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10月16日 翌日の平川選手、森脇選手

どうもです

激闘、そして歓喜から一夜明けたきょうの午前、選手達はクールダウンで調整

「おめでとう」

あらゆるところでそんな声が行き交う、和やかな時間が流れました20161016_105926-1

◇◆◇平川選手◇◆◇

――あの準決勝の平川さんが出てきての…。アレがなかったら、と思うと、一つ一つのプレーが、優勝に結びついたと思うと…

「そうですね。チーム全員で獲ったと思うし、ああいう形で優勝に貢献できて非常に自分も嬉しかったし、まぁ、だから、やってきたことを変えずに最後まできっちりと準備して、またそういうチャンスがあったら、来ることを考えながらトレーニングをしていきたいと思います」

――1周回った後、平川コールがありましたが、それも、そういうサポーターの気持ちだと思います

「そうですね。そういう気持ちに応えられるようにきっちりやっていきたいと思います」

――ちょっと照れくさそうにしているようにも…

「そうですね(苦笑)メンバーにも入っていないのに、試合にも出ていないのにコールされるのは恥ずかしかったけど、その気持ちというのは届いたし、やり続けなければいけないなと思いました」

――何か1つタイトルを獲ることで、トントントンと、2003年の時もそうだった、カップ戦がきっかけというのがあったと思いますが、明るい兆しとか…

「本当に、大一番という試合は特別なものだし、そこで勝つというのが本当に今後のレッズのサッカーにとって一つだけ足りない部分はそこだと思うから、そういった大一番、勝負に勝ててタイトル獲れたというのは、非常に文句を言うところないし、レッズはどこも止められないというくらいになれるように、またリーグも引き続き頑張りたいと思います」

――ACLの時、5人目に蹴りましたが、あの遠藤選手の心境というのか、何か…

「まぁ、今日ちょっと朝、話をしたけど、他のみんなよりかはプレッシャーがないのかな、と、逆に。1人周作が止めてくれてるし、外してもサドンデスという部分で少し余裕を持って蹴れたのではないかなと、自分もそうだったけど。でも、俺より良いコース蹴っていましたよね(笑)俺は触られてマジ危なかったし、ギリギリでしたが良かったです(笑)」

――そういう局面、今年また迎えるでしょうから、その時、平川さんの力を頼りにしていますから

「頑張ります!」

――ちなみに、午後は浦和駒場に懐かしい方々が集まりますが、会いに行ったりは?

「まだ俺はOBじゃないから、行ったら俺もそうなっちゃうから(ニコリ)」

※午後に行われた【浦和駒場サッカーフェスティバル2016】の話題は、今週水曜日かも木曜日にお届けします。内舘秀樹さん、阿部敏之さん、斉藤豪人さん、山田暢久さん、池田学さんにインタビューしました。

「身近な存在の平川先輩(清商OB)がまだまだ頑張ってくれているので、陰ながら応援しています。まだまだ頑張ってもらいたいです」(池田学さん)20161016_133805-11

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◇◆◇森脇選手◇◆◇

――一夜明けていかがですか?

「まぁ、嬉しいですが、そんなにまだ実感はないですね。昨日カップをみんなで掲げた時にはそういう実感はありましたが、きょうはもう次に向かっている感じですね」

――ってことは、実感があったと

「昨日だけありましたね!昨日みんなでカップを掲げた時に、紙吹雪っていうんですか、バーッて、やっぱりあの光景は素晴らしいなというのはありましたね」

――で、単独でカップを掲げた瞬間の盛り上がりというのも、ハイライトシーンでした

「そおでしたね~!1回目はみんなシカトかなと思っていましたが、2回目は喜んでくれるかなと思ったら2回目も全然みんなでシーンとしていたので、なおかつサポーターもブーイングだったので、いつまでもこういうキャラなのかなという感じでしたが、嬉しかったですよね、やっぱり」

――求めていた通りでしたか?

「まぁ、求めていた部分と半分期待を裏切ってくれるのではないかという両方があったので、半々でしたね(汗)」

――でも、愛されている証じゃないですか?

