カテゴリー別アーカイブ: トレーニング風景

5月2日 「ずっとヤマさんのことを見ていた」&「そこで生き延びてきた」

どうもです

季節は新緑へ20170502_112411-1ダービー2日後、鹿島戦2日前のきょう、大原での練習は、午前10時に始まりました

ダービー出場組はコンディション回復を優先した調整

それ以外の選手は、シュート練習を中心としたメニューで汗を流しました

最近、若手選手達の動きにキレが増している印象

4月の連戦で出番が無くても、身近に偉大な最年長がいれば、当たり前か20170502_122805-1◇◆◇平川選手◇◆◇

――38歳、おめでとうございます。

「あぁっ!ありがとうございます」

――毎年こうやって花粉症が過ぎたくらいのタイミングでやっとお話ができるなと

「はい!ありがとうございます!なっちゃいましたね、38に(ニコリ)まぁ、でも、そんなに38って、思ったよりコンディション的にも大丈夫だなという感じはしています」

――変わらない、本当に…

「そうですね。もっとイメージしていた38って、もっと…、もちろんサッカー選手でいられると思っていなかったし、そんな中で本当に周りに感謝しなくてはいけないなと思います」

――何か、平川さんがまだ若い頃って、そのくらいの歳の選手って、渋みを帯びた感じのというか、時代の流れもあると思いますが…

「そうですね…、福さんと井原さんが1年目の時、一緒にやって、その時36とか35くらいだったと思いますが、かなりオッサンだなって思っていたから、プレーがどうこうでなくて、その歳離れて、12、3離れている中で、凄い、35、6でやっていて凄いなって思ったが、それを越えるまでプレーできているのは非常にみんなに感謝しなければいけないなと思います」

――あと、平川さん、元々日頃の服の着こなしだったりのセンスも抜群だから、なおさら変わらないんだと…

「もうちょっと歳相応に落ち着いたのを着ていれば良いですが、結構ラフなので(ニヤリ)」

――歳相応って、何なんでしょう・・・

「そうですね!」

――カズさんとか含めて、全体的に平均が上がっているではないですか?

「まぁ、でも、そういったカズさんとはぜんぜん比べ物になりませんが、そういった僕らの世代もたくさんの選手がプレーしていて、そういった選手達がプレーすることで、盛り上げていくという部分もできれば良いなと思っています」

――平川さんへの尊敬の念というのがチームでどんどん膨らんでいるような感じがあって…

「うーん、尊敬の念というより、歳がどんどん若いのも入ってくるし、そろそろ本当に自分の子どもでもおかしくないような歳の選手も入ってきているので、楽しみですね、そういう選手と一緒にプレーできるというのは」

――実際のお子様は、もう十分サッカー選手であることを理解した上だと思いますが…

「一つの目標でもあったし、子どもがね、自分のお父さんがサッカー選手だとわかるくらいまでやれたら良いなと思っていた部分で、逆に『やれているけどなかなか試合に出られない』という部分で子ども達も出てほしいと思っていると思うので、とにかく練習がんばって、いつか来るチャンスのためにきっちり準備をしておきたいと思います」

――準備というのもその言葉では簡単だと思いますが、色々な、ここをこうして…とかというところで、イメージしておかなければいけないところで、何が一番大事だと思いますか?

「一番は普段から練習になればウチは小さいコートですが紅白戦もよくやるし、そういった中で今もちろんJ1でトップにいるチームと毎日できるわけだから、そういった部分を大事にしていけば、必ずプレーのチャンスが来た時に、そういった選手よりは劣るであろう、プレッシャーがないだろうと、気持ちの準備はできると思うし、だから日々のトレーニング、紅白戦だったりという部分を大事にしていきたいと思っています」

――やっぱりサイドといえばクロスなどもそうですが、縦へのスルーパスとかのところでのチャレンジなど、常に1個1個のプレーを大事にしながら練習試合でも、そういう姿勢がうかがえます…

「練習試合はその延長で、よりフルコートで試合に近い環境でできるので、数多く連戦が続いている中でなかなかできないですが、少ないそういった練習試合をきっちりイメージしながらやっていければ良いと思います」

――もう、気付けば山田さん現役最後の年齢に…

「そうですね。本当にヤマさんは非常に素晴らしい選手で、ずっと同じポジションで争っていたこともあるので、ずっとヤマさんのことを見ていたし、そういった選手と同じ年齢までできるというのは本当に感謝しなければいけないと思います。伸二もそうですが、例えばここにいる選手が、素晴らしい選手達が多いですし、そういった選手から日々、年齢関係なく若い選手からベテランと言われる選手まで、僕も刺激をもらっているので、そういった部分を生かしていけるようにしたいです」

――普段、メインスタンドとかを見ていると、14番のサポーターって多いです。みんなずっと楽しみにしていると思います。

「はい!とにかく、ピッチに立てるように良い準備をしたいと思います」

――そういった方々へ、この機会なので、一言お願いします

「年々出場機会も減って、今年もどういったチャンスが来るかわからないですが、きっちり自分も良い準備をしてそういったチャンスでレッズの勝利に貢献できるように頑張りますので、変わらずサポートしてもらえればと思います」

――ご自身の経験もあるし、そこでの自信もそうですし、こちらも普段から見ている分も《絶対できる》と確信を持って平川さんがピッチに立った時には気持ちを送りたいと思っています!

「ありがとうございます!(ニコリ)」20170502_121022-1◇◆◇榎本選手◇◆◇

――おめでとうございます。34歳になって、今の心境はいかがですか?

「正直、浦和レッズで34歳を迎えるとは思っていませんでしたが、本当に嬉しく思いますし、本当にこういう…、この歳になってJ1トップレベルのチームでプレーをさせてもらえるというのは凄い光栄だなと思いますし、まぁ、どうにか試合に絡めていければ良いなとは思います」

――何でここまで続けてこられると思いますか?

「続けてこられる!? どうですかね? 何ででしょう? ラッキーじゃないですか?(笑)」

――Fマリノス時代からの印象ですが、常に競争意識というのか、そういった環境にありながら自分を高めて…というところも…

「うーん…、競争…?同じレベルのキーパーがいると自然と競争になってくるので、そういう意味で自分から好んでやってきたわけではないですが、そういうのでやってきている…、どうだろう…、競争意識…、自分らしく、あまり周りは気にせずにというのが横浜にいた時の感じだったので、そっちの方が身体が楽にできるので、今もそういう気持ちでやっています」

――「キーパーは30になってから」って言われ方もありますが、実際、選手の立場としてどう感じていますか?

「うーん、それは昔の言い方かなという、自分の中では。現代キーパーでいうと、やっぱり技術の高さよりか身長を求められているところとかがあるので、そこの年齢は難しいところもあるかなと個人的には思いますが、ここまでやってきているので、見てくれているチームがレッズなのでそこは良かったなとは思います」

――やることもどんどん増えていく分、常に成長を重ねていって、だから普通に今もそういうので歳とか気にせずにいられるのかという側面もあるのではないかと…

「そうですね!それはあるかと思います。やっぱり、ここのキーパー本当にやることが多いので相当疲れますが、そういうのを、ベースをちゃんとしっかり作って…、作ってといってももう始まっているので何とも言えませんが、本当にレッズのキーパーは難しいなと、来て改めて思いました」

――楽しめています?

