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2月19日 「個人でメダルを獲ったときには見せない涙を、団体の後に見せるっていうのはやっぱり・・・僕はそこにグッときた。『チームって良いな』と」

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どうもです

開幕まであと10日

指宿キャンプから2日間のオフを挟み、今日から練習が再開しました

心配されていた雪も降らず、晴天の大原で午前10時頃、まずはオフ明け恒例、人工芝ピッチでの体幹トレーニングから練習が始まります

30分後に天然芝ピッチへ移動し、ステップワークやピッチ脇での坂道ダッシュを実施

午前11時過ぎからは、

「ボールの質!メリハリ!」

と堀コーチが指導する中で、ドリブルやステップなど様々な動きを入れながらの基礎的ボールコントロールメニューが行われました

午前11時15分、締めのシャトランへ

今日は鈴木選手が貫禄の走りを見せ、トップでゴール

その後濱田選手、山田直輝選手、関口選手、矢島選手らが続きました

今シーズン、無類の強さを誇っている関根選手というと、控え目の走りでフィニッシュ

心配だったので本人に確認しました

すると、

「ヒザの状態を考慮して、『流し気味で良い』と言われたので」

クラブハウスへ引き上げる際にこちらへ振り返り、

「次頑張って1位になります」

と爽やかな表情で、堂々と宣言

やはり、大物感が漂っています

午前練習、11時30分頃に終了(※午後練の様子について番組でお伝えします)

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太陽の日射したっぷりでしたが、風冷たく、それもう寒かったです

「まあ、『鹿児島も寒いなあ』と思っていたけど、こっちに帰ってきたら鹿児島の温かさを感じた」

帰浦した”浦和人”山田直輝選手、大原の寒さに少し驚いた様子

とはいえ指宿での手応えについて

「チームとして必要なことを練習したので、リーグに向けてしっかり準備できた」

と優しく微笑みました

キャンプといえば、チーム戦術の向上も大事ですが、さらなるチームワークを育む機会でもあります

そこで、山田直輝選手絶妙なアシスト!?をしました

なぜならば、部屋が”憩いの場”に・・・

「そうですね(笑)」

本人も認めます

というのも、

「ゲーム部屋だったので(苦笑)。誰かしらがいつもゲームをしているって感じだった。NINTENDO64っていう僕らが小学生ぐらいの時に流行っていた懐かしのゲーム。最新のゲームあまりついていけない(苦笑)昔ながらのゲームで盛り上がってた。[大乱闘スマッシュブラザーズ]をずっと・・・」

確かに、数年前にも高橋選手からそのような話を聞いたことがあります

「峻希も、幸輝君がいた時も、寮でずっとやっていた(笑)。あれいくらやっても飽きない」

そう笑いながら話す雰囲気はまるで、ゲーム少年

意外なハードとソフトが奏功してか、先輩達も集まってくるように

「僕らより上の学年の人達あまり知らなかった。けど唯一、槙野君だけ『なかなかやるな!』って感じ。クニくんも今回初めてやって・・・・弱かった(ニヤリ)」

まさかの関口選手!弱点が明らかに!

ところで、テレビがゲーム用に使われて、オリンピックが観られなくなったので!?

「ニュースとかで観て、同じアスリートとして、世界で戦っている人達の結果も凄い気になっていたし、メダル獲ったら凄く嬉しかったし、自分も勇気をもらったので、これからまた、自分もやることをやらなきゃいけないと再確認できるオリンピックだなと自分自身で感じている」

特に感銘を受けた選手として挙げたのは、スキージャンプの”レジェンド”

「葛西さん。やっぱ、41歳でオリンピック出るだけでも多分、凄いことなんだろうけど、それだけじゃなくて、メダルを獲るというのは素晴らしい」

そして、

「個人でメダルを獲ったときには見せない涙を、団体の後に見せるっていうのはやっぱり・・・僕そこにグッときた。『チームって良いな』と」

とてもやわらかい表情で語りました

チームワークも求められるサッカー選手ならでは、心温まる感想です

また、年齢の話でいえば以前、「あと20年間プレーして、この番号を息子に継がせる」と言っていました

すなわち、41歳になっても現役でいる必要があります

「先のことわからないけど、ずっとこの番号を付けていければ(苦笑)」

レッズの”レジェンド”である昨シーズンまでの背番号6、”鉄人”という称号も

山田直輝選手が今年に入ってから大きなケガをしていないのは、”強靱さ”も継承しているのかもしれません

「意識改革というか、今まで[6]を背負っていた人のやり方がある。ケガしないし、強さというのを受け継がないといけないと思っていた。自分の中で意識改革が出来ていると思う」

と明かしました

今年こそ、ピッチの上でも“浦和のハート”に

「そうですね、最近休んでばかりだったので(笑)、しっかりと心臓として働けるように頑張りたい」

決意を体現するスタートが、10日後に迫ってきました

「楽しみ」

とナオキスマイル

弾けるような笑顔が、闘いの舞台でより多く観られれば、浦和レッズ9ヶ月後にタイトル獲得を成し遂げるのでしょう

その時是非、”団体で見せる涙”を

山田直輝選手のインタビュー詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

 

