どうもです
新しいシーズンのスタート
新鮮な空気に満ちたグラウンドが、今季始動への高揚感を助長します
練習前にはミーティングを実施
「2週間弱の休みのあと、選手はどう思っていたかわからないけど、私は彼らと会えなくて非常に寂しかったので非常に嬉しい思いを持って顔を合わせた(ニッコリ)ミーティングでは淵田社長と山道強化本部長がお話をされたので、私の方からは短い挨拶程度の話をさせてもらった。キャンプで充分に時間があるので、選手達とはそこで色々と話したい」(監督)
コーチ陣がピッチ上にボールやポール、マーカーを設置し準備は万端
午前11時、選手が姿を現します
一番乗りの高木選手と関根選手は、揃って右足で
つづいて、慣れた様子でほんのり小麦色の宇賀神選手→2年目の大原となる福島選手→朝食は好物の卵かけご飯?阿部選手→引き締まった表情で武藤選手→ヒゲが程良く伸びた 興梠 選手→好きなおかずはステーキ・メラメラと那須選手→
「大ちゃん、紐はぁーー?」と気遣うも聞かれていなかった森脇選手は今年も日焼け顔
→スラッと橋本選手→踏みしめるように慎重な足取りで駒井選手→風を切るように梅崎選手→やっぱり爽やか岩舘選手→サポーターに「おはよう!」と挨拶をして李選手→
モソーっと(※内に闘志を秘めつつ)黒髪の永田選手は美味しそうにガムを噛みながら
→加賀選手と石原選手は落ち着いた様子で横並び→右手の黒いサポーターが元日の激闘を物語る槙野選手は小走りで→スポマフと手袋を装着し、防寒対策バッチリの平川選手→膝から下が長い自然体の青木選手→ズラタン選手とイリッチ選手は仲良く談笑→緑の芝にテンションアップ!?大谷選手
といった順でした
午前11時5分、まずは人工芝ピッチでの体幹トレーニングから
自然発生的に「行きましょう!」と声が行き交うムードの中、今季初練習が始まりました
新たに導入されたニューゴムチューブでの斜め立ち懸垂に、「これはやばい!」(梅崎選手)、「なあにコレ!?」(森脇選手)
イリッチ選手も興味津々の様子で、通訳の力を借りながら楽しそうに筋肉に負荷をかけます
午前11時12分には天然芝ピッチへ戻り、2人一組でのボールを使った基礎練習(ズラタン選手&イリッチ選手、李選手&橋本選手、阿部選手&大谷選手、高木選手&関根選手、那須選手&宇賀神選手、梅崎選手&天野コーチ、駒井選手&福島選手、石原選手&岩舘選手、興梠選手&森脇選手、槙野選手&武藤選手、加賀選手&青木選手、平川選手&永田選手)
午前11時15分、選手によっては給水を挟み、「10分走るよ!」(野崎AT)二手に分かれ、ピッチを外周します
一方のグループの先頭を走った槙野選手はとなりの梅崎選手へ、「映像で見たけどサイドバックやしめっちゃ持ち運べる」・・・あの新加入選手についてでしょう
どの選手も段々と額に汗、今年の冬が例年より暖かいことを実感させれます
午前11時28分、軽めのストレッチ→午前11時32分、3グループに分かれての”鳥かご”へ
このタイミングで、
「オハヨウゴザイマース!」
と、にこやかに監督が登場、つづいて柏木選手(ウォーキングやジョグで調整)
どのグループも始動日とあってか、なかなかボールはつながらず
その分、喜怒哀楽の賑やかな声が聞こえてきます
午前11時43分、サポーターとメディアに「今年もよろしくお願いします」と満面のスマイルで西川選手が出てきました(ウォーキング調整)
午前11時47分、給水タイム
つぎは、両タッチラインのコーナーフラッグ付近へは互い違いにマーカーが設置されての素走りです
「いつもの試合後のクールダウンのイメージで」(野崎AT)
開始前、選手によってはボールと戯れていると、
「モリーーーーッ!」
なぜか森脇選手だけは監督に怒鳴られていました
走行中、沿道の指揮官はマラソン応援のごとく各選手を片手ハイタッチで激励
こういったところも人心掌握に欠かせない要素なのでしょう
高木選手とコミュニケーションを取りながら走っていた駒井選手については、「ゲマッ!」と優しく背中を押されていました
お昼の12時には逆回りをし、約10分後にはminnaで輪を作ってのストレッチ
