7月12日 「究極の良い準備」&「これからのJリーグの発展や日本サッカー界の発展に自分が少しでも役立てれば」

どうもです

松本山雅戦から一夜明けたきょう、練習はお昼の12時頃にはじまりました

試合に長時間出場した選手はクールダウン

それ以外のメンバーはハーフコートでのゲーム形式を中心としたメニューで汗を流しました

◇◆◇西川選手◇◆◇

――難しいゲームをものにして

「きのうの試合に関しては本当に結果だけだったので、結果が欲しかったというところでは良かったんじゃないかと思います」

――キャンプで取り組んだことの成果

「非常に、セットプレーで得点できたというのは練習の成果が出たんじゃないかなと。流れの中でも数多くチャンスを作っていましたし、非常にポジティブなところがたくさん見られた試合になったんじゃないかなと思います」

――失点もありましたが、収穫と課題としてチームで共有できること

「やっぱりJ1レベルになってくると、もっともっと危険な状況を作られそうになる場面というのはあったと思いますし、そこはイメージしながら改善しなければいけないですし、最初の失点なんかも、もったいなかったなという失点になってしまったので、そこは僕自身もしっかりと反省しながら次に活かしていければなと思います」

――西川選手のポジショニングに磨きがかかっていて、シュートへの良い対応が出来ているように見受けられました

「そうですね、キャンプでは角度のないところからのシュートというところで、ひとつ自分たちに余裕を作ろうという、無駄な動きをしない、自分から体勢を崩さないということをテーマに練習してきたので、後半にも最後に一本、角度のないところからのシュートがありましたが、そこも余裕を持って守ることが出来たんじゃないかなと。練習の成果が出たと思います」

――何気ないセーブのようでも、よく口にしている「準備」ができていたように見えて、だからこそ的確な処置が出来ていたのでしょうか

「そうですね、もう本当にワールドカップのキーパーの失点シーンとかをフィードバックしてもらって、キーパー陣で尚史さんを中心にディスカッションみたいな感じのことをこの中断期間にしたんですけど、やっぱり最終的な結論というのはもう、究極の良い準備。もう自分がどういう準備をして、どういう余裕を持っているのか、どんな場面でも想定内で出来ているのかっていう準備のところをこだわり続けなければ、うん、いけないなというのは改めて実感して、自分達が意識してることだったので、そこは継続的にみんなでやっていきたいなと思います」

――相手のフォワードが1試合に大体2~3本のシュートを打つとして、最初のシュートで良いミートの感触があったとしても、横っ飛びもせずに楽々止めれば、《あれ?》となってそれ以降にも良い影響が

「そうですねー!ゴールキーパーが本当にバタバタしなければ、相手に対して非常にプレッシャーをかけることができますし、味方は逆に安心感というのを得られると思うので、何でもないシュートをしっかり止めたり、難しいシュートも平気な顔して止めたり、そういうところを出来るように、こだわってやっていきたいと思います」

――きのうはそういったオーラも感じられたので

「はーい!任してください!頑張りますね!(スマイル)」

――来週は埼スタでリーグ再開のゲームがあります。それまでにチームとして改善できるようなことも含めて抱負を

「そうですね、休みを終えて、また4日で準備をするわけなんですけど、非常に良い雰囲気でやっていきたいですし、名古屋は自分たちと勝ち点もそんなに離れていないので、実際。やっぱり上を目指して行く上でリーグ再開初戦で必ず勝って、上に上に行きたいと思います」

――どんどんどんどん成長してくれると思えて、どんどんどんどん楽しみが増えて、次もその次も楽しみです

「そうですねー、もう成長することを常に考えながら、何歳になってもそこは目標として持って、毎日高い意識で練習していきたいなと思います。次の代表も、目指します!(ビッグスマイル)」20180712_130559-◇◆◇柴戸選手◇◆◇

――随分焼けたように。もともとは色白?

