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12月18日 「自分らしいレッズのセンターバックになれれば」

どうもです

きょうは、皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会 準々決勝を4日後に控えたトレーニングがメディアに公開されましたIMG_2059-◇◆◇後藤選手◇◆◇

――前回お話を聞かせていただいた時は、まだ髪を染める前で

「そうですよねっ!」

――そこからの日々、相当中身の濃い時を過ごしたかと

「そうですね、前の時は多分ノジマステラ神奈川相模原戦の前?」

――前です

「前ですよね。ノジマステラ神奈川相模原戦で今シーズン初スタメンでサイドバックだったんですけど、出させてもらった中で、自分自身本当に何も出来なかったっていう凄い悔しい試合になって、そこを転機に《本当やり続けるしかないな》と、自分のできること、自分の良さって何だろうっていうところをもう1回見直してやるしかないなっていう中で練習に取り組んでいた中で、チーム内での試合が続く中でいざチャンスが回ってきたっていう時に、まぁその練習で積み上げてきたものっていうのを・・広島戦で、自分の納得いくプレーができたかっていうとそうではなかったけど、でもまぁ自分らしいプレーっていうところは出せたてたのかなって思っていて、そこから今、3試合連続で出させてもらっていますけど、その中、試合をやっていく中でやっぱり試合の中でしか成長できない部分ていうのはあると思いますし、広島戦よりも今回の長野戦はもっと自分らしいプレーができていたり、《あっ!》なんか自分、《ふっ!》と周りが見えるようになったなみたいなふうに感じることができたので、本当にそれは試合に出るからこそ感じられる成長であったり、出られてなくてもやるべきことっていうのは変わらないと思うんですけど、やっぱり試合に出てチームのために、勝利に貢献できるって凄い良いなっていうふうに思ったこの(約)1ヶ月半ですね(ニコリ)」DSC_0708-

――ノジマステラ神奈川相模原戦で髪の色が変わっていたのを見た時は決意のようなものを感じました

「(笑)全然なんか、そこに何か深い意味があったとかはないんですけど、気分転換にやってみようかなっていう中で、結果的に良い方向には行きつつあるのかなみたいなふうには思います(ニコリ)」

――目立ってなんぼなので。きっかけに

「(笑)それは良かったです」

――評判など周囲で変わりましたか

「でもけっこうみんなに・・自分も大学生の間は髪を染めちゃいけなかったので、染めたことがなかったので、初めてのこんだけ明るい色だったんですけど、みんなに『似合ってる』って言ってもらえて、凄いなんか《あっ!嬉しいー》というのもあるし、黒髪の時の自分のイメージがつかないみたいな(苦笑)ところはあるし、何か今、調子が良くなってきたから変に戻せないな~みたいなところがありますかね(ニコリ)」

――『多様性』をテーマにしたALL WE ACTION DAYでも褒められていましたし

「あっ!そうですね、はい(ニッコリ)」

――試合でないと得られないもの、味わえない達成感と喜び

「広島戦は負けてしまいましたし、失点というところがやはりトーナメントになると点を取られなければ負けないけど、点を取られてしまったらそこでなかなか、まぁ2点取り返してもらえたけど、やっぱりそこで勝ちきれなかった、守りきれなかったっていうところが凄い反省につながっていて、その中で、中2日って凄い苦しい試合でしたけど、セレッソ戦でまたフリーキックから失点してしまってやっぱり、その失点をゼロで行くっていうところの大切さ。最終ラインとしてそこが凄い大事になってくるなっていう気持ちの中、長野戦をしっかり無失点で終えられたっていうところでは、1個1個上がって来られているのかなっていうのを個人でも感じますし、チームとしてもですし、最終ラインを一緒に組んでる石川選手とだったりっていうところでも凄い、やっていく中で、凄い深まってるなっていうふうには思うので、やっぱそこの達成感っていうところは凄い、自分自身の自信につながっているのは、そこやっぱ達成感、そして無失点で終えられたっていうところが大きい中って思います」

