どうもです
清水戦を3日後に控えたきょう、練習は午前10時からスタート
ウォームアップ後、午前10時45分からは11対11での”ペナペナ”ゲーム形式へ
「バタバタしないでいい」
「奪ったら縦を早く」
「持ってから探しては遅い!」
監督の指示は多岐に渡り、プレーを止める回数もいつもより多く感じられました
ピッチ上のマーカーはミドルゾーンがはっきりと示されていて、全体がコンパクトな陣形を保ちほどよい距離感で攻守の連携を高めます
「次のプレーをイメージしたボールの置き方(ファーストタッチ)を。見えていないと良いパスは出せないよ。持ってから探しては遅い」
「ショートパス、ショートパス、裏への意識!」
「拓矢!グッ、グッ、ブラーーヴォ!」
ほんの僅かな部分の心がけと意識が、ビッグチャンスへの近道となるのでしょう
午前11時30分過ぎからはハーフコート&ペナ幅にエリアを縮小
「失ったあとの切り替えが遅いよ!後ろから声出して!アグレッシブに、球際しっかり!」(監督)
「人つけつけつけ!下がるな!」(那須選手)
終盤は、ファインゴールのバーゲンセール
李選手の左足ループ、高木選手のヘッド、梅崎選手の左足ボレー、関根選手の左足コントロールシュート、橋本選手の高精度クロスからの李選手ヘッド、柏木選手の鮮やか左足ミドル――
ラストゴールの号令がかかってからは一点、互いにギリギリのところで粘り、得点を許しません
約10分後、右から平川選手が送り出したグラウンダークロスをゴール前、興梠選手が右足で流し込みました
締めはエース!というところが、なお良いです
練習は午前11時50分頃に終了
監督は選手を集め、今一度、様々な事柄について指導していました(プライベートの有意義な過ごし方についても?)
輪がほどける際には、きょう誕生日を迎えた青木選手へみんなが大きな拍手!ズラタン選手は、なんとハグまで!
練習中は緊張感、練習後はアットホーム感
終盤戦に達成感を味わうべく、とても良いムードです
――青木選手!誕生日席へ…、どうぞ、どうぞ
「怖いな、何か誕生日席!」
――いいじゃないですか、赤くて
「いいっすね~」
――おめでとうございます!
「ありがとうございます(ニコリ)」
――いかがですか?天気も良く…
「悪い…凄い悪いなぁ!(ニコリ)」
――雨が降ってないし、暑くないじゃないですか?
「僕みたいな天気ですね~(笑)」
――のんびりしやすいような、快適な!
「そうっすね!過ごしやすい天気で良いと思います(笑)」
――李選手と仲いいですね?
「はい、仲いいですね。走りも誘ってくれるんで…はい、良かったです」
――良い走りしてましたよね
「はい、快調です」
――何か、2人の性格って何か、李選手はギラギラしてて、青木選手はどちらかというとのんびりでって・・・
「ずっとギラギラしていられないんじゃないですか?」
――なるほどね。で、癒しを求めて…
「はい!(笑)」
――青木選手も少しギラギラしてくれると良いのですが…
「いやぁ~、でもね~、26になりましたけど、そんな時期無かったんで、もう無理ですね。今さら…」
――まだまだこれからじゃないですか?
「いやぁ、まだまだこれからってのは知ってるんですけど、別に、ここまでいいかなと(笑)」
――もう自分像というものをしっかり確立して…
「はい(ニコリ)」
――20代後半に入りましたけど、どうですか、その辺…
「早いですね。何か…はい。想像した26歳ではないですよね」
――去年も「想像した25歳じゃない」って言っていたと思いますけど…
「ハハハハッハ!いやぁ、でも、毎年、年取る毎にそう思いますね。あれ、26歳…あぁ、こんな感じなんだぁぁぁっていう」
――どんな感じなんですか?
「いや、何か、独り暮らしだし、何か、自分の親とか見てたらもう結婚しただろうなって思うし、何か・・・まだまだ子どもだなって思って。髪型にしろ、普通に私生活にしろ、自由だし、なんか、うん・・・・まだまだ子どもだなと思いますね、はい」
――それがね、ある意味では憧れられるひとつの・・・一般的には今の時間なんて働きまくっていて…
「まぁ、そうですね」
――やっと昼休みだ!って
「うんうん(ニコリ)」
――500円で何のランチ食べようとかいうところで、青木選手はもう、たくさんプレゼントを…。華やかな…。
「ありがたいですね、そういうのは、はい!」
――あれ、よく、見た目もうちょい大人に見えるというふうに…、自己評価としては…
「はいはい、いやぁ、もちろん、そうっす…もう20歳くらいから言われたんで、何かあんまりないですね。別に年相応に見られたいとも思わないし、どっちでもいいかなと」
――若く見られたいですか?
