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8月26日 「レッズに対して恩返しの気持ちが物凄くある」&「『おはよう』をちゃんと目を見て言うだけでも全然違う」

どうもです

きょうは、2025/26 SOMPO WEリーグ第4節 vs ジェフユナイテッド市原・千葉レディースを4日後に控えた三菱重工浦和レッズレディースのトレーニングがメディアに公開されましたIMG_4216-◇◆◇加藤選手◇◆◇

――帰ってきての日々

「いやぁ~~、充実してます、ふふふ(ニコリ)」

――どうしているからこそ、充実と感じられているか

「そうですねぇ~、なんか、やっぱみんな上手ですし、そん中で切磋琢磨してサッカーしてっていうのが凄い・・まぁ前のチームでもしてましたけど、より一層、している感じはあります」

――どういうところが出せていますか

「プレーの面では、やっぱ間、間で受けて、ポジショニング良くっていうのを意識しています」

――小回りが利くし、次の流れを予測しながら良い位置取りができている。先制点につながったヘディングも

「やっぱ取られた瞬間とかセカンドのところはチームでも言われていますし、そこは予測して早くは凄い意識・・ベレーザ戦は特にしました」

――大人のプレー

「(笑)ですかねぇ!?わ、わからないですけど(焦笑)そう思われるように頑張ります!」IMG_4201-――キャリアも長くなって・・・思い起こせば、2010年に鴻巣で出てきていきなり点を取って、今でいうと髙橋佑奈選手や平川選手らが当てはまる高校2年の時

「懐かしいですね・・・(しみじみ)ハッハッハ(笑)」

――今、自分は、こういうプレーヤーになったんだと誇れる部分は

「やっぱ、高校生とか若い頃は上の人がやっぱいてくれて、それで上の人に支えられてプレーできてたっていうのが凄いあったので、その上の人がやっていたところを自分もやっていきたいなっていうのは凄い思ったので、そそれですね」

――特にどうしてあげることでチームにはプラスに

「いやぁ~まず自分のプレーをしっかりやることは前提なんですけど、それプラスアルファでなんか、その・・思いっきりできるような環境だったりのを作っていけたらなと思っています」

――今、このテントの下のような風通しの良い環境

「アハハッ、はい、それ!風通しの良い環境、ハッハッハ(涼笑)」

――他チームでの在籍を経験して、改めてレッズレディースに感じていること

「やっぱり1人1人の個人の能力は高いと思いますし、その姿勢だったり凄いサッカーに対しての熱量も凄いなっていうのは凄い感じます」

――加藤選手はエルフェン行って、ジェフ行って、状況はちょくちょくチェックしていましたが、ここに戻ってスタメンですぐに出られるようになったのは、ちょっと意外でもあり流石だなと

「いやぁでもやっぱ、毎週争いなので、いつスタメンじゃなくなるのかわかんないので、そこは引き締めていきたいなって思います」

――だからこその充実感!

「はい!(ニコリ)」

――練習できちんと示せば監督は見ている。これは選手にとって良い循環

「はい!そうですね、やっぱ毎日毎日緊張感はありますし、凄いその緊張感を楽しんでやっています」IMG_4202-――堀監督のサッカーの中でのご自身との相性

「自分はけっこう、合うかなぁとは思っていまして、色んな監督を経験しているんですけど、サッカーのプレースタイルも理解するように自分も努力していて、凄いその部分でわかりますし、楽しいです」

――攻守においていかに周りと連携しながらできるか、加藤選手は、もとからそういうのが好きな選手ですし

「連係プレーをするのは凄い好きなので、他のチームで色んな連携をしてきたので、それも経験になったのかなと思います」

――またそれをレッズレディースに還元してもらえると思うと、嬉しい

「あはは、はい(ニコリ)凄い、あのぉ~、いっぱい還元できるように頑張りますッ!(笑)」

――早速、貢献と還元が開幕からのチームの良さにつながっているかと

「自分もチームのためにしっかりプレーしていきたいと思うので、やっぱそこは凄い、レッズに対して恩返しの気持ちが物凄くあるので、そこはしっかり感謝して頑張りたいなと思います」