――3歩進んで2歩下がるとか表現もありますが、大事なのは一歩の幅で

「いやぁ~本当、そうなんですけどやっぱりディフェンスライン、最終ラインは1つのミスで失点につながってしまう、やっぱり積み上げてきた信頼もひとつのプレーで崩れてしまうと思うんですけど、そこはチームスポーツですし、1人の責任じゃないとは思うけどやっぱり自分がもしやってしまったらっていう責任はありますし、その中で全員が戦っているわけなので、そこのなんか・・本当にこのレッズって1人1人に対してのチームの暖かさ、本当にそういうチームワークというのが凄い良いチームだなって思っているので、自分自身もみんなにいつもカバーしてもらっているからこそ、《もっともっと頑張りたいな》っていう気持ちに・・もっと走りたいって思えるような・・本当素晴らしいなって思ってます」

――レッズのセンターバックを任されるというのはどういう感覚で

「うー・・なんかそこに凄い責任を感じているとかプレッシャーになっているとかはなくて、やっぱりこれまで、はなさんだったり璃音っていうセンターバックも”強い”というのがありましたけど、自分は背が高いわけではないけど、でもじゃあ璃音が弾いたあとのカバーだったり自分でも大きい選手とどうやって戦っていくか、正面で競り合って勝てないんだったらその前に準備だったり予測だったりっていうところっていうのを少しずつ試合を重ねていく中で自分の《あぁこのポジショニングが良かったな》とかそういうのをつかめてきているっていうのもあるので、何か別に誰と比べるとかじゃなくて自分らしいレッズのセンターバックになれればっていうふうに思っています」DSC_0709-

――攻撃でも色々チャレンジできているように

「そうですね!長野戦では一度サイドを駆け上がってとかあったんですけど(ニコリ)自分自身は、まぁけっこう駆け上がるのも好きなタイプなので(ニコリ)そういうプレーが出せるようになってきたっていうところでも自分自身、チームで試合に出ることに慣れてきたのかなって思います(ニコリ)」

――そういうの、元気をもらえるので

「本当ですか!?どんどんやっていけたらなと思います(ニコリ)」

――気になっていたのが、エルフェン戦ではジャンプなど大きいプレーをしたあと次のプレーに移るのに時間がかかっているようで、それが最近は、すぐに移れるようスムーズになっているようで、動きと頭の中が整理されているような

「そういうのを多分、試合をやっていく中でひとつのプレーで前までは大学レベルとかでは、ひとつでいけてたのかもしれないけど、もう1個来るっていうところのスピード感に慣れてきたていうところもあると思いますし、頭の中が整理されてきたっていうところ、あと・・頭と体が一致してきたきたかなっていう・・今まではちょっと、頭でやりたいプレーがあるのに、思ったように体が動かないとかあったんですけど、今はけっこう思った通りのプレーが出来ているのかなっていうふうに思います」

――空回りしない程度の気持ちのバランスが取れている

「そうですね、それがありがたいことにトーナメントで内容はもちろん大事なんですけど、やっぱ何が何でも次に進む、次につなげるっていうところが凄い大事になってきていると思っていて、チームとしてのサッカーでも凄い難しいことはやらないっていうところはハッキリしてたので、それが逆に良い形につながってハッキリするところもあったけど、見えてつなげるところはつなぐっていうところができてきたのかなっていうふうに思います」DSC_0710-

――そういう成長を見られるのがとても嬉しいです

「はい(ニコリ)良かったです、またもっと成長できるように、次は点とか取れちゃったらとか思ったり(笑)」

ーー思うことで、「気持ちに引力」と森脇さんも言ってたので

「そうですよね、思わないといけない。コーナーキックも上がらせてもらってて、やっぱ大きい選手に相手の強い選手がつくので、その間をスルスルッと抜けてとかで決められたら良いかなと思います(笑)」

――守る側だと、メラメラした人が来ると嫌だし、その逆をすれば

「か、ちょっとシレッとしときながら、いざ来た時はいけるよ!みたいなのも、なんか大事かなって思います(笑)」

――ノジマ神奈川相模原戦というのが、前回が分岐点で、次が良いイメージに変わるチャンス

「そうですね、昨シーズンもこの感じで何試合か連続スタメンで出してもらってた時にケガしてしまって、そのままシーズンを終えてしまったっていうのが凄い個人的に、ケガしてしまったことよりもせっかくチャンスをつかみかけていたところで自分で手放してしまったというのが本当に悔しくて、ケガは仕方ない部分も本当にあるとは思うんですけど、でも、やっぱりコンスタントにケガをしないで出られることが凄い大事だと思うので、でもいざ試合となったら体を張ることは絶対なんですけど、そういうところも意識しながら試合に長く出て、そこの中で成長していけるように試合だけじゃなく日々の練習も凄い大事にしていきたいと思います」DSC_0713-