2月5日 「毎日が楽しみ」

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どうもです

晴天にもかかわらず、気温2℃

ヒンヤリとした空気、”ザ・真冬”といった感じでした

指宿合宿を翌日に控えたきょうのトレーニング、大原で午後2時30分からスタート

ウォームアップ後、攻撃のパターン練習へ

「相手との間合いを考えろ!」

「大事だよ!持ち出し」

「出したあとどこで受けるの!?相手の後ろに入ったら、もらえないよ」

監督の様々な指導を受けつつ、3対2、3対3などを通じて攻守の連携を高めました

坪井選手のキラーパスに反応し、DFラインの裏へ颯爽と抜け出した永田充選手に、場内からは歓声

「充!走れんじゃないか!!」

父?のアニマル坪井さんも熱く褒め称えていました

締めに、11対11でのハーフコートゲームを実施(マルシオ選手と青木選手参加せず)

スムーズなパス交換から、多くのファインゴールが見られました

練習、午後4時30分頃に終了

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バリエーションに富んだパターン練習でイメージを養い、その後のゲーム形式に反映させる

実に監督らしいメニューだった今日のトレーニング

「懐かしさある(笑)2年ぶりの練習なので、懐かしい感じがした」

そう話すのは、李選手

「徐々に慣れてきているので、良い感じでやれている。チームの雰囲気思った通り明るいし、良い雰囲気で練習できているので、開幕が待ち遠しい。一緒にプレーしたことがある選手がいることで入りやすいということもちろんある」

と手応えを口にしつつ、

「ミシャからたくさんのサッカーを学んだけど、ミシャのサッカーすごく独特だし、それを体現するのは難しいけど、考えてサッカーしないとできないので、1分1秒も集中を切らさずにこれからも取り組んでいきたいし、それを試合で体現していきたい」

そのように意気込みます

ダイレクトタッチもそう、判断の早さと質が秀逸

「このサッカーが染み付いている?(苦笑)というか、感覚だけど、でも感覚を共有できるチームメイトがいないとサッカーできないし、それがコンビネーションだと思うので、そこを詰めていけばおもしろいサッカーができるんじゃないかと思う」

練習で、興梠選手、原口選手と組む機会が多いです

「代表で一緒にやっていて昔から知っている選手だし、クオリティの高い選手なので、やっていて楽しいし、これからもっと良いサッカーができるんじゃないかという期待感が大きい。(シャドーでのプレーが多いが)シャドーだろうがワントップだろうがどっちでもできるので、求められたポジションでしっかり自分のプレーを出せればと思う」

実際、チームの中に入ったことで感じたレッズの魅力としては、

「まだまだできるなとは思う。クオリティが高い選手が揃っているので、タイトルを取るべきチームメイトだと思うし、チームだと思うので、しっかりその目標に向けて取り組んでいきたい」

そして、

「毎日が楽しみ」

と充実した表情を浮かべました

チームメイトからは色々な呼ばれ方をしていますが、

「僕昔から『チュン』と呼ばれていたので、チュンソンだったりチュンくんだったりチュンさんだったり、チュンというのが馴染みがある」

本番での”チュンゴール”へ

順調に歩を進めているようです

李選手のインタビュー詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

ちなみに、きょうの練習後、関口選手に、

「関根選手が『クニくんに着いていきます』と言ってましたよ」

と伝えたところ、ニタ~っ!としながらも、

「いや無理!これ(お金)が、かかるんで!」

まさかの入部拒否!

以前、「原口絶対に入れない!」と話していたこともあり、独自の入部基準があるのでしょうか・・・

一方の関根選手

「言ってました!?」

と一瞬、動じたそぶりを見せましたが、

「嫌われましたねえ・・・(ニヤリ)」

他人事のように涼しい笑顔

練習後のリフティングゲームでも原口選手と互角の”いじり合い”を繰り広げるなど、きょうも大物感が漂っていました

また、今夜の番組で

・「今、思い出すのは、みんなと一緒に喜んでいる姿。子どもの頃からの夢、憧れのチームだったので、レッズで引退させてもらって幸せ」
→レッズフェスタでの引退セレモニーを終えて、安田有希さんインタビュー

届けします

 

