どうもです
きょうは、『2025/26 SOMPO WEリーグ 第12節 vs ちふれASエルフェン埼玉』を4日後に控えた三菱重工浦和レッズレディースのトレーニングがメディアに公開されました
◇◆◇菅澤選手◇◆◇
――先日は試合後に”復帰おめでとう”のインタビューをさせていただきました。今回はゴール”ありがとうございます!”のお話を
「ありがとうございます(ニコリ)」
――振り返って
「得点の場面は、時間帯もそうですけど、(後藤)若葉から良いロングフィードがある中で、ちょっと自分が触れなかったっていうところで相手に触られるかなと思ったんですけど、相手も対応があまり良くなくて、キーパーに流そうとしたのかなと思うんですけど、そのあとのカバーの相手に当たったところで自分のところにボールが来そうだったので、しっかりセカンドのところを準備していたのは良かったのかなというところとあの瞬間、キーパー見たら前に出てたので、あのタイミングで打つことはその瞬間で決めてたので、触られましたけど、しっかりゴールに入ったので、貴重な同点弾というところで負けなかったっていうところは良かったのかなと思います」
――フィードが頭上を越えた時に深追いせず、次を待つ冷静な判断。そして自分に来るとイメージできてた
「そうですね、変に無理に触っても、ただキーパーに行ったり相手にこぼれるだけだって思ったので、そこはちょっと無理せずにうまくこぼれたセカンドを狙おうというふうに思っていたので、自分じゃなくても他の味方が拾ったそのあとの動きも考えてましたし、でもあの瞬間は自分のところに来たので準備していて良かったなというふうに思います」
――ショートバウンドをあの繊細なダイレクトタッチ
「そうですね、もうあそこでトラップは全く考えられなかったので、キーパーが出てきているのを見た瞬間に《これはダイレで打とう》と思っていたので、ちゃんと枠に入って良かったです(ニコリ)」
――慌てて大振りしないところなど一連の流れを含めて、日本でああいうゴールを決められるのは菅澤さんですよ
「いえいえそんなことないですけど・・はいまぁ、あそこは誰がいてもあのシュートすると思いますよ(笑)」
――比較的長い時間に出場してしっかり得点できたこと、その手応え
「そうですねまぁ、欲を謂えば45分の中で、もう少し早い時間帯に追加点を決めた中で、逆転ゴールというのを自分の中では何となくイメージしてたんですけど、やっぱりアルビレックス新潟さんも強固な守備だったので、そこはなかなか崩すということが自分達はできなかったので、自分も含めてもう少しゴール前での崩しのアイデアだったりとかというのは、必要な試合だったかなというふうには思います」
――より長く出たことでどうすべきかというのも具体的に見えてきた
「そうですね、まあちょっと前回の試合では入った時になかなか足にボールがつかなかったので、そういうところは1個1個プレーは突き詰めなきゃいけないなというふうに思いました」
――それらは、充実感に変わる
「そうですね、はい、ふふ(ニコリ)」
――イメージとのギャップ。できることも増えてきているはず
「思ったよりリハビリ明けで、もっとできないかなと思っていたのですけど、逆に意外とできているなと感じているので、ただやっぱり体力的な部分だったりとかアジリティ的な足の動きのところだったりとかって謂うところと普段スタメンで出ている選手達とのコンビネーションっていうところは、これからもっともっと確実なものにしていかないといけないなというふうに思います」
――きょうの練習を見ていても、他の選手との距離感など凄く気を使いながら取っていて、そういうのを考えすぎずにサッとできていて、天性のものが
「(吹笑)そうですね、やっぱそういうところもリハビリが長かったけど意外と《あぁなんか体に染みついているんだな》っていうのは凄く思ったので、本当にそういう部分はどんどん出していきたいですし、やっぱり若い子達が自分のプレーを見た時に《やっぱ違うな》と思ってほしいし、《負けてらんないな》って思ってもらってチーム全体で競争できたら良いなって思います」
――これぞ”菅澤です”という部分をこちらはいくらでも言えますが、ご自身の口からは