――次は少なくとも45分以上は出てもらって・・現地で一緒に闘う方へ

「やっぱスタンドとかに自分のユニホームを見つけたりすると凄い嬉しいですし、アウェイの地でも先日の兵庫県立三木総合防災公園陸上競技場でも凄い声が響いていたんですよ、レッズサポーターの。やっぱり応援の声って凄い力になるなって思うので、その中で広島戦の時にサポーターの方々に『自分達の力が足りなかった』って言わせてしまったことが凄く悔しくて、あれだけの応援をしていただいたのに勝てなかったのは凄い悔しかったので、そのどっちがどっちとかじゃなくて、一緒に上がっていってカップ戦で取り損ねたところを皇后杯で絶対に獲りたいなと思います」IMG_2058--

――暖かくなりました

「本当ですか!?良かったです(晴笑)」

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後藤選手のインタビュー全容は、きょう水曜日19時(再放送は23時)の〈You’re The REDS〉でお届けします

では

10月26日 「気持ちってところは絶対に負けたくない」

どうもです

2024年10月26日(土)9:00キックオフ(30分×3本)
埼玉スタジアム2○○2 第3グラウンド
三菱重工浦和レッズレディース 2対2 Jrユースサッカー クラブ与野

1本目 0対1 7分 失点
2本目 1対1 18分 失点、21分 高塚選手
3本目 1対0 11分 丹野選手IMG_1782-◇◆◇後藤選手◇◆◇

――きょうの練習試合

「そうですね、他のチームはカップ戦だったりっていうところがあるっていう中で自分達は試合が空くところで、試合にどうつなげていくか、自分自身も代表組だったりというところが抜けてそこで試合に絡むチャンスだと思ったので、自分の良さをいつものポジションと違うかもしれないけど出せればなって思って挑んだんですけど、なかなか自分が思ってたような良いプレーっていうのはできなかったかもしれないけど、でもチャレンジしたからこその課題っていうところは見つかったので、課題が見つかった良いゲームだったかなと思います」

――課題

「そうですね、やっぱサイドバックのところで自分は元々センターバックで守備の意識が強いがゆえに、まぁ・・なんか攻めてる時もカバーリングのポジションだったりっていうところをリスク管理のところを意識しすぎて後ろになってしまってっていうところは自分自身がやっぱり相手より高い位置を取って嫌なポジションを取れば相手も下がると思いますし、楠さんからもそのような言葉を沢山いただいたんですけど、でもやっぱりそこが、なん、なんかやっぱり後ろが気になってしまうみたいな。あとは体力的なところでもっと相手よりも走って嫌なプレーをし続けなければいけないんですけど、そういうところも伸ばしていかない課題かなと思います」

――2本目の時はスペースへ走ろうという動きが増えていたように

「そうですね・・やっぱ自分もきついけど相手もきついのは同じだと思うので、そこで嫌なプレーをしようと意識を変えるだけで少しプレーとしても変わるという部分はわかったので、あれを最初から相手に植えつかせることっていうのは凄い大事だなって思ったので最初の入りっていうところは大事にしていきたいなと思います」

――男子との練習試合

「やっぱりスピード感だったりっていうところは違いますし、でも相手のチームの方もスピードとパワーだけじゃなくてパスでつないでくるところとかせっかく囲んだけどそこで1個取りきれないとか、シュート打ち切れないとカウンター食らってしまうよねってところは相手のスピードだったりパワーだけじゃなくうまさっていうところの中でもイメージできたのかなっていうふうには思います」IMG_1773-

――それらを含めて、収穫として挙げられること

「うーー、やっぱりゴール前までは良い形で運べててもシュートで打ち切れない部分だったりあとはカウンター食らったシーンというのが多かったので、やっぱりそこは自分自身もさっき気になる中で挙げていたことですけど、誰がそのスペースを埋めるのか攻撃にもその枚数をかけたいけどそこの・・やっぱカウンター全部食らってると自分たちもキツいし、どう攻撃を終わるのかその攻撃中のポジショニングでもう少しカウンターを防げるんじゃない勝っていうところはあるかなっていうふうに思います」

