どうもです
世界への羽ばたきを前にしたきょう、練習が公開されました◇◆◇西川選手◇◆◇
――きのう、心配しました
「あっ!行かれてました?すみません、ご迷惑をお掛けして、大丈夫です(スマイル)」
――良かった~…
「そうですね、いよいよだなぁっていう気持ちと高ぶる感情をそのままアメリカでもプレーとして現していきたいですし、アメリカに行ってもまだ事前合宿もできるので、しっかりとまずは時差対策をしながら美味しいもの食べてしっかり休んで、良いトレーニングを続けたいなと思います」
――それに至るまで、今シーズンの戦いを通じて成長を感じられたこと、手応え
「そうですね、マチェイ監督のもと前半戦は少し苦しんだ部分はあったんですけど、その中でもやっぱり手応えも感じつつ、やっぱりリーグ戦は長いので、一戦一戦で出た課題っていうのを次の試合に活かそうっていうところでは、今の順位、勝ち点っていうのは悪くないと思いますし、失点数も20っていうことで21試合終わって、1試合を下回るっていうところは凄く大事になっているので、やっぱりそこは後半戦に向けても良い状態で入れると思いますし、その前にこのクラブワールドカップ、Jリーグ全体と本当に浦和レッズファン・サポーターの方が楽しみにしてくれている大会なので、僕達はしっかりと結果を求めて飛んでいきたいなと思います」――相手の良いシュートをほぼ正面で受けて処理しているようなファインセーブと見られづらいプレーがありますけど、あれはポジショニングと体の向きが良いからこそ
「そうですね、僕も派手なプレーを意識するというよりは、より確実にそのシュートに対して良いポジションで対応するっていう正しい動き方っていうのを日々練習して学んでいるので、そこは頭でしっかり考えながら、でも試合では自然と体が動くっていう状態を続けてやれている部分もあるので、常にトライと反省とを繰り返しながら良い方向に向かっていきたいなって思っています」――世界にそういった西川選手を見せていきたいのですが、この出場権を獲るにいたるまで、きのうのイベントでもこれまでの映像が流れましたけど、本当に色んな人が携わっていて、ここまでの道のりというのは
「そうですね、もう本当に今、4年ぐらいかかってこのクラブワールドカップへの出場権を獲得したと思いますし、天皇杯を優勝したからACLに出られたし、本当に色んな方が活躍してくれて自分達をACLチャンピオンにしてくれて、僕達が今回クラブワールカップに出られるというところでは、ずっとチームにいた身としては、本当に色んな選手、スタッフの思いっていうのを凄い感じていますし、そこはやっぱり”当たり前じゃないんだぞ”っていうところはしっかり自分の心に留めながらプレーしたいなっていうふうに思います」
――そういった中、浦和レッズのゴールを守る責任をどう感じるか
「そうですね!Jリーグでもそうですけど、浦和のゴールを守り続けるってそう簡単なことじゃないなって思いますし、やっぱり常に結果を求められるポジションだと思うんですけど、逆にそれが良いプレッシャーというか、良いパワーになってこれまで頑張れているっというのも事実なので、世界相手に自分達がどこまでできるか、やっぱゴールキーパーの存在感、活躍っていうのは間違いなく一番大事だと思っているので、苦しい時間帯でも点を入れられなければ望みがあるっていうところでは、ポジティブにみんなを巻き込んでいきたいなと思います」――以前クラブワールドカップに出たことでの教訓
「そうですね、前回マンチェスターシティとサウジアラビアで対戦した時は本当に前半ずっと攻め込まれて、耐えに耐えてたっていう感じなので、本当に自分達が何もできなかった前半でしたし、後半に何回かチャンスができたんですけど、前半しっかりとゼロに抑えることができれば後半、どんな相手でも隙って出てくるんだなっていうのは感じられた部分でもあるので、何もできなかったわけじゃなくて、手応えもその中で感じられているっていうところでは、そこの部分は大事にして挑みたいなと思います」
――アルゼンチンは留学経験もあって、CAリーベル・プレートとの対戦も楽しみ
「そうですね、やっぱりリーベルサポーターもかなり熱いっていうふうにも聞いていますし、テレビなんかでも観て浦和レッズファン・サポーターの熱さとのぶつかり合いっていうのは凄い楽しみでもあるので、僕達の応援に5000人以上の方が来てくれるっていうふうにも聞いていますし、一緒になって闘いたいなって思います」
――そのサポーターの埼スタでの送り出しは
「浦和レッズファン・サポーターじゃなければあそこまで素晴らしい送り出しはできないなっていうふうに改めてまた感じられましたし、みなさんのその気持ち、そして行動に凄い感謝している部分があるので、期待に応えたいなって思いが強いです」――期待に応えるという意味で、目標をどう位置づけて
「まずは予選突破っていうところ、そこでやっぱり一発勝負になるので、まずは予選突破して色んな可能性が出てくると思いますので、特に初戦でしっかりと勝てるように準備していきたいなと思います」
――共に闘う方々へ、決意を
「はい、結果を残しにアメリカへ行きますので、みなさん、日本からでもアメリカからでもどこからでも僕達を応援してもらいたいですし、その分、僕達はしっかり頑張りますので、応援よろしくお願いします」――今月は西川選手の誕生日があって、今年はFIFAクラブワールドカップ、来年はFIFAワールドカップ26に
