「やっぱ一番年上なので」

どうもです

始動から10日目の先週土曜日、レッズレディースはさいたま市内の練習場でお昼の12時から約2時間、トレーニングを行いました

最初の約1時間はボールを使わず、インターバル走が中心

午後1時からは、ようやくスパイクに履き替え、2人1組で約40メートル間隔でのパス交換

その後は3グループに分かれて、

①パス&ゴーからのシュート

②センタリングシュート(※①と②はいずれもキーパー有り、正規サイズのゴール)

③ボールを使いながらの体幹トレーニング

といった3メニューをローテーションでこなしました

ある時、体幹トレのグループからは、

「ウメさーん(梅原コーチ)!声張ってこー!!」

「うぉりゃぁ!」

「ファイアー!!」

まるで女子プロレスの道場であるかのような威勢の良い声

発信源は、スラリとした長身から気合いがみなぎる動きを見せる、大滝選手でした

「昨シーズンはチームが苦しい状況の中、自分のメンタルも苦しくて、チームにあまり貢献できなかったのが悔しかった。シーズン途中からチームに入って、まだどこか”お客さん”じゃないけど入り切れていない部分があったと思う。そういう意味では今シーズンは頭から入れるので、良いスタートを切って、もっと貢献したい」

平成元年生まれのフォワードは、気がつけばチーム最年長に

「やっぱ一番年上なので。みんなうまいけど、とにかく元気がないから!そういうのを出せるのは自分の良いところ。それが自分の仕事かなと思えてきた」

ハキハキと語ります

「いくらでも”なあなあ”にしようとすればそうなっちゃうと思うし、そういう雰囲気になりやすいし、そこをそうならないようにするのが、うちら(高畑選手、堂園選手、泊選手、成合選手)の仕事。声を出しながらピリッとした空気を作っていけたらと思う」

実際に、レッズレディースの一員となったことで、このチームの更なる魅力にも気付けました

「やっぱりみんな、凄いひたむき。みんなピッチの中で話して、ちゃんと考えていることがわかる。だけどそれが、たまに悪い方向にいくこともある。みんな真面目。だからそういう空気を読んで、まあ、良い意味で、おちゃらけるとこでおちゃらける、そう出来れば」

海外の経験も活かされます

「自分の意見を言わないと、『それで良いんだ』と思われて、やっぱ、なめられる。ピッチに立ったら関係ない。もっと要求し合えるように」

本当に、吹っ切れた様子

「やりたいことを全部やった」という、オフの過ごし方も関係しているのかもしれません

「良いスタートを迎えられるように、もちろんトレーニングはしたけど、オフにしか出来ない旅行とかもした」

行き先は、フランスのリヨンでした

そこではかつてのチームメイトとも再会

「みんながユニフォームにメッセージを入れてくれたりして、『がんばんなきゃ』と思った」

滞在中は、

「サキ(熊谷選手)の家に泊めてもらってた。今まで出会った人の中で一番似てると思う・・・性格が!顔は違うけど、ウフフフ!」

どちらがどうかといえば、

「それはもちろーん!・・・・」

パッチリと目を見開きながら、

「それはもちろーん!!ハイ!」

華麗な笑顔が弾けました

ちなみに、ユニフォームには、

「【日本で頑張って】、【ブス】とか、ふざけたことをめっちゃ書かれてた(笑)」

172㎝の長身フォワードでありながら、器用なボール捌き、しなやかな動きからなるシュート、周りを引き立てる献身的なプレーは、いずれも一級品

あとは、フィールドでどれだけ自身を解放できるか

「出来るだけのことして、自信を持ってピッチに立てば、力を出せると思う」

背番号26が真価を発揮した時、チームには新しい風が吹き込まれるでしょう

「目標を高いところに置くと空回りしちゃうタイプなので(笑)、とりあえず、シーズン頭から試合に出て貢献したい。昨シーズン、サポーターの期待を裏切ったので、今シーズンは得点という形で喜ばせられるように、頑張りたい」

2014シーズン、レッズレディースと共に”大滝麻未の逆襲”が始まります

インタビューの詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

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