10月9日 「怒られるのは逆に嬉しいと思って頑張りたい」

どうもです

練習再開から2日目のきょう、VONDS市原とのトレーニングマッチを2日後に控えた練習は、午前10時からスタート

ウォームアップを終えた午前10時40分からは攻撃のパターン練習へと移ります

まずは3対2の形を反復

「他の選手、周りをしっかり見ながら!」

「組み立てからフィニッシュを早く!」

「フランツ!守備の意識をしっかりしよう!」

と監督

「必ずディフェンスラインの後ろを狙うように。スルーパスを出すときはキーパーの位置をしっかり確認して!」

いつものように、きめの細かい指導でした

午前10時55分、今度はパス順が予め指定された形を実施

この時には、監督から阪野選手にアドバイスが送られていました(※詳細は後ほど)

午前11時15分からは、3対3+両サイドという形式に

「逆サイドへの意識!」

「ダイレダイレダイレで落としたのを裏で受ける!」

「相手の食いつきをうまく利用して裏を取っていこう!」

引きつけて逆サイドへ展開し、クロスからフィニッシュ、または中央突破で

加えて、後方からタッチライン上に縦へのフィードで裏を取る流れも確認

さらにはディフェンスラインの高低の設定もその都度あり、様々なパターンが設定されていました

午前11時40分、仕上げは11対11でのハーフコートゲームへ

「周りを見て速い判断を!奪ったら前3人へ」

そして、

「相手のマークは常に内側に入ってくる!ナナメに入る動きを見せて、瞬間に裏を取ろう!」

と監督は、適切なプレアウェイの動きを促していました

残り7戦、どのチームもそれぞれの”レッズ対策”をしてくるはず

どんな状況にも対応できるよう、連携に磨きをかけました

そう、これは日常の習慣として欠かせない、歯磨きのようなものです

同じことではありながら、常に行う作業

それによって、抜群のコンビネーション、言い換えれば阿吽の呼吸が頭と身体に染みつくのでしょう

午前11時50分、阿部選手が豪快にネットを揺らし、ラストゴール

キャプテンらしく、長丁場の練習をビシッと締めました

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さて、きょうの練習後は、阪野選手にマイクを向けさせていただきました

関根選手不在もあり、率先して用具片付けを行うストライカー

――優しさを感じます。1年目を思い出す感じはありますか?

「決まりなんで(苦笑)・・・頑張ります。決まりなんで、ハハッ(笑)」

――ファンサービスでのサポーターの反応は?

「え!?どういうことすか?」

――エールが送られたりとか

「そういう声はかけてもらった」

――「青木!」とかは?

「いや言われないッス!最近、あまり言われないッス。最初だけだった。髪型替えてからあまり言われなくなった」

――きょうの練習では、目の覚めるような素晴らしい右足でのミドルを突き刺していましたが?

「いや~、そうっすね、まあ、はい。自分も打って、『良く当たったなぁ』と。相手も2人いたし、コース狙ったというよりもタイミングで打ったようなシュートだったけど、良いところに飛んだし良かった」

――決まった瞬間、チームメイトからは「ナイス青木!」という声が沢山聞こえてきました

「ホントっすか!?それはちょっとあんま聞いてなかったッス」

――監督から「身体の向き」について直接指導されるようなこともありましたが?

「そうすね。向きと動く方向、タイミングなどを言われた」

――監督も良く見てくれているかと

「そうっすね。まあ、怒られることが多いッスけど・・・・まあ、怒られるのは逆に嬉しいと思って頑張りたい。シュートが入るか入らないかも大事だけど、運もあるし、その確立を上げるのがフォワードの仕事だと思うので、はい」

――本当に、一本のシュートを決めるか決めないかで評価がガラリと変わる難しいポジション・・・

「そうすね、でもやっぱり、外すときもあるし、出来るだけ多くシュートを打ってその確立を高めたい」

――練習後、槙野選手からホワイトボードを使ってのレクチャーを受けそうになっていましたが、動きの確認ですか?

「あれは、サイン。サインを変えたんで(笑)先週からサインを変えた。ご飯一緒に行ってるときに、店の人に『サインを書いて』と言われて、サインがダサいという話題になって、槙野選手に考えてもらって変わった」

――日曜日にもファンサービスもありますし、そのあたりは楽しみに。あとはその前日、大原での練習試合には多くのサポーターが駆けつけると思いますが、意気込みとしては?

「意気込みっていうか、まあ自分にとって練習試合でもゲームをこなすという機会が今年は少ないと思っているし、そういう意味でも大切にしたい」

――同じポジションには興梠選手、李選手という代表クラスのプレーヤーがいますが、彼らから日々吸収しようと心がけていることは?

「そうっすね、まあでももう吸収という歳でもないと思うし。慎三君はやっぱり、レッズの中でプレーするという意味での動き出しとかで連携もできているし、そこは凄い参考になる」

――チームとしての動きとして思い浮かぶのが、ユース時代に同じ3トップの原口選手と高橋選手がポジションチェンジをした際に、阪野選手それを引き立てるような位置取りをしていたことです。「素晴らしいフォワードがいるな」と思ってました。なのでそれは阪野選手にも出来ることだと

「そうっすね!まあやっぱり、『自分自分!』とやるのも大事かもしれないけど、そうやってチームとして動くのがより求められるサッカーだと思うのでそこは凄い大切にしていきたい。それがきょうの練習で指導を受けた、“動くタイミング”や“動く方向”につながると思う。監督から練習で言われていることをしっかり意識した」

――ちなみに今、名前が出た原口選手とは最近連絡を取ってますか?

「いや!取ってないッス」

――取る気にならない?

「ハハ(笑)取る気にもならないわけじゃないんすけど、別に取ってないっす。動向が気にはなる。試合に出てる出てないとか」

――試合見たよ!とかは?

「いや、恋人じゃないんで(笑)逆に気持ち悪いと思う。そんなやりとりがたまにはあっても良いかとは思うけど、まだドイツに行ったばっかだし(苦笑)」

――思い出されるのが昨シーズン、10月26日に埼スタで行われた柏戦でのスタメン出場です。今年も終盤に出場停止などで、そのような出番をつかむことを期待しています

「そうっすね、まあ去年も夏過ぎからはそんなに試合に出ていなかったし、その中でもけっこう勝てたし、ある程度出来たと思う。チャンスがあるなら、やれる自信があるし、やらなきゃいけない」

――ではあさっては4点ぐらい取って、原口選手から「すごいじゃん!青木!」と連絡が来るような活躍を!

「ヘヘッ!(笑)まあ、点数が全てじゃないけど・・・そうっすね、良いプレーをして得点という結果も残せればと思う(笑)」

2日後はぜひ、大原へ

阪野選手はもちろん、坪井選手、濱田選手、山田直輝選手、矢島選手といった、出場機会に乏しいレッズの一員に視線を送るのも、大切なサポートのひとつ、のはず

なお、阪野選手のインタビューは今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

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