「なんですかね~、やっぱキープのところ、タメを作ったりとかっていうのは他の選手にはないところだと思いますし、あと守備的な部分で言うと、さっきもおっしゃってくれましたけど、周りを見てどこを閉めた方が良いとか、どこから寄せた方が良いとかっていう判断っていうのは自分的にはできているのかなと思うので、そこは他の選手とは違うところかなと思います」
――自分では言えないでしょうし、以前にも伝えましたけど、点を決めるというオーラ、存在感
「いやいやいやいや(苦笑)嬉しいですね!(ニッコリ)自分では思わないですけど、周りがそう思ってくれるのは凄く嬉しいことなので、それを味方も思ってくれれば嬉しいですし、相手チームの人がそういうところを脅威に思ってくれてるのが一番嬉しいので、相手にとって嫌な存在でありたいなとと思います」
――思い返せば、2011年に新潟の同じ競技場で生の菅澤さんを初めて見て、その時のインパクトが衝撃的でした。いずれレッズに来たらなぁ、なんて思っていたのですが
「ありがとうございます」
――ご自身は今回、同じ会場でゴールを決めて運命など
「えー、なんだろうな?アウェイ感がなくプレーできたっていうところでは、高校3年生から新潟にはお世話になっているので、アットフォームな感じでやりやすさはありましたね、はい(ニコリ)」
――それはPKでも活きましたか
「PKでも、普段はレッズ側でPKを蹴ることが多いので、その声援の後押しを感じるところを今回は逆にアウェイの方でっていうところで多分、アルビのサポーターさんはプレッシャーを与えようとしていたと思うんですけど、それが(かつて所属していたこともあり)声援に聞こえたので、凄く楽しかったです、あの瞬間は」
――体への反動はどうですか
「意外とありますね、やっぱり(苦笑)練習試合も含めてまだ30分しかやっていなかったので、こないだは色々アクシデントもあった中で45分出たっていうところで、やっぱり膝のところはどうしても次の日だったりとか動くと反動が出ちゃうので、そこはうまくトレーナーさん含めてメディカルの方でちょっとうまく調節できれば良いなぁというふうには思います」
――時間かけて復帰したので、無理しないというのはしっかり心に刻んでる
「そうですね、本当に、無理するところはしなきゃいけないと思うんですけど、その無理するところの判断というのはけっこう大事になってくるので、普段の練習もギリギリのところをうまくやりながら負荷は落とさずに良い感じにやっていけたら良いかなと思います」
――心のゆとりの持ち方を含めても、リハビリの期間は無駄じゃなかった
「そうですね!多分、もう少し年齢が若い時にこういう長いケガをしていたら、きっとまたちょっと感じ方も違かっただろうしって思う部分は凄くあったので、この年齢でこの長い期間のリハビリを経て、やっぱ色々チームを外から見て感じるものもありましたし、まあ、外から見ていたものを自分がピッチで表現できれば良いかなというふうには思います」
――その表現というのが、先ほどおっしゃったキープの部分などに集約されている
「そうですね!はい」
――こないだ駒場で復帰して、今回はゴールを決めて、本当に多くの方が待っていたことを実感
「あー!そうですね、SNSでの反響が自分で思っていたよりも大きかったので、凄い待ってくれている人がいるんだなというのは凄い改めて感じましたし、やっぱりホームで決めたらもっともっと凄い反響があると思うので、実際にこの目でこの耳で聞けるようにしたいなとは思うので、次のリーグ戦は、ちふれ戦で、その次にホームでINAC戦があるので、まずはチームが勝つことが一番ですけど、その中でしっかり自分のプレーっていうところで得点できれば一番良いかなと思います」
――あとは、夏川さんがきっと「ただ今の得点はー!」って言いたいでしょうし聞きたい
「あー!そうですね、はい、言わせてあげられるように頑張りたいです(ニッコリ)」
――次のダービーへの抱負を
「チーム全員でしっかりと90分の中で勝ちきって勝ち点3を取れるようにしたいのと、自分自身はどのタイミングで出るかわからないですけど、出た時にチームを助けられるプレーをしたいなぁと思いますし、その中で得点っていうところでチームに貢献できたら一番良いかなと思います」
――先日も話した通り、勝利への仕上げの部分で菅澤さんが決めてくだされば、凄い後味も良くなる
「本当ですか!?はい!頑張ります、ありがとうございます(ニコリ)」
チームが苦しい時ほどゴールで結果を残す背番号9、カッコいい!
