どうもです
甲府戦3日前、曇り空の大原で、練習は午前10時30分過ぎからはじまりました
ウォームアップ後に行われた、ハーフコートよりやや広いエリアでの11対11では、5-4-1で守って来るであろう甲府を想定した陣形を如何にして崩すか、そのイメージを共有
さらには、失ったあとの守り方も確認するなど、練習はお昼の12時10分頃まで続く長丁場でした
◇◆◇伊藤選手◇◆◇
――チームの練習用具やボトルを一人で片付けるようになって、けっこう大変そうです
「大変ですね(汗)もう、何か、いつもけっこう最後まで残ってシュート練習とかしていますけど、それの間にも残っているじゃないですか?水。それでやっているのかなって、ちょっと思っているので、先に上がって、2こくらいパッパッとやって、あとは誰かスタッフの人にやってもらおうかなと思っていますけど(笑)それは冗談で、これも俺の仕事なので…、そうですね、仕方ないです。みんなが通った道なので」
――福島選手がいなくなり・・・
「そうですね。2人いたらだいぶ楽ですけど、1人になるとやっぱり大変ですよね」
――さきほどの関根選手といい、いじられキャラが定着し始めたのかと・・・
「関根さんが何を言っているのかわからなかったですけど、急にあんなことを言うのでビックリしました。関根さん自身が思っていることだと思いますけど。まぁ、凄いいじってきて…、まぁ、すごく優しくしてもらっているので、それは凄い嬉しいです」
――記者の人の悪口をどうの…って濡れ衣を…
「わからないですよ。急に変なことを言うので…」
――困らせるような…
「はい」
――関根選手もずっと“弟キャラ”でしたから、年下の伊藤選手のような存在ができて嬉しいのでは?
「そうですか!?凄く優しくしてくれるので、凄いありがたいですね」
――アップ中のイリッチ選手とズラタン選手との掛け合いも楽しそうでした。どうコミュニケーションを取っていますか?
「ズラさんは結構長いこと日本にいるので、ある程度日本人の下手な英語を多少理解してくれているかなと。日本語も、ちょっとだったらわかるので。まぁ、ロドさんが通訳してくれているので、凄い助かっていますけど。あのリフティングはたまにイラッとしますけど、でも、楽しいので、楽しくやれているので、ブランコさんも凄い陽気な人なので楽しいですね、接していて」
――典型的な集中攻撃ですか?
「典型的な集中攻撃ですね!俺からしたら、外国の人ですけど、俺からしたら大の大人というか、ズラさんとブランコさんはもう30を超えているので、10代の俺からしたら大の大人が2人して10代をいじるのはどうかと思いますけど。まぁ、楽しくやっているので、あとは大丈夫です」
――きょう最も聞きたかったのは、先日の試合について。レッズとアントラーズとの伝統というのは耳にしていたと思いますけど、それをこの間、間近で体感して何を思ったか
「そうですね。やっぱり、試合には出ていないですけど、ベンチに入れさせてもらって凄くありがたく思いましたし、ベンチに入ってとても良い経験ができたと思うし、レッズと鹿島の伝統の一戦を目の当たりにして、凄い自分も震えたし、それでレッズが勝ったので、凄い嬉しかったし、逆に自分が入って、こういうプレーをしようという風に考えましたけど、選手達がどのような気持ちで戦っているだろうっていう風には見ていましたし、ロッカールームでいじられている人達がピッチの中に入ったら目の色を変えて本当に闘っているっていうのが凄い伝わってきましたし、やっぱりベンチに入ったらそういうのが凄い間近で学ぶことができるので、やっぱりベンチに入った時はただ着いて行っているだけでなくて、試合に出られなかったら出られなかったなりに自分がどういうものを収穫しようかなと凄い考えていて、やっぱり、試合で監督が使ってくれても、結果を出せる準備は常にしているので、やっぱり普段の練習から100パーセントで取り組みたいです」
――震えるって感覚は今までありましたか?