「本当に愛されているかわかりませんが、でも、僕にとっては一番幸せな空気でした。チームメイトもそうだし、サポーターの皆さんも、ブーイングって言うんですか、そういうのをしてくれて、何か僕も幸せになったというか…。おかしいですけどね、普通は。でも、嬉しかったです」

――ここ(左頬に傷)、どうしましたか?

「ここは相手にやられたか…でしたね」

――勲章?

「もう、本当に戦った証じゃないかと思っているので…。でも、120分、PKになる前に決着つけたかったですが、みんなが頑張った成果ではないかと思います」

――延長後半、ゴールライン際で…というところでの…

「もう、本当に信じてボールを追いかけて良かったなと。もしあのまま諦めていればラインを割っていたかも知れませんが、何とかはじき出したいという思いで体が自然に動きましたが、本当にアレを危機一髪というのではないかなと、それくらいもう、多分ライン上だったので、しっかり、第5審判? 追加副審の方もしっかり見てくれたので、クリアできて良かったなっていうのはありましたね」

――「浦和レッズのために」という思いがそうさせたと

「本当にそうでしたね。本当にレッズのために頑張りたかったですし、やっぱり僕はこうやって加入させてもらって、タイトルを獲りたいという思いでずっとこの4年間やってきたこともあるので、そういう思いで昨日も、とにかくどんなプレーであっても、最後まで諦めずにやろうとというのがあったので、その成果というか、これまでやってきたものが実を結んでというところで、非常に嬉しかったです。もう、感極まりましたよ」

――自ら?

「勝利した後ですよ」

――本当に一つ一つの積み重ねで、今までも寸前までいっていたがもう一歩というところで…

「本当それですね。ここまでタイトル獲ってもおかしくないシーズンがいくつもありましたが、中でなかなかタイトル獲れなかったというところで、何というか、いわゆる勝負弱い浦和レッズ、大事なところで勝てないねと、そういう言われ方をずっとしてこられましたが、ある意味、ここ最近そういう言葉に慣れたというか…。おかしいかもしれませんが、その言葉になれて、でも心の中では『今に見ておけよ。絶対タイトル獲ってやる。こんなものじゃ終わらないぞ!』という強い気持ちをずっともって取り組んできたので、そういうところでそういう気持ちが一つ表れて良かったなと。本当に浦和レッズの歴史に少しは名前を刻むことが出来たのではないかという思いはあります」

――生バナナルヴァンを食べておいて良かったと

「良かったですね。反響がどうだったか全くわかりませんでしたが、チームメイトからインスタグラムか何かですね?YouTube?それで、何かみんな他の選手が『よく、バナナだけであんなリアクションとれたね』っていう話をしましたが、まだ映像は見られていませんが、まぁ、あのおかげが少しはパワーになったかなと思っています」

――来年はルヴァンカップと「もうひとつのルヴァンカップ」、両方、ダブルで…

「ダブルで…、どこが優勝しましたか?」

――中村憲剛さんの…

「川崎? それは知名度もあるかな? やっぱり…」

――レッズは5位

「5位だったですか? 5位か…。入賞? まぁ、来年は…」

――バナナだけであそこまでよく頑張りました

「でも、ちょっと悔しいですね(汗)」

――凄く良い編集していましたよ

「本当ですか? どうやって見られますか?」

――「森脇 ルヴァン」とか検索すれば…

「で、出ますか? You Tubeで。ちょっと検索して見てみたいなと。でも、5位は悔しいですね。もうちょっと、せめて3位以内くらいに入りたかったので。もう、ちょっと悔しいですが、来年は今仰ってくれたようにダブル受賞できるように、ダブルで優勝を勝ち取れるようにやりたいなという風には思いますね」

――そっちならブーイングでなくて歓声に包まれたかも…

「確かに。僕のトーク力が足りなかったのか、バナナメニューがダメだったのか、知名度の低さだったのかわかりませんが、そっちの敗因もしっかり考えて、今後に生かしていきたいなと思います」

――さっき愛の話になりましたが、奥様から「今後の良太次第」と言われていましたが、1個満たしたのでは?