1月31日 「地方ロケが(笑)」

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どうもです

晴天に恵まれた大原では、練習前にチームが集合写真を撮影

練習は午後2時50分頃から、11対11での攻守における連携確認やハーフコートゲームが行われ、午後4時20分頃に終了

今夜7時からの「You’re The REDS Friday」では、

「ひとつひとつの試合をどれだけ大切にで闘えるかが大事」

坪井選手のインタビューをお届けします

なお、レッズフェスタ当日のアニマル坪井さんについて、坪井選手(本人?マネージャー?)に確認したところ、

「スケジュールが空いてないみたい。地方でロケが(笑)アニマルさんはロケが忙しいから(汗)」

どんな坪井さんがブッキングされるのか、乞うご期待!といったところでしょうか

また、きのうのインタビューで紹介した通り、きょうの練習後には関口選手が部長として、有酸素部活動を行っていました

新入部員の濱田選手に、「部費の支払いが必要かもしれませんよ」と伝えると、

「部費取られる!?であれば、退部しよっかな!!(苦笑)」

早くも難色を・・・

若手の良き兄貴分となれるか、”クニくん”の男気に注目です

では

1月30日 「無所属になっちゃって、寂しいらしいので」

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どうもです

※すみません、きょうも生放送後の更新とさせていただきます。再放送を是非

曇り空の大原で、午前練習は10時からスタート・・・の予定でしたが、じっくりとミーティングを行い、午前11時10分頃、選手達はピッチに姿を現します

フットサルコートでの体幹系メニューを経て、午前11時25分頃からは天然芝ピッチへ移動

行われたのは、ボールを使った5種類の基礎体力を高めるメニューでした

①ピッチ上に立てられたポールをジグザグとドリブル

②軽いダッシュ&ミニゴールへのシュート

③ステップ&ジャンプヘッド

④パス&ゴー&ドリブル

⑤狭いエリアでミニゴールを用いた1対1のマッチアップ

といった行程を各選手が約30秒のローテーションでこなします

この中でも普段見られないものといえば、選手同士の1対1でしょう

・森脇選手 VS 原口選手
原口選手の猛チャージに「あぶねえ!」と森脇選手
ストリートサッカーの様相でした

・青木選手 VS 西川選手
西川選手は手を使わなくても貫禄の守備を披露

・鈴木選手 VS 興梠選手
開始早々の奇をてらってのシュートを決めた鈴木選手が逃げ切りに成功
「イチゼロで勝ったよ」とニンマリ

・坪井選手 VS 阿部選手
仲良しコンビは仲良しコンビらしく激しいぶつかり合いを見せ、互いに譲りませんでした

・平川選手 VS 永田充選手
「ミツル!ミツル!!」と土田コーチにハッパを掛けられた”ゆるキャラ”は、きびきびとした動きを見せます
エッジの効いたフェイントを見せ、平川選手をかわしてゴール!!

・加藤選手 VS 宇賀神選手
「よっしゃー勝ったーー!!」(加藤選手)
テンションが高かったです

・関口選手 VS 梅崎選手
関口選手は、意表を突くテクニックで梅崎選手をかわしにかかるも、
「やばい!ヒールリフト、全然後ろ行く!!」
自らピンチを招くことに
とはいえスピード豊かな2人のマッチアップは、まるでビデオの早送り再生でした

・那須選手 VS 李選手
凄まじい執念を見せた那須選手が30秒で3ゴールの離れ業

・矢島選手 VS 関根選手
ユースの先輩として、涼しい顔した矢島選手が先制
するとすかさず、関根選手もクイックフェイントで応戦ゴール

・柏木選手 VS 山田直輝選手
小気味よい軽快な動きで相手ゴールへとせまる山田直輝選手
迎え撃つ柏木選手も冷静なプレーで対峙

また、槙野選手の力強い動きも秀逸でした

午前11時55分からは、20秒間隔でのインターバル走を実施

黙々と走り込む選手達の激しい息づかいがピッチを包みました

その後は再びフットサルコートへ移動し、ダウンではなく、体幹トレーニングでもう一汗

しっかりと追い込んだ午前練は、お昼の12時40分頃に終了しました

地道な体力作りも大切なこの時期

走る時間も長くなります

そのフォーム向上について、オフシーズン中に槙野選手らと共に専門トレーナーに指導を受けた、宇賀神選手にお話しを聞かせていただきました

ポイントのひとつとして、「上半身」(※詳細は、番組で)

また、槙野選手にも聞いたところ、走り方のお手本として、「宮市選手やC・ロナウド選手」が例に出たそうです

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午前練終了前、監督は選手へ「午後練は短め」と伝えていました

ところが、10対10のハーフコートゲームを中心に約100分間のトレーニングを実施

張りのある監督の声、それに応える選手達の活気は、最後まで熱がこもっていました

なお、このあと23時からの「You’re The REDS」再放送では、関口選手のインタビューをお届けします

充実感の受け取れる、強気なコメントが頼もしいです

余談ですが、永田充選手について・・・

「(山田暢久さんが引退して)無所属になっちゃって、寂しいらしいので(ニヤリ)。よく一緒にいる。マイペースでおもしろい」

やはり、気のせいではありませんでした

なお、関口選手が部長を務める【有酸素部】には、濱田選手が入る予定とのこと

存続ですね

また、練習後、森脇選手も久々に襲撃を受けていました!叩くと見せかけ、肩を撫でるという・・・

もちろん、肝心のサッカーでもキレのある動きを見せていました

”クニくん”の実戦でのプレーが楽しみです

では

1月29日 「そこは丁重にというか、断った(笑)」

どうもです

※午前練→山田暢久さん会見→午後練という流れだったので、生放送終了後の更新とさせていただきました。このあと23時からの再放送を是非、よろしくお願いします

まずは、山田暢久さんについて

–第二の人生の夢

「いや、夢というものを今は考えられないけども、本当に、レッズのフロントの仕事をしていく上で、自分の道を探していければ良いと思う」

囲み取材時には、[岡野さんが引退されたことの影響]、についても質問させていただきました

「影響はないけれども、同じ年に入団して、同じ時期に、こう・・引退っていうか、まぁどこか、なんか、つながるものがあるんじゃないかと(苦笑)」

–岡野さんがGMになってからのオファーというのは!?

