5月24日 午後練 「またお腹空いちゃって」

どうもです

眩しいけれど、風もある分いくらか過ごしやすくなった大原

オフ明けの練習、【午後の部】は16時頃に始まりました20180524_161342-1ウォームアップでは15対3での壮大な鳥かごが行われ、その後はパスゲームへ

7対7+フリーマンでプレーエリアは縦が約30メートル、横が約20メートルでした20180524_162218-1狭い方の両エンドライン(約20メートル)にはサーブ&レシーバーとしてキーパー1人が待ち構え、方向付けがなされます

「運動量を増やして!それとサッカーの要素、テクニックも」(大槻ヘッドコーチ)

一方のキーパーが足で出したボールでゲームはスタート

フィールドプレーヤーがパスを受け、ボールを奪われないよう、逆側のラインを目指し、待ち構えるもう一人のキーパーにつなぎ、さらにリターンを受けたら1点という流れでした

「取り返せ!」(李選手)

「良い声!」(大槻ヘッドコーチ)

連休明けなだけに、チームを盛り立てるスパイスも大切です20180524_164207-1午後4時40分からはパス&コントロールへと移りました

「受ける前の動作!当てるパスにこだわって!練習だからバシッといこうよ」

大槻ヘッドコーチの表現力豊かで伝わりやすい指導が、ピッチに響きます

「足の長いところのパスをシュートみたく!」20180524_165632-1午後4時50分過ぎ、グループは二手に分かれることに

メンバー編成は、ローテーションでした

一方が、ルイスヘッドコーチ主導の「バナーナ!キーパーをよけていくような!」シュート練習20180524_165924-もう一方は、オリヴェイラ監督のもと、「パスが出るタイミングでGO!」が合言葉のディフェンス練習に取り組みました

スペースを空けずに均等な距離感を保つ4バックが、対峙する3トップにボールが送り出された瞬間、激しく寄せる→奪えずにバックパスを出されたら、すかさずラインアップ

この繰り返しは、かなりの負荷がかかること、間違いなし

それは選手のみならず・・・

中盤からの配給役を務めたオリヴェイラ監督は、両足から長短のパスを連発

「ナイスボール!」(山田直輝選手)

一丸となってのハードワークを続けます20180524_171512-時には宇賀神選手がインターセプトに成功し、汗しぶきを飛ばしながらのヘディングクリアを見せるも、

「行くの早い!もっとしぼってからだよ!」(興梠選手)

冗談も行き交う明るいムードでした

午後5時30分、練習はまだ終わらず、次のメニューへ

長座、腕を平泳ぎの動き、しゃがむ、直立、ジャンプ、ヨーヨー・・・さまざまな形でのヘディングをひたすら反復します

午後の西日を浴びながら、直向きに、意欲的に励む選手たち

さすがにお疲れの様子でしたが、その表情には、サッカーへの純粋な楽しさも滲み出ているように見受けられました20180524_172837-ルイスヘッドコーチ側はこの間、ペナルティエリアでの3対2なども実施

午後5時50分ごろ、再びグループがひとつとなり、オリヴェイラ監督とフィールドプレーヤーがPKを蹴ります

失敗者ゼロ、全員がネットを揺らした夕方6時頃、「ピッピッピー――――」

オリヴェイラ監督の笛と共に、約2時間の濃密な午後練は終了

・・・といった感じに起きていたことを羅列しましたが、ポジティブな意味での”はじまりの予感”が充満した、オフ明け初日の大原でした20180524_174716-◇◆◇荻原選手◇◆◇

――まるで合宿初日のようなトレーニングでしたが、終わってみていかがですか?

「楽しかったです。というのは、フィジカル的にも追い込んで2部練することによってやっぱ負荷を分散できるんで、その間の休養とか食事、水分摂る、寝るっていうピッチ外のところも何かしっかり出来たんで、充実した一日だったなって思います」

――合間はどのように?

「僕はしっかり食事摂って、寝て起きて…みたいな」

――単純とはいえ普通に…お昼は何を食べましたか?

「普通にそこはクラブハウスで作ってもらったのがあったんで、サラダ、魚、納豆、ご飯、うどん諸々」

――パスタじゃないんですか?

「パスタじゃないですね」

――おかわりしたんですか?ごはんは

「おかわり…いや、おかわりしてないです」

――明日以降どうしますか?

「明日はもうちょい、もっと食べます(笑)」

――きょうのトレーニングをしたら、覚悟しなきゃなっていう感じで

「練習前にまたお腹空いちゃって、ゼリー飲んで練習にのぞみました」

――今宵は美味しい夜ご飯が食べられる

「そうですね、すごいお腹空いてるんで…もう食べて良い時間ですよね(笑)」

――そして早めに寝て…きょう監督からは何回名前呼ばました?

「リアル20回!」

――「アグィー、アグィー」ってそれ以上に何度も呼ばれてました

「本当ですか?!聞こえてなかった…」

――ズルをして先に寄せるわけにはいかないから、ちゃんとそのタイミングで行くっていう…あれはキツイ

「正直、監督も『出した瞬間に行け!』みたいなことを言ってて、もう俺こんなすごい準備して…でもやっぱり難しいのは、あれは足下だったじゃないですか。実際の試合は裏のスペースがあるからあんなに食いついたら裏やられちゃうんですよ、それがまた難しくて…まぁでもしっかり寄せるっていう練習だったんで…」

――パスコースは無限にあるわけですから、本番の場合は…としても、そこで何度も反復して奪えることもあってっていう達成感というか

「そうですね、達成感というかまぁやっぱりインターセプトとか出来ればやっぱり良い攻撃につなげられるし、自分の好きな攻撃も出来るので、そういった意味では守備は大事かなと思います」

――それで4バックっていうところも何かイメージしやすくなってきたっというか、これでいくぞって感じの…

「4バック、もう4バックに切り替えてやるぞっていうか、きょうの練習の感じからも伝わってきたんで、自分はどこで出るかわかんないですけど与えられたポジションで100%でやるだけなんで…今のところ左サイドバックかなと思いますけど、しっかりやれればいいかなと思います」

――オリヴェイラ監督のキック精度は見習うものが

「凄いですよね、僕は青木君と喋ってたんですけど、よくあの年齢で蹴れるなって、蹴れないですよ、凄いですね」

――監督も相当負荷かかってたでしょうから

「そうですね、何か切り替えて大槻さんと交代しながらやってて」

――ご自身のヘディングはどうですか?

「ヘディング下手です。ヘディングは下手です」

――あそこ、宇賀神選手に励まされながら、あれはより良くなっていく一つの…

「そうですね、ヘディングを今までやってきてなかったんで、そういった意味ではやっぱ伸びしろだと思うんで、ヘディングは出来たに越したことはないんで…大事な要素なんで、出来たらいいなと…」

――またどんどん良くなっていくところを楽しみに毎日見ていければなと思ってます、今日はお疲れ様でした

「ありがとうございます!」

荻原選手のインタビューは、このあと23時からの<You’re The REDS>再放送でもお聴きいただけます

では

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