「いやぁ、本当に奥さんも、嫁さんも、非常に、帰ったら笑顔で迎え入れてくれたので、やっぱりそういう笑顔を見ると嬉しくなったというか、ドンドンドンドンこういう光景をもっともっと味わいたいなというのはありましたね。まだまだ今年もタイトル獲れるチャンスがあるので、また奥さんの笑顔をもらえるように頑張りたいなと思います」

――サポーターも…

「はい、もっとがんばりたいなと思います」

――そこが始まりですよね

「もう、まちがいないですよね!これを1個獲ったことによって何か殻を破っていけそうな、感じがあるというか、ドンドンドンドン突き進んでいけそうな感じもあるので、この1個のタイトルで満足せずに、ドンドンドンドンJリーグ、天皇杯、クラブワールドカップと、今年タイトルを総なめにしたいなという思いがあるので、しっかり、サポーターの皆さんのサポートをまた受けながら、頑張っていきたいなと思います」

――全部獲ればもうブーイングはないですよ。

「ないかな? それはそれで寂しいけど…。ブーイングは受けたい気持ちもあるので、もしブーイングが無くなってしまえば寂しいですが、サポーターの皆さん、レッズのサポーターとタイトル獲れたというのは僕の人生の中で一番と言っていいほど嬉しかったです」

――本当に?

「その時その時に一番はありますが(苦笑)次、もし優勝すれば、それが一番に…」

――更新されていく…

「そう!更新されていくので、ドンドン。そういう感じですね。またみんなで喜びたいと思います」

――それをたぐり寄せてくれてありがとうございます

「いえいえ、こちらこそありがとうございます」

――またよろしくお願いします

「頑張ります」

平川選手、森脇選手のインタビューは今週の「You’re The REDS」でお届けします

では

9月6日 「もっと良い自分になれるように、良い6週間だったと思ってまたこれからも」

どうもです

今週からは夏前と同じく、午前10時から練習が始まりました

オフ明け恒例のフィジカル系メニューでの調整が行われ、今週土曜日には埼スタでの鳥栖戦に臨みます

「ケガも癒えた。もう一度力を注ぐポジティブな時間を過ごせた」(槙野選手)20160906_111721-1

◇◆◇平川選手◇◆◇

――先週土曜日からはゲーム形式に参加(約1ヶ月半ぶり)していて、久々にプレーしている姿が見られてとても嬉しいです。ご自身、お気持ちはいかがですか?

「自分としても久々で楽しかったし、やっぱりサッカーやるというのは素晴らしいなと改めて感じました」

――ケガした瞬間というのは、今振り返っていかがですか?

「うーん…。瞬間というのは(左足の)やっぱり痛みだったりが強かったし、思い出しても、少し、怖い思い出というか。そういった思い出もありますが、ただ、あのケガによってまたもう一度作り直すことができたし、まだケガは完ぺきではありませんが、もっと良い自分になれるように、良い6週間だったと思ってまたこれからも取り組んでいきたいと思います」

――見てても「コツコツッ」って凄い音がしたので、最初はスパイクとかすね当てとかの音であることを願っていましたが、かなり骨に衝撃が走ったような…

「そうですね。骨もそうですし、足首の内側も前も外側もほとんどダメだったので、そんな中で重い骨折だったりはなかったので、本当に不幸中の幸いで、あの状況では一番軽いケガで済んだのではないかと思います。司も大きなケガしてしまったし、本当にサッカーをやっている中ではああいうのは本当に紙一重で、司のプレーも見た感じよくありそうなシーンだったし、でも、少し間違えればああいう大ケガになる部分で自分もしばらく大きなケガをしていなかった中で、久々のケガで、そういう部分でも、もう一度良い考える時間だったのかなと思います」

――平川選手にとってこの夏というのは?

「楽しいサッカーという部分で離れてしまいましたが、本当に自分を見直す良い期間だったし、もう一度身体、フィジカルの部分で良いトレーニングが野崎さんを中心に天野さんと一緒にしてくれたので、コンディションも上がってきているし、これから終盤チームの役に立てるようにきっちりやっていきたいと思います」

――清商の夏を思い出したのではないですか?

