6月29日 「結果に出なければプロじゃない」&「レッズの力を示すとき」

どうもです

ほぼ無風、蒸し暑さの際立つ大原での練習は午前10時頃、始まりました

アップ後は、11対11でのハーフコートゲームを実施

熱血漢の那須選手を筆頭に、チームを盛り立てるようとする声が絶えません

ただその分、テンションの低い選手がいることもわかりやすく見受けられます

うまくいっていなければ、自然とそれがプレーや姿勢に出てしまい、時にはフラストレーションがそのまま、動作で表現されることもありました

午前11時20分頃、ラストゴールが宣告されたあとも、ゴールネットが揺れることはなく、時間は経過していきます

午前11時34分頃、それまで決定的チャンスをものにできていなかった遠藤選手が”3度目の正直”となるヘディングシュートで練習は終了

ビブス組のゴールでフィニッシュしたのは、悪くないはず

雰囲気は決して良くないものの、ひとり1人が現状打破へ努力しているのは確かなこと

引き締まったムードとも感じられ、それはネガティブなばかりではありまえん

答えは簡単に見つからないし、ひとつではないでしょう

だからこそ、チームはひとつに、一丸となって

広島戦まで、あと2日20170629_110932-1◇◆◇森脇選手◇◆◇

――ポジティブに

「いやぁもう間違いないですね!6月は非常に良くない月でしたけど、7月からまた新しい風が吹くというふうには思っているので、とにかく我慢していくことが、大事じゃないかなと。サッカーをしていれば、良いときも悪いときも起きるので、また上昇していけるように頑張っていくしかないという風に思います」

――きょうのような無風で蒸し暑い日でも、森脇選手が今お話ししているときには自然と風が吹いてきましたし、吹かなければ自ら走って風を起こすと

「ただ走ってるから風邪が起きているんじゃないですかね!?(苦笑)」

――そういう意味ですよ・・・

「なるほど。きょうも暑かったですけど、練習から激しくやれているので、それをしっかり試合でも継続してやっていきたいなという風には思っています」

――きょうの練習はいかがでしたか?

「激しかったですよね!その一言に尽きるのではないかと。まあしっかりとトレーニングは積めているので、これを継続して試合に出していきたいという風には思います」

――ミーティングなどではどんな部分が強調されていますか?

「やるべきことはハッキリしているんじゃないかと。原因を追求していかなければいけないですけど、確固たる原因がわかればどのチームも苦労しないことであるという風には思っていますし、今の状況でもどの選手でも頑張っていない選手がいない中で、頑張ってはいるけれども、結果がなかなかついてこない。そういうもどかしさというのはありますけど、どんなときでも継続していくのが一番の成功への近道じゃないかと。やり続けなければ、ここまでやってきたことが無意味になるし、そういうところをしっかり出していかないといけないというのはあります。ただ、細かい部分というのは、ひとり1人がしっかり考えなくちゃいけないんじゃないかなと。こういうときだからこそ、細部にしっかりこだわっていくべきかなと感じています」

――広島とこのタイミングで対戦

「まあ、両チーム共に流れが悪い状況、良くない中でのゲームなので、より激しくなるんじゃないかと。もちろんどの試合も激しいゲームにはなりますけど、両チームとも負けられない一戦だという風には思っているので、そういう意味では球際の激しさというのが土曜日の試合では多く見られるんじゃないかという風には思っています」

――となれば、ホームで戦えるアドバンテージがこちらには

「サポーターの皆さんには常日頃から熱いサポートをしてもらっていますし、増してやホームですと素晴らしい雰囲気を作ってくれているので、情けない試合を見せてはいけないなと。ここまで、サポーターをがっかりさせてしまう試合をいくつか見せてしまってきましたけど、サポーターの空気や雰囲気というのは選手がピッチで応えていかなければいけないんじゃないかという風に思っているので、また7月からサポーターにたくさんの笑顔を送れるように、ピッチの上で僕らは結果を残していきたいなと。それだけです」

――選手はピッチで必死になって走って汗をかきますが、サポーターも当日スタジアムに足を運べるよう、それまで仕事や学業などを一生懸命こなしながら時間を作って・・・だからこそ、一緒に戦うという感覚を

