10月19日 「新しい感情が自分の中に芽生えた気がします」

どうもです

新潟戦3日前のきょう、練習は午前10時から始まりました

メインメニューとして行われたのは、10対10でのゲーム形式

普段ですと前線の3人は違う色のビブスを着用するのですが、きょうは一方のチームが黄、もう一方が白、互いに全フィールドプレーヤーが同色でした

すなわち黄白戦

平川選手と阿部選手がドラフト形式で選手を指名します

ヒラサンズ→大谷選手、加賀選手、イリッチ選手、天野コーチ、遠藤選手、武藤選手、高木選手、李選手

アベチャンズ→岩舘選手、那須選手、永田選手、森脇選手、青木選手、駒井選手、石原選手、興梠選手、ズラタン選手

といった編成でした

今回の指名で少しハッピーな気持ちになった高木選手のお話は、後ほど・・・

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「相手のマークを剥がす動きを意識しよう!ボールが来なければ動き直す、やり直す」

「常に次の展開を意識しよう!」

と監督

普段のゲームでは滅多にない組み合わせではありましたが、黄白共に連携は色あせず

今年のチームの強みである、どの選手が出ても遜色のないハイクオリティーというものを改めて実感しました

熱戦は、李選手の豪快な左足ミドルでラストゴール

ただ、スコアは2対2の同点でした

「PKをしよう!」と那須選手

その主張は実らず、4日前の再現はなかったものの、一方的展開にならなかったこのゲームの展開、そして結果からもチームの良き競争状態が感じ取れます20161019_111251-1

◇◆◇高木選手◇◆◇

――ルヴァンカップ優勝おめでとうございます。

「ありがとうございます」

――まずはその振り返りから聞きたいのですが、ああいう舞台に立てたこと、そして勝てたこと、試合を振り返っていかがですか?

「カップ戦の決勝というのは何度か経験しましたが、今まで決勝で勝ったことがなかったので、その分やっぱり、初めてああいう舞台で勝つことが出来て本当に嬉しかったです。プレーとしては少し、いつもよりは精度を欠いた部分とか、そういったものがあったので、そういうのはやっぱり多少は決勝だからというのが気持ちの中に少しあったからなのかなという風な反省点もあるし、まぁ、思い切りよくシュートを2,3本打てたと思うので、それが入っていればなぁ、という感じでしたね」

――またすぐ、ああいう舞台で戦いたいですか?

​「そうですね。まだリーグ戦も残っていて、ああいう試合がまたできると思うので、本当にこれからの試合が楽しみだなという風に思います」

――ご自身のチャンスがあって、コーナーキックになって、そのあと交代した李選手が決めて…というのを見た時、どうでしたか?

「いや、自分が変わってよかったなと思います(笑)自分だったらあそこでヘディングで入っていけるか、まだ力がないので、タイミング的には本当にバッチリなナイス采配だったのではないですかね(ニコリ)」

――次はその前のチャンスで決める男に

「そうですね。『リーグ戦にとっておいた』と言えるような結果にしたいなと思っています(ニヤリ)」

――この間、槙野選手が言っていたのですが、「一番泣いていたのは、高木選手だった」と

「まぁ、何人か結構泣いていた人がいたと思いますが、確かに自分は誰と一緒に喜んだのかとか、そういったのも覚えていないくらい泣いていたかもしれないですね(苦笑)」

――もう、想像以上?その喜びは

「想像以上というか、もうPKの時から結構きていたし、1本止めて、次まだ相手1人残っていて…、その時からもう多分泣いていましたね(笑)小学校からサッカー初めてから今まで、本当に優勝って、本当に大きなものではなかったので、本当に準優勝ばかりだったので、本当に優勝というのを経験したのは初めてだったので、やっぱりファイナルで勝つことの素晴らしさというか、そういうちょっと新しい感情が自分の中に芽生えた気がします」

――人生初のうれし泣きかも

「そんなことはないですが、今までで一番と言えるくらいに結構大きかったのではないかなと、それくらいはうれし泣きをしたかなと思います」

――他にどんなことで泣きましたか?

