どうもです
低めの気温、まとわりつくような雨、風もそこそこ
初夏とも梅雨とも、またひと味違う空模様の大原で、練習は午前10時からスタート
ウォームアップ後のゲーム形式は10対10、ハーフコートよりやや広めのエリアで行われることに
きょうはメンバーがシャッフルされたようで、レギュラー控え問わずのチーム編成でした
この先のナビスコ3連戦、多くの選手に出番が回ってくることも考えられるでしょう
そんなことも相まってか、出場機会の乏しい選手からもよく声が聞こえてきました
午前11時25分、左からカットインした原口選手が右足を豪快に振り抜き、ラストゴールを決め、練習は終了
ゲーム終了後、悔しそうにションボリと座り込む背中がありました
背番号6・山田選手です
「今日のゲームはずっと緊迫した点差で終始できていたし、チームの雰囲気も悪くなかったと思うので、なおさら勝ちたかった」
ラストゴールが生まれる1つ前のプレーは、山田直輝選手が蹴ったコーナーキックがゴールにつながらず、そこからカウンターを浴びたもの
悔しさも一入です
「今日からまたしっかりやろうかなという感じ」
その意気込みで今日は臨みました
18日の練習試合では、久々に90分のフル出場
「全然動けなかったけど、オフを挟んでしっかり休めたので。きのうのシャトラン?疲れですね。体調は良くなかったので、治すこと優先でやっていた」
そして、今日に至ったのです
「結構、広いスペースでゲームができたし、この間の練習試合で全然動けなかったのもあるし、動くことを意識してプレーしていた」
そういった中、日ごろの努力が実を結んだプレーもあります
ラストゴール前、流れをさらに遡ると、山田直輝選手の力強さが確認できました
ゴールライン際で那須選手にグッと身体を寄せられたものの、粘りのキープでコーナーキックを獲得
「那須さんとガチガチできて、久しぶりにガチガチやったなという感じだったので、楽しかった(笑)できれば自分のボールにしたかったけど、最低限でコーナーにしたから良かった」
以前の山田直輝選手だったら、倒されていたかもしれません
「ああそうですね!確かに、うん」
と納得するのは那須選手
続けて、
「もっとこう、身体が吹っ飛ぶかと思ったんだけどね(笑)強くなってる」
それは、3月下旬から地道に行っている、練習後の下半身を中心とした体幹トレーニングがもたらした成果かもしれません
「競り合いはデカさだけでやるものじゃないし(笑)自分の良さを出しながらやりたいと思う」
山田直輝選手は、白い歯をこぼしながらそう話しました
ただ、試合に出られない現状、胸中は当然、穏やかでないでしょう
しっかりと足元を見つめると共に、これからへの抱負を口にします
「自分の立ち位置を理解してやっていかないといけないと思う。ナビスコ杯は自分が出るチャンスがあればやれることをやるだけだと思う」
今から何か、大きなことを語る必要はありません
”浦和の山田”がピッチで最高のスマイルを見せればそれが、幸せの証し
少し伸びた髭は、「生やしているわけじゃない!剃るのが面倒くさいだけ(笑)」
梅雨入り前か、梅雨明けか
心も顔もサッパリする時は必ず来ます
レッズを愛する誰もがわかっているはず
”浦和のハート”が「こんなもんじゃねえ!」ということを
Come On!yaaaman”6”!!
インタビューの山田選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
では