「楽しめていますね!!」

――本当に練習とか、練習試合とかで「あっ、これ入るかな」というところで、ぎりぎりのところで止めるところとか、経験からなるポジショニングとかもそうですが、キーパーというのは、一番はシュートを止めてチームを救うことが大きいと思いますが、そこは自信を持っていると、やっぱり…

「そうですね。言ったらそこで生き延びてきた部分があるので、逆にレッズはプラスアルファで足元の技術、スピードもあるので、そこは疎かにならないようにというか、そこでちゃんとパワーを発揮できるようには、攻撃の足元のことばかり考えていると、守備の最後のところで力尽きてしまったりとかしてしまうような感じがするので、そこら辺は自分にあった、求められているものがあることを、自分ができるところをちゃんと見分けて、ピンチの時に最後はそういう救うようなパワーを残せておきたいなと思います」

――この街に来て…というか、チームの環境など、どうですか?移籍してからの日々って、全体的なことで

「全体的な面では、まぁ、安定はしてきたなと思いますが、まだこっちに引っ越してきていないので、5月から引っ越しますが、そこでやっと安定するかなと思います。そこからですね。街のところもあまり行っていないので、どんなものかわかっていませんが」

――スタジアムのあの赤い雰囲気の中にいると、この中でプレーしたいという気持ちがどんどん強まっているのでは…

「そうですね。あそこは誰もが多分憧れるチームですし、そこでピッチに立ってやってみたいというのはもちろんありますし、出た時にはどういう感じに自分の中で感じが見えてきませんが、凄いわくわくすると思うし、本当に試合に出ている選手は良いなと思うし、試合やりたいですね」

――今後への目標というか、サポーターの皆さんへ、一言お願いします

「本当に、いつでも出られる準備はしているので、チャンスがあれば本当にチャンスをつかんで、僕のプレーを皆さんに認めてもらえるようにがんばりたいと思いますのでよろしくおねがいします!」

平川選手と榎本選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉でもお聴きいただけます

では

 

4月20日 「『ポジティブすぎる』っつって」&「ミシャがそういう風に言ってくれるのは嬉しいこと」

どうもです

きのうほどでないにせよ、日なたにいれば、軽く汗ばむ陽気の大原

選手の半袖率も高まっています

札幌戦2日前のきょう、練習は午前10時頃に始まりました

ウォームアップ後の午前10時45分頃からは、ゲーム形式へ20170420_110308-1ペナからペナ、約4分の3コートがプレーエリアでした

人数はキーパーを含めて13対13

シャッフルに近いメンバー編成で、キーパーも3人がローテション

そして監督は普段ですとビブス組の守るゴール裏からゲームの光景を確認しているのですが、きょうはハーフラインからでした

チーム全体の競争意識を駆り立てる意図もあったのかもしれません

ひとり1人エネルギッシュに、積極的な声も伴う動きを見せます午前11時5分頃、給水の際に監督は選手達を集めることに20170420_110608-1「前への意識」

「人に厳しく」

「お互いの関係性を意識」

それらを、「繰り返し繰り返しやっていく」

約5分後、ゲーム再開前には「パススピード上げて!」

これまで何度も伝えられてきたことの再徹底を促しているようでした

ゲーム中は、ボランチ付近の選手に課せられたバックパス禁止ルールに則して、「逆サイドを見て!」、「広げろ!」

20170420_111232-1それらの指導を受ける選手達は、意欲的

サイド、中央、ゴール前・・・

どの局面でも本番さながらの様相でゲームは進みます

程良い緊張感も併せ持ったトレーニングは、午前11時27分頃に終了20170420_113801-1結びに監督は練習中と同様に約5分間、「動き出し」などについて熱弁を振るっていました

もう5シーズン前のことですが、2012年、埼スタでの札幌戦で味わった悔しさ、そのシーズンに及ぼした影響は忘れられません20170420_113853-1◇◆◇駒井選手◇◆◇

――1週間ぶりの完全合流、いかがでしたか?

「まあ、ちょっとキックはまだ怖いですけど、それ以外のところでは身体が動けていたし、やっぱりサッカーができるという楽しさというか、楽しさをしっかり噛みしめられたので良かったです」

――右足のねんざは、内側?外側?

「内側も外側も足首もです」

――駒井選手は右のくるぶしより少しつま先側に当てるキックがうまいので、振動が・・・

「いや全然、キックはうまくないすけど(苦笑)ふとした時に内そくというか、ひざのところはもっていかれるので、そこは少し怖かったんですけど、キックのところは馴染んでいったので、本当にポジティブだなと思うし、札幌戦もいけるなと思いました」

――きょうは中央でのプレーでした

「凄くやりがいは感じているので、本当に真ん中ができたら、色んなポジションをもっともっとできるようになるなと思うので、そこは自分の可能性を広げるためにもしっかり取り組みたいと思います」

――頭の中で、すべきことが整理されるでしょうから

「そうですね、本当に前を見ておかないとダメなポジションなので真ん中は、特に。そういうところで周りを見るというか、凄く練習になるので、それが自分に足りない物だと思うので」

――給水のタイミングで監督が選手を集めたときに、はっきりとではありませんが、「駒井」と言っているのも聞こえてきました

「例え話なんですけども、制限はつけられていたので、僕とか陽介君、俊君は絶対に後ろに下げてはいけないルールだったので、そういうところで俺が運ぶのか、パスを狙っていくのかという例え話で言われました。前への意識で、常に前を向くことと、フリックなりドリブルでターンしていくとか、まあそういうところの話がありました」

――その辺の関係性で、お互いの気持ちを駒井選手は良くわかると思うので

「そうすね、まあ、ある程度は理解していますけど、だからこそしっかりまわりがやりやすいようにプレーすることが真ん中の選手にとって大事だと思うので、そういうのを心がけていきたいと思います」

――きょうは、全員がピッチに立ったこともあり、その割り振りも関係したでしょうが、3月のFCソウル戦後に「ボランチの適正を見抜いていた」というミハイロ ペトロビッチ監督が「4億円で獲得した」と嬉しそうに冗談で話していたことを思い出しました

「いやまあ(笑)ミシャがそういう風に言ってくれるのは嬉しいことですし、自分もボランチで出るというところはね、選手としてひとつの可能性も広がるし、4億円で僕を獲ってくれたのであれば、それをしっかり還せるように頑張らないといけないです(ニコリ)」

――札幌戦。駒井選手はJ2での対戦など、イメージが浮かびやすいと思いますが

「でも(2年前から)監督が変わって、フォーメーションも変わった札幌とは対戦していないので、何とも言えないですけど、やっぱ昨シーズンの一年間でしっかりと四方田監督が外国人選手も獲ってきて、しっかりと完成させたチームなので、全く違うイメージだと思うので」

――そういう時こそ、駒井選手のドリブルで2、3人を引きつけて、切り裂く、あるいは空いたところにパスを出すプレーが相手にとって嫌かと

「まあやっぱりそういうところが自分の良さだと思うので、ドンドン出していきたいと思いますし、キャンプで僕が別メニューの時に他の選手は練習試合を札幌としていますので、みんなの方がイメージは持っているかと思います。その時はね、点もけっこう入って勝てましたけど、そういう気持ちで入らないように、それはキャンプの序盤で相手もカラダ作りの途中でしたし、気の緩みなく臨みたいと思います」

――背番号18、小野選手も着けていた

「小野さんはやっぱ18番を着けていたし、以前の18番といったらやっぱり小野さんなので、そういうレジェンドの人がつけている番号を今、僕が着けているので、やっぱり、自分も少しは近づけるように頑張りたいと思います」

――そういった存在の前で、次はぜひ、リーグ初ゴールを

「そうですね!もちろん、いつでも狙っているので、早いうちに取りたいですね、リーグでも(ニコリ)」20170420_120310-1◇◆◇那須選手◇◆◇

――この天気。さきほどグラウンド上で、「気持ちいいー!」と言っているのが聞こえてきました

「そうですね、はい(ニコリ)」

――本当に今、良い状態のように見えます

「そうですね、コンディション的には凄く良いですし、本当にいつ出番が来ても、途中からだとしても、先発でも準備はしているので、あとはその時のためにね、常に向上しないといけないと思っているので、そのためには練習からだと思っているので」

――練習後に取り組んでいるメニューのひとつ、両サイドへのフィードも、タイミングも良いし、きれいな回転がかかっているように見えます

「そうですね、うん。だいぶキックのフィーリングも上がっていますし、本当に練習の良い感触がゲームにそのまま出ていると思いますので、はい(ニコリ)」

――先日の練習試合でも、きょうのゲーム形式でもそうでしたが、若手にポジティブな声を発信していて、それがチーム全体の良い雰囲気にもつながっている印象です

「そうっすね、試合の時とか練習の時でも、チームでやらないといけないので、やっぱそのチームのね・・・やっぱミスとかは誰でも起こると思うので、その本人が気にしてしまうのが一番ネガティブな要素だと思うので、そこはね、良い声は掛けながら『ミスは関係なく気にするな!』ぐらいの勢いでやるのが一番良いと思うので、特にそこは試合になればなるほど。そういう時は良い声を掛けてあげられればなと思っています」

――そういった前向きな姿勢がこれまでの那須選手を支えてきた原動力

「はい!そうっすね(しみじみ)・・・『ポジティブすぎる』っつって、ハハハ・・・『考えろ』とも言われますけど、ハッハッハ!まあ、プライベートの話ですけどね(笑)ハッハッハ」

――そんな那須選手を日々、大原で見ているからこそ、スタジアムで活躍した時が快感なのです

「そうなんすね(照笑)チームがね、優勝するためにそうやって、昨年もそうでしたけど、やっぱチーム力というのが絶対に・・良い時はすんなり行くと思いますけど、苦境に立たさせれた時とかね、チーム力が問われるので、僕も含めてですけど、出た選手が結果を残すというのが、僕自身のことにもつながって、その結果、チームにつながると思うので、うん!とは思っています」

