どうもです
チームのムードと同様、暖かい陽の差し込む始動2日目の大原
練習は午前10時からスタート
じっくりと鳥かごを行うと、午前10時35分過ぎからは、
「きのうと一緒!」(堀コーチ)
4人1組でジョグ&ボールコントロール
きょうも、新加入の青木選手は阪野選手、濱田選手、関根選手と同グループに
一方、
「モリ、行ったぞ!」
「っちょ啓太さん!メチャクチャですよ!遠いぞひとりぃぃぃ」
「ホラ、モリ!」(那須選手)
「オイ!モリー!」(興梠選手)
森脇選手は、やたらと走り回されていました
午前10時58分、給水を挟むと今度は2人1組になってのメニューへ
「大事なのは、常に動き続ける。基本的な練習だけど、動き続けること、正確なパスを出すこと」(監督)
タッチラインからタッチラインまでの約45メートルを、様々な動きを入れながら往復しました
①平行に並んでのパス&ゴー
②クロスオーバーを入れながらパス&ゴー
③縦に並び、1人はバックステップしながらパス&ゴー
「集中して正確に!」(監督)
④縦に並び、1人はバックステップをしつつ、右へ左へポジションをずらしながらのパス&ゴー
お手本を見せる監督の動きも軽快です
⑤縦に並び、バックステップの選手はボールを受けたらターンして、2~3歩ドリブルで返す
「ゴールが前にあるイメージで!」(監督)
⑥縦に並び、バックステップの選手は、相方の投げたボールをインステップキックで返す
「フラーンツ!!」(監督)
⑦今度は、左右に動きながらインステップで返す
⑧(⑦)と同じ動きでヘディングかジャンプヘッド
⑨「全部混ぜながら!」(監督)※⑥~⑧の動き
といった動きを2往復ずつ、合計約25分間こなしました
額には汗をにじませる選手達
これで終わりではありません
その後は約20分間、ピッチを素走りで外周し、練習は午前11時50分頃に終了
締めの素走りでは、最初に入ったグループを置き去りにし、独走していた森脇選手
しかし、サポーターやメディアの前を通る度に、「キュッキュッ!」と可愛らしい音がします
真剣な表情で走っていただけに、何ともシュールでした
「いや、あのねえ、口々になんか、音ガフッ!あぁ痛たたたた!!」(背後から現れた原口選手に口をふさがれ、話せなくなった森脇選手)
気を取り直して、
「歩くと音が鳴るので走りづらかったけど、何とか終えられて良かった」
理由は、かかとに配慮して導入したスパイクのソールです
昨シーズンの始動当初は素走りでも遅れを取っていましたが、
「その前に広島でクラブW杯に出た時にけがをしてしまっていたので、慎重に入った。今年はけがもないし、思い切ってシーズンに入ることができたので、しっかり上げていきたい。今年は覚悟を持ってやらないといけないので、しっかりやりたいなと。良いシーズンを送るために良いキャンプにしたい。チームの雰囲気は最高ですね」
万全の状態でスタート出来たこともあり、鈴木選手らの愛情込もった!?厳しめのパスにも対応できていました
「だいぶ追い込んでいただきましたけど、そのぐらいが僕にはちょうど良いのかなと。愛があったのかどうかはわからないけど、非常に厳しいボールをいただいた(笑)」
”森脇節”も健在です
「(オフは)だいぶリラックスさせてもらった。実家に帰ったり、友人に会ったり、旅行に出かけたり、いろんな休みの過ごし方をした。(新婚)と言っても長く付き合っていたので新鮮さは全くない(笑)。こう言うと奥さんに怒られるかもしれないけど、ピッチでも怒られ、クラブハウスに戻ってもみんなに怒られ、家に帰っても奥さんに怒られると。どこで僕は心を休めたら良いんだろうという感じがあるけど、これを聞くと奥さんに『あんた、また外で何か言ってぇ!』みたいな感じになるので危険だけど(笑)。でも、オフは良い時間を過ごすことができたので、2014年はやらなくちゃいけないという気持ち」
再会間近の李選手についても語ってもらいました
「ミシャのサッカーを知っている選手が多くいるのはひとつのメリットかなと思う。ただ、そういう選手が集まったから今シーズンうまくいくかと言われると、そうではないと思っている。全て自分たちがキャンプから日々ハードワークして、監督の言うことをしっかり聞いて、それを実践することが良いサッカー、良い成熟度につながっていると思っている。しっかりお互いを高め合えるようにスキルアップしていきたいと思っている。ただ、感覚的な部分、阿吽の呼吸みたいなところは問題ないのかなと思っているし、そこまで多くの時間を要することはないと思う」
–連絡は?
「まだ来てない。僕が移籍する時にも多くは語らなかったけど、(西川)周作もそうだけど、チュンくん(李)もメールを送るのもよろしくないのかなと気を遣った。どういう状況になっているかわからないけど、『待っているよ』というメールぐらいしか送っていなかった。決まったということであれば、また連絡を取りたい」
改めて、抱負を
「僕の中でもチャンスはそう多くないなと。今年を逃したら後はないなという覚悟を持って2014年をスタートさせたつもり。まずはしっかり良いキャンプをして開幕を迎えられるようにやりたいと思う。しっかりキャンプから自分に厳しく追い込みたいなと思う。最後は笑って終われるシーズンにしたいので、この1、2か月は重要だと思う」
ちなみに、きょうのインタビュー中、”クニくん”の襲撃はありませんでした
「そうなんですよぉ!仲が悪いわけじゃないですよ!クニくん(関口選手)も、もしかしたら忘れているのか、心を新たにしたのかわからないけど、今日は一安心(笑)」
ホッとした様子でクラブハウスへと引き上げていった背番号46
その後、トレーニングルームから聞こえてきたのは・・・・
森脇選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
では