6月6日 「どんどん暑くなってくる中で」

どうもです

梅雨入りを間近に控えた大原は、炎天下スレスレ

20190606_093646-3連休明けのきょう、2部練習午前の部はミーティングを経て9:30過ぎに始まりました

早めにピッチに姿を現し、ランニングでは先頭を走っていた興梠選手が凛々しかったです

ストレッチを行うなどして、その後は約15メートルの正方形の四つ角に立てられたカラーコーンを敵に見立てての、パスアンドコントロールを実施

ミーティングでも伝えられたという「クイックハンドル」(上野ヘッドコーチ)を意識したメリハリのあるボールの呼び込みと、素早い身のこなしを伴わせたトラップでの視野確保がプレーに組み込まれます20190606_094752-「ニュートラルなヘソの出し方、”つながり”をもちたい。ボールを転がせないで、滑らせよう!まず丁寧さ。フィーリングが良くなったらパススピード」(大槻監督)

なぜなら、

「次の人が楽になるから、当然!」

リズムとテンポの良いパス回しの音に加えて、新指揮官のハッキリとした声がよく聞こえてきました

「良いボールを届けろ!」

「練習だから右足も左足も使え!要求のタイミング!」

「相手が詰めてきたら間に入るイメージで、相手の前に入る!」

数年前、レッズランドでほぼ毎月(今月はあさって土曜日!)開催されている[大人のためのサッカークリニック]で大槻監督がヘッドコーチを担当した際に、例えとして「お寿司屋さんが毎日包丁を研ぐような作業」と話していたのを思い出させてくれます20190606_095851-

9:55頃、基本技術と動作に磨きをかけると次に行われたのは、1対1でのスプリント&キープ

5~10メートルほど手前に投げ込まれたルーズボールに対し、細かいステップorビーチフラッグのように伏せた状態から用意ドンッ!

マイボールにした選手はしばし、相手を背にしたキープでボディーバランスも養われました20190606_100718-10:00からは、パスゲームへと移ります

パッと見では、4対2の鳥かごのようなもの

「オフザボールの要求!連続」(大槻監督)

ポジションは固定せず、パスアンドゴーですぐにもう一度もらえる位置を取り、他の選手も常に”つながる”ために動き出します

「連続してやる!」

そして、

「ボールを止めるな!!」(大槻監督)

1グリッドには3色ビブスの計3組が入り、そのうち1組が守備(鬼)に周り、奪ったらすぐにそれが入れ替わる、息つく間のない展開

「ボールを横に動かせば、ギャップができる!」、「ミスした時に上を向いても何も起こらないだろ!?」(大槻監督)

インターバルを挟んで再開する際、鬼がどの組で再開するかは、各色の代表者と大槻監督のタイマン勝負次第です

「ジャンケンポイ!」

威勢良く腕を突き伸ばすも、大槻監督の勝敗はというと・・・

「どんだけ弱いんだー(笑)」(興梠選手)

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10:00からは10対10でのゲーム形式へ

縦はフルコート、横は3~5メートルほど狭められていました

「中でどんどん要求し合う!」(大槻監督)

3-3-3でスリーラインを形成してのミラーゲーム

「相手のチャンネルに入らない!大外のムービングで中が空く!」(大槻監督)

オフ明けながら、選手達も懸命に走り、考え、ゴールを目指します

ゲーム中も大槻監督は、

「パススピード上げろ!バタバタ動くな!」

「直線的でなく、弧を描くような、ヘルプのランニング!」

「遠くのディフェンスがスタビリ取れてません!」

集中を切らすことなく、選手達とコーチ陣が互いにピッチ上で全力を尽くしていました

2度の給水があり、3本目に入る際は、

「ゴールが見たい!悪くないで終わるな!もっと良くしよう」(大槻監督)

エネルギッシュかつ繊細、密度の濃い午前練習でした

10:55頃、終了の際に選手達は集められ、

「良い休息を取って、午後もしっかりやろう!」(大槻監督)

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◇◆◇荻原選手◇◆◇

――体起こしから始まるかと思いましたが・・・練習が再開していかがでしょうか?