――札幌とはキャンプで

「そうっすね、でもキャンプはあまり参考にならないかと思っていますし、うん。もちろんチームの状況もありますし、コンディションの差もありますし、モチベーション、気持ちの入り方もありますので、まあその特徴をつかむという部分では良いかと思いますけど、チーム力としては参考にならないかと思います」

――各選手の特徴、イメージはつかめたと

「はい、それは」

――その中で、河合選手

「あーはい!まあ、レジェンドになりつつある選手ですけど、もう凄いっすよね!本当に(しみじみ)Fマリノスで一緒にプレーしてますけど」

――完全優勝を成し遂げたときは、お二人が大車輪のごとく・・・

「そうっすねー、そうっすねー(しみじみ)竜二君は本当にお世話になった先輩ですし、それでもまだバリバリの第一線でやってきていますし、やっぱそこは凄いなと思います」

――どんなところが特に凄いというか・・

「やっぱ、ストップですね。ボールを、というか、相手を止める、純粋なそこに関しては凄く確実に引っかかる。足に引っかかりますし、止める力というのは昔からありますし、足もとの技術もしっかりしていますし、あとは気持ちが強いです」

――気持ちじゃ負けられない!

「そうっすね!!ハハッはい(笑)」

――小野選手とはアテネ五輪で

「そうっすね!初めて、《天才ってこういうことなんだ》って思いましたけどね(笑)」

――その中で、あさって一番輝くのは、ギラギラした那須選手であることを楽しみにしています

「はい!ありがとうございます」

駒井選手と那須選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉でもお聴きいただけます

では

4月19日 「誕生日をこうやってチームみんなで祝ってくれて、サポーターの人もメッセージだったり、プレゼントくれたり」

どうもです

「きょうは水曜日です!(ヒゲもスッキリスマイル)」(西川選手)

オフ明けとはいえ、試合3日前のきょう、大原では午前10時から約1時間10分間、フィジカル系メニューでの調整が行われました20170419_111724-1

◇◆◇関根選手◇◆◇

――おめでとうございます。

「ありがとうございます」

――今のお気持ち、いかがですか?

「早いですね。22ですね…って感じです(ニヤリ)」

――学生だったら大学4年

「はい。何か、まだ、今年までかなっていう感じですね。学生の代までは若手なのかなって感じなので。そういうキャラで今年まではいきたいです(ニヤリ)」

――同い年とかに奢ったりとか、プロの選手である分、先輩の新井選手とかからも奢れとか、よく話していましたが…

「あぁ…、純平君。そうですね。純平君もプロに入れたのでしっかりおごってもらいたいなと思います」

――このキャラ(※コアラでおなじみのお菓子をサポーターからプレゼントされる)も定着していますね

「そうですね。4年間かけてしっかり積み上げていきました(ニヤリ)」

――それが一番の成果ですか?

「そうですね!それが一番の成果かなと思います(ニヤリ)」

――プレーの面ではどうですか? 選手として、というところで…

「うーん、まぁ…、もっとやらないといけないなという部分は多いですが、一歩ずつ成長してこれているので、まだまだそういうチームを勝たせるような選手にはなれてないので、そういう選手になれるように成長していきたいなと思います」

――でも、なかなか簡単に試合に出られるわけでもないという中、順調に経験を重ねられているというのは一つ努力の表れであると。才能も、もとからあるでしょうが…

「本当に自分を使ってくれている監督だったり、自分をうまく使ってくれる仲間もいるので、そういう選手に感謝したいですし、だからこそ、そういう目に見える結果で恩返ししたいなと思います」

――最近、アシストが…いくつ重ねたんだというくらい、どうですか? 手応えは

「うーん、まぁ、そこはある程度結果に出ているので、満足いく部分はありますが、もっとゴールを獲れるような場面に顔を出したいなとは思います」

――最近、相手のサイドバックとセンターバックの間に入り込むプレーとかがより精度を増している感じがありますが…

「そうですね!その中でもらうようなプレーというのが今年意識しているので、そこで今までと違ったプレーというか、ゴールに向かうプレーをもっと出していければ良いかなと思います」

――それにしても、点に絡む回数が増えたのって、周りがうまくなったからですか?それとも関根選手がタイミングの取り方とか精度が上がったとか、何が一番変化としてありますか?

「うーん、そうですね。ようやく森脇君の良さを出せてきているな(ニヤリ)というか、モリ君のうまさを引き出すような動きが最近は出来ているのかなと思いますが、自分が(笑)今までああいう動きがなかった分、モリ君のうまさを皆さんに伝えることが出来なかったかなと思いますが。あのパスだったり、そういったところ一つ一つの精度が高いので、そこの関係性がすごく良くなったかなと思います」

――出せるときには出して、森脇選手が良い展開とかすると、相手がそちらを警戒するから、関根選手がドリブルする時に少し余裕が出来たりとか…

「そうですね!それもありますしね、一発で動き出し見て出してくれるので、そこの関係性はすごく自分はやりやすいので、いつも助けられています」20170419_120944-1

――きょう練習後、拍手が起きていましたが、チームメイトの感謝という中で、一人一人聞いたらアレなので、岩舘選手は今年どうでした?

「冷たいですね…。変わっちゃった…(ポツリ)・・・岩舘選手は変わっちゃいましたよ(茫笑)飛び立っていきましたよ、飛び立っていきましたよ、寮から出て・・・」

――寂しい?

「寂しいです(ションボリ)」

――自分が岩舘さんの誕生日の時にあまり…、でも、けっこうサプライズをかましてたような

「寮にいたときはやっていましたよ」

――きょう、一緒に走っていたではないですか?

「はい…、特にないですよ」

――きのう、オフとかにそういうので…

「特にないですよ、全然・・・(ニヤリ)」

――今、何か含みを持たせている感じがありますが

「いえいえ、そんなことはないです(ニヤニヤ)」

――そこも良い関係だからこそだと思いますが、サポーターとの関係性というところで、応援歌が増えました

「今回は自分、また新しい歌が出来て、2つ目が出来る人はなかなかいないですが、それが浸透してくれるように結果を出して、歌ってもらえるような機会を作れれば、皆さんが覚えてくれると思うので、本当にありがたいですね」

――田中達也選手くらいですかね。22歳とか若くして2つ目が日本人にして…って、本当になかなかないことですよ。

「そうですね、本当に1個目のやつであまり歌う機会がなかっただろうし、それで難しかったのかな?(苦笑)歌も…。いろいろ話は聞きましたが。それでもそうやって2個目を作ってくれたことにはすごく感謝します」

――今回も同級生の友人が作詞?今回はそうではない?

「どうですかね!?詳しくは聞いていないです。あまり聞けないですよね。でも、電話して、試合終わった後に、歌を作ってくれるって、変わったって、そういう話はしましたが」

――より歌われるように、まず札幌戦ですが。河合竜二さんはよくご存知のはず

「はい、大先輩なので…ピッチに立つ、一緒にピッチに立つ可能性が1%もないと思っていたので、不思議ですね」

――地元、鶴ヶ島のスーパースターというか…

「自分の少年団のスーパースターですし、河合竜二さんがやっぱりそのチームの名をある程度、その時に築き上げてきてくれたものだと思いますし、だから、そこを結構離れているので、そういった選手とやれるのは幸せなことだなと思います」

――関根さんが39歳って想像できます? そのころまだ現役だとか…

「できないですね!サラリーマンになっているかもしれませんね(ニヤリ)」

――サラリーマンなんだ

「多分ですけど(ニヤニヤ)」

――とってもお世話になった池田伸康さんのような指導者になっているのではないかなと思って…

「なれないですね、ノブさんみたいには。そういう才能はないです(ニヤリ)」

――いやいやいや…。では、改めて22歳、きょう、サポーターの「おめでとう」もありましたが、そういった方へ向けて、新たな1年の抱負というか、お願いします

「本当に、まず、誕生日をこうやってチームみんなで祝ってくれて、サポーターの人もメッセージだったり、プレゼントくれたり、そういうことはありがたいですし、そういった方にしっかりプレーで結果として返せるように頑張っていきたいと思っています」