――本当に色々と考えている

「いやいや全然、何か日々学びが沢山で(微笑)」

――今シーズンは色んな選手に出番がある中での学び

「そうですねやっぱ、昨シーズンよりも今シーズンは1人1人の力っていうのが大事になってくるっていう中で、練習の中でもじゃあ自分が試合にもし出たらどういうプレーをしたら良いのかなとか考えますし、試合を見ながらも試合状況を見て《自分だったらこうしたら流れ変えられるかな》とか外から伝えられることだったりというのは1人1人が意識を高く持ててるのかなっていうふうには思います」

――お話を聞いていると、改めてサッカーは頭を使うスポーツだと

「いや~本当ですね(ニコリ)でもなんか、頭で考えることを実践できる、チャレンジできるのはこういう練習試合という場だと思うので、ちょっと公式戦だと《ミスしたらな》って思ってなかなかチャレンジできなかったりする部分もあると思うんですけど、こういう練習試合ってなかなかリーグ、シーズン始まると練習試合って組み込んでいけないと思うんですけど、だからこそこういう1試合1試合を自分とか特になかなか試合に絡めていない選手は凄い大事にしないといけないと改めて思いました」IMG_1777-

――開幕前に話していた、サイドバックとセンターバックのカラダ作りの違いにどう取り組んでいるか

「そうですね(苦笑)シーズン始まるとなかなか練習の中でもセンターバックをやることが多かったりというところでなかなかサイドバックだけにフォーカスしたみたいなところはできていないんですけど、まぁでも日々、練習の中で見て学ぶことも多いですし、きょうも改めて感じたけど体力っていうところはあって損することは全くないので、そこはシーズンが始まって試合があってキツい中でも少しずつ積み重ねていきたいなって改めて思いました」

――このあと国立へ取材に行ってくるのですけど、なでしこJAPAN入りした遠藤優さんの凄さを改めて実感?

「いやぁ~本当ですね~優さんだったり、自分自身はメニーナだったということもあって(清水)梨紗さんだったり本当に運動量豊富なサイドバックも見てきたし、下で作るサイドバック、試合を落ち着かせるサイドバックだったりっていうところも見てきた中で、なんか頭で思うけどやっぱりやってみると全然上手くいかなかったりっていうところもあるし、逆にサイドバックをやることでセンターバックとして《あーここに行ってくれたらありがたいな》とかそういうところもあるので、もう本当、日々学びだったり感じることっていうのが沢山!」IMG_1778-

――話は変わりますが、同じ名字の後藤三知選手、同じ背番号4を背負った佐々木繭選手はいずれも”魂”を感じさせてくれるプレーヤーで、今のチームですと特に後藤さんがそういう部分を表現してくれそうな気がしていて

「あー本当ですか!?はい(優笑)そうですねやっぱりなんか気持ちってところは絶対に負けたくないと思っていて、最後のところでも足を伸ばしてゴールを割らせなければ失点はしないし、失点しなければ味方が点を取ってくれるかもしれないしっていう、そこは本当チームの助け合い。サッカーってチームスポーツだし、本当にレッズの選手たちみんなが頑張ってるし、助け合えるチームだからこそ凄い、良さっていうのが生まれてくると思うし、今シーズンはそんな簡単な試合が、昨シーズンもでしたけど、簡単な試合っていうのは1つもないと思いますけど、でも全員で試合に出ている人だけじゃなくて、そうじゃない人たちでも支え合っていくことで、1個ずつ積み上げていけるのかなって思うので、なんかその”気持ち”ってところは絶対に大事にしたいです」

――後藤さんのプレーを見ていると励まされます

「アー本当ですか!?(笑)良かったです!これからも頑張ります!!(ニッコリ)」
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――11月、試合多いので、どこで出ても力になってもらうべく、意気込みを

「はい、やっぱ11月の6連戦は本当に1人1人の力っていうのが大事になってくると思いますし、自分自身も出たらチャンスをつかむっていうのはもちろんありますけど、でも自分だけが良いプレーをするっていうよりもチームが勝つために自分が何をできるのかっていうところを大切に全員で勝ち点を重ねていければなって思ってます」

――ぜひ、よろしくお願いします

「ありがとうございます(微笑)」

プレーもコメントも心に響きます

後藤選手のインタビュー全容は、来週火曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします

では