どうもです
最終決戦まであと2日
ミーティングを経て、曇り空の大原でのトレーニングは午前10時45分頃から始まりました
ウォームアップを終えた午前11時20分頃からは、11対11でのハーフコートゲームへ
球際厳しく、ハードワークを欠かさず、規律を守ってゴールを目指す
選手それぞれキビキビとした動きを見せていました
午前11時50分、阿部選手の豪快な右足弾がネットを揺らし、ラストゴール
「ブラヴォー!」(監督)
「ッシャ―――無失点!」(西川選手)
アップ中などは和やか、ゲームになれば引き締まったムードでした
それは、精神的支柱・平川選手の意気込みからも伝わります
「名古屋に最後、ホームで勝利する。それだけに集中して今週はやっているし、非常に良いトレーニングができているので、土曜日の試合が待ち遠しい。このあいだギリギリで追いつかれて2位になったということが信じられないほどみんなモチベーションが高いし、非常に良いトレーニングができているし、名古屋に勝ってガンバの結果を楽しみに待ちたい。そのために名古屋にきっちり勝てるように集中したい」
――ミハイロ ペトロビッチ監督が就任してからは初めて、最終節まで優勝争いできていることついてはどう感じますか?
「自分たちがここ3年間やってきたものが証明されているし、勝ち点だけ見ても3年目で徐々に積み上げて来られている。そういった部分に自信を持って最終戦も臨みたいと思う」
――名古屋の印象について
「速い選手、高い選手、技術がある選手、良い選手が揃っているから非常に危険なチームではあるけど、そこを超えて勝利するのは十分可能なチームだと思っているので、自信を持って名古屋も超えていけるように試合も楽しみたい」
――闘莉王選手の存在
「ゴール前に立ちはだかる存在を自分たちがどう崩していくか。ストロングポイントもあればウィークポイントもあるので、うまく相手の良さを消して自分たちの良さを出して、得点して勝利できるようにしたい」
――10月に武蔵浦和で会った時はどんなお話を?
「『お互い頑張ろう』ということと、レッズは上位にいたから『優勝目指して頑張ってくれ』と声を掛けてくれた。試合になればともに敵としてやらないといけないので、きっちり浦和が勝利できるように全力を尽くしたい」
――坪井ともしばしのお別れになってしまいますが?
「いろいろ考えるといろいろ思い出すけど、とにかく明日、練習して、試合に集中して、終わった時にツボと一緒に喜べるように頑張りたい」
――サポーターへ
「今年はいろいろあった中で、それでも変わらずにサポートしていただいて、本当に感謝している。とにかく最終戦、今年1番の試合をして勝利するということに集中して頑張りたいので、最終戦もサポート、応援をよろしくお願いします」
今年1番の試合…
さすがは平川選手、目指すべきは正しくそれです!
練習後、新人の関根選手が用具片付けをしている光景を見るのも、あと1回となりました
「そうですね(笑)『今年が終わるんだな』という感じがする」
――あと1試合になりましたが?
「今シーズンが始まる前は試合に出られるかという不安もあったし、このような形で出られると思っていなかったので、充実したシーズンだったなと思う。こういう(優勝を争う)状況の中で試合ができるのは幸せなことだし、ああいうピリピリした雰囲気の中でやれるのも何回かしかないと思うので、そういう状況でグラウンドの中でやれたのは自分にとっても良い経験になったし、これからにつなげていけることだと思う。ユースの時はテレビを見ていたし、こっちは何対何だとか言いながら見ていたけど、今は他の試合というよりは自分たちの試合だけを意識してやっているので、そこは前と違うところだと思う」
――段々と研究されてきた中、第31節のFマリノス戦の得点シーンで見せた”タテだけじゃない動き”によってもうワンランク、レベルアップしたかと思いますが?
「そうですね。試合でその時の役割があると思うし、その中で自分が求められるのは決まっていることなので、鳥栖戦なんかは1−0で勝っている難しい状況だったけど、その中で守備のところだったり、初めての頃よりは頑張ってやれていると自分では思う。中に切り込んで行くことに関してはもっとやっていかないといけないと思うし、それだけでなく縦に仕掛けられる選手が一番怖さがで出てくると思うので、両方続けてやっていきたい」
――明るく人懐っこいキャラクターも定着しました
「自分でどういうキャラクターなのかはわからないけど、チームでは段々良い感じのキャラで行けていると思う(笑)」
――名古屋戦に向けて
「この全員でやれる最後の試合だし、今年最後というのもあるので、みんなで笑って終われるように、あと何日かしかないけど、良い準備をして試合に向けて頑張っていきたい」
――関根選手がボールを持ったらスタンドが湧くという、新たな楽しみが今年は生まれました
「自分もサポーターの人たちの声援で勇気をもらっているし、ああいう応援があるからああいうプレーができると思う。やっていて気持ち良い雰囲気を作ってくれているのはサポーターなので、本当に感謝したい。最後の試合なので見ている人に楽しんでもらえるようなプレーをしたいし、自分が楽しくプレーできれば見ている人にも楽しんでもらえると思うので、そこを意識して、最後は笑って終われるように頑張りたい」
持ってる男が、どのようにルーキーイヤーを締めるのか
「ギリギリ」(平川選手)と「ピリピリ」(関根選手)、そんな今って、最高に面白いじゃないですか!
最年長と最年少、平川選手と関根選手のインタビューは、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
では