どうもです
きょうは、『2025/26 SOMPO WEリーグ第7節 vs INAC神戸レオネッサ』を4日後に控えた三菱重工浦和レッズレディースのトレーニングがメディアに公開されました◇◆◇秋本選手◇◆◇
――暑い中ありがとうございます
「ありがとうございます」
――開幕から6試合、手応えなど
「えぇっとU-19代表から帰ってきて、だんだんチームのやりたいこととか、わかるようになってきて、ちーむのやりたいことと自分のやりたいことが、だんだんマッチしてきて、調子が上がってきていると思います(ニコリ)」
――めっちゃ順調だそれは
「(笑)はい」
――マッチしていること
「ええっと、背後、サイドバックからサイドハーフの裏の背後を狙ってくっていうのとダメだった時に自分が追い越して走って、自分もゴールに絡んでいくっていうところが合ってきていると思います」
――そういうプレーで、サイドバックは戻ることも考えなければいけないけど、秋本選手は《行くんだ》っていう思い切りの良さが好印象
「(照笑)はい、あとのことは考えずに、今、点を奪えるシーンを作れそうなら何も考えずに、行きます!」
――失ったあとのことも多少考えることも必要で
「多少、はい(小笑)」
――すけど、完遂する気持ちが上回ることで良い結果にそれが働いていく
「働いたら良いなって思ってます(ニコリ)」――行ってからのフィニッシュワークのアイデア
「自分が走ることによって中のスペースも空いてくるだろうし、自分が動いたことによってゴールが生まれたら嬉しいなって思います」
――それがサッカーの醍醐味
「フハハ(笑)」
――守備でのこだわりは
「ええっと最近は、足を出さずにできるところまで粘るっていうのを練習してて、まだまだなんですけど、遠藤優さんみたいに粘り強い守備ができるようになれれば、もっと良いなって思います」
――一発で終わらない、次のプレーもできるような、ニュートラルに近くなるイメージ
「はい」
――足の長さも活きてる
「はい(照笑)この武器は活かしたいと思っています」
――カバーリングも好きなのかと
「あっはい!そうです、カバー、前の人が行ってくれたあとのこぼれ球とかは狙うようにしています」
――見ていると、おっ!いてくれてたいてくれた!って秋本選手のポジショニングにうなることも
「(照笑)」
――得意な分野として培ってきた
「はい、予測とかは守備の面では得意だと思います」――アカデミーからこういう部分を学んできたからこそ、今それが出せていると改めて感じていること
「そうですね・・・・ユースから入ってきて、今までは自分、中学のチームとかでは《自分がなんとかしなきゃ》って”自分が自分が”みたいな感じでやってたんですけど、ユースに入って周りが凄いやってくれることが多くて、自分のプレーに集中できることが多くなって、何て言うんだろう?連携をうまく《こう使うんだ》とか、そういう部分が凄い、凄い活きているというか、どう連携して守備しようみたいな感じのことができるようになったと思います」
――わかります。プラス後ろの選手だと、どうやって声で周りを動かすか。そこを遠慮なく、秋本さんは明るい性格なので、できるかと
「トップ入ってきてから、最初の方は遠慮してたんですけど、遠慮してちゃ通用しないので、そこはもう、出してますし、先輩とかも『ミスしても良いから言ってくれればなんかやるし』みたいな感じで言ってくれてるので、凄い良い雰囲気でできてると思います」

――言われたくないことも指摘されるかもしれませんが、秋本さんは受け入れる心の広さがありそうだし、力に変えようとする前向きさが日頃の雰囲気から
「ええっとやっぱ自分ではわからないこととか周りが教えてくれてるので、そこは全部吸収して、自分の武器にできたら良いなって思って練習とかでもやってます」
――中学の頃の話になりましたが、その頃は前の選手だったのですか
「中盤、ボランチやってて、”全部やろう”ってなっちゃってました(汗)」
――その時の”相互理解”が今にも役立っているはず
「右です」
――左利きと間違えられても
「いやぁーいやぁー全然」
――器用な印象を受けます。これからセンターバックでもどのポジションでも
「はい、もう使ってくれるところならどこでも頑張ります!っていう精神で頑張ります」
――同世代が沢山いて、”若い”の定義とかもわからないぐらいに色々と
「(笑)”若いから”ではないですけど、今だからチャレンジできることとか失敗もあるので、今のうちにいっぱいチャレンジして、いっぱいミスして、良い方に持って行ければ良いなって思います」――これからもそういう課程を見つつ、一緒に闘うサポーターの存在
「本当にホーム、この前の駒場で出させてもらった時に本当に、自分の名前が聞こえた時に嬉しくて、いつも遠いアウェイでもどこのチームよりも、おっきい声で応援してくれて本当にありがたいですし、ファン・サポーターのみなさんのためにも勝利を届けたいなって思います」
――次のINAC戦、楽しみ
「まず、この練習で出場のチャンスをつかんで、試合に出たら目の前に相手には絶対に負けないで得点にも絡んで、絶対に勝ちたいです(ニコリ)」
――足もキャリアもこれからも、末長ぁ~くよろしくお願いします
「はい(ニコリ)よろしくお願いしまぁ~す(佳笑)」 ◇◆◇サンシャイン フォンテス選手◇◆◇
――まずは自己紹介というか、一言お願いします
「サンシャイン フォンテスです。ハワイのホノルルから来ました。直近まではUCLAでプレーしていて、本当、このチームに加入することができて嬉しく思っています」
