どうもです
清水戦を2日後に控えたきょう、断続的に降りしきる雨の中、練習は午前10時からスタート(ミーティングは行われていないようです)
ウォームアップ後に行われた11対11でのハーフコートゲームでは、監督はもちろん、次節は出場停止の槙野選手からも頻繁に「切り替え!」という声が聞こえてきました
これは、きのうと同様です
次の試合、ひとつのポイントになるでしょう
午前11時15分頃、監督から「ラストゴール」が告げられた数秒後、平川選手による右からの折り返しを武藤選手が右足スライディングボレーでねじ込み、練習は終了
こちらは、きのうより時間がかかりませんでした
さて…これまで3シーズンは、監督が何度も後悔した2012年のホーム札幌戦が現すように、残留争いをするチームとの”秋の闘い”で勝ち点3を奪えないことが、後の優勝争いに悪影響を及ぼしてきました
2日後も、似たようなシチュエーションでの対戦を迎えることに
きょうは右CBでプレーした永田選手も気を引き締めます
「そうですね。向こうは落とせない試合だし、こちらもそう。でもそれを逆手にとって・・・。こっちは余裕があるし、向こうが”行かなきゃならない”という状況をうまく利用しながら、全体の流れを読みながらプレーしたい(キリッ)」
やはり、素早い攻守の切り替えが大事
ちなみに、静岡県出身のディフェンダーにとって、エコパは、
「清水からは遠いので…特にない・・・んまあ、ベッカムが来たぐらい!フフッ」
また、2日連続で左CBに入った森脇選手は練習後、同じく左サイドの宇賀神選手に加え、槙野選手、関根選手と共にランチへ
作戦会議かと思いきや、
「いやいや(汗)チキン南蛮を食べたけど、たまたまウガがいた!清水対鳥栖戦の映像が流れていた!サッカーの会話はゼロ!マキからは『頼むよ』みたいな話があったけど、無言を通した(ドヤ顔)」
と様々な解釈の出来るコメント
2年前、対戦相手は磐田でしたがエコパでの試合終盤、左に回った背番号46は、劇的な決勝ミドルを決めています
「よぉくそんなことまで覚えてますねえ!?」(※決勝点の賞品としてもらったマックカードの数枚が、こっそりとクニくんにパクられていたことも覚えていますよ!)
昨年はエコパで清水相手にゴール
3年連発に期待です
ここからは、古巣との一戦を控え、静かに闘志を燃やす高木選手のインタビューを紹介します
――すでに清水戦へ気持ちは切り替わっていることでしょうが、ひとつゴールを決めた上でこの一週間を過ごせているのは非常に大きいかと思われますが?
「まあ、あのー…なんか、たかが1点だけど、でもやっぱり自分にとって大きな、重みのある1点だったし、今までかかってた重圧というか、プレッシャー?が凄く軽くなった気がする」
――ここからが大事
「はい。まあ、やっぱり次の得点というのが大事だと思うし、それをいつ取るかというのもまた大事になってくると思う。やっぱりリーグ戦も残り試合数も少なくなってきているので、もっともっと得点は取りたいと思っている。次の点が本当に早く来ればと思う」
――お祝いのメールが沢山来たのでは?
「そうですね(笑)やっぱり、それだけ期待していてくれた人達が沢山いたので、本当にありがたいことだなと改めて思った」
――清水からは?
「そうですね(苦笑)後輩達とか先輩からも連絡をもらった」
――このタイミングで清水戦を迎えられるのは、楽しみな要素が強いのでは?前回出られなかったのもありますし…
「そうですね、また古巣相手になってきて、多少は余計な力は入ってしまうのかもしれないけど、その前に得点できたので、《得点、得点!》となりすぎずに済むのかな。もちろん、フォワードなので得点という役割は果たしていきたいとは思うけど、そこに執着しすぎないで臨めるかと思う」
――得点以外のところで、今週の練習を見ていると、“切り替え”がひとつのポイントになっている印象を受けます。その辺りの意識はどうですか?
「今まで自分の苦手とする部分だったし、切り替えだったり、守備の部分で自分は弱い部分が多かったから、特にそういうところは意識して・・・今は得点を取ってモチベーションも高いので、そういう部分も進んで出来るように(笑)なってきている」
――今は全部が明るく見えてくると
「やっぱそれだけ自分の人生において、得点というものが(笑)かなり大事なものなんだなと改めて気付かされたので(笑)」
――清水の現状をどう感じていますか?心配という言葉は相応しくないかと思いますが
「まあ、素直にやっぱり心配はしているし、それは4年間お世話になったクラブだし、そういう気持ちはある。けどやっぱり次は敵となるので、そういう気持ちは置いといて、自分達の目標である優勝のために勝ち点3が必要なので、そこはしっかり勝ちに行きたいともちろん思っている」
――さきほど、人生において得点・・・というお話をされましたが、人生において浦和レッズが・・・という方々がエコパには多数集まるでしょう。清水が高木選手をどのように迎えるかはある程度想像がつきますが、それをかき消すぐらいの意気込みで駆けつけると思います
「やっと1点取れたけど、まだまだ満足していないので、得点だけではなくチームの勝利が一番だけど、チームを勝たせるために、また得点できるように頑張ります」
そして、力強く決意を口にしました
「こないだの1点はみんなの支えがあって取れたものだと思う。ここからは自分の力で得点していきたい」
高木選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
では