どうもです
曇り空の大原には時折、生暖かい風に運ばれた雨粒が降り注いでいました
午前10時からスタートした練習は、オフ明け恒例のフィジカル系メニューを中心に進行
午前11時15分、監督のもとに、選手&スタッフが集まります
その後まもなく、円陣からは拍手と共に歓声が沸きました
盛り上がりの理由は、あるお知らせによるもの
「午後練習ぅは・・・」(杉浦コーチ)
※しばしの沈黙
「そこ、止まるとこじゃないですよ!」(選手のツッコミ)
午後練はお休みになりました
「他のこともあったけど、内緒(笑)」(関口選手)
予定変更により、練習後の時間をどう過ごすか
リフティングゲーム、サッカーゴルフをする選手の姿は、お馴染みの光景
加えてここ最近、ある”部活”が台頭してきました
その名は、【有酸素部】
部長を務めるのは、関口選手
「最近、人が増えてきて、自分以外にも4人ぐらい増えてきたので、いいこと」
何をしているかと言えば、20分間のジョギングによる有酸素運動です
永田拓也選手、阪野選手、岡本選手、野崎選手、さらには天野コーチまでをも引き連れています
関口選手が部長である理由は、本人曰く「時計を持って管理している」から
・・・ある日の練習後のこと・・・
「おい、お前ら行くぞ!」
と部長らしく気合いを入れる関口選手
ピッチに足を踏み入れる前に靴ひもを結んでいると、部員達はそこを通り過ぎ、勝手に走り始めます
するとすかさず、
「おい、誰が左回りだと言った!こっちだぞ!部長の言うことを聞け!」
と強引に進路変更を指示
苦笑いで付き合う団子状態の若手グループより10メートル先を走り、リーダーシップを発揮していました
そんな部長には、ちょっとした悩みも
「みんなが部費を払わない!」
走るだけなのに、何で必要なのでしょうか!?
「オレがランシューを買うから部員から¥7500ずつを回収しようとしたら、みんなに『部長最低!』と言われた」
怒り気味に、笑います
「ボッタクリ。部長なのも、形だけ」(野崎選手)
「はいー!お前けずる、決めたぁ!」(関口選手)
インタビュー中には、さらなる事実が発覚!
部長の理由である、タイム計測用の時計は、広報スタッフからの借り物でした
渋々、返却したあと、
「借りるのがオレしかいないから、オレのもの!のようなもの!」
過去に味噌ラーメンの盗み食いをしただけのことはあります
今後へ向けてのビジョンも語ってもらいました
「新しい若手部員が入ってきたら部費をもらって、新しいランシューでも買おうかな」
ただし、
「原口は絶対に入れない(キッパリ)」
若手とじゃれ合う、何とも頬笑ましい”大将キャラ”は、田中達也選手と重なります
あまり比較してもナンセンスですが、この中断期間中は、”縦への推進力”でもシンクロしました
「自分の出来ることをやろうと思ってる。みんなと一緒のことをしても、インパクトは残せない。自分は、自分にしかできないこともあるので、そこを強調できればと思う。キャンプで厳しいトレーニングをしたので、ここから徐々に志気を上げていきたい」
当たり前のこととはいえ、関口選手はサッカーに対してとても真面目です
持ち味の突破力をどう出すか、その判断も大切なこと
「練習も慣れてきたし、まだまだ出来るという感覚がある」
11番を背負うからには、
「移籍する前に、達也さんにも言われた通り、『自分らしく頑張る』と思いながらプレーしていきたい」
と抱負を語りました
練習のみならず、有酸素部で養ったことの成果は是非、中断明けの戦いで!
「ナビスコは優勝を狙えると思うし、短期決戦。まずは初戦を勝って、ホームに帰ってきたい」
インタビューの詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします
さらには、
・「最悪の事態を免れなくてはいけない」
→レッズレディース 神戸コーチインタビュー
・「手塚さんと歩んだ日々が『財産だった』と言えるのは、これからの結果次第」
→レッズレディース 後藤選手インタビュー
をお届けします
では