――ピッチ上からはチームメイトに「サニー」と呼ばれているのが聞こえてきますが間違いないでしょうか
「Yes!(ニコリ)」
――三菱重工浦和レッズレディースに入る経緯、決めた理由
「日本のサッカー自体は前から非常に良いなと思っていて、非常にテクニックも優れていましたし、そういった意味でもレベルの高いリーグですし、好きなサッカースタイルでもあったし、自分としてもそのサッカーに適用できるなっていうのと、より自分のテクニカルな部分を上達、改善できる、レベルアップできるようになるなぁと思って、ここに来ることに決めました」
――どういった流れで三菱重工浦和レッズレディースに巡り会えたか
「経緯っていうのを詳しくはわからないのですけど、まずトライアウト、練習参加する機会っていう話が来て、自分としてもさっき言った通り日本のサッカーに興味があったので、これは良い機会だなと思って8月に参加して実際チームの雰囲気も非常に良かったです。本当、自分がずっとここでプレーしたかのような温かさもありましたし、そういった意味で実際に正式にオファーをいただいた時は、迷いなくサインすることに決めました」――ご自身のストロングポイント
「自分のストロングポイントとしては、やっぱり自分のフィジカルを活かしてボールをキープするところ、ワントップでプレーすることになればポストプレーをすることによって、より味方の選手が良い状況でプレーするっていうことができると思いますし、あとはミドルシュートっていうのも得意としているので、本当、狭いスペースだとしても、そこにゴールのアングルがあれば実際シュートを打つことができるので、そういった意味では自分のストロングポイントかなぁと思います」
「ワンタッチのプレーっていうのも非常に優れたものを持っているのでそこを見ていただければなと思います」(黒川コーチ兼通訳)
――三菱重工浦和レッズレディースのサッカーの魅力
「チームとして非常にテクニックがあってやっていても楽しいですし、観ていても楽しいそういったサッカーをするチームだと思いますし、サッカー以外の部分でも本当、初日から自分のことを温かく迎え入れてくれて、本当にチームの一員として迎え入れてくれたので、そういった意味でも非常にプレーしやすいチームだと思いますし、本当、このチームの一員になれたこと、きょう初めてトレーニングできたことっていうのは非常に嬉しく思います」――日本生活の楽しみ
「本当に日本は素晴らしいところが色々あるので、色んなところに行ってみたいですし、まずは東京をね、色々巡ってみたいですし、本当自分が今まで見たことないものが沢山あると思うので、そういったものを経験してみたいと思っていますし、家族がいずれ旅行に、会いに来てくれるので、家族も日本に来たことがないので、本当、家族ともまた色んなところに行って、色んな経験というのをできたら良いなと思います」
――覚えた日本語はありますか
「(全て日本語で)ありがとうございます!どういたしまして!・・・(笑)ちょっと緊張して(←ここは英語で以降再び日本語で)おつかれ、おつかれさまでした・・あつい、めちゃあつい!むしあつい(大笑)げんきですか?えき(駅)、コンビニ!(大笑)」
――素晴らしい!
「まだまだこれから勉強していきます」
――ご自身、サッカー選手としての哲学、モットーなどあれば
「リスクを負うことに恐がらないこと、そしてちょっと状況が難しいようなことでもそれに対して背けない、逃げないというか、そこにいるっていうこと。なぜなら自分がうまくいかないってことは自分が成長している証拠なので、そういうところでミスを恐れずに良いプレーするっていうところを大事にしています」
――良いチャレンジになることを願っています。このチームを通じての目標
「どのチームどの選手も目標としていることだと思いますけど、まずはやっぱりトロフィーを獲ること、しっかりタイトルを獲ることっていうのをチームのために良いプレーしたいと思いますし、あとはサッカー選手としても1人の人間としてもこうやって新しい国、新しい文化の中で生活できるっていうところでしっかり成長していきたいなと思っています。こういう機会っていうのはなかなか得られることがないので、そこをしっかり活かしたいと思いますけど、本当、タイトルを獲ることもそうなんですけど、まず自分ができることをやって助けになることを精一杯やっていきたいと思います」
――サポーターの印象
「ベレーザさんとの試合を観に行ったんでけど、本当アウェイのゲームにも関わらず沢山のサポーターが来てくれて、本当に良い雰囲気を作ってくれたので、それに非常に感動しましたし、あのサポーターの前でプレーできるっていうことに非常にワクワクしています」
――メッセージを
「本当、日頃からサポートしていただいてありがとうございます。どんな状況になってもみなさんの応援がある限りは私達はプレーをし続けますし、本当にみなさんに喜んでもらうために一生懸命プレーしますので、応援よろしくお願いします」
ちなみに、堀監督にも少し聞いてみました――サニー選手、男女問わず誰かに似てるタイプというので思い浮かぶ存在って
「小野伸二(即答)・・いやわかんないです(笑)」
――黒川コーチ兼通訳もワンタッチプレーを褒めていました
「そういうタッチの柔らかさに凄い特徴があるので、伸二のああいうタッチはあるんじゃないかなと思いますけど・・見てもらいたいと思います」秋本選手とフォンテス選手のインタビュー全容は、あす水曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします
では