4月10日 「《気持ちって、サッカーの試合を動かせるんだな》と思ったし、本当に鳥肌が立った」

どうもです

川崎戦2日前のきょう、練習は午前10時からスタート

北京戦スタメン組は軽めの調整、それ以外のメンバーは8対8のゲーム形式を中心に次戦へ備えました

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練習後は、武藤選手にインタビューしました

チームでの現状、自身のプレースタイルを磨く上で良き影響を与えた先輩、そして思い出の地・等々力についてなど、ひとつひとつ丁寧に語ってくれています

目を通していただければ、ますます応援したい気持ちになることでしょう

――2日前の北京戦について

「やっぱり、勝ち点3が絶対の試合だったので、取れなかったのはただ残念」

――毎回、前線の組み合わせが変わりますが、コンビネーションはどうでしょうか?

「誰とやっても練習の中から色んなパターンをやって来ているし、そこまで困ることはない。ただ、結果を見ると流れで崩したゴールは取れていなかったり前の選手が決められていので、そこは受け止めて、もっとしっかりしないといけない」

――特に距離感が気になりますが?

「まあ北京戦で言えば前半は良くなかった。距離感もそうだし、あまり前にボールが入ってこないことであったりで、前線でのコンビネーションが生まれなかったのでそこは良くなかった。後半は修正することが出来て、相手の裏を取れるようになったのでそれを続けていきたい」

――今まさに、「後半から良くなった」と聞こうと思っていました

「そうですね、やっぱり後半のようなサッカーが出来ればやっていても楽しいし、どんどん相手を崩せていけた感覚もある。それはハーフタイムにみんなで修正できたことなので本当に良かった。今回、それを修正できたということは、それを今度は最初から出来ることだと思う」

――武藤選手が見せるボールを呼び込む際の質の高い動きなどは、柳沢敦さんと重なるものがありますが、ご自身はどう感じますか?

「そうですね、もともと動き出しという部分を評価されてプロに入ったと思うし、その中で柳沢さんも仙台に同じ年に加入して、スタッフの方からはよく、『ヤナギを見とけよ』とずっと言われていた。そこを追っかけていた部分もあるし、真似をしているわけではないけど、そういうふうに言ってもらえるのは嬉しいし、少しはヤナさんから学べているのかと思う(笑)」

――出して側に気の利く動きが出来る選手は貴重だと感じます

「そうですね、やっぱり仙台で柳沢さんとプレーしていると、僕がパスを出しやすいところにいてくれたし、それはチームのみんなが思っていた。そういう動きというのはヤナさんは練習から怠っていなかった。動き方というのを僕に教えてくれたこともあったし、練習の中から色々と見てきた」

――特に印象に残っている“教え”は?

「動き方というのを教えてもらっていたけど、ただまあ、ヤナさんは人間として素晴らしい部分があって試合に出られないときでも『我慢だぞ、フォワードは一発あるから』というような言葉をかけてくれていたので、僕としてはそっちの方が心に残っているというか、それで出られていないときでも気持ちを保って練習に励めていた。動き方も含め、気持ちの部分でも感謝している。偉大な選手だし、一緒にプレーできて良かった。練習の中でもプレー中、ヤナさんはキョロキョロしていることが多かったので、走っているときに常に周りを見るというの良くやっていて、影響を受けた」

――興梠選手もまた、柳沢さんに影響を受けています。そういった動きを出来る選手が増えているのは、レッズにとって良いことが続く要素かと

「そうですね、まあ僕はまだ興梠さんのような信頼はつかめていないけど(苦笑)これから結果を出すことで、監督もそうですがチームメイト、サポーターのみなさんの信頼もつかめたらそれが一番最高」

――そのためにもまずはゴールというきっかけが何よりかと思われますが、次の川崎戦はいつも好ゲームが繰り広げられています。そのあたりはご存知ですか?

「そうですね、川崎もJの中で良いサッカーをしているチームのひとつだと思うし、試合をすればもちろん好ゲームになるんだろうなと。仙台の時からやっぱり、『浦和対川崎はおもしろそうだな』と思うようなカードなので、僕がそこにいることを嬉しく思うし、そういう中でうちの攻撃が川崎に打ち勝てればと思う」

――会場は、仙台が東日本大震災後に初めて戦った等々力です。その舞台に立つことへの思いというのは?

「そうですね、あの時はみんなでキャンプを張っていたので、僕を含めたベンチ外のメンバーも一緒にいて、僕はスタンドから見ていた。本当に劇的な試合だったし、その時はチームみんなが“仙台のために“という思いで戦った。《気持ちって、サッカーの試合を動かせるんだな》と思ったし、本当に鳥肌が立った。それは凄く記憶に残っているし、次は等々力でその”気持ち“というのをレッズでも見せられれば良いと思う。あの試合は観ている人誰もが感動するような試合だったし、もちろん東北の皆さんも感動している試合のひとつだったと思う。そういう場に居合わせた僕は良かったし、仙台だけじゃなくここでも出せれば、あの経験が活きているのだと思う。頑張ります!」

――武藤選手自身にも良いきっかけが生まれる場所になることを願っています

「そうですね(笑)僕もそろそろゴールを決めて、きっかけになる試合をしたいです。ありがとうございます!」

インタビュー詳細は、今夜7時からの「You’re The REDS」でお届けします

では

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