――スピードに乗って裏へと抜けていく姿が目に焼き付いていて、そのあと大ケガも経験していて、今またレッズレディースの一員としてピッチを駆け回る姿が見られるのは感慨深い

「ケガは今のところは大丈夫なんですけど、やっぱ他のチームは人工芝だったので、天然芝でできるっていうのは凄いありがたいことで、勝手な”個人の見解”なんですけど、天然なのでケガは少ないのかな、足首とか負担が少しは減っているのかなって凄い感じます」IMG_4212-――次の対戦相手へのモチベーション

「いやぁ~やっぱ古巣なんで、凄い、絶対勝ちに、勝ちたいなって思っています」

――ジェフへの思い

「ジェフへの思い!?そうですねぇ~、ジェフも短い間だったんですけど、凄い良いチームで”走る戦う”を理念に持っている凄い良いファイターな凄い良いチームなので、そこは尊重して、リスペクトして戦いたいなと思います」

――対戦が楽しみな選手

「えぇ~ーー、今は自分がインナーやってるんで、あんま被ることはないのかもしれないんサイドハーフの山口(千尋)さんだったりとかは仲良かったので、石田菜々海さんとかディフェンスの、そこら辺は楽しみですね(ニコリ)」

――加藤さんがいた頃からもそうですが、ジェフ戦はいつも接戦に

「はい!(小笑)」

――どう上回るか

「そうですね、ジェフでやってた時はもう本当に、レッズ相手にどう守備するかとか、セットプレーとかで点を決めようとか、そういう感じでもう、ジェフ側も凄いレッズに対しては燃えていたので、やっぱ難しい試合になるのかなぁ~って思います」

――駒場でWe are Diamondsを久々に

「やっぱその歌を毎試合、歌いたいですし、今回の試合もやっぱ勝っているっていう流れを途切れさせたくないので、またみんなで歌いたいので、応援よろしくお願いします」

――加藤先輩、頼みます!

「ンアハッハ(大笑)もう、そんな、そんな歳ですね!」

――歳というか、経験。特にこのチームだと

「経験!経験ッ!アハハハハ(大笑)」IMG_4221-◇◆◇後藤選手◇◆◇

――3試合無失点でのスタート。手応えとしては

「そうですね本当、ディフェンダーとしてはこの3試合を無失点で終えられているっていうのは本当に凄くポジティブに考えていますし、まぁでも試合の中で何度かピンチを作られて、サッ子(池田選手)さんに助けられたり相手が少し外したりっていうところで救われているっていう部分もありますけど、でも試合90分を通して全員が集中した結果、こういう無失点っていうのは本当にチーム全体としても収穫かなっていうふうに思います」

――ご自身のプレーは

「まあ、自分個人のプレーとしては、まだまだ強く行って潰しきるところだったりビルドアップのところでも、もっとチャンスを作ったり落ち着かせるところっていうのを作っていければ、もっとチームを助けられるのかなっていうふうには思いますし、でも守備のところでアメリカ遠征から積み上げてきたコミュニケーションのところだったりっていうところを活かして、試合中もですし練習中から凄いコミュニケーションを密に取ってる結果、ああやって無失点に抑えられているのかなっていうふうに思いますので、まぁでもまだまだ伸びしろかなっていうふうに思います(ニコリ)」

――向上心、凄く良い!