――おめでとうございます。いつもありがとうございます

「ありがとうございます!」

関根選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます

では

4月14日 「成長した自分を確認できます」

どうもです

FC東京戦2日前のきょう、まるで初夏のような陽気の大原で、練習は午前10時にスタート

アップ後は11対11でのハーフコートゲームへ

「後ろから前へ、サポートサポート!」

と監督20170414_111035-1

この日、ビブス組の右サイドに入った菊池選手へは、

「動き出してみて、動き出してみて!」

その後、菊池選手はすぐさまダイアゴナルにゴールへ走り込み、ペナルティエリア手前で青木選手のフィードをピタリ

「ブラーーヴォ!」(監督)

さらには武藤選手にタイミングの良いパスを送り出してのアシストなど、ミハイロスタイルへの上々のフィット感を示していました

20170414_111248-1練習は、午前11時35分頃に終了しています 20170414_113144-1「森脇君、リフティングゲームしよう!」(槙野選手)

「いーいーいーいーー!俺がどうせ負けるから!」(森脇選手)

20170414_113713-1

春爛漫、心地よい天気も手伝ってか、練習後はピッチに残り、シュート練習やランニングなど、それぞれがそれぞれのメニューでもう一汗

その中で李選手は約20分間、ピッチに寝そべり、桜吹雪に身を委ねていました20170414_114911-1◇◆◇李選手◇◆◇

――今、ずっと春を満喫していたような…

「満喫していました!」

――なんか、絵になります

「いやいやいや…(ニコリ)」

――花びらがどんどん落ちてきて…

「きれいですね!」

――自然から力をもらうというわけではないですが

「もらいました!たくさん」

――どんなことを考えていましたか?

「どんなことを考えていた? いやぁきれいだなって。きれいだなって思っていましたよ!」

――春は好きな季節ですか?

「好きですよ。暑くないので、寒くもないし」

――李選手は相当熱いですよ

「何言っているんですか!?」

――ずっと見ている姿が印象的だったので…

「いやぁ、良いですよね(ニコリ)桜は毎年見る景色が違うので、成長した自分を確認できますから」 20170414_120712-1――あさってはまた楽しみなFC東京戦ですが

「まぁ、高校から、ユースの時からずっとお世話になっているところなので、中3からですからね。知っている選手もたくさんいるし、関係者の方が選手よりも知っている人が多いかなと思うくらいなので、自分にゆかりあるところなので、サポーターの前で、李忠成をまた見せたいですね」

――FC東京も何人か新しい選手入っている中で、また変わっているところが…

「すごいですよね、前の選手。もう、タレントで言ったらレッズくらいあるタレント力だと思いますが、本当に素晴らしいチームだと思うので、しっかり自分たちのサッカーをしないと食われてしまいますね」

――自分たちのサッカーというところを、より自信持ってできている?

「得点も獲れているので。1点だけでなくて2点、3点、4点、5点、6点…って、獲れるチームだと思うので、本当にバイエルンとかバルサとか、ああいった見ていて面白いサッカーをこれからもっと見せることによってサッカーの人気が出ると思うので、レッズがけん引できればなと思いますよ」

――この間、1対1になった時に李選手はループシュートが得意だから浮かすかなと思ったら、股を通しました。今度からキーパーはどっちを守れば良いか、よりわからなくなってしまったかと

「えぇ、もう…、まぁ…。何でも打てるので!(ギラリ)」

――李選手、昨年熊本にも足を運ばれましたが、1年経ちました

「そうですね。1年経ちますね。今でも巻誠一郎さんとか、色々な活動をされていますし、本当に今でも困っている方がいると思うので、自分も福島もそうだし、熊本もそうだし、今回、NPO法人【SPOON FOUNDATION】っていうのを立ち上げたので、そういったところでも、国内でも行けたらなと思いますが」

――被災地の方へのエール

「まぁ、やはりサッカーというのは、スポーツというのは、本当に感動を与えると思うので、勝っても負けても、勝つ喜びを負けるくやしさというのは、スポーツの素晴らしさだと思うので、是非、浦和レッズを応援して、共に戦って勝利の喜びを共有できたらなと思います」

――ご自身も一つ目標を設定して、寄付ということを先日発表されましたが、そういうところでもまた…

「まぁ、あれは本当に形になるというところで、寄付という形で、形にしたかったスポーツの力というのを、形にしたかったので、ああいう形にしましたが」

――では、味スタでは20万円分くらい…

「4点ですか? わかりました。頑張ります!(ギラリ)」

李選手のインタビューは、このあと19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします

では

 

 

4月13日 「次の試合も期待してくれたら良いと思います」&「相手をしっかり止める、自分達が前に出る、そして結果を残す」

どうもです

綺麗な桜

勝っているからなおさらそう感じます

とか言っているうちにあと数週で新緑へ

どんな季節も気持ちよく迎えられればハッピーです20170413_122018-1さて、FC東京戦3日前のきょう、練習は午前10時頃に始まりました

上海上港戦のスタメン組は軽めの調整

他のメンバーは、8対8のゲーム形式で精力的に汗を流しました

そこには高木選手の姿も

KLM+Rは好調を維持していますが、高木選手が復帰すれば高木選手にしか魅せられない素晴らしいプレーがありますので、どのようなハーモニーを奏でるか、今から楽しみです20170413_110057-1

◇◆◇興梠選手◇◆◇

――コンディション

「まっ、まあまあです(ニコリ)」

――きょうのゲームでも、動き出しの鋭さなどで良いプレーが見受けられました

「いやまあ、日曜日の試合にむけて、準備していくだけだし、ケガをしないように…日曜日にコンディションを持って行けたら良いかと思います」

――上海上港戦で欠場した分も、良い方向に持って行けそうかと

「ま、個人的には身体を休められたし、連戦を戦う人もいるので、まぁその人達以上に走ってね、チームに貢献できたらと思います」

――2日前の試合をピッチ外から見て感じたこと

「前半はけっこうね、うちのペースでゲームに入れたと思いますけど、後半はけっこうね…もう押されっぱなしでね、本当に見ているのも疲れるぐらい(ニヤリ)プレーしている選手も大変だったと思うし、まあでもああいうね、サッカーをしていく上で相手がPKを2本外してくれるというのは、なかなかないことだと思うし、チーム一丸となって戦った結果としてね、勝ち点3を獲れたと思うので、まあ出た人達が本当に頑張ってくれたと思います」

――自分が出たときは点を獲って楽にしてあげたい、と

「まあ、上海との試合もそうでしたけど、やっぱ2点目が獲れればだいぶ楽な試合になるので、2点目って凄く大事なのだと改めて感じました」

――守備では無失点が続いて、そこでの最前線にいる選手の貢献も高いのでは?

「うん、まあ、今のサッカーはね、11人で守って11人で攻撃しているし、それがミシャのサッカーだと思うし、前の選手だから守備をしないというのは、今のサッカーでは違うと思うので、まあ、どっちも貢献できるように頑張っていきたいと思います」20170413_111131-1――FC東京の印象

「まあ、攻撃というよりかは守備が強いという印象があるので、まあでも、けっこう点の取り合いになるので、それもそれで観ている人達も楽しいと思うし・・まあうちは点を獲って、失点ゼロで抑えられるように頑張っていきたいです」

――前節がそうですし、昨年のルヴァンカップ準決勝もうそうですが、ハットトリックが続くことも

「まあ、ないでしょうね!(ニヤリ)はい、とりあえず、チームが勝つように頑張ります(ニコリ)」

――ゴールは重ねられていてリズムは良い、と

「そうですね、まあ自分自身、点を獲ったら立て続けに点が獲れるシーズンが多いので、まあ次の試合も期待してくれたら良いと思います(ニコリ)」

――大久保選手とのストライカー対決ではありませんが・・・

「まあでも、自分で自分のことをストライカーとは思っていないので、自分よりラファの方がストライカーっぽいので(苦笑)まあ、バランスを取りながら、出来れば点を獲れるように頑張りたいです」

――サポーターは「浦和のエース」と呼んでいるので

「・・・まあ、期待に応えられるように、頑張ります!」20170413_105814-1◇◆◇槙野選手◇◆◇

――連戦

「良いチームと対戦して良い結果を出せていますので、チームの雰囲気もそうですし、個人的にも好感触がありますので、ただもうワンランク上げていかないといけないと思っています」

――そのあたり、槙野選手らしい

「まあ(ニコリ)勝った中にも個人的には反省材料がたくさんありますし、まだまだ満足してられないです!」

――仙台戦の前日にお話をさせてもらったとき、3日に久々のオフがあった分、「気の緩みがないよう、入りに気をつけたい」と言っていましたが、そういう意味では無失点が続いて良い入りが出来ていると

「うん、まあ後ろの選手の意識が非常に高まっていますし、チームとしても修正できている部分もありますけども、何よりも後ろの選手だけじゃなく、前線の選手の高い守備意識と貢献度というところもね、非常に光るところがありますので、チーム全体で出せている結果かと思います」

――修正という意味で、きょうは監督と話をしている時間が長かったようにも

「まあ、勝っている中でも“ここのプレー”と“ここの時間での課題”というところも監督は伝えてくれていますし、監督からのフィードバックもありますけど、選手からも監督に対してもそうですし、選手個々で話し合いも出来ているので、良い時間というか、良い関係性が出来ていると思います」

――具体的に出ている事柄としては?

