果を改めて出していかないといけない》って思っている。まぁ、すごく気負いすぎてもいけないと思うので、まぁ、その辺は啓太さんも『自分色にしていってください』って言ってくれたので、新しい背番号13番に、高木俊幸としての13にしていけたらいいかなって風に思っています」

――自分から申し出たのですか?

「チームの方から一応、選択肢をいただいて、それですごく悩みましたけど、つけさせてもらうことにしました」

――清水時代もしている時期があったと思いますけど、この番号に対する思い入れというのは?

「そうですね、清水の時から3年間つけた番号なんで、その辺での愛着だったりとかってのがあるんで、また背番号13番になるってうれしいですね」

――啓太さんからのお話を聞きましたけど、逆に高木選手からの意気込みというか、どのように伝えましたか?

「まぁ、自分は『とにかく頑張ります』そういうようなことですかね」

――昨年以上に思い切りよくドンドン闘ってほしいと思いますので、改めて決意のほどを

「本当に今年こそはチームとしてタイトルが必要だと思うので、今年こそはしっかりとタイトルが獲れるように自分個人の結果としてもそうですけど、まず一番にチームの結果を出すために、自分はそこに全力で力を注ぎたいと思うので、一緒に戦ってもらえたら、また1年間一緒に戦ってもらいたいかなって思います」

――元日のガンバ戦の動きに加え、ゴール量産だと、どんどんみんなが幸せになると思うので楽しみにしてます、本当に。

「そうですね、そこが一番の仕事にはなってくると思うので、その辺はしっかり意識してやっていきたいなと思います」

――ありがとうございます。今年もよろしくお願いします。

「よろしくお願いします!」

ベストを尽くし、ベストを上回る

それがひとつの力となったとき・・・

いわずもがな、2016年は始まったばかり

すなわちここから先は、どうにでも出来ます

よしっ!行こう

201601151447000「光栄だし責任を感じている。9番に相応しいプレーヤーだと思われるようにそういった結果を残したい」(武藤選手)

「タイトルを獲るために変化を与えたいと思って」(柏木選手)

「5番だけど10番を背負った立ち位置で振る舞いたい(笑)」(槙野選手)

 

高木選手インタビュー、監督の抱負、柏木選手&槙野選手&武藤選手の意気込みは、このあと19時からの「You’re The REDS」でお届けします

では

 

12月28日 前日

どうもです

天皇杯準決勝を翌日に控えたきょう、練習は午前10時から始まりました

中2日の日程に配慮し、約40分間、ジョギングやボール回しといった軽めの調整で終了しています

あすの対戦相手は柏

であればやはり、高木選手を連想します

「自分は割と公式戦という部分では間隔が空いているので、まだ出るかどうかわからないけど、コンディションはもちろんフレッシュで良い方で問題ない。あとは気持ちを持っていくだけ」

 ――まずは目の前の試合。そして決勝までを考えれば6日間で3試合を闘う過密な日程です。であれば総合力が大切。高木選手のように2つのポジションをこなせる選手の存在はチームにとってありがたいし、相手にとっては疲れた中でそのスピードに応対しなければならないのは脅威なはず

「まあ、僕だけというか、チーム全体としてそれは言えること。サブとしてもそうだし、サブに入っていない選手もケガや出場停止に備えて全員が良い準備をしていくことが必要。その辺でひとつになれるチームが元日に勝利を手にすることが出来ると思う」

――同じくサブの立場にいた李選手の活躍は刺激になってますか?

「そうですね、自分がやっぱり出たときに結果を出せるように良い準備をしたい」

――李選手もそうですが、高木選手だって練習のゲームでゴールを量産しています。特にラストゴールを決める率が高い印象です

「そうですね、まあ特にそういった勝負所にはこだわって練習をしている。やっぱラストゴールを決めて練習を終えられるというのは凄く気分が良いので、意識して狙っているので、それが元日のラストゴールにもつながればと思う(ニヤリ)」

――柏戦といえば、ぜひ再現を

 「まあ、あのゴールはラッキーな要素もあったので(苦笑)またスッキリしたゴールを決めたいというのもあるし、良いイメージを抱ける相手に対して、しっかりと継続して良いイメージを持てるように。勝利が一番だけど、フォワードとして大事なことなので点を狙っていきたい。チャンスがどんな形で来るかわからないので、特にフォワードとしてその辺はアラートにして常にやっていきたい」

 ――味スタで2試合というのも、高木選手にとっては良い巡り合わせでは?

 「まあ、ホームみたいなもの。というか慣れてはいるので、割とやりやすいんじゃないかな(笑)」

浦和の大洋・高木選手のインタビュー及び試合前日監督会見の模様は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

そして、第95回天皇杯準決勝・浦和レッズ対柏レイソルが開催されることに伴い、REDS WAVEではあす火曜日の番組編成を以下のように変更します。

試合直前情報をお伝えする「Come On! REDS」、試合後には監督及び選手のコメントを中心にお届けする「REDS After The Match」でお楽しみください。

11:00-11:55 くらしプラザ(短縮)
12:00-12:55 Come On! REDS
15:00-15:55 アフターヌーンパラダイス(短縮)
16:00-17:55 REDS After The Match
18:00-18:55 Evening Pass(短縮)
※実況中継はありません

では