「ありがとうございます(ニッコリ)」

――大きいプレーをしてから次へのスピードという話に以前なりましたが、最近は大きいプレーで完結させる迫力があってハッキリしているし質が高まっている

「そうですねやっぱ自分が出たからには後ろにスペースを空けてしまっていますし、そこで潰しきれなければピンチっていうのが作られてしまいますので、行ったならばそこで潰しきれなければピンチっていうのが作られてしまうので、行ったならばハッキリしたプレーをするっていうのを心掛けてる中で、でもベレーザ戦でも自分が奪ったボールをつなげずにそこからカウンターを受けてしまうっていうシーンもあったので、そういうところをもう一度詰めていければなっていうふうに思っています」

――センターバックとして、堀監督の言う「近くと遠く」というところへの意識

「そうですねやっぱフォワードにはシマ(島田選手)がいて、おさめる力がありますし、サイドにはリリィ(丹野選手)だったりスピードのある選手がいるので、そこを1回ひっくり返して一度全体的に押し上げる、押し上げるだけじゃなくてその前の選手が攻撃につなげてくれると思いますし、それなのかそこを1回見せることによって相手が引いたら手前を使って1回ボールを落ち着かせる、マイボールで落ち着かせる時間っていうのがやっぱり大事だと思うので、そういうところを全体的に見えている自分自身、ディフェンスラインの選手がコミュニケーションを取って、早くボールを持っている選手の周りのサポートを早く作って、やっぱりマイボールの時間を増やすっていうことがこれだけの暑い時期ですし、ディフェンスしているよりオフェンスしている方がやっぱり気持ち的にも楽ですし、そういうところっていうのはマイボールの時間っていうのを増やすためにも使い分けられるようにしていきたいと思います」

――思いやりが滲み出ている

「いやいやー全然全然(汗笑)」IMG_4176-――こないだの試合、前半30分ぐらいにロングフィードを蹴って

「うん」

――島田選手頭で触れたけど、あれは多分、右の丹野選手のスペースに通したかったのかと

「そうですね自分的にはリリィのところまで行けば良いなぁって、けっこう距離があったので、リリィところまで行けば良いし、シマにも、あのあと言ったんですけど、自分的にはシマにあのままターンで抜け出して欲しくてっていうイメージだったんですけど、結果的にああいうボールを、前を見ることによって、その先っていうのがつながってくると思うので、ああいうボールも自分としても質をもっと上げていくっていうところと”逃さない”そのチャンスを逃さないっていうところを意識したいなって思います」

――席からは正面に向かってくるような軌道で、凄い良い球筋でしたよ。ああいう可能性のある

「アハッ(ニコリ)」

――フィードを送れるとより、見てるものも楽しめる

「そうですね、ああいう機会を増やしていくのとあれを見せることによって相手のディフェンスラインって下がると思うので、そうなった時のポケットを使っていける、その使い分けをされると自分自身も相手のディフェンダーでそういうボールを蹴り分けられる選手がいるっていうのは凄く嫌なので、そのようなふうな嫌な選手になれるように、使い分け、練習していきたいなって思います」

――現状に満足せず、どんどんチャレンジしていく精神

「そうですね、本当ここ3試合、山場だと思っていた3試合だったんですけど、その中で3試合目のベレーザ、昨シーズンのチャンピオンチームに勝てたっていうところは本当にこの積み上げてきたものが出たなっていうふうに思っていますし、でも、まだただ3試合しただけですし、ここから1試合1試合本当に勝ち点3を積み上げていくことで優勝っていうところにつながると思うので、本当、1個1個の試合を、この結果に満足することなく全員でもう一回気を引き締めてやっていきたいなっていうふうに思っています」IMG_4177-――今、新たな立場(副キャプテン)を与えられていて、チームの一体感につながっている手応え、ご自身の仕事を含めて

「そうですねやっぱ、練習の中から・・なんだろう?ポジションの奪い合いが激しいっていうところ、あとはやっぱり今回のベレーザ戦はベテランの選手がメンバー外になってしまったりっていうところ・・やっぱりチームですし、そういうことは絶対あると思うのですけど、そういうベンチ外になった選手達も本当に練習をサボることなく凄い激しい練習をしていますし、そういうチームの底力っていうのは本当に全員が、《自分が試合に出て活躍するんだっていう》気持ちだったりっていうのがチームとしてチーム作りでできているっていうところが本当に今のこのチームの雰囲気の良さにつながっているのかなって思いますし、そういう時になかなかうまくいかなかったりっていうところで落ち込んでいる選手だったりっていうところ、落ち込んでいなくても些細な言葉をかける、『おはよう』をちゃんと目を見て言うだけでも全然違うと思いますし、あっちも『ナイスゲーム』と言ってくれるので、そういうところは本当に凄い良いチームだなって思っています」