「どんなことって聞かれても、本当に悔しくて泣いたことしかあまり思い出せないので…」

――うれし泣きで…

「うれし泣きは…あったかな? あったと言えばあったがそんなに大きなことではなかったかなと。久々に試合に勝ったとか…、あとはあれだ…、清水の時に残留して泣いたってことがありましたね!ハハハッ(笑)」

――あと、お子さんが生まれた時とか…

「子どもの時も多少はうるっとはきましたが、子どもの時は驚きの方が大き過ぎて、《自分の子どもか》っていう実感の無さとか、そういうのが複雑な心境だったので、単純にうれしさを爆発させたものはやっぱりこの間のが一番だったかなと思いますが」

――試合で使ってくれた監督のお祝いをきのうしてたじゃないですか?雰囲気はいかがでしたか?

「本当にこれ以上ない、良い雰囲気だったのではないですか」

――ちゃんと歌えましたか?

「歌っていましたが、もっとデカイ声で歌っていた人達いるので、少量な声で充分だなっていうふうに感じましたが」

――今年は何でお祝いしましたか? プレゼントとか…

「プレゼントとかはまだじゃないですかね」

――じゃ、ケーキで?

「ケーキというか、森脇君の歌じゃないですか(苦笑)まだとりあえず、まだ多分、後日、ちょっとしたのがあると思うので、パーティーが」20161019_111718-1――で、きょうですよ。また、メンバー編成とかを見ると、改めて競争が始まるというような雰囲気を感じましたが、どうですか?

「きょうは阿部さんと平さんが好きな選手を取り合ってやっていた感じなので、あまりアレですが、やっぱりこの間のファイナルも決して鈍かったといえなかったし、まぁ、やっぱりまたチュン君が点獲っているし…とか考えると自分のポジションはなかなか気の抜けないポジションなので、こうやっぱり入れ替わりというのは常にある競争の激しいポジションなので、またしっかり今週からトレーニングやってアピールしないとスタメンで出るのは難しくなってくるのかなと思うので、その辺のチーム内という部分でもまた自分個人として気を引き締めていきたいなと思います」

――いいですね、平川さんに指名されるのは

「この間、以前やった時かな、僕、本当に最後、幸輝君がフィールドプレーヤーで入ってて、最後僕と幸輝くんが余るくらい選んでもらえなかったので、今回早めに平さんが選んでくれたから、凄くほっとして嬉しかったです、個人的には」

――ドラフト形式は数ヶ月か振りだから、その間にもチームの中での存在価値が上がって、という風に…

「そうなのかもしれないですね。チームとしてのやるべきことができるようになってきたから、まぁ、そういう風に選んでもらえたのかなって思うのか、前回のを覚えていてもらって気を遣って獲ってくれたのかわかりませんが」

――どっちもでしょう、きっと。ここからスパートですが、まずは新潟。ちょっと目指すものがお互い違うわけですが、そういう中での難しい一戦ですが…

「心理状況的には全然自分たちのポジティブな状況ですし、思い切ってやれるのはどちらかというと自分たちの方かなと思うので、その部分を優位に生かせるような試合にするために、相手がどうのこうのというよりかは、自分たちのサッカーをするだけと思っているので、それをしっかり、アウェイですが、とりあえずは表現できればいいなと思っています」

――特に、自身が残留争いを経験しているからこそ、「こういうことされたら嫌だな」っていうのも自然と出してくれるかなと

「そうですね。間違いなくやっぱり、先制点が大事だと思うし、1点獲れれば相手はガクッてくると思うので、それは自分も経験しているので、まずはやっぱり先制点獲るために、獲れなくてもしっかりゼロで我慢していて、そのうちやっぱり流れが来て獲れる時間帯も来ると思うので、辛抱強くしっかりやっていきたいなと思います」

――期待しています

「ありがとうございます」

――また、「おめでとう」と言えるように…

「はい(ニコリ)」

ラストスパートへの準備は万端!行けっ浦和の大洋!

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高木選手のインタビューは、23時からの「You’re The REDS」再放送でもお聴きいただけます

では

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