どうもです
頂へ、ファイナリストとして最高の準備をオフ明けのきょうは、午前10時過ぎから約1時間15分、フィジカル系メニューを中心とした調整が行われました
◇◆◇那須選手◇◆◇
――1日遅れですが、お誕生日おめでとうございます。
「ありがとうございます」
――オフの一日。どのように過ごされましたか?
「ゆっくり、家族で(ニコリ)」
――もう、お子さんも大きくなってきて…
「そうですね」
――だんだん遊びの種類も増えてきて…
「まぁ…、まだ…。上の子はそうですね」
――決勝進出を前日に決められて、清々しい気持ちで
「そうですね!はい。試合は凄く良かったと思います。ただ、まだ何もなしえていないし、本当に目の前の試合に勝つことだけを考えてやっていければ良いかなという風に思います」
――35歳
「はい」
――毎年のことにはなりますが、変わらずというか…
「そうですね。日々成長で…っていう感じですね」
――その成長というところで、今年は特に、色々なアプローチでトレーニングに励んで、それが結果にもつながる機会が多かったと思いますが、いかがですか?
「また自分を見つめ直すという意味でもいろいろなものを取り入れて出来たと思いますし、その中でメンタル的にもフィジカル的にも成長できたと思っていますし、まだまだこれからもそうですが、前向きにやった結果、少しずつ結果として反映されてきているので、本当に続けていかないといけないと思っていますし、より一層そういう部分を磨いていかないといけないなというふうに思います」
――特にその中で効果を実感できたり、手応えが感じられるようなことというと…
「まぁ、特にこれというより、いろいろな部分からいろいろな角度で取り入れているので、メンタルな部分も考え方もそうですし、プレーでも体の動きも含めていろいろ変化は凄く感じられているので…とは思います」
――やっぱり、根気強く続ける気持ちのところ、考えながら取り組むというのが何より原動力になったと
「そうですね。続けてやっても、ただ続けるだけでも意味ないですし、どうしたいとか、どうありたいというのをしっかり、明確に自分で自分を見つめ直していくところが特に大事だと思いますし、その上で自分を受け入れた上で、しっかりどこを鍛えないといけないのかとか、目標持ってやらないといけないかと思うので、そういう部分はしっかりと、大事だなと思います」
――で、今は、調整法としては試合に出られる日々が続いているという中での違いなどはどうですか?
「まぁまぁ(ニコリ)出て、週末に合わせてコンディションを合わせるのは非常に大事だと思うので、そこはしっかりやっていかないといけないと思いますし、かと言ってできることはたくさんあるので、そのコンディション整えながらの中でもしっかり自分でできるようなことを考えないといけないかなと思います」
――充実感はやっぱり今の方が全然…
「そうですね(汗)全然ありますね(ニコリ)」
――世の中、こんなに走って汗かいている35歳って、なかなかいないですから…
――那須さんはよく「毎試合が決勝」とおっしゃいますが、まさしく名実ともに次は“決勝”です
「変わらず目の前の試合というところだと思いますし、もう、それでいろいろなものを、いろいろなことを考えると思いますが、そういうのを全部排除して、やっぱり目の前の試合を勝つ、純粋に勝って集中する、そこだけを考えれば良いと思っていますし、個人的にはそうやって一つ一つ積み重ねた結果だと思っていますし、だから、特に決勝だのタイトルとかそういうのを考えずに自分らしく試合に集中して勝つということだけを考えて、それだけに尽きるかなという風に思っています」
――経験もあるので、那須さんは、優勝もしていて、2013年に悔しい思いもしていて…とか、そのあたりの感じたことをチームに落とし込むという考えもあると思いますが、それを更に上…悟りの境地として、もう何も考えないというのが一つの答えというか…
「そうですね。一つの答えというか、選手である限りどの試合も大事だし、落として良い試合なんて1試合もないので、次がやっぱり最後だと思って常にやれればと思っていますし、そのつもりで今シーズンは特に1試合1試合戦ってきたので、だから次が何が、だからとか、正直関係ないし、僕にとってはどれも本当に大事な試合なので、どれも勝ちたいですし、とにかく、だからそのためには集中していかないといけないし、気持ち的にはやっぱりそこのために何をしないといけないかというところに行きつかなければいけないので(汗)シンプルに勝って、集中するというそこだけかなと思っています」
――埼スタでできること、ガンバを倒すチャンスであることだという楽しみもあるかと思いますが?
「あまり、そういうのも排除しています(苦笑)そういうのは、どこだからというのは関心はないですし、もう自分たちだけ、自分ができることだと思います。もちろん、対戦相手の特徴とかを知るのは大事だと思いますが、特に過去の何かを引用してするとか、僕としては、何かを持ち出してというのはいらないですし、とにかく、今、現時点で地に足ついて1歩前に進めているかという、そこに尽きるかなと思いますので、そのためには自分は全ていらないので、自分たち次第かなと思います」
――もう、関係なしで
「関係ないです」
――スパイク脱いだころに「ああ、俺、この歳までやっていたんだな」と思うくらいで…
「そうですね、気持ちが続く限りで。気持ちだと思います」
――本当に、こんなに成長、成長、と言葉通りにそれを実践していって…で、というアスリートもそんなにはいないと思うので、何か励まされます
「そんなことないですけど(ニコリ)本当に紆余曲折で、同世代で凄い選手ばかりいっぱいいますが、僕はそうやって代表歴というか、フル代表の経験もないですし、周りに常に凄い選手がいて…というところで、やっぱりそうなるために追いつき追い越せではないですが、そうするためのは努力しないといけないですし。ただ頑張るだけではみんなやっているので、ただ頑張るのではなくて、どう頑張らないといけないのか、何が自分に必要なのか、そのためには…というところを常にやってきた結果なので、それは続けないといけないかなと思っています」
――今ちょっと話にありましたが、こういうタイミングで代表も…。今、センターバックが充実しているとは言えないので、那須さんが…と思っているレッズサポーターも少なくないと思いますが
「まぁ、そういうのは縁だと思います。タイミングなので、そういうのを抜きに、とにかく今は目の前の試合に燃え尽きるだけ。燃え尽きるまで、足が折れても、何しても戦い抜いて…そこだけではないかなと、そういう気持ちを持っていければなと思っています」
――那須さんらしいお言葉を重ねていただき、ありがとうございます。
「いえいえ…(汗)」
――いつもありがとうございます。お誕生日おめでとうございます。週末また「おめでとう」と言えるように楽しみにしていますので
燃え尽きるどころか、目の前の壁を一つ一つ打ち破ることで、それらを原動力に燃え盛っています
背番号4は、赤く――
那須選手のインタビューは、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお聴きいただけます
では