どうもです
立っているだけで、じわじわと汗
黒いものを身に付けているだけで、そこは途轍もない熱を帯びる
大原はまさに、炎天下
湘南戦3日前の練習は、午前9時から始まりましたメインのメニューとして行われたのは、4分の3コート”ペナペナ”での11対11
監督からは主に、お互いの関係性を意識させる指導が入ります
「次の選手がダイレでさばける持ち出し、パスを!」
「あらゆる状況で選択肢を持つように!」
夏場の厳しい暑さの中での闘い
組織として連動しなければ、スタミナは消費するばかりで、効果的な攻撃は生まれません
それを具現化すべく、ビブスの色分けは前線3人のみならず、両サイドも別色を着用することで、中と外の使い分けが意識付けされていました
味方を思いやったパス、走り、声、そしてチャレンジでコンビネーションを高める選手達給水タイムもまめに入りました
4本目の開始前、監督は改めて声を張り上げます
「出来なかったら自分に問いかけろ!《何でイメージしてなかったのか!?》と。練習だから厳しいシチュエーションに取り組んでいる」
再開早々、ビブス組は柏木選手を起点にスイスイとボールをつなぎ、武藤選手がワンタッチゴール
”次の展開”を共有した見事な流れでした
その後、ピンチを迎えるも、那須選手が魂のゴールライン際クリア
酷暑であれども、集中を切らさず午前10時38分、ユース所属の渡辺陽選手が右足での爽快なミドルシュートを西川選手の守るゴールマウスに突き刺し、ラストゴール
各選手が精力的に動き回り、暑さ、熱さ、抜け目なさの感じられる見応え有りなトレーニングでした◇◆◇駒井選手◇◆◇
――時間が変わっても暑い感じですけれど、今、早くなってどうですか? 生活のリズムとか…
「いや、まぁそんなに変わらないと思いますけど、はい(汗)」
――京都の時、真夏はどんな時間に練習していましたか?
「9時です。9時半とか、9時か、一緒くらいでしたけどね、多分…元々京都は多分、9時半やったんで、そんなにずらしたとうアレはないと思いますけど、何時やったか忘れましたね!(笑)多分9時…半、9時…どちらかです」
――さらに気温が上がってきた今の時間、まだゲームをしていたらと思うとゾッとするくらいかとも
「いや~やっぱり、なかなかね、去年みたいに公式戦ずっと出ているわけではないですし、体の筋力というか…ちょっと、まだまだ自分的にはこういう粘りというか、そういうのをちょっと維持しないとなという風に思いましたけど」
――それはもう、しばらく味わっていないというか、体作りというところで…
「そうですね。やっぱり、出ていないってなかなか結構難しいですし、やっぱり試合の中で筋力がこう維持できるというか、試合の中でアップできるというか、練習ではなかなか…うん、やっぱり練習より試合の方が筋力というのはつくと思いますし、それがね、維持できないとパフォーマンスは出せないと思うので、しっかり練習前とか練習後に走ったりしたいなという風にきょう、思いました」
――練習も全力ではあるでしょうけど、試合が100だとしたら練習がどうしても80くらいになってしまいますかね、体の消費量というのは?
「でも、今は暑さもあるし、結構100に近いですけどね(苦笑)しかも、コートが大きくない分切り替えも早いですし、攻守の切り替えも早いので、広い方が距離は長いけれど、うまくコントロールしながら出来たりするので、きょうはほんまに疲れました(汗)」
――ボール回ってくる回数もフルコートなら少なくなるでしょうし…
「それはもちろん、そうです」
――怪我から復帰して最初の2試合に出て、その後出られていない今…という中で考えたこととか、意識している部分とかはいかがですか?
「やっぱり、もっともっと精度を上げないといけないですし、まあきょうみたいにサイドに入った時にもっと質とか、2本くらい絶対にクロスを成功させないといけない場面があったので、そこを成功できなかったし、そういうところはやっぱり、成功させてアピールしていかないと難しいなと思うので、明日も集中して臨みたいなと思います」
――受け方が良すぎた分、ニアをかなりえぐって、その後ちょっと余裕ができてしまった感じで…
「なんかやっぱり力んでしまいますよね。その力みが、力まなくてもしっかり、フォームさえ崩さへんかったら、強くて速いボールがいくので、それがグッと力入ってしまったら、やっぱりあっちゃこっちゃボールが行ってしまうので、そういうところしっかりもう1回、自分の中で整理してやっていきたいなと思いますけど」
――この間、甲府戦で宇賀神選手が左サイドから非常に良い攻撃の起点となって…、そういうのも見て自分も刺激を受けたり、《こういう感じもいいイメージだな》と思えたのでは?
「本当にすごく、きょうもタカ(関根選手)と1対1の場面もありましたし、その中で良い質のボールを上げたりとか、ドリブルのタイミングとか、キレとかスピードとか、そういうのは近くで見られるというか体感できるので、ライバルですけどそういうお手本も近くにいるので、そういうのを切磋琢磨しながらやっぱりチームの底上げをしていかないといけないと思うし、僕がしっかりもっとレベルを上げないとダメだと思うので、負けないようにしたいなと思います」
――きつい時って、駒井選手のようなドリブラーがボールを預けた時に1人でも2人でもかわしてくれると、士気も上がるし助かるし、楽になるという役割を果たせる選手ではないかと思いますけど
「そう言ってくれたら嬉しいですけど、僕も疲れていますもん!ハハハッ(笑)そうやって1人、2人剥がせられるのが僕の特徴だし、そういうのはやっぱりチームの助けになれるようにしていきたいなと思います」
――髪のメッシュも一旦、黒に戻して…
「そうですね。1回直して、また明るくしてプレーに勢いつけようかなと…ハハハッ」
――では、点を獲ったらその辺は…
「そうですね。考えます」
――期待しています。ありがとうございます。
「ありがとうございます!」
駒井選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
では