――そういうところにまで気遣える後藤さん、さすがです。というのも、練習後に各選手が芝生のケアをする時、後藤選手はいつも他の人が行かないような箇所に気づいて、遠くまでも足を運んで・・・

「ハッハッハ、凄い(照笑)」

――こういう時にもそういう一面が出る

「まぁ自分自身もこのチームに来て最初っからもちろん出られるようなチームじゃないけど、それだけレベルの高いチームでできることっていうところに凄い魅力を持ってこのチームに入ってきた中で、出られない悔しい時期もありましたけど、そういう時にやっぱり先輩達が声をかけてくれてたからこそ、落ちることなくずっとついて来れて、今こうして試合に出してもらえているので、自分がそっちの立場になっても色んな立場を経験したからこそわかる気持ちっていうのを本当にみんな、今いる人達みんな最初から試合出られていたわけではないですし、そういうところも若手の選手達も上の選手を見て学ぶじゃないですけど、そういうところで何かを感じてくれればなっていうふうに思っています」IMG_4178-――一言一言カッコ良くて、ありがとうございます。次、今度はホームで勝利の凱歌を。まだまだ始まったばっかり

「そうですね、まだホーム戦で勝ててないので、本当にホームで全員で勝利を分かち合えるように、そして無失点というところを続けていけるように、1試合1試合本当に勝ち点3を積み上げていくっていうことが本当に大事だと思うので、次も無失点で勝って、サポーターのみなさんと勝利を分かち合いたいと思います」

――暑くて大変でしょうが、次もよろしくお願いします

「ありがとうございます、よろしくお願いします(麗笑)」

加藤選手と後藤選手のインタビュー全容は、あさって木曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けする予定です

なお、きょう火曜日19時からの〈You’re The REDS〉では、2025/26 SOMPO WEリーグ 第3節 vs 日テレ・東京ヴェルディベレーザを振り返る、池田選手、丹野選手、角田選手のインタビュー(※角田選手については岬あきらさんが聞き手です)をお届けします

では

12月18日 「自分らしいレッズのセンターバックになれれば」

どうもです

きょうは、皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会 準々決勝を4日後に控えたトレーニングがメディアに公開されましたIMG_2059-◇◆◇後藤選手◇◆◇

――前回お話を聞かせていただいた時は、まだ髪を染める前で

「そうですよねっ!」

――そこからの日々、相当中身の濃い時を過ごしたかと

「そうですね、前の時は多分ノジマステラ神奈川相模原戦の前?」

――前です

「前ですよね。ノジマステラ神奈川相模原戦で今シーズン初スタメンでサイドバックだったんですけど、出させてもらった中で、自分自身本当に何も出来なかったっていう凄い悔しい試合になって、そこを転機に《本当やり続けるしかないな》と、自分のできること、自分の良さって何だろうっていうところをもう1回見直してやるしかないなっていう中で練習に取り組んでいた中で、チーム内での試合が続く中でいざチャンスが回ってきたっていう時に、まぁその練習で積み上げてきたものっていうのを・・広島戦で、自分の納得いくプレーができたかっていうとそうではなかったけど、でもまぁ自分らしいプレーっていうところは出せたてたのかなって思っていて、そこから今、3試合連続で出させてもらっていますけど、その中、試合をやっていく中でやっぱり試合の中でしか成長できない部分ていうのはあると思いますし、広島戦よりも今回の長野戦はもっと自分らしいプレーができていたり、《あっ!》なんか自分、《ふっ!》と周りが見えるようになったなみたいなふうに感じることができたので、本当にそれは試合に出るからこそ感じられる成長であったり、出られてなくてもやるべきことっていうのは変わらないと思うんですけど、やっぱり試合に出てチームのために、勝利に貢献できるって凄い良いなっていうふうに思ったこの(約)1ヶ月半ですね(ニコリ)」DSC_0708-

