5月24日 「僕が一番こだわっている部分」

どうもです

取材を終え、局に戻るべく車のドアを全部開けて閉めてを繰り返し、充満した熱気を逃がしたつもりでエンジンをかけ、窓を開放して薫風を漂わせせつつ運転するも・・・

やっぱり暑かった

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広島戦2日前のきょう、練習は午前10時に始まりました

主にセットプレーの連携確認が行われ、午前11時頃に全体練習は終了

その後、各自がコンディションや出場時間に応じて用意されたメニューをこなし、攻撃のクオリティに、もうひと磨きかけていました20190524_105724-

 

◇◆◇森脇選手◇◆◇

――お話、大丈夫ですか?

「いいすよ、全然っ!花粉凄くないですか!?気のせい?」

――森脇選手のまつ毛に何か白い小さいのが乗っかってて

「まじすかぁ!?目とね~、鼻と・・なんか、んもぉーしょぼしょぼして」

――綺麗な瞳をしていて

「全っ然!全然!何を言ってキャフンッ、んもぅ、ちょっとビックリして鼻水が!」

――つぎの試合も行けそうですか?

「次~・・行きたいですね!はい。まだ・・・次の試合をもちろん考えなければいけないですけど、できるだけ疲労を取るというところに重点を置いているので、まだ次の試合を考える余裕はないですけど、しっかり準備はしたいと思います」

――北京国安戦での達成感はいかがですか?

「んまぁね、やっぱり自分達が当面の目標にしていた予選突破を果たすことができたので、そういった意味ではひとつ良かったかなというふうには思いますけど、ただ、ああいう戦いというのを今後もね、続けていかなければいけないと思っているので、まだまだやるべきことがそれぞれの選手に多いのではないかと。もちろん僕自身もそうですけど、それはみんながわかっている部分というふうに思っているので、そこまで大きな達成感は誰1人抱いていないというふうには思っていますけどね」

――試合としては西川選手のビッグセーブが

「間違いないです!」

――もそうですし、前半19分に左から槙野選手が送り出した大胆なフィードに反応して右サイドのタッチライン際を全力で爆走した選手の・・

「ぁぅわー見てくれてるじゃないすかー!あれをね、スライディングで、えー・・・・何て言うんすかね、起き上がって、ゴールまで突進して行ければ良かったですけど、ま、スライディングまでは良かったですけど、そのあとに相手の足ともつれて起き上がれなかったっていう悔しさはありますしたけど、やっぱりああいう諦めない姿勢というのはやっぱり見せなければいけないなというふうには思っていたので、もしかすればもうちょい足の速い選手であれば楽勝に追いついて、キレキレでね、ゴール前まで行けていたかもしれないですけど、自分の最大限のプレーをあの場面では出すことができたんじゃないかなというふうには思っているので、どの選手も戦ってた試合だと思っているので、そのひとつのオプションに自分もなれたのかなと自分は思っています」

――そのプレーのあと、特大の森脇コールが

「ね~――――っ!んもぉあれ、そのー、『ナイス』って意味だったのか(照笑)『早く自分のポジションに戻れ!』っていう、その“森脇コール”だった!?だからね、全速力で自分のポジションにまた帰りましたけど、やっぱりああいう声援っていうのはね、選手に届くものであって、より《もっと頑張らなくちゃいけない!》という気持ちにさせてもらえたというのは間違いないので、僕にとっては嬉しいワンシーンでしたね」20190524_110746-

――もう数分経っちゃった

「んもぉすんませんね!余分なことばっかり話すからん!すいませんっ」

――いやいやいや!すみません

「うん」

――きょうの練習も短めで

「多分、疲労も考慮してのことで、きのうが一番体に疲労が出てきていましたけど、きょうもまだ多少残ってるかなぁっていうのは正直なところあるのかな。まあまだ2日間あるのでね、2日もあれば万全な状態に戻りますけど、やっぱりちょっと普段の・・みんなとも話していたけど、ACLって球際でバーンとぶつかり合っても笛が鳴らないことも多いので、そういった意味では体にダメージというのは多いですよね」

