どうもです
非公開でのテストマッチから一夜明けたきょう
練習は午前10時頃に始まり、リカバリー系メニューでの調整が行われました◇◆◇荻原選手◇◆◇
――サポーターの呼び掛けにも応じていましたが、サインはいつ作ったんですか?
「サインは中学3年生の時に、卒業するときにみんなが欲しいって言ってくれて、その時に作って、そこからほぼ変わっていないです」
――どうやって決めたんですか?
「自分は[takuya]っていう筆記体をちょっと崩す感じにしました」
――その頃からプロ入りを逆算して…
「逆算してと言うか、色んな人にめっちゃサインをあげて、プロになることを公言して、追い込んでいたというのはありますね」
――そしてそれが実現しました
「実現して、本当に良かったです!」
――先ほどやっていた長いリフティングなども、全部仕事の一環。プロになった実感などはどうですか?
「実感はちょっとずつ湧いてきていて、チームに馴染めるようになってきていて、でもここからだなという不安も多少、ほんのちょっとあるんですが、いまはリーグ戦開幕に向けて楽しみしかないです!」
――良い入り方ができているのではないですか?
「本当にプロ1年目から活躍するという強い気持ちを持っていたので、逆算して考えて、キャンプの1発目からインパクトを残したいと思っていました。そのためにオフシーズンから常に物事を逆算して考えることができていたので、1次キャンプから良い入り方が出来ていたのではないかと思います」
――“逆算好き”?
「好きッスね~(ニコリ)逆算、好きッス!でも本当に、行き当たりばったりというか、その時に《あー!》ってなるのが本当に嫌なので、先の事を全部考えて行動するタイプなので、本当にそれが良い方向に繋がったと思います」
――中3からサインというのも…
「それもですね(笑)、全部、全部そうッスね」
――一時一時を大切にして、本当に思い切りよく行かないといけないというのは、昇格組でもいろんな先輩達を見てきているでしょうから
「そうですね。本当にシビアな世界というのは分かっているので、それを考えると試合に出ていないとしんどいので、早く埼スタのピッチに立てるように、頑張りたいなと思います」
――そこまでイメージが出来ている
「はい。イメージは出来ています」
――左利きのメリットなどは、プレースタイルとしてどう感じていますか?やっぱりあのカミソリキックが…
「(笑)左利きの選手は少ない。それだけですね。左利きの選手が少ないから、キックを磨けばそれが武器になると思っています。左足は常に磨いてきました」
――でも右足でも自信を持って蹴れている感じがします
「右足は高3の時に、やっぱりプレーの幅を広げなければと思って、その時に初めて右足を使おうかなと思って、ちょっとずつ練習をしていって、試合でも結構使えるようになったので、少しはプレーの幅が広がったかなと思います」
――この間のゲーム形式の練習でも、迷わず右足でサイドチェンジをボンっと蹴っていました。どっちの足でも蹴れるとボールの置き所が多少ずれてもすぐ対応できるはず
「そうですね。いくら左足が武器だと言っても、多少は右足で蹴れないと、本当に(プレーの幅が)狭まってしまうので…。ロングキックとクロスぐらいは上げられば、シュートは思い切り打てばなんとかなるんで(笑)、ロングキックの精度などを磨いていけば、何とかなると思います」
――右足を磨くことも逆算だった
「そうです(笑)それもユースの試合、普通の公式戦の時に、絶対左足で蹴れるタイミングでも右足に持ち替えてクロスを上げたりしていたので、あの時普通にやっておいて良かったなと思います」
――大槻さんも石栗さんも、サッカーについてもの凄く細かいところまで知識をお持ちじゃないですか。あそこまでサッカーを突き詰めているという中で…
「本当にユースの時も細かいというか、戦術から何まで的確というか、良いサッカーなので本当に楽しかったし、ここに来てもレベルも高いですし、良い刺激のある毎日を過ごしています」
――考え方は間違っていないんだなというか、学んできたことが活かされている
「そうですね。プロに入って壁にバンってなるより、ユースでしっかり土台を作ってきたので、そこの部分で、あとはこっちで自分を出すだけなので、本当に土台を作ってくれたことに感謝しています」
――開幕一週間前ですが、メンバー入りへ名乗りを…
「まずはしっかりベンチに入るというか、メンバーに入らないとチャンスも来ないと思うのでまずはしっかりベンチに入って途中出場を現実的に狙って、どこでチャンスが来るのか分からないのでほんと日々の練習だったりとかチャンスはあるので、そこでしっかり掴んでいきたいと…」
――FC東京の太田選手もキックの精度だったりちょっと重なる部分も…
「キックの感じはちょっと似てるかなって思ってて、ひねる感じとか…あれは参考というか、手本じゃないですけどキックを磨きたいと思います」
――26番、どういう番号か分かりますか?
「26番、関根選手?関根選手が1年目着けて…まぁ似てる部分はあるし、でも自分の中ではあんまり似てないと思ってて…あんまり関係なく、自分の色だし、みたいな」
――でもそういう縁起の良い番号でね、またそれも伝統というか…
「ユース上がりで26番で、ドリブルでみたいな。ちょっとは重なる、すごい縁起の良い」
――ちょっと大物感が漂う感じ(笑)
「そうですね、多分知名度とか周りの期待とか考えたら多分、橋岡選手の方があると思うんですけど、まぁでもその分逆に自分は自分らしくじゃないけど武器はハッキリしてるんで、それをとにかく出すことを意識して頑張りたいと思います」
――キレッキレでこれからもガツガツと、期待しています。これからもよろしくお願いします
「よろしくお願いします!」
では