「JリーグとACLでは相手の特徴、攻められる時間の違いなど色々ありますけども、チーム全体として、良い守備から良い攻撃というのが出来ていますので、まずは安定した守備がチームのベースかと思っています」

――上海上港戦は興梠選手も見ていて疲れるぐらいだった、と

「ハハハッ、そうっすね!(笑)やってるぐらいの方がね、ちょうど良いと思いますけどね!観ている方がハラハラしてしまうと思いますけどね!」

――自信にはつながった

「まあやっぱり質の高いチームと対戦することによって、自分達の元々持っている以上のものがね、引き出せてもらえますし、あとはやっぱり、平日にもかかわらずサポーターの方々がたくさん来てくれたので、そういう方々の後押し!というのも僕らのエネルギーとして動かしてくれていますので、はい!引き続きサポートをお願いしたいです!」20170413_122043-1――FC東京

「毎年、非常に難しい、勝敗がどちらに転ぶか最後までわからない展開が続いていますので、“ゲームの入り”そこに注意したいと思います」

――4バックの相手の時には、揺さぶる意味で特に有効的なプレーとして、槙野選手がビルドアップの段階で右から流れてきたボールを右足インフロントで思いっきり蹴るフィード。中に蹴ったかと思いきや、鋭いスピンで左サイドタッチライン際を走る宇賀神選手に曲がっていくキック・・・

「ハッハッハッハッハ!(笑)まあうちに関わるすべての方はわかっていると思いますけどね(苦笑)今シーズンは相手もさらに研究を重ねていますからね、よりその研究や分析を越えたプレーを、パスの質というのを出していかない蹴ればいけないと思うし、まだ完璧にあそこからボールにつながったプレーがあまりないので、宇賀神選手がトラップしやすい、次につながるようなパスというのをね、僕も出していかなければいけないと思っています(笑)」

――2015シーズンの味スタでの対戦では

「はい!通ってはいますけど、唯一本当、得点につながったのはあれだけだと思いますので、もっと数多くの崩しとバリエーションを増やしていけないと思っています」

――FC東京に、大久保選手。そのあたりのイメージというのは

「まあ面白い相手だと思いますし、やっぱりうまい選手、強い選手そして怖い選手がそろっているクラブだと思いますので、Jリーグにも非常に歴史のある、名前を残してきている選手がいますので、そういった相手をしっかり止める、自分達が前に出る、そして結果を残すというところが僕たちに課せられている仕事だと思いますので、最後の最後まで全うできればと思います」

――大久保選手との駆け引きとして大事なのは?

「どんな相手ともそうですけど、ゴールから遠ざけるプレー、ラインを押し上げること。そうして彼を守備に回すこと、自分達が幅と深みを持ったボール回しと選手の配置というのが一番大事かと思います」

――森脇選手と永井選手の方は・・・

「いえいえ!彼はオスカル選手ともうまく渡り合っていたので、嫌がられる選手ですからね、そういう担当は森脇選手に任せたいと思います」

――昨年、雨の埼スタFC東京戦での得点も印象的ですので、期待しています!

「はい!がんばります!」

興梠選手と槙野選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉でお聴きいただけます

では

4月5日 「花見で気持ちよく寿司を食べてもらえるように」

どうもです

暖かくなったことに伴い、今年初の”コートなし”だった方も多かったのではないでしょうか

春爛漫

そんな言葉がしっくりとくる仙台戦2日前のきょう、練習は午前10時から始まりました20170405_131955-11ウォームアップ後は、約4分の3コートでの11対11へ

ビブス組は、ここまでレギュラーで出ている選手が主でしたが、中にはいくつかの入れ替えがあり、それも相まってか特にゴール前での激しい攻防が多く見られました20170405_110456-1「持ち出すときは、動きながらボールを受けるように意識しよう」

「パスのスピードを上げるように!特に中央突破では」

「縦狙う縦狙う縦狙う!動かしながら!」

監督もホットな声で選手にハッパをかけます

「阿道、選択肢つくっとけ!」(柏木選手)

春の陽気も手伝ったのでしょう、選手ひとり1人のテンションが高め

花粉症の平川選手も攻守に渡って躍動

タッチライン際では、ブラインドサッカー日本代表の”カトケン”こと加藤選手もその雰囲気を感じ取っていました

午前11時30分、李選手のパワフルな左足ボレーがゴールネットに突きささり、練習は終了しています20170405_111744-1

◇◆◇武藤選手◇◆◇

――お疲れ様です。これだけ天気が良く、暖かくなって、身体もよく動くのでは?

「そうですね!練習後もすごく気持ちよく自主練も出来ますし、良い天気で、みんな良い状態で練習が出来ていると思います」

――ここ数試合の手応え、ご自身のプレーはいかがですか?

「まぁ、神戸戦はもっともっとやれたと思いますし、ボール引き出したりですとか、やれるプレーはもっともっとあったと思うので、点も獲れなかったですし、そういう悔しさというのは次の試合でぶつけられたら良いなと思います」

――印象ですが、リズムに乗ってきて、「さぁ、ここから…」というところのように見ていて思いましたが…

「神戸戦ですか?まぁ、もちろん、僕としても試合に出たい気持ちはありますが、それを決めるのはミシャなので、何かが足りなかったから替えられたと思いますし、替わってから点も入っているので、そういう意味では僕がいる時に点を決められるようにもっともっと頑張りたいなと思います」

――そういう意味で今週、意識していることっていかがですか?

「やっぱり、どこもブロック作って守ってくるチームが多いので、そういう狭いスペースの中でも、うまくボールを受けて、チームの攻撃のリズムを作りたいですし、いかにそういう一瞬の隙を突いて、狭いスペースの中で前を向いて仕掛けて怖さを出せるかだと思うので、そういう部分を出していければゴールにもつながってくるのではないのかなと思います」

――きょうのゲーム、監督もいろいろ指示を出していましたが、どんなお話がありましたか?

「きょうですか?しっかり切り替えの部分だったり、前が攻めた時に後ろ押し上げろだったり、言っていることはそんなに新しいことは言っていないと思うので、自分達のもっともっと伸ばしていかなければいけない部分とコンビネーションだったり精度を上げてやっていければ良いのかなと思います」

――視野が広くて、そのあたりで先を読むプレーとか、さすがと思える部分がたくさんありましたが…

「そうですね、個人的に今年開幕してからしっかり身体が動けていると思いますし、良い部分も出せていると思うので、その精度と回数というのをもっと増やせればゴールも増えるのではないかと思っているので、次の試合も出番もらえたら結果を出しにいきたいと思います」

――プラス、ドリブルのキレも良い感じではないですか?

「今年、昨年からもそうですが、自分の中で上げてきた部分ではあるので、もっともっと仕掛けて相手に怖いと思われるようなプレーヤーになっていければ良いなって思っているので、そういう部分でドリブルはすごく今の自分のとっては大事かなと思います」 20170405_110834-1――次、古巣との試合なので、そこでも一つきっかけになりそうな、あさってではないですか?

「浦和に来てからホームの仙台戦は点を決められているので、そういう意味では良いイメージを持っていますし、仙台のサポーターの皆さんにやっぱり自分の良いプレーを見せたいと思うので頑張りたいと思います」

――最近の仙台の印象はいかがですか?