「GMの発表前には電話をもらってたし、まぁ、岡野さんからも、ね、冗談混じりにかもしれないけど、まぁ、お誘いの『来てくれよ』と。そこは丁重にというか、断った(笑)」

”山田節”を聞くとやっぱり、寂しい気持ちになります

ただ、これからも山田暢久さんとサポーターが同じ夢を一緒に叶えていくような”道”を進めれば、幸いです

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つぎに、きょう行われた2部練習の様子です

宮崎合宿明けの午前練習は、フィジカル系メニューが中心

午前10時から約1時間15分間に渡って行われました

赤&黒の上着、黒のハーフパンツ、ストッキングは赤、と引き締まった印象を与える新トレーニングウェアに身を包んだ選手達

(風がない時の)ポカポカ陽気も手伝ってか、とても和やかなムードでした

そういった中、那須選手が会場を沸かせます

腰にゴムチューブを巻いてのダッシュでは、あまりの勢いに、

「バチン!」

ゴムが外れます

するとすかさず、

「ッシャァーー!」

の雄叫び

”那須岡さん”は、暖かいを通り越して、熱かったです

なお、シメで行われたシャトランでは、若さハツラツ関根選手が断トツ1位でゴール

「(一位でしたね?)ハハハ」

白い歯をのぞかせていました

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つづいて、午後練習は、3時30分頃からスタート

ウォームアップ後は、ハーフコートを用いて、ビルドアップからフィニッシュへ至る流れを確認

選手それぞれ、監督が提供する様々なアイデアに耳を傾けながら、息の合った連携でゴールネットを揺らしていました

また、センタリングが上がった際、監督からは攻撃側のディフェンダーへ、ポジショニングに関する指示も

カウンターに対するリスクマネージメント・・・とも取れる確認があったのは、今年に入ってからのちょっとした変化でしょうか

午後練習は、夕方5時10分頃に終了

多くの選手が、居残りでシュート練習やパス交換、走り込みを行っていました

昨シーズン終了後、「ヤマさんの分も頑張ります!」と宣言した(してもらった!?)永田充選手は、関口選手との新コンビ!?で走り込み

【有酸素部】に加入したかは、機会があれば確認するとして、意識の高さが感じられました(あまり見ない光景だったので・・・)

また、李選手と西川選手については、きょうが初の大原

午前練習後、きょうは西川選手にインタビューをさせていただきました

「ピッチコンディションもいいし、環境的にも施設が整っているところなので、これからが楽しみだなという気持ちでいっぱい。平日にもかかわらず、こんなに多くのサポーターが来ているのはビックリというか、さすがだなというか、期待の表れというか。必ず何かを手にとれるように、毎日一生懸命やっていければなと思う」

そう話す笑顔が、と~っても温かかったです

実際にチームに加わって感じた、レッズの印象については、

「オンとオフの切り替えが素晴らしい。試合でこだわる姿勢はすごいと思う」

さらには、

「妥協せず、上を見てやっていきたい」

と力強い意気込み

そして、レッズフェスタを心待ちにしているようです

「沢山のサポーターの前であいさつできることを楽しみにしているので、できるだけ多くの方に来てもらうことを期待しています」

次の日曜日は、浦和駒場でお会いしましょう

–もう一度、サポーターの前であいさつする機会があるかと思われますが!?

「短めに・・・・させてもらいます!(笑)」(山田暢久さん)

・山田暢久さん記者会見

・西川選手インタビュー詳細

・練習の様子

などについては、このあと23時からの「You’re The REDS」再放送でお届けします

では

1月16日 「雰囲気は最高ですね」

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どうもです

チームのムードと同様、暖かい陽の差し込む始動2日目の大原

練習午前10時からスタート

じっくりと鳥かごを行うと、午前10時35分過ぎからは、

「きのうと一緒!」(堀コーチ)

4人1組でジョグ&ボールコントロール

きょうも、新加入の青木選手阪野選手、濱田選手、関根選手と同グループに

一方、

「モリ、行ったぞ!」

「っちょ啓太さん!メチャクチャですよ!遠いぞひとりぃぃぃ」

「ホラ、モリ!」(那須選手)

「オイ!モリー!」(興梠選手)

森脇選手、やたらと走り回されていました

午前10時58分、給水を挟むと今度2人1組になってのメニューへ

「大事なのは、常に動き続ける。基本的な練習だけど、動き続けること、正確なパスを出すこと」(監督)

タッチラインからタッチラインまでの約45メートルを、様々な動きを入れながら往復しました

①平行に並んでのパス&ゴー

②クロスオーバーを入れながらパス&ゴー

③縦に並び、1人バックステップしながらパス&ゴー

「集中して正確に!」(監督)

④縦に並び、1人バックステップをしつつ、右へ左へポジションをずらしながらのパス&ゴー

お手本を見せる監督の動きも軽快です

⑤縦に並び、バックステップの選手ボールを受けたらターンして、2~3歩ドリブルで返す

「ゴールが前にあるイメージで!」(監督)

⑥縦に並び、バックステップの選手、相方の投げたボールをインステップキックで返す

「フラーンツ!!」(監督)

⑦今度、左右に動きながらインステップで返す

⑧(⑦)と同じ動きでヘディングかジャンプヘッド

⑨「全部混ぜながら!」(監督)※⑥~⑧の動き

といった動きを2往復ずつ、合計約25分間こなしました

額に汗をにじませる選手達

これで終わりでありません

その後約20分間、ピッチを素走りで外周し、練習午前11時50分頃に終了

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締めの素走りで、最初に入ったグループを置き去りにし、独走していた森脇選手

しかし、サポーターやメディアの前を通る度に、「キュッキュッ!」と可愛らしい音がします

真剣な表情で走っていただけに、何ともシュールでした

「いや、あのねえ、口々になんか、音ガフッ!あぁ痛たたたた!!」(背後から現れた原口選手に口をふさがれ、話せなくなった森脇選手)

