どうもです
陽は暖かい、けど空気が冷たい
強い風によってネリーニョばりに曲がるフィードボールをいとも簡単にコントロールする平川選手、さすがです
FC東京との練習試合前日の練習は、午前10時から始まりました
ウォームアップ後は、横はペナ幅での10対10ハーフコートゲームを実施
「出したあとの押し上げを早く、前向きサポートを」
「切り替えて切り替えて!」
「ナイストライ梅!」
監督はきょうも、きめ細かく指示を送ります
ゲーム終盤には「ダイレリターンなし」のルール設定
「次の展開を早くかんがえる、。味方がどこにパスを出すか、常に予測して動き出す」
難易度は高いながらも、3人目の動きを駆使し、
「慌てない慌てない、動かして動かして!」(監督)
きのうよりもよりリズミカルにゴールを目指す選手達の連動性が確認できました
午前11時20分、右から梅崎選手が折り返したボールをニアサイドで青木選手が右足で押し込み、ラストゴール
あすの練習試合ではどれだけ切り替え早く、効率的かつテンポ良い攻撃が出来るか、注目したいです
強烈なシュートをガッチリキャッチ、太い声で味方を動かし、ビルドアップにも積極的に関与
汗ビッショリで練習を終えた大谷選手、頼もしいです
「まあ・・コンディションはよくやらせてもらっています」
――きちっとしたポジショニングでのセーブっていうのが本当に最近多くなってきたと思いますが?
「わかんないです(ニヤリ)」
――きょうもズラタン選手のヘッドとか止めてるじゃないですか?
「覚えてないです(即答)フッ」
――あと感じるのが、正面のシュートの処理、キャッチできるのもそうだし、はじく方向であったり、それもポジョショニングがいいからだと思うんですけど…
「いい準備はするように心がけているんで、はい・・もっともっとやりたいと思います」
――それだけ集中できているということなんですか?
「はい、やれていると思います」
――見ている方はかなり、そのあたり成長というのを感じていますよ
「あぁ、じゃぁ、それで、ゲーム出れた時にしっかり出せるように続けたいと思います」
・・・・・・
この淡々とした感じは、ある意味癒しを与えます
福島選手に大谷先輩の良さについて尋ねると、迷わず帰ってきた答えが、
「優しい」
その心は、
「キーパーは人間性が重要。みんなから信頼される人間性が合った方が良い」
プレーとしては、
「土田さんがよく言う”当たり前に出来る範囲”が広い。ベースが全て出来た上であの体格。足も運べるしスケールは周作さんよりある」
と絶賛するのもそのはず
「他のチームの練習に参加しても、周作さんや幸輝君よりうまい選手はなかなかいなかった」
なるほど、新たなGK王国が築かれるのかもしれません
さてさて・・・大谷選手のお話を再び紹介します
――指示の声ですが、全体として切り替えを促すようなところを非常にうまく・・
「そうすねそれはまぁ、チームとしてもそうだし、やっぱりうしろからそういう部分しっかりしてやろうって、話はしているんで、意識して声掛けするようにはしています」
――それ以外の面などで大谷選手が今取り組んでいることってありますか?
「・・・うっ・・特に何かこれっていうのは…。まぁ、でも・・なんだろう…、でも、やっぱり回しの部分では、近くだけでなくて遠く見るようにもしています。でも、今だからじゃなくて、それは常日頃やろうとしてできない時もあったり、できているときもあるので、意識はしています、ずっと」
――淡々と、日々、時間は流れていく中でどれだけ自分にテーマを持っていけるかが、本当に20代後半に入ってってところで
「そうっすね!・・・まぁまぁまぁ…やっていることは間違いじゃないって思っているので、そこでどれだけ精度あげていけるかだと思っているので、しっかりやりたいと思います」
――話戻ると、そういうところでの大谷選手の成長を感じるからきょう話をききたいなと思って…
「フッハッハッハ!自分じゃわかんないです、はい(ニヤリ)」
――今は西川選手がいなくて、それでも、3人体制。キーパーは賑やかな感じもあるじゃないですか。そこで絶対的レギュラーもいる中、もちろん1番を目指すのもそうですが、まずは第2ゴールキーパーの争い・・・ベンチに入るか入らないかでもその経験値が変わってくるじゃないですか、そのあたりの競争もあると思うのですが…
「はい、あります。それもう、全然。普通にみんなレベル高いんで、しっかり出来ると思うんで、本当にしっかり集中して自分でやっていないと、出れないからって腐ってやってるとベンチにも入れなくなると思うんで、しっかりやりたいです」
――何が起こるかわからないので、ナビスコカップを去年経験したからなおさら、また見たいなって思いもあります。日頃、大原いると大谷選手を見たいし、そういうチャンスが来ればできると思っているので…
「はい(笑)いや、もう…、本当に、去年は、あれは悔しかったんで、どこかでやっぱりやり返さないといけないんで(キリッ)」
――そういう意味でも、あしたFC東京戦、練習試合ではありながら、かなり骨のある相手というか、いい試金石になるのではないかと
「そうですね、久しぶりでもあるんで、練習試合が。確かに、練習試合だから多少無理につなぐところもあるかもしれないですけど、それをしっかり判断だとか、プレーの質だとかしっかり求めてやりたいと思います」
――春休みで多くの方が来ると思いますが、大谷選手を楽しみにしている方にどんなプレーを見せたいですか?
「いえ、いいです。俺はもう見ないでいいです(笑)」
――では、ピンチにならないように、声できちっとコントロールするところからまずは…
「そうですね、危なげないなって思ってもらえればいいっすよ(苦笑)」
――番組ではモモクロを・・・
「歌かけるんすか!?(キリッ)であれば、モモクロの・・・卒業ソングを(ニンマリ)」
大谷選手が自ら何をリクエストしたか?番組をお楽しみに
あすはGK陣3人共に出場機会が与えられることも充分に考えられます
岩舘選手はあの大ケガをしてしまった練習試合からちょうど1年・・・
「そうっすね、言われてみれば。区切りとして、何事もなく出来れば良いっすね(爽笑)」
それぞれがそれぞれのチャンスでどのように自身の存在を示すか
桜の開花を前に、咲き誇れ!浦和の守護人たちよ!!
大谷選手のインタビュー詳細は、このあとの「You’re The REDS」でお届けします
では