「戦術というか、フォーメーションが変わって3バックとかでやっているので、僕がいた時の仙台とはまた違うと思うので、あまり何とも言えないですが、勝ち点も稼いでいますし、手強いチームだと思います」

――さっき『ブロック』と話していましたが、まさしく次がそういう相手で真価が問われるというか、ここで…

「5枚で守ってくると思うので、今の仙台は、自分につかれる対面の相手に負けないように意識したいですし、ウチと同じような戦い方をしてきていると思うので、今年の仙台は、そういう部分でこれだけ長くやっているレッズが負てはいけないと思うので、必ず勝ちたいと思います」

――春休み中の子ども達、仕事で忙しい方もみんなの気持ちが集まる、埼スタでの金曜試合

「本当に練習からたくさんの子供たちも来てくれていますし、夢を持たせることの出来るようなプレーをしたいと思いますし、平日でもいつもレッズのサポーターも沢山来てくれるので、必ず勝利して、みんなでしっかり笑顔で終われるように、上海に向けても良いゲームが出来るように頑張りたいと思います」

――花見に寿司を…

「そうですね!僕はなかなか行けませんが、花見で気持ちよく寿司を食べてもらえるように金曜日はゴールを決められたら最高です!」20170405_131937-11武藤選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます

では

4月4日 「この先もチームのためになれるような選手に」

どうもです

すっかり春めいてきました20170404_121546-1桜の満開までは、もう少し

20170404_121647-1 20170404_121632-1金曜日、埼スタからの風景も楽しみです20170404_110537

オフ明けのトレーニングは午前10時から行われ、恒例のフィジカル系メニューが中心でした

練習後は、監督を中心とした円陣の中で、確認できた範囲では2度の拍手が沸き起こりました

一人目は、きのう誕生日を迎えた天野コーチ、おめでとうございます

そしてきょうは・・・20170404_111618-1◇◆◇ラファエル シルバ選手◇◆◇

――お誕生日おめでとうございます。

「ありがとう」(日本語で)

――きれいな「ありがとう」、日本語、上手

「みんな最近言ってくれますね、日本語の発音が非常に良いって。すごくうれしいです」

――新しい1年、誕生日を迎えてお気持ちはいかがですか?

「そうですね。もう1年重ねることになりますが、非常にこうした形で自分の人生の中でもとても大切な1年にしていきたいという風に思っています。非常にうれしく思っています」

――25歳、サッカー選手として非常に良い時期

「そうですね、基本的にサッカー選手のキャリアとしてもそんなに若くないし、そんなに年をとっているわけでもないですし、ちょうど熟し始めくらいだと思いますので、人間的にも選手としてもこれからもっともっと成長して大きく羽ばたいていけるような人間になっていきたいという風に思います」

――初めて見ると思いますが、大原のきれいな桜に囲まれながら誕生日を迎えられるというのも、また気持ち的に・・・

「そうですね、4月、自分の誕生日ということもありまして、こういった非常に素晴らしい風景、桜に囲まれながら自分の仲間とともにサッカーが出来る、そういった風景に囲まれて、プレーできることはものすごくうれしいことだと思いますし、非常に美しいですね」

――先ほど拍手も起こっていましたが、チームメイトのお祝いなど、今このチームに移籍してきて、レッズの良さとして感じる部分はいかがですか?

「本当にこのチームというのはみんな家族だという風に思います。監督が『誕生日おめでとう』と言ってくれて、みんながそれに対して一緒に拍手をしてくれたということで、もう本当に一瞬、一瞬を共に分かち合う、非常に大事なことだと思いますので、非常に僕的にはうれしかったです」

――チームのサッカーに溶け込んでいる、そのスピードが非常に速いと思いますが、そのあたり、手応えは今いかがですか?

「もうこのチームに来てから1日目で意識していたことなので、もう本当に1日でも早くこのサッカーになじんで、このチームになじんで、そして貢献することが最初からの目標だったので、もう本当にそういった意味で、少しずつ自分の力を見せてきていると思いますし、これから、この先もチームのためになれるような選手になっていきたいと思っています」

――25歳初ゲームは今週の金曜日でしょうか?前節は欠場しましたが、次は出られそうですか?

「僕的には準備が出来ているという風に感じています。本当にいつ呼ばれるとしても、いつプレーしろと言われても、僕はそのために準備をしてきたので、僕的には大丈夫だと思います」20170404_111837-1――ちょっと話変わりますが、この間、ブラインドサッカー(さいたま市ノーマライゼーションカップ)を観に来ていたと思いますが、感じていることとか、何かあればお願いします

「初めて観させてもらったのですが、ブラインドサッカーといえ、全くボールの見えないような状態でボールを操るというか、本当に全体的に僕は素晴らしいテクニックを彼らは持っていると思いますし、自分が想像していた以上のものを観ることが出来ました。もう本当に勉強にもなりましたし、僕個人として非常に素晴らしいスポーツと出会うことが出来たと思います。本当にリスペクトしています」

――ここでも昨年、体験会があったので、また機会あったらぜひ

「呼んでいただければ、そういったきっかけがあれば是非参加したいと思います」

――ファン・サポーターの皆さんへ、25歳の誓いとともに一言、意気込みをお願いします。

「皆さん、SNSなどで『おめでとう』のメッセージをたくさんいただいて本当に感謝しています。僕にとってだけでなく、皆さんにとって、全員にとって本当にハッピーな1年になるように一生懸命頑張っていきたいと思います。応援をお願いします」

――幸運を祈っています。ありがとうございます

「(ニコリ)」

ラファエル シルバ選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS 〉再放送でもお聴きいただけます

では

 

3月30日 「最強になりたい」

どうもです

神戸との上位対決を2日後に控えたきょう、練習は午前11時頃にはじまりました20170330_115952-1

春を思わせる陽気

11対11でのゲーム中、選手達のキビキビとした動きを見ていると、ついついコートを脱いでしまう

こちらも身軽になり、テンションも少し上がる

あったかいって、良い!20170330_120354-1「前向きサポート!」(監督)

代表組やレギュラー組もそうですが、今のところ出場機会に乏しい選手達も、先週末に練習試合を長時間こなしたこともあってかそこで感じたことも踏まえ、とても意欲的にプレーしていた印象です

時間毎に様々なタッチ制限が設けられ、その中でもスムーズなコンビネーションが見られたことからも、それは感じられました

ラストゴールの宣告からほどなく、ビブス組が相手DFを揺さぶるワイドな展開から最後は中央で武藤選手の右足シュートが炸裂

練習はお昼の12時20分頃に終了しています20170330_122746-1◇◆◇西川選手◇◆◇

――すっかり暖かくなってきましたが、コンディションはいかがでしょうか?

「コンディションは大丈夫です!元気よく、やってます!(ニコリ)」

――今回の代表での2試合を通じて感じたこと、学んだこととしては?

「本当に大事な試合で、自分達が勝たないといけない試合だったんですけど、本当にチームがひとつとなって、長谷部さんなどケガの選手もいましたけど、代わりに入った選手が本当に良い仕事をしたと思いますし、チームとして本当に素晴らしい勝利だったと思います」

――西川選手のプレーを観たかったし、ご自身も出たかったかと思いますが、ベンチから見た分、今後への力に変えられることも

「うん、そうですね、これまでも自分のサッカー人生の中で色んなことを経験してきましたし…最初でもないので、そこは色んなことがありながら強くなっていけるというところもあるので、色んなことで刺激を受けながら、良い方向に進めたいなと思っています」

――改めて、試合に出られない選手の気持ちに気付けた部分もあったのでは?

「そうですね!本当にこのチームはレギュラー争いという部分でも激しいですし、自分も常に危機感を持ちながらやっているんですけど、とにかく今一番大事なのは、チームでの結果だと思うので、とにかく無失点にこだわり続けながらプレーで魅せたいと思います」

――練習が終わってさきほど、土田コーチと2人でお話をしながら壁打ちをしている姿が印象的です

「はい!まあ左足で出来ることを右足でもやりたいなと思っていますし、やっぱりそこを目指していかなければ自分じゃないと思うので、他のゴールキーパーに出来ないことをしっかりと、確実に!やってしっかりとチャンスを作れるゴールキーパーになりたいと思います!」

――今でも充分に出来ている印象です

「まあ今は左が主なので、右も蹴れるので、そこの精度というところでもっと高めていけるのかなと思います」

――そしたら最強じゃないですか!?

「最強になりたいですよね!(スマイル)守れて、しっかり攻めれる。まずは守備のところですけど、しっかりと。神戸も調子が良いので、代表に行っても色んな選手から『レッズがまず神戸を止めてくれ!』と言われていますし、自分達もアウェイではなかなか勝っていないんですけど、そういうところでこれまでのジンクスというのを破ってきましたし、良いジンクスを作るための一歩になればと思います!」20170330_125312-11 ――神戸はまだ先制されていないようなので、こちらが先制点を奪うべく、西川選手が止めて、攻撃の起点となって・・・

「そうですね、向こうはラインが高いというところもありますし、色んな駆け引きをしてくるとは思うんですけど、自分も駆け引きを楽しみながらやれればなと。相手の嫌なことを自分達が多くやれれば、必ず勝つチャンスというのは、高くなると思いますし、勝利して良いスタートを切りたいと思います」

――ここから試合が続くので、入りが重要

「そうですね!大事ですね、本当に。ACLもあるので、良いコンディションで毎回挑めるように、良い準備をとにかく心掛けてやっていきたいです。開幕からのスタートがあまり良い入りではなかったので、本当に、山あり谷ありの人生だと思いますし、良いことだけではないと思うので、その良いことが起きなかった時、ブレずにやっていくというのが大事ですし、今までも経験したことがあるので、慌てず、みんなと同じ方向を向いて出来ればなと。必ずレッズは点を獲れるので、あとは後ろが守るか、というところだと思います」

――西川選手が笑顔になることによって、多くの方々がパワーをもらえますので、楽しみにしてますよ!

