どうもです
夏に逆戻りしたかのように暑い大原で、徳島戦を2日後に控えたトレーニングが始まりました
恒例のミーティングを経て、選手達は午前10時40分過ぎに姿を現します
ウォームアップ後は、11対11でのハーフコートゲームを実施
ピッチを広く使い、相手を揺さぶるような攻撃から多くのチャンスが生まれていた印象です
そしてやはり、ボールを奪われてからの素早い”守”への切り替えに強いこだわりが感じられました
まだ攻撃が続いているかのようなテンションでボールへ食らいつく選手達の姿勢、それが試合でも出せれば、次は負けるような相手ではありません
お昼の12時、梅崎選手の縦パスを受けた山田直輝選手が、抜群のファーストタッチでスルリとディフェンスラインの裏へ抜け出すと、西川選手までも軽やかに交わして、ラストゴール
「これぞ”浦和のハート”!」思わず、そう声を上げたくなるような、見事な得点シーンでした
2日後の埼スタでも魅せて欲しい!!
練習後は、車座を組んでの青空ミーティングが行われました
監督の熱いお話は、約25分間に及ぶことに
次の結果がどれだけ大きな意味を持つか、懸ける思いが伝わってきます
「細かい内容は言えないけど(苦笑)次の試合は重要というか、間違いなく勝たないといけない試合だとおもうし、チームとして何を狙ってやっていくのかという心構えもそうだし、もう一度自分らがやるべき事を見直すには必要な時間だったと思う」
そう説明してくれたのは、梅崎選手
多くの選手が暑さに配慮し、早々とクラブハウスへ引き上げていく中、一番最後までピッチに残り、走り込んでいました
「まあ、コンディションを整えるためですね」
さらりと言えるところが、逞しいです
最後に引き上げてきたのは梅崎選手だけでなく、隣りには天野コーチがいました
「本当に大きい存在ですね」
しみじみとそう語ります
「僕よりも試合に出ていない選手がメインにはなるけど、もちろん練習もね、天野さんがメニューを考えて、いいトレーニングしてくれるし、何よりメンタル的にもケアしてくれるし、色んな話を同じ目線でしてくれる人はなかなかいないので、選手達は助けられている部分が多いのではないかと思う。プレーヤー目線もそうだし、コーチの目線としてアドバイスしてくれる。日々話し合って、お互い選手とコーチという立場だけど、高めあえるような話をいつもポジティブに出来ているのではないかと思う」
首位を走るチームの原動力は、選手だけでないということ
さて、練習の印象からもそう、やはり徳島戦は、
「切り替えの部分は1つの生命線だと思うので、良い試合が出来ている時は切り替えが早くて、前線からいいプレスがかけられていると思うので、そこは意識してやっていきたい」
ここ2年、秋の勝ち点取りこぼしで悔しい思いをしています
そこから得られた教訓、どんな心構えで臨むべきなのか
「そういう意味でも重要な一戦になるというのは自分らもわかっているし、そういうジンクスではないけど、ちょっと良くない試合展開になることがやっぱり、ここ最近多かった。この一戦というのは、絶対に勝ち点3が必要なので、自分らのベースとなる部分である、切り替え。そこがベースだと思うので、いかにそこをいつも通りにしっかり出して闘えるかというところが大事。そこを出せば、自ずとペースはつかめると思うので、意識して、スタート直後から闘って、アグレッシブに行くことが大事」
今年、嫌なジンクスを絶ちきれば、成長の実感すなわち、勝ち点3以上のものを得られるはず
「そうですね、非常に、ここで勝てなきゃ前へ進めない。そういう意識ではいるので、そこだけを目指して頑張っていきたい」
今年は幸先良く梅崎選手が先制点を決めることが多いので、次も”まずは”そこを期待します
「ここ何試合か決定機を外しているので、冷静かつアグレッシブに行くことが大事。思い切りの良さもひとつのポイントだと思うので、狙っていきたい」
2日後、梅崎選手がスタメンなのかサブなのか、シャドーなのかサイドなのかはまだわかりません
ただひとつ言えるのは、どんな形であっても背番号7はキレ味抜群の赤きサムライとして、栄冠への道を切り開くということ
そう信じてます
インタビューの詳細は、今夜7時からの「You’re The REDS Friday」(金曜日は2時間ですが、7時台の再放送はありません)でお届けします
では