「そうですね(笑)清商はもうちょっときつかったと思いますが(苦笑)でも、今はそういうコンディショニングのプロの人達を交えて、追い込み過ぎて逆にケガが悪化しないように、本当に慎重にできる限りのことをやってくれたので、もうとにかくここからまた自分自身できっちりやってきたいと思います」20160906_111936-1――終盤、チームとして大事な部分、自分がどう貢献していきたいか、そのあたりの意気込みを

「とにかく良い準備をして、どういう場面でもきっちり自分の仕事ができるように準備だけは怠らず最後の最後までやっていきたいと思います」

――先ほど、梅﨑選手のお話も出ましたが、「その分も」という気持ちも…

「もちろん、大きなケガをして一番きついのは司自身だと思うので、いろいろな部分でサポートしながら、あとはピッチでチーム全体で勝利していくことが司の焦りだとかの部分もなくなってくると思うので、きっちりケガを治すことに集中させるためにも、チームとして良い成績を残していきたいと思います」

――多くの方々が平川さんのプレーを待ち望んでいるので、本当に楽しみにしています

「はい、頑張ります!(ニコリ)」

”ここぞ”へ準備を進めるレッズの精神的支柱

頼りにしてます

平川選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

 

6月28日 「年齢と共に出場機会が減ってくる中でも、その中でもね、自分らしさを出せるように」

どうもです

2連休を挟み、リーグ後半戦へ向け、トレーニングはきょうから再開しました20160628_111956-1

練習開始前には室内で、セカンドステージから導入される新しい競技規則の確認が行われ、その後は恒例のフィジカル系メニューでの身体起こしを実施

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笑顔の絶えないリラックスムードでしたが、懸垂やシャトランなどといった負荷のかかるメニューでは真剣な表情が垣間見えたことから、週末の折り返しゲームへ、選手達の程よい緊張感も感じ取れました
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◇◆◇平川選手◇◆◇

――先日の神戸戦、ベンチから戦況を見届けましたが、感じたことなどはいかがですか?

「とにかく試合内容がね、非常に難しい中でも本当に、連戦最後の試合でみんなが身体を張って、非常に良い内容、そして結果共にね、非常に良い試合を本当に出来たなという部分。そこのね、メンバーとしてベンチに入って一緒に闘えたことは凄い嬉しいことでしたね、はい」

――やはり、あの空間は良いものですか?

「やっぱりピッチにいるということはね、上から見ているのと違うし、またね、そういう中で熱い部分というのを直に感じられたのでね、やっぱり自分もまたピッチに立ちたいし、そういう気持ちを非常に強くさせてくれました」

――試合後に【WE ARE DIAMONDS】を歌っている時の平川選手が見せた何とも言えない表情が印象的です。やっぱり、赤いユニホームが似合うなぁと思いました

「フッ(笑)そうっすか!?まあやっぱね、みんなで試合のあと歌えるというのはね、良いことだなと思いますね(ニコリ)」

――チームとしては3連敗のあとホームできちっと2連勝できたというのは大きかったと、きょうの雰囲気からも見て取れます。後半戦へ、良い感じに行けそうな感触はありますか?

「うん!非常に難しいね、3連敗のあとの東京戦で2失点から始まり、非常に厳しい精神状態というかね、そういったメンタルの状況からあの試合をひっくり返したというのは、ただの1勝じゃなくてね、シーズン通して恐らく価値のある大きな1勝だったと思うのでね、あの苦しい試合を乗り越えたことで、神戸戦も心身共に疲れている中で、みんな最後まで走っていたし、やっぱそういう“勝ちに飢える”という部分が非常に出ていたと思うので、セカンドステージがまた始まるけど、非常に良い入り方が出来るんじゃないかなぁという風に思うので、今週末の福岡戦、きちっとした入りをして良いスタートを切れればね、今の良い雰囲気というのを続けていけるんじゃないかと思います」

――昨年は追われる立場で、今年は追う立場。その違いをどう感じますか?

「まあどちらが楽かといえば恐らく、追う立場。気持ち的にも楽だと思うし、追われる方は勝ち続けるしかないという部分で、色んなプレッシャーを特に最後の方は感じてくると思うし、本当に1試合1試合大事に戦って、シーズンが終わる頃に一位でいられるように、大事に闘っていきたいです」

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――ご自身としてのリーグ前半戦を振り返ってみて、いかがですか?