気を取り直して、

「歩くと音が鳴るので走りづらかったけど、何とか終えられて良かった」

理由、かかとに配慮して導入したスパイクのソールです

昨シーズンの始動当初素走りでも遅れを取っていましたが、

「その前に広島でクラブW杯に出た時にけがをしてしまっていたので、慎重に入った。今年はけがもないし、思い切ってシーズンに入ることができたので、しっかり上げていきたい。今年覚悟を持ってやらないといけないので、しっかりやりたいなと。良いシーズンを送るために良いキャンプにしたい。チームの雰囲気最高ですね」

万全の状態でスタート出来たこともあり、鈴木選手らの愛情込もった!?厳しめのパスにも対応できていました

「だいぶ追い込んでいただきましたけど、そのぐらいが僕にちょうど良いのかなと。愛があったのかどうかわからないけど、非常に厳しいボールをいただいた(笑)」

”森脇節”も健在です

「(オフ)だいぶリラックスさせてもらった。実家に帰ったり、友人に会ったり、旅行に出かけたり、いろんな休みの過ごし方をした。(新婚)と言っても長く付き合っていたので新鮮さ全くない(笑)。こう言うと奥さんに怒られるかもしれないけど、ピッチでも怒られ、クラブハウスに戻ってもみんなに怒られ、家に帰っても奥さんに怒られると。どこで僕心を休めたら良いんだろうという感じがあるけど、これを聞くと奥さんに『あんた、また外で何か言ってぇ!』みたいな感じになるので危険だけど(笑)。でも、オフ良い時間を過ごすことができたので、2014年はやらなくちゃいけないという気持ち」

再会間近の李選手についても語ってもらいました

「ミシャのサッカーを知っている選手が多くいるのはひとつのメリットかなと思う。ただ、そういう選手が集まったから今シーズンうまくいくかと言われると、そうでないと思っている。全て自分たちがキャンプから日々ハードワークして、監督の言うことをしっかり聞いて、それを実践することが良いサッカー、良い成熟度につながっていると思っている。しっかりお互いを高め合えるようにスキルアップしていきたいと思っている。ただ、感覚的な部分、阿吽の呼吸みたいなところ問題ないのかなと思っているし、そこまで多くの時間を要することないと思う」

–連絡

「まだ来てない。僕が移籍する時にも多く語らなかったけど、(西川)周作もそうだけど、チュンくん(李)もメールを送るのもよろしくないのかなと気を遣った。どういう状況になっているかわからないけど、『待っているよ』というメールぐらいしか送っていなかった。決まったということであれば、また連絡を取りたい」

改めて、抱負を

「僕の中でもチャンスそう多くないなと。今年を逃したら後ないなという覚悟を持って2014年をスタートさせたつもり。まずはしっかり良いキャンプをして開幕を迎えられるようにやりたいと思う。しっかりキャンプから自分に厳しく追い込みたいなと思う。最後笑って終われるシーズンにしたいので、この1、2か月重要だと思う」

ちなみに、きょうのインタビュー中、”クニくん”の襲撃ありませんでした

「そうなんですよぉ!仲が悪いわけじゃないですよ!クニくん(関口選手)も、もしかしたら忘れているのか、心を新たにしたのかわからないけど、今日は一安心(笑)」

ホッとした様子でクラブハウスへと引き上げていった背番号46

その後、トレーニングルームから聞こえてきたのは・・・・

森脇選手のインタビュー詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

1月15日 「俺が浦和の山田だ」

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どうもです

午前9時、浦和区の調神社で必勝祈願を行い、大原へ

曇り空の厳しい寒さでありましたが、雨の心配必要なし

練習前にはミーティングを実施

「監督厳しい言葉を発していたので、それだけ今年に懸ける思いが熱いんじゃないかなと思っている」(槙野選手)

午前10時38分、選手達ピッチに姿を現します

一番乗り、サポーターに一礼してからの興梠選手
続いて、やわらかい表情の阿部選手→10個入りのボール袋を抱えて原口選手→山岸選手→颯爽と平川選手
→テクテクと小走りの山田直輝選手
→緊張した様子の青木選手→メラメラとした雰囲気の那須選手
→袖で手を隠しながら柏木選手→冷静に鈴木選手→確実な足取りで濱田選手→茶髪の頭をかきながら阪野選手
→「(リフティングゲームに)入った!」とハイテンションの加藤選手→真剣な表情、金髪の関口選手
→モソーっと永田充選手→幸せそうな宇賀神選手
→「はよーーございまぁすぅ!」慣れた様子で森脇選手
→シャキッと槙野選手→ゆっくり歩きの関根選手
→陸上アスリートのようなダッシュで坪井選手→優しく微笑む梅崎選手

といった順でした

なお、マルシオリシャルデス選手別メニュー調整、西川選手宮崎合宿中に合流の予定、矢島選手海外遠征中です

午前10時43分、全員が揃ったところで、大きな円を作ってのリフティングゲームを和気あいあいムードで始めました

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そして午前10時47分、サポーターからの「おはようございます」という挨拶に、ニッコリと手を振って応えた監督がピッチへ足を踏み入れます