――自分の身体に正直に、無理しすぎないで

「いや、ほんっとそうっすよ。さっきもチームメイトにボロかすいじられて。33歳という年齢だけ見ればベテランって言われてもおかしくない年齢だと思っているので、体のケアは僕にとって重要だなと思っていますし、昨シーズンはケガでの1年だったので、そういう意味ではメンテナンスっていうのは重要だなと。僕自身、難しければ正直に監督にはそういう部分は伝えたいなというふうには思っているので、やっぱ何がチームにとってベストなのか、自分にとってベストなのかというのは考えなくちゃいけないと思っています」

――辛い状況でもサポーターの存在が奮い立たせて

「うん、うん」

――くれると思う

「はぁーい!」

――のですが、リーグで

「うんっうん」

――もホームで勝利をという気持ちも強いかと

「んもーやっぱ、そこの部分はね、選手も気にしているというか、やっぱりリーグ戦でホームで勝てていない。もちろんACLではホームで勝利を挙げることはできていますけど、リーグ戦で良い結果を残せていない現実があるので、やっぱそれを何としても打破していくために、みんなで乗り切っていきたいなというふうには思っているので、最低限、こないだの北京国安戦のような気持ちのこもった規律のあるサッカーっていうのは展開して行かなくちゃいけないんじゃないかなと。あれを最低レベルでやることによって、もっともっとレベルアップできるというふうには思っているので、そこは1人ひとり、僕自身も含めて考えていきたいなというふうには思います!」

――そのためにも森脇選手の存在が欠かせ

「うん!」

――ないわけで

「うん!」

――すけど、相手が広島という部分では

「非常に開幕からかなり負けずに来て、ここ最近調子を落としていますけど、間違いなく力のあるチームであることは間違いないので、それプラス若さもあって勢いもあるので、そういう相手と対戦する時に走り負けてしまっては難しいゲームになるので、そういった意味では走り勝ちたいなというのはあります。非常に難しい対戦相手であることは間違いないですね」

――相手に付き合って走っても上回られてしまうし、あとは暑さとの向き合い方

「んもぉほんとそこっすよね!今週末の天気予報を見たら、場所によっては35度近くなるとのことで、埼スタも暑くなると予想していますけど、その中で戦うというのは両チームにとって大変ですけど、しっかり頭を使いながらやっていきたいなと。僕もここまで長くサッカーに携わらせてもらって、色んな経験値を上げてきたというふうには思っているので、そういう部分でしっかり頭を使ったプレーを発揮したいなというふうには思いますけどね」

――森脇選手であれば、ファーストタッチの置き方ひとつで全体の雰囲気とリズムを作れて変えられるので

「いんやー渋いとこをあれっすね~!凄いッスね、僕が一番こだわっている部分というか、ファーストタッチがどれだけ重要かっていうのは僕自身が一番良くわかっているので、調子が良い時っていうのはやっぱりファーストタッチが決まる、調子が悪い時っていうのはなかなかファーストタッチが決まらずに顔が上がらない状況というのが続くので、そういうファーストタッチは大事にしたいなというのは感じていますね。凄いとこをあれっすね!見てくれているというか、凄いッスね!ほんっとに詳しい」

――そういったプレーでも、うっとりさせてくれますので

「ほんとっすかぁぁぁんははぁ!?『しっかりしろよ』って言われちゃいますけど(汗)」

――あとは、カッとならない!

「いんやこないだも久々にね、燃えるものがあったというか、エキサイトしましたけど、まあ僕のサッカーの一部というか、そういう部分がなくなってしまえば、自分のアグレッシブさも薄れてしまうので、しっかり冷静な部分と戦う部分は持って行きたいなというふうには思います」

――バランス良くですよ

「バランス良く!わかりました、バランスが大事!ありがとうございます!!」

森脇選手のインタビューは、このあと19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS Friday〉でもお聴きいただけます

では

 

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