どうもです
開幕まであと2日
小雨ぱらつく大原でのトレーニングは、予定より1時間早い、午前10時過ぎスタートでした
ウォームアップ後は、11対11でのハーフコートゲームへ
選手それぞれ、集中した様子で軽快な動きを見せます
午前11時28分、ラストゴールは、ハッキリとしない空模様を吹き飛ばすような爽快感でした
浮き球をキャッチした西川選手はすかさず、右サイドのスペースへ矢のような左足パントキック
そこへボールが来ることを予期していたかのごとく、トップスピードで駆け上がっていた梅崎選手が、中央へ折り返し
ゴール前、絶妙なタイミングで飛び込んだ興梠選手は楽々とヘディングシュートを叩き込み、ネットを揺らしました
見事なゴールを演出した2人は、手応えを口にします
「狭いコートなので狙いやすかった。ああいうプレーを大きいコートでも出せればと思う。相手との駆け引きをうまくして、楽しみたい(スマイル)」
と西川選手が話せば、
「カウンターで周作から良いボールが来た。懐かしさ?そうですね、久々なので」
と梅崎選手が振り返った通りです
大分ホットラインによる、電光石火のファストブレイク
今年のレッズは、新たな武器を手に入れたのかもしれません
「やることはやったし、開幕戦の準備はできているので、あとは楽しんでやるだけかなと。フィジカルもそうだし、戦術の部分、いろんな部分で良い準備ができた」
と頷くのは、平川選手(※どら焼きは食べていません)
「開幕が楽しみでしょうがない」
そう言い切ります
ミハイロ ペトロビッチ監督と共に迎える、3年目のシーズン
「攻撃の部分では昨年同様、自分たちらしさは充分出せると思うし、ディフェンスの部分では去年は失点が多かったけど、それを踏まえて去年とは一味違う落ち着いたプレーを見せていければなと思う」
そして、
「3年目はタイトルを目指すしかないし、そこに手が届く自信はあるので、あとはやっていくだけ」
目に力が入っていました
平川選手は火曜日こそビブス組でしたが、その後はビブスなし組でのプレーが続いています
とはいえ、長いシーズンの総力戦を考えれば、そんなことは関係ありません
「シーズン、まずはこの3か月で20試合という中で全選手にチャンスが来ると思うし、そのチャンスが来た時に周りと合わないのではしょうがない」
実際、”仮想ガンバ”に入った中でも若手選手らに、わかりやすい的確なアドバイスを送り、全体を盛り立てていました
「とにかくいろんな選手とコミュニケーションを取って、練習の中から良いチーム作りをしていけたらと思う」
ひょっとして、あのレジェンドも良いお手本に!?・・・
「ヤマさんも別に何もしてなかったので(笑)、ヤマさんが抜けた穴を埋めようとは思っていないし、自分は自分が今までやってきたことを継続していけたらいいし、いろんな選手と話をできることがあればしていけばいいけど、自分も競争に入っていかないといけないので、全体を通して自分らしさを出していければいいなと思う」
それでこそ、心から信頼の置ける精神的支柱
先週、Jリーグキックオフカンファレンスで、Vファーレン長崎の佐藤由紀彦選手をインタビューした時のこと
「僕らがよく使ってた《清商魂》という言葉がある。『ケガしても、唾つけりゃ治る』みたいな感覚でやってた時代から、今でもしぶとくやってるヒラには、本当に力をもらえる」
偉大な先輩のお話を伝えたところ、
「そう言われると嬉しい。けど、逆に3つ年上の由紀彦さんがまだトップでやっているので僕らは負けられないし、《清商魂》を持って日々戦っている先輩の背中を見ながらまだまだ頑張っていきたいし、負けない自分らしさを見せていけたらいいなと思う」
そこに、《レッズ魂》も兼ね備えるのが頼もしいです
サポーターへのメッセージとしては、
「今年もいよいよスタートしますので、僕らも覚悟を持った1年になると思いますし、タイトルに向けて今年1年ともに戦えるよう、僕らも全力で戦いますので、みなさんもよろしくお願いします」
ここからの道のり、全てがうまくいくとは限りません
そんな時、浦和レッズにはプレーでも精神面でもチームを支える背番号14が存在するのは、この上ない強みです
インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします
さらには、
・「1試合でも早くみなさんに認められるようなプレーをして、結果を残し続けて、1年が終わった時にみなさんに認められるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。みんなと喜びを分かち合える日までしっかり頑張りたいと思います」
→西川選手インタビュー
Jリーグキックオフカンファレンスで行ったインタビューもあります
きょうは、
・「ほんま、ワクワクする。因縁の対決をJ1復帰した最初の試合で出来ると思うと嬉しい。面白そう」
→ガンバ大阪 倉田選手インタビュー
・「指宿での練習試合で、レッズからはチームコンセプトの質の高さを感じた」
→Vファーレン長崎 佐藤由紀彦選手インタビュー
→「イメージはガツガツだけど、クレバー」(岡本選手について)
→「甲高い『ブラヴォー!』の声が、長崎に響いてる(笑)」(野田選手について)
お楽しみに
では