菅澤選手のインタビュー全容は、きょう火曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします
◇◆◇水谷選手◇◆◇
――先日はスタメンで長い時間出て、ようやく
「そうですね1年半ぶりぐらいに最初から出て、あんなに長く出るのも怪我する前でもなかったぐらいなので一つの経験を積めたことは良かったなと思います」
――プレー面では
「長い時間というか、普段試合に出ている人たちとあまり試合をしていない中で、急にやったにしては我ながら足を引っ張らなかったんじゃないかとは思います(ニコリ)」
――そこで周りと調和できるのが水谷選手の良さでもある
「ここでやっぱこっちも試されているというか、試合に勝つのもそうですが、いち個人の競争と試されているのも分かっている中で自分の良さを出せたことは1つ良かったと思います
――どういうプレーで“いけた”と感じたのか。
「特に後半はボールを持つ時間が長くて、こっちから崩す場面も多かったので、その中の一員になれたことは、ひとつ自分の良さかなと思います」
――怪我をする前では、そこがチームにとって起点でストロングであって、それを取り戻そうとできているのはチームにとっても良いこと
「そうですね、チームとしてやりたいことが別にある中で、1つのアクセントというか落ち着く場所というのは自分だけにしか出せない良さかは分からないですけど、1つの種類だと思うので、それを使ってもらえるかは別の話として、それを示せたことは良かったかなと思います」
――堀監督というところで
「なんかイメージとしてはパスの距離が長いというか、選手間が広い中でちゃんと立ち位置が決まっていてというのが、今チームが目指しているべきサッカーで自分の感覚としてはちょっとそれよりも距離が近めで人が動きながらみたいなところなんですけど、そこはどっちが良いかは誰が決めることかは分からないですけど、自分の良さはそっちだと示していきたい…なと思います」
――長いキックも得意で遠くも見えているので全然いける
「そうですね、求められていることを選手として示していかなければいけないというのも理解しているので、もちろんそこもしっかり出していきたいなと思います」
――体の反動は
「ビックリするぐらい疲れました(苦笑)こんなもんだよねという感じで、今まで当たり前だったものが当たり前じゃなくなった中で、こういう経験も《ありがたいな》としみじみ感じる疲れだったので、それはそれでOKです(フフフ)」
――サッカー選手であることを改めて実感したというか
「そうですね(笑)。サッカーって疲れると実感しました」
――その中で、シーズン前の練習試合でも「やべぇ」とか聞こえてきて、イメージとのギャップを感じながらプレーしていたのかなと。最近そういう声も聞こえなくなってきて
「そうですね、思ったより自分でもビックリしない範囲のミスになってきたので、ちょっと大人しくサッカーができています(笑)」
――どの辺がそうなのか
「自分が思ったボールが蹴れないこともですが、人との関係性のところで《そっちへ動くか、そのタイミングで動くか》みたいなのがあった中で、それがどんどの小さくなっている、技術的にも関係性的にも差は縮まってきている意味で大人しくなっています」
――「やべぇ」と聞こえる時は、こう出して、次にこういうプレーをしようと動いているけど、そっちを意識している分、最初のプレーの精度が少し落ちていたのかなと
「そうですね、それもありますね。見すぎて近くが見えなかったとか、それも『やべぇ』の1つですね(苦笑)」
――そこでネガティブにならず常に前向きに笑顔を絶やさずいて、力をもらえた
「あっ!あっそうですか!(ニコリ)それなら良かったです(笑)」
――長い期間のリハビリ経験ははどうやって実になっていきそうか
「分からないですということしか言えないし、、まだまだこの先に気づく”離れていた期間の意味”とかもあると思うので、『まだ分からないです』というのが感想です」
――その先の楽しみもあって、今サッカーに打ち込めているのか。
「何事も経験、良くも悪くも、良い経験にしたいと思います」
――色々な選手が出ている中で、ご自身がこれから描いているものは
「やはり個が強いとか勢いがというのは、みんなの良さだと思うんですけど、その逆として慌ただしくなるのも見受けられるので、そこで1つ落ち着きたいとチームが思った時に必要とされる人間でありたいと思いますし、その落ち着きというところを出していきたいと思います」
――状況に応じてプレーで示すこともできるのが水谷さん
「うん!そうですね!そこも含め気づいて伝えるのも自分の強みというか役割だと思うので、プレーとか気づいたら伝えられる範囲にいること、伝えられる範囲に監督が置きたいと思ってもらえるようなところを出していきたいと思います」
――菅澤さんも戻ってきて
「お互いに離れていた期間に同じものを見て、ああだ、こうだとすり合わせはしてきたのでイメージは同じものを描いていると思うので、そこは合わせていくだけというか、実現するだけというか実行するだけなので、凄い楽しみです」
――次、ダービーへ抱負を
「チームとして必ず勝ち切ることを大前提として自分の良さを出す機会があれば、しっかり出していきたいと思います」
――活躍して、そのあとホームでの「お帰り」も楽しみにしています
「ありがとうございます!(ニコリ)」
やっぱり水谷選手の多彩で多才なプレーと笑顔は必要不可欠!
水谷選手のインタビュー全容は、あす水曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします
では