――ノジマステラ神奈川相模原戦で髪の色が変わっていたのを見た時は決意のようなものを感じました

「(笑)全然なんか、そこに何か深い意味があったとかはないんですけど、気分転換にやってみようかなっていう中で、結果的に良い方向には行きつつあるのかなみたいなふうには思います(ニコリ)」

――目立ってなんぼなので。きっかけに

「(笑)それは良かったです」

――評判など周囲で変わりましたか

「でもけっこうみんなに・・自分も大学生の間は髪を染めちゃいけなかったので、染めたことがなかったので、初めてのこんだけ明るい色だったんですけど、みんなに『似合ってる』って言ってもらえて、凄いなんか《あっ!嬉しいー》というのもあるし、黒髪の時の自分のイメージがつかないみたいな(苦笑)ところはあるし、何か今、調子が良くなってきたから変に戻せないな~みたいなところがありますかね(ニコリ)」

――『多様性』をテーマにしたALL WE ACTION DAYでも褒められていましたし

「あっ!そうですね、はい(ニッコリ)」

――試合でないと得られないもの、味わえない達成感と喜び

「広島戦は負けてしまいましたし、失点というところがやはりトーナメントになると点を取られなければ負けないけど、点を取られてしまったらそこでなかなか、まぁ2点取り返してもらえたけど、やっぱりそこで勝ちきれなかった、守りきれなかったっていうところが凄い反省につながっていて、その中で、中2日って凄い苦しい試合でしたけど、セレッソ戦でまたフリーキックから失点してしまってやっぱり、その失点をゼロで行くっていうところの大切さ。最終ラインとしてそこが凄い大事になってくるなっていう気持ちの中、長野戦をしっかり無失点で終えられたっていうところでは、1個1個上がって来られているのかなっていうのを個人でも感じますし、チームとしてもですし、最終ラインを一緒に組んでる石川選手とだったりっていうところでも凄い、やっていく中で、凄い深まってるなっていうふうには思うので、やっぱそこの達成感っていうところは凄い、自分自身の自信につながっているのは、そこやっぱ達成感、そして無失点で終えられたっていうところが大きい中って思います」

――3歩進んで2歩下がるとか表現もありますが、大事なのは一歩の幅で

「いやぁ~本当、そうなんですけどやっぱりディフェンスライン、最終ラインは1つのミスで失点につながってしまう、やっぱり積み上げてきた信頼もひとつのプレーで崩れてしまうと思うんですけど、そこはチームスポーツですし、1人の責任じゃないとは思うけどやっぱり自分がもしやってしまったらっていう責任はありますし、その中で全員が戦っているわけなので、そこのなんか・・本当にこのレッズって1人1人に対してのチームの暖かさ、本当にそういうチームワークというのが凄い良いチームだなって思っているので、自分自身もみんなにいつもカバーしてもらっているからこそ、《もっともっと頑張りたいな》っていう気持ちに・・もっと走りたいって思えるような・・本当素晴らしいなって思ってます」

――レッズのセンターバックを任されるというのはどういう感覚で

「うー・・なんかそこに凄い責任を感じているとかプレッシャーになっているとかはなくて、やっぱりこれまで、はなさんだったり璃音っていうセンターバックも”強い”というのがありましたけど、自分は背が高いわけではないけど、でもじゃあ璃音が弾いたあとのカバーだったり自分でも大きい選手とどうやって戦っていくか、正面で競り合って勝てないんだったらその前に準備だったり予測だったりっていうところっていうのを少しずつ試合を重ねていく中で自分の《あぁこのポジショニングが良かったな》とかそういうのをつかめてきているっていうのもあるので、何か別に誰と比べるとかじゃなくて自分らしいレッズのセンターバックになれればっていうふうに思っています」DSC_0709-

