どうもです
公式戦の再開を3日後に控えた今日、練習は午前10時から始まりました
お昼前にも関わらず、小雨の大原には、この季節に配慮した照明が灯ります
曇り、光り、青々としたピッチ
梅雨時ならではの場景でしたが、ウォームアップ後はいつもと少し違いました
11対11でのハーフコートゲームかと思いきや、12対12でのパスゲームを実施
プレーエリアは、横が約40メートル、縦は約50メートルでした
縦のエンドには、ゴールキーパーがフリーマン(サーバー)として待ちかまえる、方向付けも
スリッピーなピッチにおけるボールの感触を確かめつつ、縦への意識付けやプレッシングの意思統一などが図られました
午前11時頃からは、11対11対でのゲーム形式へ
監督は開始前に選手を集め、約5分ほどの説明
「連動して動くように!」
「●本目のパスは、縦に入れる」
といった声がかかります
広さはフルコートに対しておよそ4分の3ほど
さらには、オフサイドラインの設定、アタッキングゾーンでプレーできる選手が限定されるなど、変則的なものでした
ゲーム中、監督は改めて、「奪ったら縦」、「裏に抜け出す動き」を強調
それ以外にも、
「3人目の動きをする選手は、味方がボールを出す前にスタートするよう、心がけるように」
「スペースに展開して、そこに誰もいなかったら、それはパスを出した選手のせいではない」
など、戦術指導は多岐に渡りました
監督のみならず、
「全部が全部、裏にならないように!」(槙野選手)
と選手同士でも積極的に意見交換
練習が終わったのは、お昼の12時15分頃でした
「志気を高めていく」
昨日、関口選手がそう話していたのも納得
いつも(中断期間)から本番モードへ切り替わってることを印象づける、内容の濃いトレーニングでした
ビブスなし組であっても、相変わらずのハイクオリティなプレーを見せていたマルシオリシャルデス選手は、
「今日は非常に効果的な練習ができたと思う。一番意識したことは、相手の背後を狙うことを監督から指示されていたし、それが次の試合で一番大事になってくると思う」
加えて、
「4バックに対してスペースをどううまく使うかがキーポイントになると思うので、良い練習ができて良かった。普通では中断期間があるとコンディションを落としてしまう選手もいるけど、今回はキャンプでハードトレーニングをして、コンディションも良い。チームとして良い仕事ができたと思う。そういう意味でもナビスコ杯は良い試合ができると思う」
と手応えを口にします
「ナビスコカップは2011年にタイトルを逃したし、今回はACLもない分、取れるタイトルとしてはまず目の前のナビスコカップがある。全てを懸けて自分たちが行けるところまで戦って、自分たちの可能性を見せ付けたい」
気合い充分でした
また、柏木選手もこの中断期間、良い状態でトレーニングに励めていたようにうかがえます
「リーグ戦が中断してから自分たちの中では良い練習ができたつもりだし、良い結果が出るんじゃないかという手応えもあるけど、実際に試合をやってみないとわからない。しっかりとピッチの上でそれを表現できればいいかなと」
ファーストタッチひとつを見ても、良い感覚で出来ている印象
「個人的にはサッカーに対して向上心を持っているし、うまくなりたいという気持ちと、代表の選手たちに追いつきたいという気持ちが今はすごく強いけど、まだまだなのでより質を高めてやっていかないといけない」
前向きなコメントです
「代表はメンバーが固定されていて、あんまりメンバー変わらんなとか、交代もこんな感じか、みたいな感じで見ているし、あそこに入るならボランチやろうなと思いながら見ていたりするので、パスを出す方、ヤットさん(遠藤)の動きを見ている」
モチベーションの源は、レッズでのタイトル、代表への思い
そして、
「チャリティーマッチでは達也さんと一緒にサッカーをして、もっとパスを出せるシーンがあったのでしっかり出してあげられれば良かったんだけど。まあ、でも楽しくできました。達也さんとは『お互い頑張ろう』と。新潟は良いサッカーをしているのになかなか勝てなくて、俺は今年やった中で新潟が一番強かったと思うので、お互い良い結果を残せるようにしたい。達也さんとは飯も行ったし、次の日にテーマパークにも一緒に行った」
と明かします
次は、多くの選手が「打ち合いになる」と展望するセレッソ戦
大阪長居は、「陽介」の創造性あるゲームメイクによって、梅雨の晴れ間となるか
「個人的にはチームとしてやりやすいと思っているけど、攻撃に良いものを持っているので、どっちがしっかり点を取って守れるか。そういう打ち合いの試合になると思うので、観ている人も楽しいと思う。その中でアウェイでしっかり勝って帰ってくることが大事だと思うので、しっかり決めるところを決めて結果を残したい」
さらには1年後、太陽の国での輝きを見据えて
「今は、”良くなって来ているだけ”なので、もっと良くなって上に追いつけるようになっていきたい。そうすれば自ずと、チームの勝利にも貢献できるので、レベルを上げていきたい」
浦和の太陽は、熱い視線で意気込みを語りました
マルシオリシャルデス選手、柏木選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします
なお、今日木曜日担当のサッカークリエイター・清水英斗さんは、現在コンフェデの取材中です
そこで今週は、ブラジルからのリポートが届きました
清水さんのパートナーとしては、ちょんまげ隊長ツンさんがご登場
サッカーを愛する”海賊×侍”のトークは、ナイスなセッションです
お楽しみに
では