「いや、若く見られたくはないです。はい」
――年相応?
「年相応…まぁ、そうですね、ちょっと上くらいでもいいかなと思いますけど。あまりに上に言われると一寸厳しいですけど…」
――プレーだときょう、「タクヤ、グーッ、グーッ!ブラーヴォ!」すごい良い褒められ方を監督から・・・聞こえてなかったですか?
「いや、聞こえていましたけど、…って感じでした」
――好かれてるのではないですか?
「みんなにああやって言ってくれるんじゃないですかね?」
――きょうの聞こえ方はかなり・・・単なるブラボーじゃなかったようにね…
「まぁ、でも、みんなに言いますよ」
――言ってるのも分かるんですけど…
「まあ、このやりとり、すげー続くんじゃないですか?もしかして(笑)」
――そういうところで、青木選手の持ち味をどう出すかってところで、前への飛び出しであったりとか、色々ね、バランスとるなりっていうところでの進化とか?
「うーん、まぁ、そうですね…(こちらをじっくり見つめる)はい、自分の良さを出せればいいと思います」
――あの、いわゆる「自然」
「はい、うまく説明はできませんけど(ニコリ)」
――そういうのも大事なのかなって
「うん、多分大事だと思います」
――多分監督もその辺見てると思います。
「はい」
――で、練習終わった後、ズラタン選手のハグが…
「見てますね!?(笑)まぁ、見るか!あれは…。ありがたいです」
――きのう誕生日、12時くらいになって、1年前は何かのんびりしていたって聞きましたけど、今年ももう携帯鳴りまくりで?
「寝てましたね!」
――寝てた?
「きのうちょっと、みんな普通に、地元の友達と出掛けたんで、まぁ、連れてってくれたんで、疲れてもう寝てました」
――で、朝起きたら、「おめでとう」がたくさん…
「あんまりなかったですね!(苦笑)」
――あんまりなかった?何か、さっき岡本選手も「忘れてた」って…
「いやぁ、まぁ、そんなもんがちょうど良いっす!去年はツボさんがいたから一緒に『おめでとう』って言ってたんですけど、なかなかいないですからね、誕生日一緒の人も」
――さっき、調べましたよ。
「どんなですか?」
――有名人
「はいはい」
――そのまんま東さん
「・・・だな、・・・だけど」
――調べたら、「坪井かよ」って言ってましたよね?
「そうそう、僕が入ったときに多分、ツボさんしかいなくてまだ、プロ入った時に『坪井か…』くらいの感覚みたいなかんじで。まぁ、そんな感じだったんです」
――きょういい1日というか、走りもしたし、監督もプライベートについてみたいな…さっき練習終わる前に話していましたけど、ここからどう過ごしますか、素敵な1日を?
「うーん、きのうみんなやってくれたんで、ゆっくり過ごそうかなと思います」
――何観ます?
「映画…、うーん、何ですかね?今観たいののないですね」
――じゃぁ、ジャケ買いではないけど、何か選んで…
「洋服欲しいですね、っていうか、今。洋服か身に付けるものが欲しいなと思って、ちょっと観に行こうかなって、とは思います」
――有意義にね…
「自分にちょっと買ってあげようかなって」
――なるほど、自分へのご褒美。もう夏も過ぎて
「そうっすね!(ニヤリ)」
――ホント、この時期っていいですよね。
「いいですよね~。暑くないから。汗かかないですからね、Tシャツ2枚持っていくことないし・・・」
――行きと帰りで
「はい」
――ここからまたチームは優勝争いというところで、昨年の経験を踏まえてかと思いますけど、意気込みを
「いやぁ、本当にこの間勝てたことは大きかったと思いますし、チームがやりたいことを継続していければ、結果はついてくるかなと思います」
――青木選手ご自身、26歳でこれを成し遂げておきたいという…
「うーん・・・特にないですね、これと言って・・・」
――前にも言いましたけど、3年後のワールドカップへ向けた足がかりを
「あっ、はいはいはい…」
――一歩一歩
「まぁ、それは自然の流れとタイミングと運とがあるんで、毎日・・・あーの~、しっかり過ごせていけば…とは思います。結果、そうなればいいすけど。自分が満足できるように・・・やれればな!って思います」
――引き寄せるためにね、努力しているのを見ていますから
「はい、そういうことですね(ニコリ)」
――じゃぁ、日頃支えてくださっている方々へ一言
「これからもしっかりとやっていけたらなって思うので・・・応援よろしくお願いします」
――もっといい26歳を願っていますので、いつもありがとうございます。
「ありがとうございます!(ニコリ)」
青木選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」にてお届けします
では