「本当に、こないだのアウェイの鳥栖戦でも浦和からかなり離れた場所であっても、都合をつけてくれて、アウェイの地で応援してくれて、増してや試合でも選手以上に跳んだり跳ねたり大声を張り上げたりで応援をしてくれるサポーター達ばかりなので、その気持ちに僕らは応えなくちゃいけないなと。もちろん、僕らも頑張ってないわけではないんですけど・・だけどそれが結果に出なければプロじゃないと。プロとしての仕事を達成したとは思えないので、しっかり頑張ったことが成果につなげられるように、しっかりピッチで結果を残したいです!」20170629_120211-1◇◆◇高木選手◇◆◇

――いつも、練習後に同世代としばらくお話をしていますが、最近も内容は変わらないですか?

「そうですね、あまり変わらないですね」

――そのようなひとときが、また心を整えてくれる

「まあ、そうですね、なんかあんまりこういう状況を重く捉え過ぎるというのも良いことではないと思うので、ポジティブさは常に持っておきたい感じですかね」

――ヴェルディ、エスパルス、レッズでは昨年の今頃・・・色々な経験を踏まえ、大切にしていきたいこととしては?

「まあ、何て言うんですかね、こういう状況は、浦和っていうチームはここ数年だと、ここまで元気のないリーグ戦というのがなかったというのがあるので、ちょっと長くいる選手とかにしてみたら、《何だろうなぁ!?》っていう感覚もあるかもしれないですけど、僕とかは清水とかで残留争いとかをした経験もあるので、そういうときとかの雰囲気からしたらまだまだ全然大丈夫だと思うし、きっかけひとつで全然変わってくると思うので、何よりも消極的にならないことが大事だと思うので、やっぱりこういうときこそ何か思いきりのあるプレーだったりとか積極性が必要になるかという風に思っています」

――そういったフレッシュな風を吹き込めるのがまさしく高木選手だと思ってマイクを向けさせていただいています

「まあ、そうですね、僕はこれまで出場機会を与えてもらったにも関わらず、なかなか結果を出すことができていないので、やっぱり、そういう部分を取り返すチャンスは来るのかなという風には思っているので、とにかく良い準備をして、こういうときはやっぱり流れを変えられるような選手になるような力が自分には必要だと思っているし、やっぱり前目の選手が点を獲ってチームを盛り上げるということは、大事だと思うので、そういったことを意識して、強く狙っていきたいと思っています」

――きょうは右のアウトサイド

「そうですね、サイドだし、右っていうのはなかなか経験がなかったので、左とはまた景色が逆になるので、そういう難しさとかはありましたけど、タイミングを見て良いところに走り出すということだけを意識して、ワイドだし、フリーでボールを受けたらうまく仕掛けて、良いクロスを上げるような意識をしていました」

――次は、お互いに難しい状況での対戦

「そうですね、お互いにうまくいっていない状況で似たような戦術をするチームだし、だからこそやっぱり、先手を打つ必要があると思うし、逆に失点をしてしまえばきつくなると思うので、そこは慎重さも大事だけど、思い切って先制点を取りに行くのが大事だと思うので、やっぱり先に獲られないで、なおかつ点を獲るっていうことを意識して、獲れなくても我慢が必要だし、我慢していれば必ずチャンスは来ると思うので、とにかく失点を無くして、先制点を獲りに行きたいなと思っています」

――昨年の9月に埼スタでの広島戦でベルカンプのようなトラップから決めたゴールは印象に残っていますか?

「そうですね、獲ったゴールの中ではけっこう好きなゴールというか、良い形で決めたゴールなので、印象には残っています」

――サポーターへ一言

「本当に今、苦しい状況で、なかなかサポーターの方々もスッキリしない試合が続いていて、なかなか『スタジアムに来てください』と言っても難しいかもしれませんが、でもやっぱり、こういうときこそレッズの力を示すときだと思うので、ぜひ、スタジアムに来ていただいて、僕たちに力を与えてもらえたら、嬉しいので、その期待に応えられるように僕たちも精一杯頑張りたいと思います」

――大丈夫、信じてます

「はい、ありがとうございます(ニコリ)」

森脇選手と高木選手のインタビュー全容は、このあと19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします

では

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