どうもです
湘南戦を2日後に控えたきょうは、恒例の室内ミーティングを経て午前10時過ぎから練習が始まりました
午前11時からは、11対11でのハーフコートゲームへ
「足もとか、裏か」
と監督はパスと動き出しの的確な判断を促します
サイドへ大きく展開する場面があれば、その揺さぶりによって中央を抜け出すパターンもあり
特に、ワントップに入った李選手は巧みなフリーランでフィニッシュへ持ち込み、なおかつネットを揺らすシーンを多く創り出していました
「バランス!切り替え!」
気候の暑さを気持ちの熱さで吹き飛ばすかのように、声を絶やさず精力的に動き回る選手達
時には試合さながら?それ以上とも見受けられる、激しい球際の攻防も
「休むな!最後まで!…モリーーッ!」(槙野選手)
盛夏の熱気を追い風に
意欲的なムードからは、この厳しい気象状況を、むしろ力に変えるかのような気概が感じられました
午前11時28分、ズラタン選手がズラタン選手らしいゴール前の落ち着きから右足でのラストゴールを決め、練習は終了しています
◇◆◇高木選手◇◆◇
――さらに暑さも増していますが、そういった中で充実してプレー出来ているように見受けられますが、いかがですか?
「そうですね。かなり意識的に走ることは出来ているし、自分の苦手としている部分を克服しようという努力はしているので、それが成果につながってきているというのは、自分としてもプレーしていて、嬉しいことです」
――どのようなことの克服を?
「まぁあのー、単純に、チームのために走るというところで、切り替えのところであったり、守備でプレスバックしたりとか、常に動きを止めないように、という部分ですかね」
――「チームのために走る」というのは、今までも当たり前のことのように思っていたことでしょうが、改めて強く意識するようになった心境の変化というのは?
「それはやっぱり、このチームに来て、やっぱりなかなか試合に思うように出場でき無かったという部分で、思い知らされたことなので。そういう部分をしっかりと…自分では、今までの自分ではやっているつもりでしたけど、それは出来ていなかったというか、まだまだ足りていなかったというところを、先輩達の指摘によって自分でより見直して、実行することが出来たので、それはやっぱり周りの環境というか、選手達のおかげかなと思います」
――特にその中で強く心を動かされた誰かからの声というのはありますか?
「それはもう(苦笑)柏木陽介さんが、しっかりと厳しい…あのー、声で、あのー(汗)自分を鼓舞してくださったので(ニコリ)そういう部分で本当に、感謝しているし…やっぱり、厳しさの裏には優しさがあったんだなと自分も気付いたし…最初はちょっと折れそうな部分もあったけど(苦笑)…でも一生懸命プレーしたら、褒めてくれるし、そういうのがやっぱり自分の中でも嬉しくなったというか(ニコリ)チームのために走るのが気持ちよくなったので(笑)今は凄く良いメンタルでサッカーが出来ていると思います」
――ボールを受けてからアクションを起こすタイプですが、だけではない。きょうのゲーム形式では流れるようなつなぎからウメサキ選手が送り出した絶妙なラストパスを吹かしてしまった場面がありましたが、チームプレーの“ありがたみ”をさらに感じるようになったと
「そうですね!自分で戻って守備をして、奪って、一生懸命つないだボールが最後、自分のところに来るというのはまたそれはそれで面白いのかなと思うので、まあ…ドリブルシュートだけではないというか…それはまあこのチームに来てから強く覚えさせてもらった要素ではあります」
――走るという部分で、2日後はそれを前面に押し出してくる湘南との対戦です
「本当に今、自分が意識して取り組んでいる部分を発揮する絶好の相手だと思うので、誰よりも走りたいなとはまず思いますけど、まぁ走ったからといって質を落としてはいけないので、その辺で逆にオフェンスの部分も怠らないように、しっかりと良い判断をして、フィニッシュで自分が行けるところは行って、そろそろ点が獲りたいっすね!(ニコリ)」
――確かに、今このように試合に出られているタイミングでゴールを。次はホーム通算500試合という節目でもありますから
「はい、そうですね。そうやってこのクラブが積み重ねてきたものを今また、出す時だと思うので、しっかりと出るからにはその責任を果たしたいと思います」
高木選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
では