「そうですね!本当に結果でたくさんの方々の声援への恩返しをしていきたいですし、自分が試合後に笑顔でなければ、サポーターも悲しむので、みんなで喜べるように、アウェイですけど、沢山の方に来てもらえればと思います!(スマイル)」20170330_135057-11西川選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます

では

3月28日 「自分もタフに出来る選手なので」

日本代表のワールドカップアジア最終予選が行われることに伴い、しばしの中断に入ったリーグ戦

レッズは先週土曜日に東京国際大学との練習試合を行い、きのう月曜日はお休みでした。

そしてきょう、代表組は不在でしたが、午前中にオフ明け恒例のフィジカル系メニューで調整

練習後には今年初となる大原でのファンサービスの時間が設けられ、春休み中ということもあり、多くの子ども達を中心に約750名が来場し、選手とサポーターが交流しました20170328_114120-1

◇◆◇菊池選手◇◆◇

――きょう、大原では初めて多くのファン・サポーターと触れ合えたと思いますが、いかがでしたか?

「レッズ来て初めてこういう感じだったので新鮮でしたし、湘南は基本的に毎日ああいう感じなので、自分はああいう感じのフレンドリーな感じに慣れているので、すごく応援してもらって嬉しいなって気持ちが強いですね」

――待ち遠しかった部分も…

「はい、そうですね、まだ自分のプレーだったり自分の名前とか、自分の持ち味みたいなものをわかっていない人もいっぱいいると思うので、早く試合に出てそういうところを見せられればいいなと思います」

――サポーターからはどんな声をかけられることが多かったですか?

「どんな声?…『頑張ってください!』みたいな、『試合出てください』とか『みられるのを待っています』とか声掛けてもらえたので、本当に自分も早く出たいですし、そのためにも良い準備をしたいという風に思います」

――ソウル戦でまず出てというところもありましたが、今このサッカーへのフィットであったり、手応えとかいかがですか?

「もう、どういうサッカーをするであったり、戦術の部分だったりとか、どういうことを求められるかとか、自分なりに把握できている部分がありますし、そこの精度だったり、走るところの量だったり質であったりを上げていければ、これからチャンスが増えていくと思いますし、自分自身のコンディションは本当に自分でやって整えていくしかないので、しっかり自分と向き合ってやっていければ良いかなと思います」

――ベースのポジションはまず走れることが大前提でそこの条件は湘南時代から鍛えているのもあって、満たしているのかなと思いますが…

「そうですね、そこは自分の持ち味でもありますし、そこが基準とならないとあのポジションは出来ませんし、そこの特徴を生かしてやっていければ良いかなと思いますし、やっぱり練習、試合に出るためにはやっぱり練習だったり練習試合だったりというのが本当に大事になってくるので、しっかり手を抜かずにやっていきたいなと思います」

――プラスアルファ自分だからこそというのでセールスポイントではありませんが、イメージしている部分はいかがですか?

「まぁ、浦和の戦術だったりやり方みたいなものはもちろんありますが、それだけに囚われずにやっぱり自分自身出さないといけないと思いますし、そういうのをしっかりやりつつ、やっぱり自分が前でボールを持った時だったり、味方が良い持ち方をしている時にダイナミックに前に出て行って、やっぱりゴールに関わっていくことで、そういうチャンスが増えてくると思うので、がんばりたいなと思います」

――仕掛けるかなと思った時、ふと空いているスペースを即座に判断してソウル戦でも右足のアウトで折り返して武藤選手に、というシーンがあったり、ああいう位置でボールを持っても冷静なところも強みなのかなという印象ですが…。

「そうですね、まぁ、それは湘南時代からチョウさんに嫌というほど教えられてきましたし、そこの部分ではうまくいってもやっぱりそういうところをしっかり指導してきてもらっているので、そこは自分の自信にもなっていますし、まだまだ他のチームメイトと比べてる、試合に出ている人と比べてもまだまだなところもありますし、そこはしっかりと自分と向き合ってやってきて、選手としてもっともっと成長したいですし、チームにも、もっともっと力を還元したいなと思います」

――サイドの選手はちょっとでもトラップがずれてもタッチラインを割ってしまう・・・。そのあたり、追いかけてから全速力でもうまく止めてというところとか、この間の練習試合でも何度も何かそういうのが当たり前かもしれないですが、かなり技術の高さを感じています

「うーん、どうですかね…(苦笑)そんなに自分自身技術が高いと思っていないし、ただそういう動きの時に中だったり、疲れてきたときにどれだけこう精度を上げられるかというのが湘南時代から考えてやってきているつもりなので、そこは生きているのかなと思います」

――直輝選手や岡本拓也選手から何かエールとか、今受けていますか?

「いや、特に。そんなに真面目な話はしないので、あの二人とは(苦笑)」

――結構、湘南で仲良くというか…

「仲良かったです。拓也はほぼ一緒にしましたし、毎日。食事とかも…(ニコリ)」

――ここからまた、4月は本当に過密日程で、という中で、全員の力が必要になってきますが

「そうですね、本当に。始まってからもすごく過密なスケジュールが続きましたが、やっぱりその中でもずっと出ている選手もいますし、すごいなとずっと見ていましたが、自分もそういうところに、自分もタフに出来る選手なので、そういうところに自分もしっかり加わってチームとしてやっていけるように、今から良い準備をしていかなければいけないと思っていますし、そういう準備は本当にしっかり毎日できているつもりなので、そこはブレずにやっていくしかないかなと思います」

――楽しみにしています。

「ありがとうございます(キラリ)」20170328_131251-1

菊池選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします

では

 

3月23日 「あの自分が今この位置にいること」

どうもです

開幕からの連戦も一段落

2連休明けのきょう、練習は午前10時からはじまり、選手達は恒例のカラダ起こし系メニューで調整しました

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◇◆◇宇賀神選手◇◆◇

――ここまでほぼフル稼働。きのうまで2連休は良い時間だったのでは?

「まあそうですね、ゆっくりする時間がなかなか無かったので、ようやくゆっくり出来たかと思います(ニコリ)」

――どのように過ごしましたか?

「家でゆっくりしてました」

――家が一番?

「そうっすね(ニコリ)」

――序盤の連戦を通じて感じたことなどは?

「いやでも連戦だと、試合の間隔が短いので、連戦は連戦でそういうリズムができてしまえば、連戦の方が良いかなと思いますけど(笑)」

――以前、阿部敏之さんからも同じようなお話をうかがいました。「練習は練習でハードに負荷をかける分、消耗がある」、「緊張感が続く」といったニュアンスの

「うん、そうですね、連戦で緊張感が続くと、疲れはもちろんあるとは思うんですけど、それをあまり感じないようなリズムを作ることが出来るのかなと思います」

――プレーとしても安定していたように感じます

「そうですね、まあ自分の中でも凄く手応えのあるこの1ヶ月半ぐらいだったと思うし、プレーしていて90分間、自分の高いパフォーマンスを見せることが出来ているかなという風には感じています」

――周りを冷静に見ながら、すべきことがきちんと整理されている印象です

「まあもう監督のサッカーが大分熟成されてきて、自分の中でも監督と6年間過ごしてきて、頭の中で自分の求められていることが整理出来ていると思いますし、プラスこの連戦で出しているパフォーマンスの中で自信を持ってプレー出来ているからこそ、周りが見えていると思いますし、非常に手応えはあるかと思います」 20170323_111438-1

――そして、きょうです。おめでとうございます!

「まあ、みんなが思うことだと思うんですけど、自分がもっと若かったときは《29歳はもっと大人なのかな》と思ってましたけど、変わらないなっていう…(苦笑)こんなに《ガキなのか!》と言ってはあれですけど、こんなに《大人じゃないものなのか》と思いますし、自分がレッズのトップに入ってからも8年目…《早いな!》っていう風に思います」

――幼く感じるのはどんな時ですか?