堀コーチ、槙野選手、那須選手らを先頭にジョギングをスタート

阿部選手最後尾から全体を眺めるように走ります

時にはストレッチを挟み、再びジョグ

午前11時2分からは約15分間、おなじみの”とりかご”を経てその後

「止まらないで、パスして、ドリブルして!」(堀コーチ)

4人1組で新公式球の感触を確かめるようにジョグ&コントロール

この間、新加入の青木選手、阪野選手、濱田選手、関根選手と同じグループでした

午前11時40分に集合をかけられます

ここからが”今年ならでは”です

初日で、09年以来となるゲーム形式がスタート

10対10+フリーマンで、ハーフコートよりやや広めのエリアでした

惜しい!場面が続く中、ファーストゴール・・・

高い位置でボールを奪った山田直輝選手が右から送り出した横パスを中央で阪野選手がスルー

そこに待ちかまえていた柏木選手が左足でゴール左隅へ流し込みます

・鈴木選手のゴール左を突いた右足でのコントロールシュート

・槙野選手が目の覚めるような右足弾丸ミドル

・梅崎選手の左からのセンタリングを阪野選手が頭で落とし、柏木選手が右足で押し込む

・右から平川選手が送り出したグラウンダークロスをファーサイド、原口選手がスライディングシュート

今年初、「ブラーヴォ、ブラーヴォ」(やや落ち着いた様子の監督)

その後も、

・鈴木選手のポストプレー、DFライン裏へ渡ったボールを左から駆け込んだ関口選手が左足で流し込む

・山田直輝選手の落としを阪野選手が右足でチップキックループ

・縦への浮き球を原口選手が右足ワンタッチゴール

柏木選手が左から上げたクロスにゴール前、阪野選手が打点の高いヘディングシュートを叩き込み、ラストゴール

この頃、時計の針12時25分を指していました

ここまでで、約1時間35分が経過しています

そこからさらに、締めとして約15分間、軽めの素走りをして終了

初日からみっちりと体を動かしていた印象です

そういった中、充実した表情を浮かべるのは、山田直輝選手

「みんな『これから合宿でつらいな』みたいな顔をしていたけど、僕そう感じなくて、みんなと最初からできるのがうれしいという気持ちが凄くある。楽しみながらしっかり体を作っていきたい」

ルーキーイヤー以来となる、始動日からの合流(ケガや五輪代表への帯同により)を果たし、嬉しそうでした

今シーズンからは、「覚悟を決めた」と6番を背負うことに

ただし今日の練習着昨シーズンのものが使われたため、34の番号入りを着用しました

「でもいろいろ、ロッカールームに[6]と書いてあるものは少しずつ準備されている。それを見る度に『本当に6番を背負ってやるんだな』と」

それが、更なる飛躍への原動力となれば、何よりです

「まだ恐れ多いところもあるけど、ピッチに立ったら『俺が浦和の山田だ』ということをしっかり見せて、これまでヤマさんが作ってきてくれた思いもしっかり背負ながらやりたい」

そう胸を張った浦和のハート

いつもより、少し大人びた眼差しでした

また、背番号9の原口選手

「今までつけていた人と違う自分の色を出していきたいと思うし、去年までやってきたことと変わらずに。9番をつけたからといって僕がめちゃくちゃうまくなるわけじゃないけど、9番が似合うなと思ってもらえるような自分のプレーをしたい。個人的な目標ない。とにかく優勝したい。それだけ。それが個人的な目標になると思う。優勝したいので、それに向けて選手、サポーター、スタッフ全部がブレずにやっていきたいと思うので、みんなで頑張りましょう」

と意気込みを語っています

結果を求めることで、より刺激的な事も待っていることでしょう

それらを共に味わい、力に変えて、前進を

浦和レッズの2014シーズンが始動しました

なお、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」で

・練習後、槙野選手、山田直輝選手、原口選手コメント

・ペトロビッチ監督記者会見

さらに、今日の夕方行われた、橋本社長の記者会見の模様を届けします

1月10日 「まあ、もう1人山田がいるから大丈夫じゃないすか!?(笑)」

どうもです

真冬の寒さが続く中、今日の午前中も5人の選手が集まっての”合同自主トレ”が行われました

「そんなにはみんな来ない」

と苦笑いの阿部選手

他の選手と共に、2日連続で参加した青木選手を可愛がっている姿が印象的でした

「(青木選手の印象?)静かなイメージがあるけど、今は無理矢理いじられてるので(笑)まあ、そういうので変わっていくと思うし、楽しんでもらえればと思う」

新加入選手が早く溶け込むために、ちょっとした気遣いをしているようです

自身の調整については、

「特にないけど、ケガするしないはわからないので、自分で準備できるところをしっかり気をつけていきたい。10何年やって、特別何かを変えるものでもないから」

経験が裏打ちされています

かといって、立ち止まるわけでなく、さらなる飛躍のために、

「自分自身のリズムがある。それにプラスで必要なところを見つけていきたい」

”必要なもの”がよりハッキリと見えた時、チームはまた一歩、成功へと前進するのでしょう

最後に、「山田暢久選手がいなくなって寂しくなるのでは?」と聞けば、

「まあ、もう1人山田がいるから大丈夫じゃないすか!?(笑)」

普段、あまりメディアに向けて冗談は言わないのもあってか、照れた様子でクラブハウスへと引き上げていきました

新加入、若手を含め、阿部キャプテン(今年はまだわからないのでこの呼び方は早い?)がうまくチームをまとめてくれるはずです

今シーズンも頼りにしてます

では

12月8日 「一緒になっちゃったら、やるしかないでしょ!」

どうもです

悔しくて切ない最終節から一夜明けたきょう、大原では午前中に、監督、スタッフ、選手が集まり今年最後のミーティングが行われました

ここでは、

「ミシャ体制3年目の来季は、今年の課題を克服して必ずサポーターと喜び合えるような結果を納めることを目指そう。何よりも、目指すサッカーをピッチ上で展開することがサポーターと喜び合えることになる」

