どうもです
きのうから降り続いた雨も上がり、そよ風の心地よい大原は絶好のサッカー日和
新潟戦2日前の練習は、ミーティングを経て午前11時頃から始まりました
午前11時45分頃からは11対11でのゲーム形式へ
ハーフコートより少し広めのプレーエリアは、選手のポジションによってさらに分割されました
ちょうど真ん中、ハーフライン付近にはマーカーが設置され、自陣と敵陣のどちらでも5対5、マッチアップの状況が生まれます
「出せなかった時にシチュエーションが変わる。必ず動き直すこと!」(監督)
また、同じチームでも前の5人と後ろの5人では、違う色のビブスを着用
相手陣内に縦パスを入れた際には、なるべく自陣に戻さず、同じ色同士でパスをつなぐことが求められていました
「連動、連動、連動!」(監督)
「ノブ君ゆっくりで良いよ!ナイスナイス!」(槙野選手)
暑さに配慮してか、こまめ(約7分置き)に給水タイムが設けられます
加えて、メンバーチェンジも頻繁に行われました
お昼の12時30分、珍しいことにラストゴールが決まらず、練習は終了
とはいえ、その後は青空ミーティングが行われるなど、ムードは悪くありませんでした
練習後は、関口選手に話を聞こうとしたところ、
「花粉がやばい!」
ニターッとまさかのお断り
その瞬間、隣りにいた坪井選手が、関口選手のことをど突いていました
2人はランニングシューズに履き替え、仲良くジョギングへ
坂道ダッシュも行うなど、良い汗をかいていました
「東京五輪を目指す!!」(坪井選手)
”クニくん”といえば、森脇選手についても
きのうの練習後、出前を頼んだら1時間以上も待ったという情報を得たため、何を注文したか確認すると、
「味噌ラーメンとチャーハン!」
やっぱり・・・
そんな話をしている最中、森脇選手は慌てふためきます
「ダメダメ!山さん!久々なんだからもー~」
山田暢久さんに、目の前を「フ~ン」と素通りされることに
森脇選手にとっては”感動の再会”・・・それをよそに気付かぬ”ふり”したレジェンドの背中へ、精一杯の声を振り絞ります
「イケメーン!」
しかし、リアクションはゼロ
きのうは注文してもなかなか来ない、今日は名前を呼んでも振り向かれない
新たな”メン伝説”が刻まれました
また、きょうの練習後は、原口選手と関根選手が迫力満点の1on1、ドリブル対決を敢行
「まだ19だから、多分悔しがってるからね、相当」
と原口選手が言えば、
「自分すかね、総合的に自分の勝ちすかね?いや、全然敵わないけど(笑)」
と関根選手
後輩が一歩引きはしましたが、コメントでもほぼ互角の接戦を展開
天性のドリブラー同士だからこそ、何かを感じ合えたはず
ほほ笑ましいバトルは、2人にとって忘れられない時間になることでしょう
・・・・・・
ここからは関根選手のお話です
「元気くんがああやって真剣にやってくれたので、自分にとっては守備でも良い練習になった。正直言うと全然敵わないし、ドリブルも見習うところがたくさんある。スピード感も全然違って、守備が苦手な自分には絶対に止められないなと思った(笑)自分も元気くんを目指してやっているので、追いつけるように頑張って行きたい」
――あれ?以前、「クニくんに着いていきます!」と話していたと思いますが!?
「そんなこと言ってましたっけ?(笑)。クニくん”にも”着いていこうと思います(笑)」
原口選手に抜かれてバランスを崩し、思いっきり倒れるシーンもありました
「1回、足がもつれたし、ついていくのがやっとというか、ついていけなかったけど(苦笑)。本当にスピード感が全然違うなと」
逆に、完璧に抜くシーンも
「元気くんも守備が全然ダメなので、そこはお互い頑張っていければと思う(笑)」
きのうまでは、U-19の代表合宿に参加していました
「やっぱり同年代とサッカーできるというのが久しぶりで、あまりうまくいかないこともあったけど、同じ世代の選手とやるのは刺激にもなるし、ある程度は自分もできたと思う。初ゴールを決めた後、すぐの合宿だったけど、ウザいやつばっかりなので、『変わったな』とか、会った瞬間に何も話していないのに茶化されたりした(笑)。でも1点だけど決めることで周りの反応も変わるとプロになって感じた」
――セレッソ戦後、阿部キャプテンから何か言われたそうですが!?
「お言葉をいただきました。『これからが大事だ』ということ」
間違いない!19歳に浮かれた様子はありません
ところで・・・
――今日のビブスの背番号、覚えてますか?
「え?11番?そうなんすか!?クニくんに着いていきます!」
――その前は、田中達也選手の番号でした
「小さい頃からずっと見ていて、憧れというか、別の世界の人。あまり喋ったことはないし、オーラもあるので、そういった選手の良いところをどんどん盗んでいきたいと思う」
2日後には、原口選手と繰り広げた1on1が、田中選手のドリブル封じにも活きるかもしれません
「そういう場面があったら良いと思う。ボールを持って仕掛ける時に似ているとよく言われるけど、そう言われるのは凄くうれしいし、さらにこれから自分の良さを出して超えられるように頑張りたい」
――ニューヒーロー賞って聞いたことありますか?
「はい!何となく聞いたことは(笑)・・・けど、そういうのはあまり意識していないし、目の前の試合をやるだけで、後からついてくるものだと思っている」
11月の埼スタでは是非、「ニューヒーロー見参!」を
そのためにもまずは、次のゴールです
阿部選手が話した通り、これからが大事
「ゴールをひとつ取れたので、どんどん結果を出して、さらに良い活躍ができるように頑張りたい」
”レッズアカデミーの星”にとって現状はまだ、最初の通過点に過ぎません
インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
では