その際に森脇選手は橋本選手へひたすら話しかけます
目を細めながらウンウンとうなずく背番号33
そこへは加賀選手と興梠選手も加わり、和気あいあいな雰囲気でした
午前12時17分、練習は終了
「私の目からは、選手達はフレッシュで良い顔をしているように見えた」
と振り返る監督は、クラブハウスへ引き上げる際に2階から様子を見守っていた”レジェンド”を見つけるやいなや、
「ヤマー!トレーニング!!」
ご機嫌よさげ、とても晴れやかに頬を赤くしていました
練習後、監督は高木選手を呼び止めます
少し言葉をかけ、温かなハグ
背番号13のアタッカーは、このように明かします
「『元日のガンバ戦の試合、良かったぞ』って褒めてもらった。オフに入る前、試合が終わった後もずっと言ってくれてたんですけど、あれを自分は続けなければならないかなというふうに思っています」
――よりそういったイメージを持った上で、2015プラスアルファで良い入りができそうな感じが…
「そうですね。やはり、基本、ベースはあれくらいにしてやっていければもっと結果が出せるんじゃないかなって思っています。新しい力が加わって、また競争というのが激しくなると思うので、そういう部分で自分は負けないようにしないといけないなというふうに、また気持ちが少し引き締まったかなというふうに思います」
――そして、背番号が変わりましたが、そのあたりはいかがですか?
「やっぱり改めて、ロッカールームに13って書いてある練習着だとかやっぱり置いてあると、凄くまた気が引き締まるっていうか、重みもやっぱり感じますし、その辺でやっぱり自分は《この背番号背負ってしっかり結果を改めて出していかないといけない》って思っている。まぁ、すごく気負いすぎてもいけないと思うので、まぁ、その辺は啓太さんも『自分色にしていってください』って言ってくれたので、新しい背番号13番に、高木俊幸としての13にしていけたらいいかなって風に思っています」
――自分から申し出たのですか?
「チームの方から一応、選択肢をいただいて、それですごく悩みましたけど、つけさせてもらうことにしました」
――清水時代もしている時期があったと思いますけど、この番号に対する思い入れというのは?
「そうですね、清水の時から3年間つけた番号なんで、その辺での愛着だったりとかってのがあるんで、また背番号13番になるってうれしいですね」
――啓太さんからのお話を聞きましたけど、逆に高木選手からの意気込みというか、どのように伝えましたか?
「まぁ、自分は『とにかく頑張ります』そういうようなことですかね」
――昨年以上に思い切りよくドンドン闘ってほしいと思いますので、改めて決意のほどを
「本当に今年こそはチームとしてタイトルが必要だと思うので、今年こそはしっかりとタイトルが獲れるように自分個人の結果としてもそうですけど、まず一番にチームの結果を出すために、自分はそこに全力で力を注ぎたいと思うので、一緒に戦ってもらえたら、また1年間一緒に戦ってもらいたいかなって思います」
――元日のガンバ戦の動きに加え、ゴール量産だと、どんどんみんなが幸せになると思うので楽しみにしてます、本当に。
「そうですね、そこが一番の仕事にはなってくると思うので、その辺はしっかり意識してやっていきたいなと思います」
――ありがとうございます。今年もよろしくお願いします。
「よろしくお願いします!」
ベストを尽くし、ベストを上回る
それがひとつの力となったとき・・・
いわずもがな、2016年は始まったばかり
すなわちここから先は、どうにでも出来ます
よしっ!行こう
「光栄だし責任を感じている。9番に相応しいプレーヤーだと思われるようにそういった結果を残したい」(武藤選手)
「タイトルを獲るために変化を与えたいと思って」(柏木選手)
「5番だけど10番を背負った立ち位置で振る舞いたい(笑)」(槙野選手)
高木選手インタビュー、監督の抱負、柏木選手&槙野選手&武藤選手の意気込みは、このあと19時からの「You’re The REDS」でお届けします
では