といった確認があったそうです

今季最終日ということもあり、各選手、ロッカーの荷物整理など、クラブハウスの玄関を行ったり来たりで大忙し

中でもやはり、山田暢久選手は別格でした

「最後の大原に何か感じる、感じない、っていっても、また来るだろうし、荷物が全然片付いてないから(苦笑)」

と相変わらずのマイペースっぷりは健在

きのうの花束贈呈では、息子さんと娘さんが見事に大役を果たしました

それはサプライズでなく、

「僕がお願いした」

とのこと

「一応、会社的には『誰かにお願いしようかな』とは言ってたけど、『最後なので、できれば・・・』とこっちからお願いした。わかっててもジンときちゃうね(照笑)」

–てっきり岡野選手が登場するのかと思ってました!

「ハハハッ!(笑)」

–何かお話はされましたか!?

「契約について言われた時点で電話した。そしたら岡野さんは現役へやる気があったので、凄いなと思った。その時点で」

–その時点で!?

「やっぱ、試合のメンバーにも入ってないし、それでもそういう考えがあるので、凄いなと(笑)」

–99年の話じゃありませんが、もし電話で「ヤマ、続けるよな!?」と言われたら断れないのでは!?

「もう同じチームじゃないから!(笑)」

–どうします?一緒のチームになったら!?

「一緒になったら考える(笑)一緒になっちゃったら、やるしかないでしょ!」

–夢があって良いです

「夢なんかないすよ・・・オッサン2人揃ってどうすんすかぁ!?」

–岡野選手が右サイドで頑張れば、山田さんが真ん中でプレーできますよ、きっと

「2人使うチームなんかないだろうから・・・(笑)」

そう話した時、頬がほんのり赤かったです

野人と鉄人

現役のうちに、またどこかで共演できないのでしょうか

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結局、契約に関する発表があって以降、山田暢久選手の出場は叶いませんでした

その分、山田直輝選手は並々ならぬ責任感を胸にピッチへ

「3枚目のカードが自分だったということで、自分が出るということは、これまで浦和レッズに貢献してきたヤマさんが出られないということだったので、”自分が出来る100%のプレーを絶対にしなければいけない”という気持ちで入った」

しかし、

「結果が残せなくて、ヤマさんには『申し訳ありませんでした』と声をかけた」

とはいえ、自身のプレーについては、決して悲観するような内容でなかったはず

それには、ピッチへ送り出される前にかけられた、ある声が関係しているのかもしれません

「ヤマさんが試合に出る前に『気にするなよ』と一声かけてくれたので、自分らしくできた。試合後、場内一周している時に、ヤマさんがどれだけ愛されているか感じられたので、そういう選手がいなくなるけど、そういう選手に自分がなれるようにこれから努力したい」

と決意を新たにします

そして、

「これまで、普段生活をしてきて、『浦和レッズの山田です』と言うと、『あの山田暢久選手ですか?』と言われることも多かった。これからは『浦和レッズの山田です』と言ったら僕の名前を言ってもらえるように。それぐらいの存在にならないといけない」

いつもより、少し大人びた表情に見えました

気負わず、背負いすぎず、のびのびと

直輝選手は直輝選手らしく、新しい歴史を築いていってもらえれば、良いんです

そこに輝く笑顔さえあれば

これからも、いつまでも、浦和レッズにとって”山田”という名は特別なものであり続けます

浦和のハート、その鼓動と共に

山田暢久選手、山田直輝選手のインタビューはもちろん、昨日の試合後の選手コメントや今日の大納会の様子、今後予定されているイベントの模様など、あすからの「You’re The REDS」も様々なREDSをお届けしていきますので、よろしくお願いします。

では

12月5日 「出たら?わかりません、そういう状況になってみないと(笑)」

どうもです

2013最後の闘いまであと2日

恒例のミーティングを経て、練習午前10時45分頃からスタート

ウォームアップを終えた午前11時30分頃からは、11対11でのハーフコートゲームへ

きょうも監督からは頻繁に「ダイアゴナル!」の声がかかっていました

控え組のディフェンスラインに対して、セレッソの特徴を踏まえたコントロールを促すような指示

選手達も声を絶やしません

「テンポテンポ!行こう行こう!やめるな!!」

と槙野選手が全体を引き締めれば、ボランチに入った柏木選手最終ラインへ、

「もっと遊びのパスをちょうだい」

と要求するなど、チームとして自分達の良さを最大限に発揮するための、ポジティブな姿勢とムードが漂っていました

また、控え組に入っていた山田直輝選手がキレ味抜群の動きを披露

密集地帯でも軽やかなボールタッチで相手をいなし、チャンスメークするなど、最終戦に出るのであれば”何かをしてくれる”期待感を持たせてくる好調ぶりでした

お昼の12時10分頃、左から原口選手の横パスを受けた興梠選手が右足で流し込み、練習終了

このように、今シーズン、興梠選手の”ラストゴール”で練習が終わるのを何度も目にしてきました

その上、試合のピッチでレッズの攻撃にさらなる”幅”と”可能性”をもたらしてくれたこと、間違いないでしょう

「今年楽しくプレーさせてもらったし、チームに貢献できているかと言われれば悩むところもある。どうしても結果がついてこなかったので、最低でもACL出場権獲得しないといけないと思うし、来年のためにも次の一戦重要。ゴールを決めて勝ちたい」