「まあ自分としてはね、出場機会もなかったし、非常に苦しい中ではありましたけど、ただね、そういった中でも残っている組の選手達と非常に良いトレーニングを積めているから、どっかでね、これから夏を迎えて終盤、けが人だったり疲れが出てくると思うので、そこできちっと…起用してもらった時に結果を残せるように良い準備を続けたいと思います」

――この半年間、こんなに平川選手の試合でのプレーを観られなかったのは初めてです

「まあ、いち選手として試合に出ることを目標にやり続けるしかないし、そういった部分…年齢と共に出場機会が減ってくる中でも、その中でもね、自分らしさを出せるように、チャンスが来たときのことをきっちり考えて良い準備を続けたいと思います」

――スピードはもちろんのこと、最近はボディコンタクト時のパワーが増しているようにも見えますが?

「まぁでも今年、野崎さんが色々採り入れてくれていますので、上半身のトレーニングも今年はかなりやっているので、まあ、僕だけじゃなくチーム全体としてそういった成果が、これからもっと出てくるんじゃないかと思います」

※最後は質問ではありませんが、その言葉を伝えたあとに見せてくれた・・・

――神戸戦では選手紹介の際、岩沢さんが平川選手の名前をアナウンスしたとき、凄く大きな拍手が沸いた印象です。みんな待ってるんだな、と改めて感じたので、そのサポーターの気持ちを忘れないでいていただきたいと願います

「はい!がんばります!ありがとうございます!!(ニッコリ)」

とてもとても明るい表情が、今でも目に焼き付いています

次は試合のピッチで、ここぞの場面で自身の存在を示してくれることでしょう

そう確信しています

平川選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

5月2日 「その中でこそ見出せる自分の魅力というものもね、日々模索している」

どうもです

あすはACLグループリーグ1位突破のために大切な浦項戦

前日公式練習を見た感じからすると、スタメンにはJ1リーグから大幅な入れ替えがありそうです

◇◆◇平川選手◇◆◇

「浦項にはアウェイで負けているので、予選突破が決まっているけど、1位通過を目指してきっちりホームで勝利したい。前回、浦項と対戦した時の印象としては、個々で良い選手がいるし、危険な選手はいるけど、うちがきっちり自分達らしさを出せれば充分に勝てる相手だと思うので、ホームだし立ち上がりから気を引き締めていきたい。どの選手が出るかわからないけど、普段出ていない選手がチャンスをもらう中で、いかに自分をアピールするかという部分も大切になってくるけど、まずはチームとして今まで好調を維持できている、高い位置からのプレスなど色んな規律があるけど、それをどんなメンバーが出ても90分を通して同じサッカーが出来るっていうのをまず、証明する必要がある。普段出られない選手がチームを支えているといっても、チームのために我慢している部分もある。やっぱりみんな試合に出たいし、自分という存在を証明したいはず。その鬱憤を晴らす場所としてあしたはきっちりとしたパフォーマンスを見せて、チャンスを与えられた選手は監督にも”こういう選手がいるぞ”と見せつけることで、今出ている選手達に刺激をもたらせれば、またチームにも良いものをもたらせると思う。本当に、チャンスがあれば出たときは、きっちり今のチームの流れを崩さないように、ハードワークしないといけないと思うし、その中で自分らしさという部分も出せたらと思う」

――1日遅れですが、お誕生日おめでとうございます!

「まあ1年1年ね、歳を取っていくということはね、少なからず体力的なパフォーマンスが落ちていく中で、自分らしさ・・・その中でこそ見出せる自分の魅力というものもね、日々模索しているし、そういった部分をチャンスが来たら出せるように、またあしたもそういった機会があった時に出せるように頑張りたい。(今なおJ1で優勝争いをするチームの柱としてプレーできているが)それは、このチームに感謝しないといけないし、普段の練習でも紅白戦があるけど、常にJリーグトップクラスの戦力とそれが出来ている。そういう意味では刺激がいっぱいあるチームの中で、第一線のチームで毎日練習できているというのは、自分にとってももの凄くありがたいことだし、こういう環境にね、身を置かしてもらっていることで、この歳まできっちりやれていると思うので、周りの選手、監督スタッフに感謝しないといけない。(お子さんも父親がサッカー選手だと)わかる歳になってきているのでね、なかなか機会は減っているけど、チャンスをものに出来るようにきっちり準備はしていきたい。どんな形であれ、チームが優勝するために持てる力、色んな役に立てる部分、色んな部分でね、一員として優勝に貢献できるように頑張りたい」