――攻撃でも色々チャレンジできているように

「そうですね!長野戦では一度サイドを駆け上がってとかあったんですけど(ニコリ)自分自身は、まぁけっこう駆け上がるのも好きなタイプなので(ニコリ)そういうプレーが出せるようになってきたっていうところでも自分自身、チームで試合に出ることに慣れてきたのかなって思います(ニコリ)」

――そういうの、元気をもらえるので

「本当ですか!?どんどんやっていけたらなと思います(ニコリ)」

――気になっていたのが、エルフェン戦ではジャンプなど大きいプレーをしたあと次のプレーに移るのに時間がかかっているようで、それが最近は、すぐに移れるようスムーズになっているようで、動きと頭の中が整理されているような

「そういうのを多分、試合をやっていく中でひとつのプレーで前までは大学レベルとかでは、ひとつでいけてたのかもしれないけど、もう1個来るっていうところのスピード感に慣れてきたていうところもあると思いますし、頭の中が整理されてきたっていうところ、あと・・頭と体が一致してきたきたかなっていう・・今まではちょっと、頭でやりたいプレーがあるのに、思ったように体が動かないとかあったんですけど、今はけっこう思った通りのプレーが出来ているのかなっていうふうに思います」

――空回りしない程度の気持ちのバランスが取れている

「そうですね、それがありがたいことにトーナメントで内容はもちろん大事なんですけど、やっぱ何が何でも次に進む、次につなげるっていうところが凄い大事になってきていると思っていて、チームとしてのサッカーでも凄い難しいことはやらないっていうところはハッキリしてたので、それが逆に良い形につながってハッキリするところもあったけど、見えてつなげるところはつなぐっていうところができてきたのかなっていうふうに思います」DSC_0710-

――そういう成長を見られるのがとても嬉しいです

「はい(ニコリ)良かったです、またもっと成長できるように、次は点とか取れちゃったらとか思ったり(笑)」

ーー思うことで、「気持ちに引力」と森脇さんも言ってたので

「そうですよね、思わないといけない。コーナーキックも上がらせてもらってて、やっぱ大きい選手に相手の強い選手がつくので、その間をスルスルッと抜けてとかで決められたら良いかなと思います(笑)」

――守る側だと、メラメラした人が来ると嫌だし、その逆をすれば

「か、ちょっとシレッとしときながら、いざ来た時はいけるよ!みたいなのも、なんか大事かなって思います(笑)」

――ノジマ神奈川相模原戦というのが、前回が分岐点で、次が良いイメージに変わるチャンス

「そうですね、昨シーズンもこの感じで何試合か連続スタメンで出してもらってた時にケガしてしまって、そのままシーズンを終えてしまったっていうのが凄い個人的に、ケガしてしまったことよりもせっかくチャンスをつかみかけていたところで自分で手放してしまったというのが本当に悔しくて、ケガは仕方ない部分も本当にあるとは思うんですけど、でも、やっぱりコンスタントにケガをしないで出られることが凄い大事だと思うので、でもいざ試合となったら体を張ることは絶対なんですけど、そういうところも意識しながら試合に長く出て、そこの中で成長していけるように試合だけじゃなく日々の練習も凄い大事にしていきたいと思います」DSC_0713-

――次は少なくとも45分以上は出てもらって・・現地で一緒に闘う方へ

「やっぱスタンドとかに自分のユニホームを見つけたりすると凄い嬉しいですし、アウェイの地でも先日の兵庫県立三木総合防災公園陸上競技場でも凄い声が響いていたんですよ、レッズサポーターの。やっぱり応援の声って凄い力になるなって思うので、その中で広島戦の時にサポーターの方々に『自分達の力が足りなかった』って言わせてしまったことが凄く悔しくて、あれだけの応援をしていただいたのに勝てなかったのは凄い悔しかったので、そのどっちがどっちとかじゃなくて、一緒に上がっていってカップ戦で取り損ねたところを皇后杯で絶対に獲りたいなと思います」IMG_2058--

――暖かくなりました

「本当ですか!?良かったです(晴笑)」

この意気でお願いします!赤き求道者!!

