6月8日 「まだ見えていないけど、もっともっと上を目指して」

どうもです

その間には梅雨入りもあった3連休明けのきょう、チームは恒例のフィジカル系メニューで身体起こしに務めました20170608_114001-1◇◆◇福島選手◇◆◇

――随分と精悍な姿に

「そうです。パーマかけました。なんすか!?(苦笑)まあ、長くて邪魔だったんで、夏なんで、サッパリしようかなと思いまして」

――ワイルドな感じで良いかと思いますが、評判はいかがですか?

「評判は、良かったり、悪かったり・・・まあ色々あります(苦笑)」

――自己評価としては?

「僕自身、パーマは2回目ぐらいなので、そんなに感じることはないですけど、前の髪型よりは良いかと思います」

――良い気分転換にも

「そうですね(ニコリ)変えました」

――ケガ(右膝前十字靭帯と半月板の損傷)からの復帰に向けた手応えとしては?

「きょうから全体合流という形になりましたけど、ゲームはまだできないですけど、全体練習にちゃんと合流できたという、『ひとつの区切りがきょう』とスタッフから言われたので、その面ではまた新たな気持ちでやっていこうかなと思います」

――今、改めてリハビリの日々を振り返ってみていかがですか?

「いかにケガするまでは自分の身体を知らなかったことに気付かされたというか、ケアしていなかったというか、そういうのは本当に改めて思い知らされたケガだと思うし、プレーの面でも自分の身体とコンディション、筋肉のどこを使っているのか、使えていないのか、とかそういうのを解りながら出来ればもっともっとプレーの幅が広がると思うので、考えさせられるようなケガでした」

――抜群の運動神経が特徴のひとつとも思っていたので

「まあ、運動神経でここまで来られたってことが、考えることによってもっともっと伸びると思うので、その点では運動神経を武器に自分の頭脳をプラスしていかないと、身長も身長なので、厳しいところがあるので、そういったところをプラスに変えて、もっともっと考えながらやっていきたいと感じています」

――サッカーをしたくても出来ない日々。そこから感じたこととしては?

「そうですね、リハビリ中は本当に見ているだけだったので、けれどもただ見ているだけでなくて、どんなひとがどんなプレーをしているとか、今までそんなにレッズ戦以外、他のチームのキーパーの動きを見ることも少なかったので、入院中とかの長い時間がある中で、色々な研究をしてみたり、マネージャーとかにDVDをもらって、それを観たりしてきたので、僕にあった形のプレーが少しは見つかったと思うので、そういった面でもっともっと自分に還元していきたいと思います」

――見つかった

「まあ見つかったというか、この人のここが良いなぁとか、そういうのは凄く感じました」

――ゴールキーパーのセービングにも最近は、大きく分けて2つあるかと思って、ひとつはボールを最後まで良く見ての体の的確な場所に当てる・・例えばノイアー選手のような・・・あるいは、反射神経や身体能力、オーバーアクションで何とかするタイプというか

「そうっすね、僕の中のキーパーの完全系というのはノイアー選手で、足もとも出来るし、前にも飛び出せるし、止めるし、ハイボールも強いしって。全ての完成系があの選手なので、そこを目標にして一応やっているんですけど、その中でも日本人には出来ないプレーがあると思うので、そこは身近なところを見ながら、周作君であったり、哲さんであったり、直君であったり、日々どういう風にやろうかなと思っています。ノイアー選手のように、あそこまでボールを見ていると、自分の身長では本当にリーチが10センチぐらい違うとその10センチが命取りで・・・本当に何センチかの違いがプレーを分けると思うので、もっともっと早く見切りをつけてやらなければいけないのかなとか、そういうのを考えながら観ていたりします」

――昨年、ゲームで李選手のループシュートを止めたのが印象的で・・・体格を考えると相手との距離を詰めてシュートコースを狭める。となると当然、頭上を狙われる。だからこそ、瞬時の位置取り判断や運動神経の良さが活きる福島選手“的な”守り方が出来上がれば

「チュン君にループシュートを何回も決められているので、チュン君対策で、蹴られる前に下がったりとか・・・これは本当に、試合の中で仮にチュン君がいきなり敵でやられたら多分今のところ何も出来ないですけど、練習の中では《やってくるな》とか、慣れてきているので、だいたいわかってきているんすけど、今度ゲームに入って、いきなりそれが止められるかというと・・疑問です!(苦笑)ハハハッ(ニコリ)」

――そういう課程の中で、究極のスタイルが出来上がれば

「そうですね、積み重ねで見えてくるのかなと、まだ見えていないけど、もっともっと上を目指してやっていきたいなと(ニコリ)」

――ゲームは楽しみ?

「楽しみより、恐怖の方が近いのかなと(苦笑)」

――普段からチームメイトとのやり取りを見ていても、物怖じしない印象を受けますが、実は心は・・・

「そうなんすよ、メンタルは弱いところがあって・・アハハッ!わかんないすけど、まあ、ボールを触っていても、練習の序盤に行われるパス回しに一ヶ月ほど前から参加していても、一番最初はついていくのがやっとでミスばっかりだったんですけど、最近やっと、まあまあ出来るようになったので、ゲームも最初はそんな感じなのかなと思うと、少し恐いところはあります」

――練習試合などは?

「全然。まだまだ早いと思います。一ヶ月後ぐらいにはなると思います。それまでにゲームに慣れて、出来るようにならないといけないのかなと思います。練習でやるゲームと本番とでは別物なので、ひとまず練習が出来て、そのあと公式戦が出来ればと思います」

――その頃にまたお話を聞かせてもらえれば。復帰を楽しみにしている方々へ一言お願いします

「ケガをするという、レンタルからの不本意な復帰になってしまいましたけど、これから練習に復帰して、僕のレベルアップした姿を魅せたいです」

――岡野さんも期待しているはず

「そうですね、岡野さんも鳥取の時にお世話になって、良くしてもらったので、こないだも岡野さんが関東に来ているときに会いに行って、『頑張れよ』と励ましてもらったので、岡野さんにも良い報告が出来るように頑張りたいです!(ニコリ)」

福島選手のインタビュー全容は、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます

では

 

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