「そうですね、はい(ニコリ)」

――きのうは終盤に起用されましたが、振り返ってみて

「チームが逆転してくれて、自分も試合に出ることが出来ましたし、そういった中でしっかりと自分に与えれた役割を考えながら、ああいう時間帯でも入ることがあると思うので、これからも。そういう時間帯でもしっかりアピールだったり自分の出来ることを最大限やっていきたいなと思いましたし、きのうは、ひとつ自分でも意図してボールを奪って前に出て行くということが出来たので、あとはそのあとのトラップの部分で、もっとやっていきたいなと思いました」

――どう自分だったら出来るかというところで、受け身にならず、奪いに行くプレーを示したということですか?

「そうですね、はい。やっぱり奪ってから前に出て行くというのは凄い大事だし、後ろから出て行けば、前の選手も時間を作れると思うので、そういう部分をやっていきたいと思います」

――チーム全体としては、キャンプで取り組んできたことの出せた部分などはいかがですか?

「ベンチからも見ていて、ゴールへ向かっていく迫力であったり、もっとシュートを簡単に打って良いのかなと思いましたし、点を取るという意味でも、もっとゴールに向かって行くプレーはチームとして必要かなというふうに思いました」

――色んな選択肢が攻撃の練習でも与えられていて、どれを使うかの判断がもっと早くなれば、もっと良くなるのかなと

「まあ今、チームでも練習からコンビネーションに取り組んでいるので、そういう部分がかみ合ってくれば、もっともっと・・・なんて言うんですかね、楽にゴールに向かっていけるかと思いますし、そういう、“今何をやるべきか”というのをチームとして統一できたときに、得点も決まってくるのかなと思います」

――そこで自分が出せるプレーとしてどんなイメージでしょうか

「まずは守備の部分でボールを奪って、そういった勢いを使ってそのまま前に運んでゴールに向かっていくというのは、きのうの試合でも自分の中ではある程度つかめたので、そういう部分はもっと出せるかなと思いました」

――怪我もありましたが、トップスピードへ至るまでの早さなどは、リハビリの成果でしょうか

「そうですね、リハビリ期間でもしっかりトレーニングを積んでいたので、そういう部分でもプロに入る前よりも自分の中でもスピードがちょっとずつ上がってきているかなというふうに思います」

――球際の強さはもともとあるし、あとはスピードもついていけば。それをどう与えられた時間で示すか

「はい。チャンスは絶対にあると思うので、そのチャンスが来たときに、しっかり準備をしていたいですし、そのチャンスをしっかりつかんで活躍したいと思います」

――ワールドカップから教わっていること

「世界の選手がああいった舞台でやっているのをテレビで観られるということは、本当に素晴らしいし、それがもっともっと世の中に広まって、Jリーグという舞台も多くの方に観ていただければ、自分の中でももっと《やってやろう》っていう、《もっと自分を知って欲しい》という思いも増しますし、これからのJリーグの発展や日本サッカー界の発展に自分が少しでも役立てればなと思います」

――さすがは明治のキャプテン

「いやいや(ニコリ)」

――自分を重ね合わせたような選手やプレーはありましたか?

「重ね合わせるというよりは、色んな選手のプレーを見て真似するというか、自分は中盤で守備的ですけど、攻撃に出て行くというプレーも意識しているので、そういった部分も、どうやって前に運んでいくかだったり、前の選手のプレーを見てっていうのは意識しています」

――一人一芸の時代ではなくなったのでなおさら。守備だけでなく、二つ三つできないと

「そうですね、本当にどちらかが出来れば良いっていう時代のサッカーではないと思うので、守備も出来て攻撃も出来た方が良いですし、色んなことができれば、試合に出られるチャンスもあるので、凄い能力があるわけではないので、そういう部分は意識していかなければいけないと思います」

――リーグ再開と巻き返しに向けた抱負を

「個人としては、まず試合に出て活躍するということもそうですし、怪我をせずにここまでやってきているので、もう一回怪我をせず、しっかり準備をしながらチームの勝利に少しでも貢献していけれたらなと思います。チームとしては、本当に一戦一戦が大事になってくると思うので、一戦一戦チーム一丸となって、練習からしっかり準備して、少しでも勝ち点を取れるように頑張っていきたいと思います」

――逞しいし頼もしい

「はい、頑張ります(ニコリ)」

西川選手と柴戸選手のインタビューは、このあと19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でもお聴きいただけます

では

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