後藤選手のインタビュー全容は、きょう水曜日19時(再放送は23時)の〈You’re The REDS〉でお届けします

では

10月26日 「気持ちってところは絶対に負けたくない」

どうもです

2024年10月26日(土)9:00キックオフ(30分×3本)
埼玉スタジアム2○○2 第3グラウンド
三菱重工浦和レッズレディース 2対2 Jrユースサッカー クラブ与野

1本目 0対1 7分 失点
2本目 1対1 18分 失点、21分 高塚選手
3本目 1対0 11分 丹野選手IMG_1782-◇◆◇後藤選手◇◆◇

――きょうの練習試合

「そうですね、他のチームはカップ戦だったりっていうところがあるっていう中で自分達は試合が空くところで、試合にどうつなげていくか、自分自身も代表組だったりというところが抜けてそこで試合に絡むチャンスだと思ったので、自分の良さをいつものポジションと違うかもしれないけど出せればなって思って挑んだんですけど、なかなか自分が思ってたような良いプレーっていうのはできなかったかもしれないけど、でもチャレンジしたからこその課題っていうところは見つかったので、課題が見つかった良いゲームだったかなと思います」

――課題

「そうですね、やっぱサイドバックのところで自分は元々センターバックで守備の意識が強いがゆえに、まぁ・・なんか攻めてる時もカバーリングのポジションだったりっていうところをリスク管理のところを意識しすぎて後ろになってしまってっていうところは自分自身がやっぱり相手より高い位置を取って嫌なポジションを取れば相手も下がると思いますし、楠さんからもそのような言葉を沢山いただいたんですけど、でもやっぱりそこが、なん、なんかやっぱり後ろが気になってしまうみたいな。あとは体力的なところでもっと相手よりも走って嫌なプレーをし続けなければいけないんですけど、そういうところも伸ばしていかない課題かなと思います」

――2本目の時はスペースへ走ろうという動きが増えていたように

「そうですね・・やっぱ自分もきついけど相手もきついのは同じだと思うので、そこで嫌なプレーをしようと意識を変えるだけで少しプレーとしても変わるという部分はわかったので、あれを最初から相手に植えつかせることっていうのは凄い大事だなって思ったので最初の入りっていうところは大事にしていきたいなと思います」

――男子との練習試合

「やっぱりスピード感だったりっていうところは違いますし、でも相手のチームの方もスピードとパワーだけじゃなくてパスでつないでくるところとかせっかく囲んだけどそこで1個取りきれないとか、シュート打ち切れないとカウンター食らってしまうよねってところは相手のスピードだったりパワーだけじゃなくうまさっていうところの中でもイメージできたのかなっていうふうには思います」IMG_1773-

――それらを含めて、収穫として挙げられること

「うーー、やっぱりゴール前までは良い形で運べててもシュートで打ち切れない部分だったりあとはカウンター食らったシーンというのが多かったので、やっぱりそこは自分自身もさっき気になる中で挙げていたことですけど、誰がそのスペースを埋めるのか攻撃にもその枚数をかけたいけどそこの・・やっぱカウンター全部食らってると自分たちもキツいし、どう攻撃を終わるのかその攻撃中のポジショニングでもう少しカウンターを防げるんじゃない勝っていうところはあるかなっていうふうに思います」

――本当に色々と考えている

「いやいや全然、何か日々学びが沢山で(微笑)」

――今シーズンは色んな選手に出番がある中での学び

「そうですねやっぱ、昨シーズンよりも今シーズンは1人1人の力っていうのが大事になってくるっていう中で、練習の中でもじゃあ自分が試合にもし出たらどういうプレーをしたら良いのかなとか考えますし、試合を見ながらも試合状況を見て《自分だったらこうしたら流れ変えられるかな》とか外から伝えられることだったりというのは1人1人が意識を高く持ててるのかなっていうふうには思います」

