どうもです
生暖かく、つよい南風が吹き荒れる大原
室内でのミーティングを経て、選手達は午前10時20分頃、ピッチに姿を現します
リフティングゲームなどを行った後、午前10時30分からは人工芝ピッチでの体幹トレーニングを実施
午前11時からは天然芝ピッチへ移動し、フィールドプレーヤーはステップワークや坂道ダッシュで足腰に負荷をかけたのち、堀コーチ主導でのパス&コントロール
キーパー陣は土田コーチと共に専用メニューで汗を流します
午前11時30分過ぎ、フィールドプレーヤーは締めのシャトランへ
トップは関根選手、つづいて岡本選手、鈴木選手、高木選手といった順にゴールしています
怒濤の7連戦も一段落
オフ明け恒例のメニューを含め久々に、”いつもの”火曜日が戻ってきました
また、練習後には約200名を集めてのファンサービスタイムが設けられ、開幕前よりもさらに多くの方々に声をかけられていたのが武藤選手
「まぁ、試合に出ることで声かけてくれる人もいるし、まぁ、いろんな期待の言葉をかけてくれているんで、また結果を出して、それに応えられればと思う」
と、明るい口調で語るのは武藤選手
2日前に臨んだ古巣での一戦はこのように振り返ります
「まぁ、すごい楽しみにしていた試合だったので、結果としてすごく勝ちたかったのでそこは残念だけど、ベガルタにブーイングをされながら、それに対してレッズのサポーターがすごく応援してくれたので、僕としてはすごく嬉しい気持ちで試合をやれたかなと思う」
――やっぱり、ブーイングはある程度覚悟していたとはいえ、実際されるとどんな心境でしたか?
「そうですね、試合中もファウルとかするとね、すごくブーイングされてたんで、まぁ、移籍した選手の宿命というか、そういうものなのかなと思うけど、そうやってブーイングされるのも気に懸けてもらっている証拠でもあるかと思うので、まぁ、そうやってしてくれたベガルタサポーターにも感謝しているし、それに対応してくれてたレッズサポーターにも感謝している」
――その応援の仕方というところで、ここぞとばかりに応援歌を用意していたという粋な計らいもありました
「そうですね!それはうれしかったし、まぁ、本当に『やってやろう』という気持ちになりましたね。最初、アップ中多分ずっと歌ってくれてたんだけど、気付かなくて、『俺なのかな?』と思いつつも、違ったらアレだったので反応できていなかったんだけど、まぁ…あの…、アップ終わったくらいでみんなが『あれ、武藤のだよね?』ってなって、『やっぱそうですよね!』って。嬉しかったし、何とか結果で応えたかったので残念だったけど、次、また、こうゴールを決めて、またコールをしてもらえたら嬉しいなと思う」
――試合としては予想だにしない展開というか、どうでしたか?
「そうですね、まぁ、レッズからしたら勝たなきゃいけないゲームだったと思うので、ああいうふうな試合にしてしまったのはすごく反省点ではある。まぁ、鬼門といわれて、3-1にしたときにはまぁ、それも終わるかなと思ったけど、そういう気の緩みからなのかもしれないし、あそこから引き分けにされ、逆転されるというのは、まぁ、ちょっといただけないかなと思う」
――リーグ10試合を戦って、ある程度出場機会もつかめて、という中、手応えはどう感じていますか?
「まぁ、試合にもよく出してもらっているので、そういう部分ではまぁ、自分の中で非常に有り難いと思うし、浦和のサッカーの中で自分を出すというのも、どんどんどんどん良くなっていると思う。ただ、やっぱり前で出ている以上、もう少し、ゴールという結果は必要なのかなと思うので、ここからファーストステージと考えると、試合数も少なくなってくるので、ここからすごく大事な試合が続くし、まぁ、ゴールに絡むプレーというものをもっともっと増やせればと思う」
――仙台のお世話になった人達も「結構頑張れてるじゃん!」みたいな反応だったのでは?
「どうなんですかね?わかんないすけど…。まぁ、多分、僕がレッズに移籍してくるときにあまり僕が試合に出ることを想像した人はあまりいなかったとおもうので、正直、まぁ、そういう意味ではピッチに立ってユアスタに戻れたのは良かったと思う」
――で、またここからですけども…。宇賀神選手とはいいコンビネーションで、ひとつのレッズのストロングポイントになってきました。ここに興梠選手が戻ってきた時、まだどんな良い作用がもたらせるのか、非常に楽しみなんです
「そうですね、やっぱり慎三さんが帰ってきたのはチームとしてすごく心強いし、まぁ、復帰してブリスベン、仙台とやっぱり続けてゴールを決めるのはさすがだなと言うしかない。こう、前でおさまる部分だったり、コンビネーションというのもやっぱりうまくできる選手なので、僕としてもそこに絡むことでいろんな攻撃がまた生まれてくると思うので、すごく楽しみにしている」
――自信もって「絶対来る」と確信のもとでスペースへ走れるのは大きいのでは?
「そうですね、やっぱり、4点目なんかも、慎三さんから僕へパスを出してくれて、またそこからもう1回慎三さんに戻ったけど、そうやって慎三さんはパスも出せる選手ですので、すごく僕としてはやりやすい選手だなって思っている」
――ドンドン高めていってもらえればと思います。次の首位攻防・FC東京戦に向けて、いかがですか?
「そうですね。まぁ、今東京もすごく調子がいいし、そんな中でまたガンバ戦同様ホームでやれるのは、すごく僕たちとしては大きいんじゃないかなとは思うので、そういう勝負どころの一戦で絶対負けられない。しっかり勝ち点3を取れるように頑張りたい」
――世間的にも意識されている選手というか、武藤選手自身にはないかもしれませんが、注目が集まる部分があるかと…
「いてっ!」(ちょうど後ろを通りかかった興梠選手に頭をバチン!される)
「まだ、俺は何も言っていないですけど(苦笑)そうですね、僕は別に意識してないけど、まぁ、僕からとしてはね、武藤君、武藤選手のおかげでこうやって注目してもらえるのはおいしいというか、そういう感じなので、その中で結果を出せれば良いと思うし、別に武藤君と勝負するわけではないので、まぁ、僕が決められなくて、たとえ東京の武藤選手が決めたとしても、チームが勝てばそれで良いと思うし、チームのために僕はプレーするだけ」
――注目される良いきっかけになればと、ポジティブに…
「そうですね、まぁ、そういう中で僕がゴールだったり、結果を出せれば、まぁ、そうですね…、僕としてはラッキーだったなって言う感じなので。ただ、そういう勝負どころというか、チームとしてもそうだし、僕個人としても注目されるなら、そういう場所で結果を出さなければいけないかなと思う」
――ガンバ戦もすごい良い雰囲気だったと思いますけど、またそういう雰囲気をサポーターも作ってくれる中で試合ができるでしょうから、埼スタでの武藤チャントを楽しみにしています!
「そうですね、やっぱり本当にまた多くのサポーターに来てもらって、僕たちを後押ししてくれると思うので、そういう中でゴールを決めて、また、4万人、5万人のひとに僕のチャントを歌ってもらえればそれは本当に最高なことだと思うので、まずは僕が結果を出すことに集中して頑張ります!」
迎える週末の決戦@埼スタ
4万、5万、あるいはそれ以上の浦和レッズが、武藤雄樹の味方です
インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
では