平川選手のインタビュー詳細、ペトロビッチ監督と西川選手の試合前日公式記者会見の模様はこのあと夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

3月9日 「“細かいことが試合につながる”というのを教えてもらった方」&「監督を信じるしかないからね」

どうもです

福岡戦3日前201603091154000

きょうについて言えば、ひと月前にタイムスリップしたかのようなヒンヤリ冷たい空気でした

大原での練習は午前10時からスタート

曇り空も相まって、照明に火が灯る中、ウォームアップ後は9対9でのハーフコートゲームへ

監督は「パススピード」と「タイミング」を強調

そしてゲームの後半、給水明けの際には、ジュビロ戦を踏まえた指導を加えます

「シャドーがあまり早く落ちてきてはターゲットにならない。動き出しのタイミングを考えるように。全部をもらおうとしなくて良いから。タイミングが大事。味方との連動をしっかり持って、考えて」

練習は午前11時25分、左サイドから流れてきたボールをズラタン選手が頭で後方にすらし、そこに待ちかまえていた梅崎選手が冷静に左足で蹴りこみラストゴール

連動性の感じられるフィニッシュでした

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代表組不在に伴い人数は少なかったものの、この時期だからこそ自身の存在を示せた選手もいるでしょう

平川選手は右サイドからのカットインでペナ内右45度に侵入し、左足で豪快にニアハイを突くシュートでゴール

相変わらずの安定感です

練習後には、ルーキーイヤーに間近に存在した”お手本”で次の対戦相手の指揮官である井原監督についてお話を聞きました

――2002年、選手時代の井原さんと一年間プレーしたというのは平川選手にとってどのように残っていますか?

「うーん、そうですね、僕が新人でね、右も左も何もわからない状況で本当に・・・井原さんは新人選手と一緒に寮に住んでいたので、そういった意味では触れ合う機会が多かったし、色んなものをまず第一に勉強させてくれた人物の1人。非常に偉大な先輩。(サッカー少年の頃は)あんまり試合とかを観なかったし、そんなにサッカーを観て育っていないので、そこまで逆に偉大さを感じすぎてというよりは、《あー有名で素晴らしい選手》と一緒にできるというのは、非常に嬉しいと思ってやっていたぐらいですかね」

――福田正博さんとは試合前泊の際に同部屋になることが多くて、気を使って早めに寝ていたそうですが、井原さんはもう少し・・・

「そうですね、フクさんの方が威圧感はあったかなぁって感じだけど(苦笑)井原さんは本当に優しいお兄さんという感じ(笑)」

――特に印象に残っている思い出はありますか?

「特にこれといってはないけど、本当に練習から、試合から、ディフェンスの面では非常に細かい指示を出してもらったし、『あーいうシーンはこうしていこう』とか色んな話し合いを通じて、選手間でコミュニケーションを取る大切さであったり、そういった非常に“細かいことが試合につながる”というのを教えてもらった方」

――次、監督として対戦できますが、楽しみな面が強いのでは?

「そうですね~(しみじみ)昨年、素晴らしい成績を残してJ1に来たということで、僕たちも“J2から上がってきたチーム”というよりは、“非常に良いチーム”だと思っているし、本当にリスペクトして闘わないといけない。まずは監督が井原さんということで楽しみだし、そういったところまで自分がやれているというのが良かったことだし、井原さんも引退してから指導者の道に行って成功されているので、そういった部分も色んな話を聞けたらと思う」

――平川選手も若い選手に憧れられていて、お手本になっていますから

「いえいえ、はい、頑張りたいと思う」

――花粉症でツライのにすみません

「大丈夫です(ニコリ)」

李選手も試合に出れば何かをしそうな気配をプンプン漂わせています

――この間のジュビロ戦ですけど、ベンチからのあのオーラとかを見ていても、何かやってくれるんじゃないかなって期待もあったんですけど、どんな風に見ていましたか?

