どうもです
小雨模様の大原で、きょうは2部練習が行われました
10時からスタートした午前練、フィールドプレーヤーはボール回しやインターバル走で調整
キーパー陣は、約20メートルの距離で向かい合い、相手ゴール目掛たパントキック合戦でハッスルしました
3選手の総当たり方式は、西川選手が制しています
午後練習は、15時30分頃からスタート
引き締まったムードの中、主なメニューは11対11でのハーフコートゲームでした
約3ヶ月半ぶりの2部練習は、矢島選手のラストゴールが決まった夕方5時5分頃に終了しています
さて、きょうは午前練と午後練の合間に、来季以降は一度レッズから離れることが決まった坪井選手が、報道陣の取材に応じました
詳細については、あす夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けしますが、ここでもいくつかお伝えします
――クラブから告げられた時、どんな心境でしたか?
「何となくそういうのはあったので、すんなり受け入れた」
――今季は出場機会が少ない中、どんな思いで過ごしていましたか?
「もちろんプロの選手としてここにいる以上はピッチに立てないことを非常に悔しく思っていたけど、自分に与えられている役割は現時点でこのチームで、ピッチに立つ以外のこともあるんじゃないかと感じながら過ごしていた」
――本当に、いつもチームを明るくしています
「いろんなことを考えると、自分が試合に出ている時に出られなかった選手は今まで数多くいたわけで、こういう思いをしているのは自分だけではないし、過去を遡れば多くの選手がそういう思いで戦ってきたと思う。自分だけがそういう気持ちになるわけではないと言い聞かせてやってきた」
――来シーズン以降、こういうところを売りに勝負していきたいと思うところはありますか?
「まず自分にできることは守備の部分を最大限にやっていきたいと思っている。それ以前にチームが決まるかどうかが問題なので(笑)、いつどういう状況になってもいいように、ここでのトレーニングが全てだと思うので、まずはそれをしっかりやっていきたい」
――契約に関して決まって以降、改めてこのチームについて色々と考えたと思いますが、坪井選手にとって浦和レッズとはどういうものですか?
「よくファミリーだという表現があるけど、言ってみれば家族といるより長い時間を過ごしているかもしれないので、それ以上のものになっていたかもしれない。今の時点でどういったものかを表現するのは難しい」
――現役のうちに成し遂げたい目標は?
「チームとして今シーズン、優勝することが全てだと思う。それは自分がピッチに立つ、立たない関係なく、浦和レッズで選手として最後になるので、そのために全てを尽くしたい」
――次のG大阪は唯一の得点を決めた相手です
「そうですね(笑)まあ、誰かが点を取ってくれればいいと思う(笑)」
――以前、「東京オリンピックを目指す!」とも言っていました!
「自分を高めていければそれも夢じゃないのかなと思っている(笑)」
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同期であり、苦楽を共にした戦友の平川選手はこのように語っています
――一緒に入団して、坪井選手が一番最初にレギュラーをつかみました。当時からのリスペクトというのは大きかったのでは?
「そうですね。やっぱり大きかったし、リスペクトだったし、まぁ目標でもあった。すぐ試合に出だして代表に入ってで、常に前を、同期でもあるけどね、常に前を、同期であるけど走っていた選手だから、本当に『追いつきたい』という気持ちでやってきたし、一緒にプレーしたいという気持ちでやってきたので、色んな思い出がある」
――実際に平川選手も出場機会をつかむようになり、坪井選手の前でプレーする機会が多くなりましたが、後ろにいる安心感、素晴らしいものがあったと思いますが?
「そうですね。やっぱりもう、カバーリングだったりずば抜けてるし、自分が『やられた!』と思った時にも何回もカバーしてもらってね、そこにツボがいてね、助かったこともいっぱいあったから。本当に、自分がこうやってまだプレーできているのもね、ツボのおかげでもあるし、そういった支えもあったし、とにかくね、自分は自分のやれる限りやっていかないといけない」
――是非、坪井選手も「もう1点このレッズで」という思いもあるでしょうから、平川さんの正確なクロスからのアシストを期待しています!!
「はい(笑)・・・・(笑)頑張ります!(笑)」
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坪井選手は坪井選手らしく、清々しい表情でこちらの取材に応じました
一日中ぐずついた、きょうの空模様
けれども、坪井選手のお話を聞き終えたあと外へ出ると、その時だけは晴れ間がさし込んでいました
ツボイ~♪ツボイ~♪ツボイ~~♪ ツボイ!ツ・ボ・イ!!
頭の中では坪井選手のチャントがループ中
では