どうもです
2024-25 SOMPO WEリーグ 第2節 INAC神戸レオネッサとのホーム開幕戦を4日後に控えたきょう、三菱重工浦和レッズレディースの選手たちは、暑さを吹き飛ばすような意欲的姿勢でトレーニングに打ち込んでいました
◇◆◇栗島選手◇◆◇
――よくこんなに暑い中、動けるなと
「動けてるのかわからないですけど、頑張りました(汗)」
――良い状態を保てているようで
「はい、そうですね」
――開幕戦の結果にも表れたかと
「はい、開幕戦は最後まで全員が走ってつかんだ勝利だと思います」
――そのあたり(全員が走る)は開幕前から意識していたことで
「まぁ、相手がベレーザということもあって、もちろん強度高くなることはわかっていたのですけど、それをわかっていた上で、みんなで声を掛け合いながら本当に最後まで走り切ったということが勝ちにつながったのかと思います」
――90分ずっと走るのは難しいので、メリハリを統一できたのもあるのでは
「あ、それはそうですね、はい。練習試合とかでも課題とかは出てたので、もちろん開幕戦で全てできたかというと‥勝った中でも課題は結構出たので・・そうですね相手によってプレッシャーとかプレスの掛け方とかを変えなければいけないと思うので、それを体現するにはコミュニケーションの部分であったり、阿吽の呼吸も大事だと思うのですけどやっぱり、ピッチ内にいる11人がしっかりコミュニケーションを取って守備の掛け方とかは、ここから2節以降もしっかりやっていきたいなと思います」
――高い位置で相手を自由にさせなければ戻らなくて済む。そういう守備ができていた
「そうですね、はい。もしあそこで奪えなかったら全員が後ろまで戻ることになるので、それをもちろんさせないこと、させない方が自分たちにとっても良いと思うので、やっぱりその奪われたあとの切り替えというのはもっと自分自身、もっとできるなと思ったので、はい、次から頑張っていきます」
――ファーストデイフェンスで通されたとしても、栗島さんと柴田さんがことごとく奪って拾って
「はい、映像を見返したのですけど、やっぱりファーストディフェンスのあとに、みんなが連動して守備できたっていうのは凄く良かったポイントだと思います」
――それらは栗島さんがいるからこそ成り立っていることで
「うん・・あのぉでも自分自身、映像を見返したけど、もうちょいできる部分の方が多いなって自分自身は思ったので、はい。そこはまあ、1節で勝てたので、ここからもうちょい意識と強度を上げていきたいなと思います」
――どの辺?
「それこそ、もう少しセカンドに行けるし、ファーストの部分でももっと強く行ける部分もあるなと思ったし、相手の攻撃の部分で自分が防げたというか、ちょっと判断ミスったなっていうところが何個かあったので、はい・・それを映像で見て、やっぱりミスってるなって思ったので、修正していきます」
――ちゃんと向き合えて素晴らしい
「はい」
――さらには、奪って渡して「よろしく」ではなく、そのあと自らも前に顔を出す意識が頼もしい
「はい、それは今シーズン、やっぱり攻撃力の核だった貴子が移籍をしたので、それはみんなが補っていかなければいけない部分だと思っているので、はい、意識上げていきます」
――自分がボールを受けるのもそうだし、囮になる動きにもなる
「あっ、そうですね、はい、自分自身に出なくてもとは思っていますし、この前の2点目とかも、自分自身ではなくて何人もがこう、囮の動きというか、智子が内側に走ったから美紀ちゃんにボールが出て、相手より運動量を出したからああいうふうなシーンっていうのは生まれたと思うので、ああいうシーンは増やしていきたいです」
――どんどん進化を続けている栗島さん、おめでとうございます(※9月14日)
「ありがとうございます。ステップアップしてしまいました(笑)」
――感じさせないのですけど
「でもなんか、『おめでとう』って言われるの、まだ嬉しいです、全然」
――それはいつでも
「喜ばない人いるじゃないですか!?年齢重ねて・・“もう年取りたくない”みたいな。自分は全然、年取っても良いなって思いました」
――日を重ねるごとにサッカーがうまくなっているのですから
「あー、ありがとうございます!楽しいです、サッカーが楽しいです、はい」
――年齢が全てではないですが、30越えても成長している先輩が沢山いるので、あまり気にならないというか
「そうですね、自分は、まぁちょっとベテラン寄りになってきましたけど、自分より年上でもっともっと動いて、経験豊富な選手がいるので、はい。そういう選手の背中見て、若い子を引っ張っていけるように頑張ります」
――きょうの練習の雰囲気でも若い選手も積極的でお互い切磋琢磨できているというか
「はい!そうですね、それがこのチームの良さだと思います」
――その中心として、栗島さんがいるからこそ
「ありがとうございます(ニコリ)もっと、もっとチームを引っ張っていけるように頑張ります」
――今週末、楽しみなゲームが待っています。そちらへのモチベーションは
「はい、次はホーム開幕戦なので、もっと西が丘の時よりも、もっとレッズのファン・サポーターの方は観にきてくれると思うので、ほんっとうに口だけじゃなくて、観にきてくれた方が《もう1回観にきたい》って思うような試合をするのが私たちの使命だと思うので、まぁ、でもベレーザ戦ぐらいみんな気持ちを見せて、お互い助け合って、ああいうサッカーをしていきたいしもっとレベルの高い進化したレッズレディースを駒場で魅せたいです」
――アイナックの印象などは
「昨年からは外国籍選手などが入っていると思うのですけど、大きくやることは変わらないと思うので、はい・・自分たちに矢印を向けて頑張っていきます」
――駒場の入場者数を増やすにはやはりホーム開幕戦での勝利が必須で・・これはプレッシャーでなく期待を込めてです
「はい、本当、そう思うので…勝ちます」
――一緒に闘う方々へ
「はい、開幕のベレーザ戦もそうだったのですけど、やっぱり本当にサポーターのみなさんの声援というのが私たちを動かしてくれて、きつい時間帯でも本当に、ゴール裏を見たら一緒に闘ってくれているというのがわかるので、それで力を本当にもらっています。今シーズンもタフな試合が続くと思うのですけど、みなさんと共に、本当に1勝ずつ重ねていきたいと思ってますので、今シーズンもよろしくお願いします!」
――ちなみに、どのような30代にしたいですか
「えーとぉっ、そうですね、ここまで沢山色んな経験をさせてもらったのですけど、ここからも色んな経験を経て、え~・・・素敵な大人になっていきたいです!(笑)ハッハッハ」
――スタジオも空けておきますので
「あっもう、ぜひ行きたいです!いつでも呼んでください!」
これまで、大きなケガがあってもさらに強くなって帰ってきて、さらには結果を残す栗島選手の存在は、多くの方々の励みになっていること間違いなしです
これからもよろしくお願いします
栗島選手のインタビュー全容は、きょう水曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けする予定です
では