「みんなでワイワイしている時とか、本当、学生と変わらないようなことしているなと。それで同じようなことして笑ってるなとか、自分の行動というか、普段の生活とかを考えても、もっと落ち着いた29歳になるかと思ってましたけど、思ったよりそうじゃなかった、自分が描いていたのとは違うなと思います(笑)」

――レッズには偉大な先輩が多くて、そういった存在を追い続けて、さらなる成長を追い求めているから《変わらない》と思うのでは?

「まあでも、ここにいればね、プロサッカーのクラブにいれば若い選手、新しい選手が入ってきて、何歳になっても切磋琢磨しないといけないし、プライベートでもクラブハウスでも、一緒にいる時間が長いので、普通に働いている方よりかは若いというか、子どもっぽいのかな(笑)まあもちろんね、平さんや啓太さんのように、すっごい落ち着いている人もいるし、森脇君とか那須さんとかみたいに!(笑)いつも落ち着かない人もいれば」

――那須さんがそこに入る?

「はい!入りますね。ですけど、普通よりはそういう環境にいると思うので、若いのかなとも思いますし、常に求められているものが凄く高くて、それに向かって努力するというか、向上心を高く持ってやっているというのも、そういう“若々しさ”というのにもつながっていくのかなとも思います(ニコリ)」

――最近は練習後、矢島選手や関根選手、伊藤選手といった若手と最後までリフティングゲームをしていて、その光景を見ていると《お兄さんだな~》とも感じます

「ハハハッ!俺がいっつも『やろう!』というから無理矢理付き合わせているのかもしんないすけど、はい・・・ただあれも、単なる遊びなだけじゃなくて、試合でも活きると思うし・・・はい(ニコリ)」

20170323_114937-1 ――ここまでのサクセスストーリーを歩んでいる選手もそうはいない。今、さらに目標としていることはありますか?

「まあやっぱり、チームの戦術としては、さきほども言ったとおり成熟していると思いますし、ここに、その戦術にうまくはまって、監督の思い描くサッカーを表現できていると思いますけど、やっぱここまでコンビネーションの部分で成熟したからには、結果を残すために自分としてはこの部分でも結果というのが必要かと、ゴールやアシストといった結果が必要になってくるかなと思っています」

――その先に、ご自身の代表入りとチームのタイトルなどがあると

「そうですね、今野選手が34歳でまた代表に入ったように、誰にでもチャンスがあると思いますし、また自分達がチームとして良い結果を残せれば見てくれる人は見てくれていると思うので、今のパフォーマンスを一年間続けるということが、一番重要かと思います」

――他のカテゴリーのレッズを取材していても、クラブスタッフの方からは「育成の頃から知っている宇賀神選手が今、トップで活躍している姿を見られて本当に嬉しい」というお話をよく聞きます

「まあもう、小さいときから見ている人は、自分がこのようにしてプロになったことすら驚きだと思いますし、でも逆にね、そういう風に思われていた選手がこのように試合に出るというのは色んな人の希望につながると思うし、またずーっと一緒にやってきている人とかは『嬉しい』と言ってくれるので、自分も《そういう人達の気持ちも背負ってプレーしているんだな!》と思って凄くやり甲斐を感じています」

――宇賀神選手であれば、どんなことでも実現してくれるのではないかと

「まあそうっすね!(ニコリ)自分の中でも、自分がプロサッカー選手になってこのように試合に出られるっていう…あの自分が今この位置にいることを自分自身で体験しているので、どんな難しいことがあっても、《努力をすればどうにかなる、何とかなるんじゃないか》っていうのは人生の教訓としてもあるので、どんな困難にぶち当たっても大丈夫じゃないかなと思います(ニッコリ)」

――めっちゃ説得力がある!

「そうっすね!!まあ自分の中でもそういう風に思いますし、自分のことを知っている人は、僕がそういうことを言っていれば説得力があるのかと思います」

――20代最後の1年、改めて抱負というか誓いをお願いします

「やっぱ一番は自分が健康にケガをしないで試合に出続けることですし(ニコリ)やっぱ20代のうちにチームとしてタイトルを獲りたいと思います!」

宇賀神選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます20170323_121451-1◇◆◇遠藤選手◇◆◇※20日月曜日の練習後

――ガンバ戦を、振り返っていかがですか?

「内容自体はすごく良かったとは思いますし、チャンスを結構作れていたので、そこでやっぱり、前半で1点獲れていればというところは正直ありますが、まぁ、1点獲られた後しっかり最後まであきらめずに追いつけたところはポジティブに考えています」

――終盤、前がかりになった時も、やはり一番後ろに遠藤選手がいてくれるからそうできるのかなとも思いました

「まぁ、ビハインドになってから少しバランスが崩れかけましたが、その中でも後ろがやっぱり集中力を切らさずに、自分がやっていくところを常に思っているので、モリ君とか槙野君もバランスはすごく見てやってくれていたし、違う選手も含めてそういう意味では守りやすい状況を、きのうの試合に関してはすごく自分の中で作れたので、それが良い方向にいっていましたが」

――アデミウソン選手というJ屈指の選手を止めるところであったり、ディフェンスの面白いところであったりをたくさん、きのうは示してくれたような気がします

「そうですね、ああいううまくて強くて速い選手に対しては的確なポジショニングだったり、駆け引きというところで大事になってくると思うので、そこはうまく3バックで連携をしっかりとりながらやれたと思いますし、ビビらずというか、自分もああいう良い選手とやるのを楽しみにというか、楽しい気持ちを持ちながら、もちろん間に見えていた選手だけではありませんが、マークされた選手含めてですが、そういう感じでやりました」

――相手が「行くぞ」という風になった時に相手がどういうことをしたいかとかというのを本当にうまく流れを読んでいて、どうしてあそこまで先が読めるのかなって

「そこはディフェンダーにとって大事な部分なので、相手の良さを消すというか、それはまぁ、自分一人でやるのではなくて、周りの選手とうまく連携をとりながら自分が積極的に味方を動かしてやるというのはすごく大事ですし、そうやって動かした中で最後は自分がボールを奪ったり、全部崩された時に最後はやっぱり自分がいるというのが理想だと思うので、そこはまぁ、周りをしっかり見ながら常にやっています」20170320_105220-1

――先ほどまで監督とは何か、どんなお話がありましたか?

「ここ最近、自分のプレーはあまり納得はしていなかった部分があったので、それに監督も気付いてくれていて、試合前も『思い切ってやれよ』というか、『アグレッシブにやれよ』という風なことを自分に言ってくれて、きのうは自分にとっても、守備でもそうですが、攻撃でも最後、善成に出したボールだったり、武藤君のシュートになるような縦パスだったりとか、ああいうシーンを何度か作ったり、守備でもアグレッシブさというのを出せたと思うので、そこで『ああいうプレーをして欲しい』というのと、もっとやれるよという話をしていました」

――練習後によく、矢のようにビュっとサイドへフィードする形を反復していますが、あれ、真似して蹴ってみようとしてもなかなかバックスピンかかって難しいのですが、どうしても無回転でぶれてしまいます

「まぁ、それは練習するしかないですが(ニッコリ)ああいうシーンはもっともっと自分の中で出していきたいというところありますが、最近は3バックでボールを動かしているので、自分が真ん中にいることが多いので、斜めのボールというのはちょっと角度がない感じはありますが、その中でも4枚回しになって自分が前に持ち運べるシーンとかあると思うので、そういう時にああいうボールを常に狙っていますし、練習しておけば自分の形として出せると思うので、続けてやっていきたいですね」

――ちょっと間隔が空きますが、この間、攻守両面においてどんなところをまたさらに磨いていきたいというイメージでしょうか?

「守備に関しては、一番は3バックでしっかり良い距離感と良いポジショニングを保ちながら守備をすることが一番大事だと思っているので、そこのコミュニケーションの部分は常にとっていますし、最近はその3バックの距離感が良くなっているのが実感しているので、それをシンプルに続けていきながら、やっぱり無失点で、という目に見える結果を出していきたいなというのと、攻撃ではいつも通りですが、自分の斜めのパスだったり起点になるようなパスをこれから相手がそう自分達の良さを消して来る中でもやっぱり出していかないといけないと思うので、そこはやっていきたいです」

――ちなみにこの間、ある女性が、SNSの遠藤選手の写真を見て「かわいいーっ」と声を出して、いて、えっと思ったけど、「なるほどな」って

「僕が?娘が?」

――遠藤選手

「僕がですか!?」

――ロッカールームでみんな揃って撮っている写真

「はい、そうですね!笑顔は自分の“売り”なので…ハッハッハ!(ニッコリ)」

――より見られるようにというか…

「はい、また笑顔を届けられるように頑張ります!」

では