12月3日 「僕自身は100%いけると思っている」&「まずは自分らが何かを起こさないといけないと思うし、そしたら何かが生まれるかもしれない」

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どうもです

最終決戦まであと3日

雲ひとつない青空、カラッと澄んだ空気の大原で、練習は午前10時から始まりました

ウォームアップを終えた午前10時45分頃からは、11対11でのゲーム形式へ

プレーエリアは、ハーフコートよりやや広めでした

「奪ったあとは、運ぶか縦に入れるか!」

と監督

選手達へ的確な判断を促します

その後も、

「ゆっくりー」、「アップアップ!ラインコントロール!」、「動かして動かして!ドンドン動かそう!」、「ダイレクトで回らないのは、サポートが遅いからだよ!」

給水のタイミングには改めて、

「奪ったらタテ!」

監督が就任してから一貫して選手へ伝えていることを今一度強調していた印象です

優勝へは得失点差も関わることもあってか、レギュラー組の1トップ2シャドーがいつも以上にゴールを重ねます

ラストゴールもまた、李選手、梅崎選手とつながり、最後は柏木選手が左足で蹴りこんだ形でした

監督は最後に選手達を集め、約5分間の青空ミーティングが行われることに

そこでは、「しっかり動いていこう。そうすることができれば、レッズらしい楽しいサッカーが出せる」といったニュアンスの声がかかり、練習は午前11時30分頃に終了

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どの選手もとにかく前を向いています

少なくとも、きょうマイクを向けさせていただいた2人からは、”力”が漲っていました

森脇選手は、このように語ります

「僕自身は100%いけると思っているし、そういうものを手にするためにはホームでしっかり勝たなくちゃいけない。自分たちのチームがどうあるべきか、どう戦うべきかに一番興味を持ってやりたい。しっかり勝つことによって可能性は大いに広がると思っているので、僕自身も順位は逆転されたけど全く諦める必要はないと思っているので、ホームでしっかり勝って終わりたいと思う」

――フィールドプレーヤーが1点ずつ取って、10対0ぐらいで勝てば?

「問題ないと思っているし、先に点を取る、相手に先に得点を与えると苦しくなるので、こっちが先に得点することによって可能性が広がると思っている。それぐらい強い気持ちを負ってピッチに入りたいなと。この逆境は自分たちで招いた結果なので、その結果を自分たちで変えていきたいなと思っている。最初の笛が鳴ったところから死ぬ気の覚悟でぶつかっていきたいと思う」

――ペトロヴィッチ監督体制で初めて最終節まで優勝の可能性を残して戦えることについては?

「喜びもあるけど、やっぱり後半戦が始まってずっと首位で来て最後の最後で逆転された悔しさはどの選手も持っていると思う。やっぱりもう1回、逆転する。その強い気持ちを最後はホームの埼スタのピッチで表現したいと捉えている。ここ数試合、悔しい思いをしているので、最後は爆発しないといけないと思っているし、この間の山形vs磐田のプレーオフを見ていたけど、最後の1分、10秒、0.何秒まで諦めちゃいけないなと。最後の最後まで何が起こるかわからないと思っているので、最初の笛が鳴ったところから最後の笛が鳴り終わるまで、パワーを振り絞って戦いたい」

――ポジティブな考えにサポーターも勇気づけられはず

「もう僕らはいつもサポーターから勇気づけられているので、何回も言っているけど、やっぱりいろいろ受けた恩はピッチで返さなくちゃいけないものだと思っている。サポーターも誰一人諦めていないと思っているので、必ず大逆転の奇跡を起こしたいなと思っている」

――ピッチに立ちたくても立てない選手もいますし…

「そういうものを背負って戦わないといけないけど、けがした選手に限らず、今シーズン多く試合に絡めなかった選手もたくさんいる中で、どの選手も試合に出たい思いで毎回トレーニングをやっていると思うので、その代表としてピッチに立った11人は恥じないプレーをしないといけない。最後まで諦めないプレーを見せつけないといけないと思っている。さっきも言ったように、死ぬ気の覚悟で全力でやりたい」

――サポーターへ一言、お願いします!

「最後にもう1回、一丸になってレッズファミリーで奇跡を起こしたいなと。その力をサポーターのみなさんにまた貸してもらいたいなと。笛が鳴ったところから全力で頑張りたいと思います。やってやりましょう!!」

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ここ数日、練習後のピッチでは、梅崎選手が居残りで堀コーチと共にセンタリングシュートを反復している光景を目にします

「ヘディングは得意ではないし、むしろ下手くそなので(苦笑)練習を積んでいくしかないと思う。ちょっとずつ当たるようにはなってきているし、クロスに対して顔は出せているので、そこでひとつ仕事ができるようになれば選手としてのステップアップでもあると思うし、このチームの手助けにもなると思うので、練習して試合で発揮できればいいけど」

――浦和に加入して初めて、最終節に優勝の可能性を残して戦えますが?

「他力にはなったけど、可能性はゼロじゃないし、可能性がある限りは走り、戦い続けないといけないし、ホーム最終戦なので、最後にみんなで笑って締められるように全力を出し切りたい。勝てば可能性は出てくるし、そういう素晴らしいシチュエーション、環境でできるのは選手として幸せ。最後は自分を出し切りたい。自分を表現して、それがチームの力になると思うし。最近は出しきれていない部分があったので。それだけ」

――ここ数試合、チームで最も動きがキレているのは梅崎選手だと思いますが、ご自身はどう感じますか?

「動きの感触自体は凄く良い。体もキレていると思うし、動けている。ただ、自分の得意なプレーとか仕掛けにつながっているかといえばそうでもないと思うので、そこをチームプレーの中でどう出すかは大きな課題というか、もどかしさというかが凄くあるので、そういう部分を最後に見せたい」

――欲を言えば、つぎは大量得点が求められますが、名古屋戦でいうと2008年に凄いボレーを決めているのが印象的です

「ナビスコ杯だったけど、良いボレーだったと思うし、ああいうプレーを見せることでお客さんも興奮できると思うし、自分自身も興奮できる」

――梅崎選手が良いプレーをした時に沸き起こるチャントがスタジアムを包むグルーブ感、あれはレッズの中でも特別なものかと思いますが?

「そういう環境をみんなで作っていきたい。奇跡かどうかわからないけど、まずは自分らが何かを起こさないといけないと思うし、そしたら何かが生まれるかもしれないので、それだけを目指して全力で戦って、出しきって、みんなで一体感を作っていきたい」

――サポーターへ

「どんな時も僕たちを後押ししてくれたし、感謝の気持ちしかない。最後に良いものを、エキサイティングなものを見せて、なおかつ後から結果がついてきたら最高だけど、それを残せるのはピッチに立つ僕たちなので、精一杯頑張ります!」

2人の意気込み、いかがでしょうか?

ドラマはまだ結末を迎えていません

ここから先は、浦和レッズ次第でいくらでも動かせるはずです

森脇選手と梅崎選手のインタビューは、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では、西が丘へ行ってきます

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