――お話を聞いていると、改めてサッカーは頭を使うスポーツだと

「いや~本当ですね(ニコリ)でもなんか、頭で考えることを実践できる、チャレンジできるのはこういう練習試合という場だと思うので、ちょっと公式戦だと《ミスしたらな》って思ってなかなかチャレンジできなかったりする部分もあると思うんですけど、こういう練習試合ってなかなかリーグ、シーズン始まると練習試合って組み込んでいけないと思うんですけど、だからこそこういう1試合1試合を自分とか特になかなか試合に絡めていない選手は凄い大事にしないといけないと改めて思いました」IMG_1777-

――開幕前に話していた、サイドバックとセンターバックのカラダ作りの違いにどう取り組んでいるか

「そうですね(苦笑)シーズン始まるとなかなか練習の中でもセンターバックをやることが多かったりというところでなかなかサイドバックだけにフォーカスしたみたいなところはできていないんですけど、まぁでも日々、練習の中で見て学ぶことも多いですし、きょうも改めて感じたけど体力っていうところはあって損することは全くないので、そこはシーズンが始まって試合があってキツい中でも少しずつ積み重ねていきたいなって改めて思いました」

――このあと国立へ取材に行ってくるのですけど、なでしこJAPAN入りした遠藤優さんの凄さを改めて実感?

「いやぁ~本当ですね~優さんだったり、自分自身はメニーナだったということもあって(清水)梨紗さんだったり本当に運動量豊富なサイドバックも見てきたし、下で作るサイドバック、試合を落ち着かせるサイドバックだったりっていうところも見てきた中で、なんか頭で思うけどやっぱりやってみると全然上手くいかなかったりっていうところもあるし、逆にサイドバックをやることでセンターバックとして《あーここに行ってくれたらありがたいな》とかそういうところもあるので、もう本当、日々学びだったり感じることっていうのが沢山!」IMG_1778-

――話は変わりますが、同じ名字の後藤三知選手、同じ背番号4を背負った佐々木繭選手はいずれも”魂”を感じさせてくれるプレーヤーで、今のチームですと特に後藤さんがそういう部分を表現してくれそうな気がしていて

「あー本当ですか!?はい(優笑)そうですねやっぱりなんか気持ちってところは絶対に負けたくないと思っていて、最後のところでも足を伸ばしてゴールを割らせなければ失点はしないし、失点しなければ味方が点を取ってくれるかもしれないしっていう、そこは本当チームの助け合い。サッカーってチームスポーツだし、本当にレッズの選手たちみんなが頑張ってるし、助け合えるチームだからこそ凄い、良さっていうのが生まれてくると思うし、今シーズンはそんな簡単な試合が、昨シーズンもでしたけど、簡単な試合っていうのは1つもないと思いますけど、でも全員で試合に出ている人だけじゃなくて、そうじゃない人たちでも支え合っていくことで、1個ずつ積み上げていけるのかなって思うので、なんかその”気持ち”ってところは絶対に大事にしたいです」

――後藤さんのプレーを見ていると励まされます

「アー本当ですか!?(笑)良かったです!これからも頑張ります!!(ニッコリ)」
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――11月、試合多いので、どこで出ても力になってもらうべく、意気込みを

「はい、やっぱ11月の6連戦は本当に1人1人の力っていうのが大事になってくると思いますし、自分自身も出たらチャンスをつかむっていうのはもちろんありますけど、でも自分だけが良いプレーをするっていうよりもチームが勝つために自分が何をできるのかっていうところを大切に全員で勝ち点を重ねていければなって思ってます」

――ぜひ、よろしくお願いします

「ありがとうございます(微笑)」

プレーもコメントも心に響きます

後藤選手のインタビュー全容は、来週火曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします

では