連勝の爽快感を助長する心地良い秋晴れの大原
明治安田生命J1リーグ 第25節 vs 大分トリニータ3日前のきょう、ミーティングを経て午前10時30分頃に全体練習が始まりました
キーパー陣はキャッチングなどの専用メニュー、フィールドプレーヤーはジョギングやストレッチ、鳥かごでカラダを起こします午前10時50分に再合流し、2人1組でのゴムチューブを用いたフィジカルトレーニングを実施「しっかり地面を蹴る。軸をぶれないように、負荷の調節」(石栗フィジカルコーチ)つづいて、「ジャンプの設置時間を短くして!パワーしっかり出して」(石栗フィジカルコーチ)のハードル越え&スプリントで全身をコーディネートしました午前11時になると、
「このあとゲームあるからね!意識持って、サイドチェンジ」(上野ヘッドコーチ)
ロングパス交換&ジャンプヘッドで、より実戦に状態を近づけます そして、午前11時5分頃からは11対11でのハーフコートゲームへ
「後ろからね!周ちゃん」(槙野選手)
「切り替え!」(西川選手)
「ハーフコートで時間が短い中でレーン代えたり、幅持ったり、展開速く。2タッチ制限で接触が少ないから頭の回転を速く」(大槻監督)
キックオフ後、
「少し遠いところの準備が弱い」(大槻監督)
という指摘通り、
「ナイスボール!マキ」(大槻監督)
ゲーム前に反復した良質なレーザーフィードを槙野選手が送り出せば、別の局面ではレオナルド選手は密集地帯の狭いゴール前でもしっかりと居場所を見つけて右足でのボレーシュートでネットを揺らします
キビキビした動きがごくごく当たり前のグッドコンディションを示す選手達
午前11時10分、「水入れてゲームやろう」(大槻監督)
いよいよフルコートに広がりました
「チャレンジ!」(西川選手)
「背後ないぞ背後!」(上野ヘッドコーチ)
「中見ろ橋岡!」(槙野選手)連携が向上し、パスが通りやすくなった分、ワンプレー多いようにも見えますが、微調整で済むでしょう
同じイメージのもと飛び交う、様々な声
「我慢強く攻めよう!」(西川選手)
「アクション!精度」(大槻監督)
「橋岡!行くな!」(岩波選手)
それらを聴いているだけでも興味深い、エモーショナルムードがピッチ上に帯びます 互いに球際厳しく、素早い二次攻撃を成し遂げるべくすぐさま有効なプレスを繰り出すので、目が離せません
勝ててない時期、”失い合い”の印象もありましたが、今は”奪い合い”です
見応え充分!
約10分、紅白戦の1本目を終えると作戦ボードで要点が共有されていました
「はい以降!10分、ラスト!」(大槻監督)
「さーー行ってみよーーー!」(西川選手)
ゲーム中、チャンスと判断したか前線に顔を出しそうな体勢を取っていたセンターバックを見た監督は、「夢中になるな」と一声
その選手が背後を確認すると、マークすべきフォワードが残っていました
「そう!」(大槻監督)
必要なことを理解してもらうためには、時に自ら考えさせる
な・る・ほ・ど
ネットが揺れることはありませんでした
全体練習後、「前めの選手」(大槻監督)は追加でシュート練習
ゴールについては、本番へのお楽しみ!ということで
さらに挙げるのであればやはり、結果
これだけ一体感を持ってエネルギッシュに芯を通してトレーニングを重ねているのであれば、勝利への欲が高まるのは自然なこと
では