「体も良いし、練習中も疲れてないしね、チャンスが来れば直ぐ出たかったですけど」

――昨年からの良い状態が続いている感じがします

「まぁ、準備しているだけなんでね、使う、使わないは監督次第だし、あそこはね、監督を信じるしかないからね」

――顔のことで恐縮ですが、、ここの傷(右眉の上)が痛々しかったんですけど、どうやら・・・

「治った。それはね、治り早いんで(ニッコリ)」

――元はといえば何だったんですか?

「あれは、ちょっと当たって、頭が当たってパクリといっちゃんたんです(苦笑)」

――縫ったりとかは?

「縫わなかったですね」

――そうですか。いやぁ、よかったです。もしそのままで続いちゃったら…と思ったんで…

「そうですね(笑)」

――今見たらもう…

「けっこう、肌色になりましたよね」

――そうですよね

「ありがたいです。また、よく見てくれてますね」

――あともう1個、濱田選手、2014年に1年間共にプレーしましたが…

「水輝?」

――練習でのゲームで対峙する場面もありましたが、どんな印象ですか?

「まぁ、頭使ったサッカーをやる選手だなって印象あるんで、身体能力以上に読みだったりそういうのがけっこう冴える選手だなって、感じとしてあります」

――手強いですね、そう考えると。相手も李選手のそういう特徴もわかって…

「そうですね。左利きなんで、左を切ればいいと思っているところを逆手にとりたいと思います(ギラリ)」

平川選手、李選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」をぜひ!

さらには、レッズレディース・筏井選手のインタビューもお届けします

「ジェフの時は、何か分からないけどレッズに負けたくないという気持ちがあった。気持ちや粘りの部分で強さを出して、絶対負けたくないという気持ちでやってきた。先輩にも引っ張られていて、そういうのが強みだと思っていた。レッズは若いというのはあるすけど、そういうことも出来るようになると本当にもっと強いチームになると思う」

お楽しみに

では

2月26日 「一年間通してきっちりと心も体も切らさないように」

どうもです

リーグ開幕前日の練習は、午後1時過ぎにスタート201602261321000

それまで行われたミーティングでは、バイエルンVSユベントスの映像を観る時間もあり、理想のイメージを共有したようです

2日前にACL初戦を闘ったこともあり、コンディションに配慮した調整が中心でした

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とりかご、パス&コントロール、ステップワークといった軽めのメニューで終了

10年ぶりの頂点へ、2016年の挑戦が始まります

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あくまで練習を見ていての印象ですが、平川選手の調子が良さそうです

どんな状況であれ、難しい闘いになるのが開幕戦

経験豊富な精神的支柱に、まずは試合を落ち着かせてもらうこともありなのではないでしょうか

――あすのリーグ開幕を控えて

「まあ、いつもいつも楽しみだけど、今年は特にACLで良いスタートを切れたというのもあるし、本当に、本当にこのチームが悲願のタイトルに向けて良い一歩になるようにJリーグもチーム全体で勝利できるように良い準備していければ良いと思う」

――ご自身の抱負としては?

「15回目の開幕を迎えるけど、非常にここ近年は難しいリーグになっているし、優勝はもちろんのこと、どのチームが落ちるか。エスパルスさえ落ちたという部分を含めても、本当に各チームの差がない厳しい闘いが続くけど、そういう中でチーム全員の力が必要になる時が来ると思うので、僕自身もきちっと準備して、いつ『行くぞ』と言われても良いように一年間通してきっちりと心も体も切らさないようにやっていきたい」

――今シーズンが終わった頃、どのようになっていることが理想ですか?

「チームがタイトルを獲った、その中に自分が出場して勝利に貢献した試合というのが1試合でも多ければ良いと思う」

このチームにおける、10年前のリーグ優勝を経験した唯一のプレーヤーが背番号14

酸いも甘いも、赤いも知り尽くした浦和の兄貴は、今も変わらず眩い光を放ち続けます

その先に輝くはもちろん、シャーレです

インタビュー詳細は、今夜7時からの「You’re The REDS」でお届けします

では