「ありましたね。全然ありましたけど、やっぱり、浦和レッズはもう日本の、Jリーグのチームだったら一番サポーターが熱いというか、サポーターの人数が多く入りますし、鹿島対レッズ、3万人越えでしたか?レッズだったらあれが普通なので、やっぱりレッズというチームに入って凄い、ベンチに入って震えることが多くなりましたし、やっぱり、人生というのは、何かそういう瞬間をやっぱり、僕はどんどん体験したいと思っているので。でも、やっぱり自分のプレーで震えてもらえるような選手になりたいと思うし、そういうプレースタイルなので、まず、僕もプロサッカー選手になったからには震えるだけでなくて、やっぱり自分のプレーで色々な選手に影響を与えられたらなと、勇気と感動を与えられたらなと思います。やっぱり熱い試合を見せられたら俺も試合に出たいなという気持ちは強くなりましたし、ベンチに入る度にサッカーが改めて好きになります」
――今の課題として、どんなところを?見ていると、時に、これだけ暑い中で集中力を組織の中で持続できるかだと感じますが、どうですか?
「そうですね。やっぱり一番自分が成長したのはだいぶ守備のところも、今日も陽介さんがドリブルしてきたのを体で止めたり、入団当初、やっぱり阿部さんとか槙野さんとか陽介さんとかに吹っ飛ばされたりしましたけど、そういうのが全然無くなったし、逆に負けなくなりましたけどもうちょっと勝たないといけないという風には思っていて、やっぱり逆に自分が阿部さんとか陽介さんとかを中盤で倒すくらいの体をもっとつけないといけないですし、体だけではなくてそれだけの予測、頭をどれだけ使うか、やっぱりサッカーというのは足も動かしますけど、それ以上に頭を動かさないといけないので、体だけでは倒せない部分が絶対にあると思うので、やっぱり体をぶつけるタイミングだったりとか、相手が見たいところでどれだけ体をぶつけるかとか、頭の鋭さやずる賢さをもっと身に付けていかないといけないのかなとは思います」
――周りとの調和というところで、そこでどうやって自分の個性を出すか、そのためには何が必要か。そのためにもきちんとしたベース作り
「そうですね。自分、やっぱり守備が全然出来ないと言われている中で守備の意識が高まってきましたけど、どうしてもやっぱり後ろにいて捌き役になっている感じがするので、捌きも結構自分のストロングポイントですけど、やっぱり自分はもっと前でプレーして得点に絡むことが一番のストロングポイントなので、やっぱり守備をしつつ、攻撃のスイッチを攻撃の切り替えの時に誰よりも早く攻撃のスイッチを入れて、ドンドン前に前に行ってドリブルだったりラストパスだったりをもっと監督にアピールしていけたらなと思います」
――きょうのゲームではゴール前に持ち上がって、右を走っていた梅崎選手にノールックパスを出したけれどもとつながらなったシーンが…、ああいうところですよね?
「そうですね。ああいうところ、ちょっと自分もずれた部分もありましたけど、ウメさん、俺が撃つと思っていたんだと思いますね。多分、準備していなかったと思いますけど。やっぱり、誰もが予想できないプレーというのは、自分は狙っているので、それが逆に点にならなかったら意味がないですけど、点につながるプレーを自分はドンドンしていきたいなと思っています」
――そこを忘れずに伸ばしていく
「そうですね」
――暑さに負けないで
「今日くらいだったら涼しいので動けますけど、来週辺りになるとドンドン暑くなってくるので、暑さ対策もしていかないといけないと思います(ニコリ)」
――今考えていることはありますか?
「いや…。クーラーつけていますけど、寝るときにクーラーつけていると体力も落ちてくるし、喉も痛くなるので、クーラーつけずに、親に扇風機を送ってもらって、遠目に弱い温度で、弱い風でまわして、出来るだけ汗をかいて…ということはしていますけど。そんなに暑さ対策にはなっていないと思いますけど。でも、水分はこまめに摂るようにはしています(苦笑)」
――負けないように、暑さと共に、伊藤選手の評価も上昇するように
「やっぱり試合に出て、結果を出すだけですね、今の自分は」
――期待しています
「ありがとうございます」
伊藤選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
そして今宵は、ゲストに千葉望愛選手をお招きします
お楽しみに!
では