10月21日 「チームの力になれるチャンスだし、やっぱここでならなきゃ男じゃない」

どうもです

ナイター照明の灯る中、甲府戦前日練習は、ミーティングを経て午後4時20分過ぎから始まりました

夕方5時10分、11対11でのゲーム形式へと移ります

ゲーム中、監督は時にプレーを止め、

「止まっていないように!」

とパス&ゴーの意識付け

さらには3人目の動きで相手ディフェンスの背後を取るよう、促していました

ラストゴールはなかなか決まらず

最後はプレーの流れと無関係に、監督がビブス組にPKを蹴らせます

迷わずボールをセットした槙野選手がキッチリと決め、夕方5時35分、練習は終了しました

「監督が『PK』って言ったので蹴った(笑)」

と槙野選手

――明日も蹴りますか?

「明日はねぇ、ゴールよりもゼロに抑えること・・・・珍しいでしょ!?俺が言うって(笑)明日はねぇ、ここ数試合は先制点をとられているし、ゴールは取れればもちろんいいかもしれないけど、一番のチームの課題は失点しないこと。立ち上がりの失点とかね、セットプレーでの失点をとにかくゼロに抑えることが最大限の仕事だから、全うできればなと思う」

――確かに続いていますね。先制点を取られる試合が…

「先制点がね。はい。チームの状態が良いときは守備からはいることがもちろんだけど、先制点が取れてそこから自分たちがコントロールできたけど、先制点を取られるとゲームプラン的にも、チームの規律的にも、やっぱり前がかりにならないといけない部分もあると思うし、先制点を取ることと僕たちがゼロに抑えることだと思っている」

――守備陣同士では何か話し合いましたか?

「守備陣ですか?はい」

――スッキリしましたか?

「そうですね。まぁ、完璧にやられたとかじゃなくて、
自分たちのコミュニケーション不足だったりとか、ミスがらみの失点がここ最近続いてるので、声1つで解決するものもあるし、そこら辺はお互いが尊重した上での要求と、良い時間をね、ディフェンス陣含めていい話し合いが出来たと思う」

――試合への入り方が良い分、ふとしたときに気付いたら取られているような、そんな感じが続いている印象です

「練習の雰囲気を見てもそうだけど、やっぱり残り数試合にかける思いというのはチーム全体でもう高まるものもあると思うし、1位にいるって事は優勝が見えることかもしれませんけど、今の現状に甘んじることなくですね、自分たちに厳しくやっていければいいかなと思う」

――あとは、もう既にご存知の”大好物”があすだとは思いますが、「失点しない」というのも含めて、1000試合目ということで…

「確かにメモリアルなゲームかもしれないけど、チームにとって必要なことっていうのは勝ち点3なので、そのために全員がチームのために走って戦うことが大事だと思うし、監督の誕生日の時に負けてしまいましたんで、そういう意味では、良いメモリアルな時にしっかり勝つことと残りの数試合で弾みをつけることというのが、ウチにとっての薬になる」

――そういう姿勢こそ、「これが浦和レッズだ!」という照明になるでしょうから

「まぁ、平日ですし、雨予報ですけど、沢山の方に来ていただいて後押ししてもらうことと、あとホームで出来る試合数が少なくなっているし、1人でも多く来ていただくということが、レッズとっての力になると思うので、それに伴って内容と結果を出していければなと思っている」

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あすは宇賀神選手が出場停止です

代わりにスタメンへは誰が名を連ねるか

きょうのゲーム形式では右のアウトサイドに関口選手、左には梅崎選手が入りました

今年の傾向ですと、本番は左右を入れ替える、または別の選手が入ることもあります

監督の口癖を借りるのであれば、「まあ、あすの試合を観てみましょう」

とはいえ練習後には、きょう両サイドに入った2選手にも意気込みを聞きました

◆関口選手

――きのう、おとといと2日連続で天野コーチと共に長い時間、居残りで負荷を掛けていましたが、身体のキレはいかがですか?

「そうですね、試合に全然出ていないので、ああいう自主トレというか、終わったあとの時間の使い方も大事になる。出ている選手と同等とまではいかないけど、それに近いぐらいの負荷を掛けていければと思っている」

――前回、国立での甲府戦スタメン出場した際の教訓というのは?

「点が取れていないので、焦れずに自分達のサッカーをして、点を取るだけだと思う。タイトルが懸かっている中、残り試合が少なくなると、先制点の欲しさに焦りが出てしまうので、そこで焦れずに『0対0で進んでも良いんだ』という気持ちの余裕を持って、90分やりたい」

――先週、「出てない選手がモチベーションをしっかりしていないと勝ち点を取れない」と話してましたが、正しくそういうタイミングですか?

「そうですね。どの試合でもサブの選手がどう流れを変えられるかは大事になってくるし、その時にモチベーションがしっかりないと、チームにとってプラスにはならない。本当に全員で1試合1試合闘っていきたい。レッズにとって大事な公式戦1000試合目でもあるし、何よりもタイトルに関わる大事な試合だと思うので、勝ち点3を取るだけ」

◆梅崎選手

「我慢をしながら闘うことが大事。ボールをキープする時間が長いのは間違いなくレッズだと思うので、簡単にシュートを打ち込むのではなくて、しっかりボールを大事にしながらビルドアップしていくところの判断が大事だと思う。奪われてカウンターというのが一番危険だし、相手も狙っていると思う。攻撃しながらもリスクマネージメントを意識したい。ボールを動かしながら、好きが出来てた所を突いていく。決定機を如何に活かしきるかも非常に大事」

――ナビスコでのアウェイ甲府戦では決勝点を決めましたが、あの時の良いイメージというのは?

「まあゴールを取っただけで他には何もしていないかなというぐらいの印象。でもあそこで、ああいう状況でゴールを決められたというのは、チームにとっても自分にとってもプラスになっているし、次も非常に重要な一戦になるし、チームの力になれるチャンスだし、やっぱここでならなきゃ男じゃない。それだけを意識して、チームのために何が出来るか、自分が持っているものを最大限出して、勝利に貢献したい」

そのように力強く語った背番号7は2011年の10月22日、降格の危機に瀕したチームを救う、貴重な決勝点を決めています

そう、チームの力になったのです

今度はきっと、頂点へ

梅崎選手、関口選手、槙野選手の意気込みは、今夜11時からの「You’re The REDS」再放送で

※番組終了後の更新ですが、生放送を聴き逃した方は、再放送を是非!

では

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