「あーそうですね!行きたいッスね~(しみじみ)何歳になっても憧れの場所ですし、今、彩艶が頑張っていますし、また彩艶と一緒にプレーできるように、僕が頑張ります!(スマイル)」
◇◆◇荻原選手◇◆◇
――仕上がり上々なのが体つきからも
「まぁ日々、やってますね。多少、形になっているかなぁというのはありますけど、まだまだッス(苦笑)」
――下半身もがっちりしてて、体重の変化などは
「あー!今凄い、計画的に増やしている段階ではありますけど、まだ、本当これからって感じッス」――どういう計画か
「そうすね、最適な体重であったりとかっていうのはまだ探り探りではありますけど、とりあえず今は増やしていこうっていう段階で、しっかり体脂肪率を増やさない状態で、かつ一ヶ月に1キロぐらい徐々に徐々に上げていっていっている段階ではあります」
――スピードの落ちない範囲で
「そうですね!こうやって、体を変えて、もっとパフォーマンスにトライするのもサッカー人生で初めてのことなので、多少、自分の中で今までと違うフィーリングとか、ちょっと重いなとかそういう・・なんだろうな?コンディション二ングの難しさはありますけど、ただ常に自分は成長している、どんな状態でも成長しているっていいうのを日々実感できているので、はい」
――良い向上心。このトライにいたるきっかけは
「まずはフィジカルコーチを専属でつけたっていうのと、あとは海外に行ってフィジカル能力のやっぱり違いっていうのを凄く感じたので、そこはやっぱディフェンダーとしてよりつよくなんなければいけないなっていうのはありましたね」――先ほどもタッチライン際で高いボールをハイジャンプヘッドで処理して、着地後も体がブレていなかった
「そうっすね、きょうちょっと、オフ挟んでちょっと体を動かして、凄い良いフィーリングはあります。こっからアメリカに行って、より早く順応できるかっていうのが凄く大事な要素になってくると思うので、早く順応できるようにしたいなと思っています」
――復帰してからの半シーズンをどう振り返りますか
「うーん、まぁ正直ちょっと苦しんだなというのは第一印象あって、ただ、その中でも自分の中でうーん・・曲げちゃいけないスタイルだったり、日々自分に対してなんだろうな?不甲斐なさを感じながらもその中でも少しずつポジティブにというか、それこそ成長は、色んな様々な要素でできてるかなって思っています」
――あえて1つ挙げるなら
「・・・凄い難しいッスね(苦笑)なんか・・・ちょっと考えて良いすか?真面目になっちゃってるな」
――そういう一面、好きですよ
「んふふ(照笑)最近ちょっと真面目すぎるんすよ・・ただ、難しいなー!・・・何かひとつこう、失敗体験も含めて、それが1つの経験となるという意味で、凄い日々成長できてるなと思っています。ただ、パフォーマンスだったり自分のプレーっていうのにはもちろん満足していないですし、もっともっとやれるのにっていう気持ちは持ってますけど、ただ今の立ってる現状っていうのをしっかり把握して、それを受け入れてもう1個前に進む、そのために日々こう、模索しながら楽しくはやれています」
――心の成長
「あー!それは間違いないと思います」――そして迎える世界の舞台。色んな人が関わって辿りついた”これまで”をどう感じて
「年を跨いで、何年も跨いでこの舞台を用意していただいたので、凄く重みを感じながらも、ただ、アメリカの舞台を存分に楽しんで結果出していきたいなとは思っています」
――楽しむために、以前のクラブワールドカップに出た経験をどう活かしたいか
「やっぱり気持ち的に、日和っちゃだめだなっていう、まずそこですね・・やっぱり闘いの要素ってよりJリーグより多くなると思いますので、そこは自分も自信持って、まあ、闘いたいなって思っています」
――特に楽しみな部分
「やっぱり個々のパートでのバトル、サイド際での攻守においての1対1は最高に楽しみたいなと思っています」
――前回は味わえた
「いやぁなかなか味わえなかったっていうのがあって、それも、もう周りに何人も敵がいるような状態でもう、ほぼ1対1のシチュエーションは作れなかったって印象はあって、ただやっぱクオリティーの高い相手に対して、1対1は負けたくないって思っています」
――《今度こそは》って思いが強い
「・・・やっぱ頂点を目指して戦いたいと思います」
――長倉選手からエールは
「はい(苦笑)エールは『まぁ頑張って』みたいな『お互い頑張ろう』みたいな話ですけど、彼の決断がひとつ、僕にとっても考えさせられるものがありますし、彼の思いもじゃないですけど、戦いたいなと思います」
――先日の送り出しは心に響きましたか
「はい」
――どんな思いに
「・・うん、浦和レッズは格別だなって思いましたし、選手としてもっとやんないとなという気持ちになりました」――一緒に闘う方々へ
「世界の舞台で1つでも自分のプレーで感動を与えられるように、戦いたいと思います」
ーその左足が世界を”拓”くのですよー
「そうっすね、最近、振れてもないし、本来やっぱ自信のあるキックだと思うので、あっちで良いキックしたいですね(ニコリ)」
――堂々と!
「はい!(ニコリ)」
――右・橋岡、左・荻原という日本代表をずっと夢見ている
「あー僕もね、ただ俺だけだって思ってます、あとは俺だけ頑張れば、彼は代表選手なので、頑張りたいッスね~」
――クラブワールドカップをきっかけに
西川選手と荻原選手のインタビュー全容は、来週の〈You’re The REDS〉(平日19時~※再放送は23時~)でお届けする予定です
では