どうもです
きのうに続き、小雨でやや肌寒い大原
さいたまダービーを3日後に控えた練習は、午前9時から始まりました
ウォームアップを終えた午前9時40分からは、攻撃のパターン練習へ
まずは3人1組でのパス交換からシュート
その後は3対3+両サイドのクロッサーという形でした
3人目を活かしたコンビネーションプレー、サイドを経由したワイドな攻めなど、バリーエーションに富んだ攻撃に磨きをかけます
平川選手が右から高精度の空間クロスを送り出せば、
「グッボオーーーーー!!(Good Ball?)」
と森脇選手は絶叫
活気ある雰囲気でした
中でも一番は、監督
センターフォワード役として動き出しのお手本を見せ、声を張り上げます
「爆発的に方向を変えて裏に走り込め!」、「守備に穴が空くぐらいに」
ここぞのタイミングで相手を外し、抜け出すにはどうすべきか、わかりやすい例えでした
さらには、くさびのパスを受ける際のポジション取りについても説明、、、というか身体で示しました
阿部選手に後ろからレスリングのように思いっきり押されても、バランスを崩さず
熱血指導は続きます
午前10時47分からは、11対11+フリーマンでのハーフコートゲームを実施
「止まるな止まるな!周り見ろ周り見ろ!!」(監督)
選手達も声を絶やしません
「青木行こうよ!」(槙野選手)
ピッチ上には様々なポジティブな声が飛び交います
ラストゴールが宣告されてからも互いに譲らず、決まるまでは約5分間を要しました
午前11時03分、カウンターからマルシオ リシャルデス選手が右足でネットを揺らし、練習は終了
引き締まったムード、選手の集中力、良い感じです
8月下旬、涼しくなってもこの男の熱さは変わりません
「今年はすごく暑いという感じではないので、助かってはいる」
居残りでのジョギングを終え、滴り落ちる汗を拭うのは、那須選手
左頬骨付近のあざが痛々しいです
「骨は折れてないっす、多分!(苦笑)」
「那須さんの鼻が折れた」と心配している選手もいましたが、
「多分、大丈夫!大丈夫っす!(笑)はい」
普段、どういったプレーをすることで鼻の付近を痛めてしまうのでしょうか・・・
「自分でもわからない(汗)それは聞きたいぐらい(苦笑)ひじとか、まあDFなのでしょうがない」
心配御無用!
気持ちで痛みも吹き飛ばす覚悟です
前回のダービーの時は、直前の甲府戦で顔を痛めていて、その後にレッズは勝ちました
ケガは辛いことですが、ダービー勝利の予兆かもしれません
「まあそうっすね!(苦笑)今は勝利をホント必要としているので、うん、ケガしてもじゃないけど、全部を投げ打つぐらいの気持ちでプレーしないといけないと思う」
そういう那須選手のこと、みんな大好きです
「はい。そうっすね(笑)ありがたい。気持ちというか、全部を出さないと良いプレーができないタイプの人間なので(笑)」
神奈川、東京、静岡、千葉
これまで、あらゆるチームで様々なダービーを体感しています
「そうっすね。やっぱダービーはどこのチームも思うところがあると思うし、特に周りも熱くなる。そこで勝てれば波に乗れると思うので、ホームだし絶対に勝たないといけない。いろいろ経験しているけど、ダービーというより目の前の1試合という気持ちの方が強い。とにかく勝たないといけないし、勝つために何をしなきゃいけないのかだけを考えてやりたいと思っている」
練習のムードからは、チームが良い方向にいけそうな空気を感じられました
「色んな意味で、今が一番、試されている時だと思うので、練習からしっかりやって良い結果を残せるようにと思っている。失点が増えているけど、ちょっとしたところだと思うので、ちょっとしたところを怠れば失点につながるし、練習の中でどれだけ意識できるかだと思うので、しっかりやっていきたい。今日の3対3はDFにとっても良い練習になった」
監督の「爆発的」という言葉、那須選手なら体現できそうです
「ハハッそうっすね(笑)できればいいっすけど(汗)はい(笑)」
試練を乗り越え、更なる高みへ
夏休み最後の試合を前に、燃える男は”大爆発”を誓います
「観に来てくれる人に楽しんでもらって、かつ勝利して喜びを分かち合えたら最高だと思うので、絶対に勝って8月を締めたい!」
神戸戦のロスタイムに見せた渾身のガッツポーズを今度は、勝利を呼び込むゴールの後で
那須選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
では