「まぁ大槻さんなので、大体予測できていたので、普通にやるだろうなって。しっかりオフでも今回はあんまり体を動かしていないんですけど、今朝からしっかり準備して、《来るだろうな~》と想定していて楽だったら良いじゃないですか?《え!?キツイの?》みたいに思ったら体もあれなんで、準備は出来てました(笑)」

――考え得る様々なことを想定して、受け入れられるように

「そうですね、大槻さんはいつも『全てを想定内にしろ』と言うので。想定内にできてました」

――3連休はどのように過ごしていましたか?

「まぁ基本、実家で過ごして、オフ2日目は友達と軽井沢行って、サイクリングしたり、ショッピングしたり、すんごい充実した1日を過ごせました」

――みんな学生?

「そうですね、みんな授業がなかったみたいで」

――集られなかったですか?

「けっこう昔からの友達なので、全然関係はできていますので(苦笑)」

――ではそんなに出費もせず

「そうすね」

――気も使わずで

「そうですね、楽です」

――きょうは練習前にミーティングがあったようで

「前節の振り返りですね。戦術の話であったりとか、全体で共有できたかなと」

――ご自身が活かせそうなこととしては

「個人的な映像も出てきたので、客観的に見ても変えなくちゃいけない部分っていうか、凄い、映像を見たら伸びしろしかなかったので、川崎戦はあんまり手応えがなくて、あんまり映像とかを見たくなかったぐらいけっこう悪かったなと思っていたので、でもしっかりとちゃんと見て、ちゃんと悪いところと向き合うことができて良かったです」

――どの辺りが

「なんか、動きだけ見たらあれなんですけど、チームとしての戦術があって、それに対して自分のタスクがあったので、自分へのタスクが表現できなかったという部分があって、凄い・・改善できると思える部分があります」

――求められていたことは

「マルちゃんと同じでスピードとパワーを活かしたプレーっていうのをタスクとして言われていて、でもちょっとなんか、やろうやろうという気持ちが多分、焦りにつながって、凄い無駄な動きをしてしまったりとかが凄かったので、自分の行きたいところに行っちゃったりとかっていう部分で」

――左から右へと斜めに走る動きなど、意志は伝わってきていて

「まぁタイミングが合えば多分良いと思いますけど、それよりやっぱ縦に走った方がスペースもいっぱいありますし、でもちょっと右で受けたいっていう自分の考えっていうか意志が多分、凄い出ちゃったので」20190606_110252-

――きょうの練習の中で印象に残っていることはいかがですか

「まあ、立ち位置の部分で、間があって、立ち位置ひとつで相手の動きを止めたりずらしたり出来るっていうところで、そこは大槻さんらしいというか、ひとつひとつ動きだとかを細かく言ってくれるので、凄い理解しやすいですよね」

――間隔が空きますが、自分が引っ張っていくぐらいの気持ちで

「一番若いし、どんどん暑くなってくる中で、やっぱ自分のコンディションやキレ、スピードっていうのはやっぱ、より一層武器になると思うので、そこで自分の力を最大限チームに還元できるように、毎日良い準備をして、自分の武器を意識したプレーをどんどん出していきたいと思います」

――U-20日本代表も頑張っていたので

「そうですね、見ましたけど、惜しいというか、ギリギリの戦いでしたね」

――荻原選手は来年

「レッズで出ていたらどういう可能性があっても全然不思議でないので、試合に出たらまた違う景色が見えると思うので、今はまだ絡めていないですけど全然、まずはそこに絡んで自分の良いプレーっていうのをどんどん出して行きたいと思います」

――カミソリパス、シュート、タックル、よろしくお願いします

「ありがとうございます!」

荻原選手のインタビューは、このあと19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします

では

 

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