また、移籍1年目のストライカーがしっかりとチームの戦術に馴染めた要因として、監督の細かい気配りが挙げられます

きょうの練習で、全てがうまくいったかといえば、サッカーなのでミスが多かったのは確かなこと

ただし、そこにはタッチ数などのルール設定も影響したのでしょう

練習後、監督選手を集め、このようなお話をしたそうです

「セレッソ戦に向けて、今やっているのは少し難しい練習だけど、試合になったらもっと簡単にプレーできるから」

そう思えれば、どんどんプラスのメンタルが頭を支配するはず

レッズにとって”換えの効かない存在”となった背番号30、このように意気込みます

「今年最後のゲームだし、来年ACLでリベンジするためにもC大阪戦に勝ってACLの出場権を獲得して、気持ち良く来年を迎えたい」

サポーターへ

「心強いし、そのみなさんの期待に応えられるようにゴールを決めたい」

と誓いを立てました

ところで、今シーズンのホーム開幕戦で得点を決めた選手を覚えてますか!?

鈴木啓太選手の縦パス→興梠選手のポストプレー→左から3人目の動きで抜け出した選手が右足でゴール右へと蹴りこみ、WBC日本代表を思わせるガッツポーズ

今のレッズの理想とする、流れるような攻撃から最後にネットを揺らしたのはそう、、、宇賀神選手でした

「最初に決めてから点を決めていないので、最初と最後をしっかり締めたい(笑)」

得点こそ、今の時点で1ゴールですが、レギュラーとしてのチームにおける貢献、これまでで最高だったと言えるでしょう

周りとうまく調和したプレーもちろん、ピッチ上での責任感も増しました

きょうの練習でも、積極的に意見交換

「なかなかここ最近結果が出ていなくて、そういう時誰が良くないとか悪いことばかり出てきてしまうけど、そうじゃなくてもっとこうしようとベテランの人が引っ張っていろんな意見を出してくれるので、最終戦間違いなく良い試合ができると信じて戦いたい」

4年目のサイドアタッカーすっかり、チームを引っ張る存在に

「今までのシーズンベテランの人たちにどうにか引っ張ってもらいながらやっていこうという考えだったけど、今年シーズンを通して試合に絡めたし、そういう中で自分もベテランの選手をピッチの中で引っ張っていけるようなプレイヤーにならないといけないと思ってやっていた。まだそこに近づけているかわからないけど、少なからず成長できていると思うので、最終戦もそういうところを意識して、チームが苦しい時にキャプテンやベテランに頼るんじゃなくて、自分がそういう選手たちを引っ張って行けるようなプレーや声掛けができればと思う」

と本人が話す通りです

様々な思いが交錯する最終戦へ

「シーズン始まった時からまずは取れるタイトルを全て取るという目標を掲げて入ったけど、最終的にリーグの優勝もなくなってしまって、期待して応援してくれていた人には本当に申し訳ないと思う気持ちもあるけど、最終戦に勝てばACL出場が決まるという状況なので、何とかACL出場権を取って来年につなげないといけないという気持ちが強い。このメンバーでやるのも最後ということで、ヤマさん(山田暢)、野田くん、タク(永田拓)の3人とやるのは最後なので、最後勝って笑って終わりたいという思いがある」

逆境を力に変えてきたの背番号3、浦和レッズの結束、その強さを理解しています

「たくさんの人たちの応援が自分たちを動かしてくれると思うので、最後もしっかりと応援していただいて、期待に応えられるように自分たちも走るので、スタジアムに来て自分たちと一緒に喜びをわかちあいましょう!」

ぜひとも、”我が家埼スタ”で躍動してもらいましょう

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そして、あの選手にも「10秒だけで良いので!」と頼んだところ、珍しく”2回目のお願い”で立ち止まってくださったので、少しの時間だけマイクを向けさせていただきました

ありがたいです、本当に

どの選手か、読んでいただければわかると思います(笑)

–今日から合流したましたが!?

「コンディションあんまり良くないよ(笑)やっぱり足が痛いねえ」

–大原でゲームするのも残りわずかですが!?

「そんなこと全然考えていなかったけど、最後ACLに行けるように、それだけ考えている」

–レッズがACLに行けるように、どんなプレーを見せたいですか!?

「プレーを見せるかどうかわかんないけど、試合に出る人のサポートをできればなと思う」

–出たら!出たら!?

「え?出たら?わかりません、そういう状況になってみないと(笑)」

–最終戦5万人を超えるサポーターが待っています

「どちらかと言うとACL出場が決まることをみんな望んでいると思うし、最後そういう形で終われたら良いなと思う」

–久々にドリブル、見せてください

「出るかわかんないんで(笑)」

独特の間合いと生の声、ラジオで聴いていただきたいです

今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」で、興梠選手、宇賀神選手、そしてそして、山田暢久選手のインタビューを届けします

お楽しみに