10月13日 「2ヶ月あれば全然成長できますし、この2ヶ月をどうするかでこれからの1年とかが変わってくるかもしれない」

どうもです

オフ明けのきょう、秋晴れの大原で選手達は午前10時から約80分間、恒例のフィジカル系メニューをこなしました

締めのシャトルランニングでは、鈴木選手が1位で2位は茂木選手でした

145名を集めた行われたファンサービスを終えた茂木選手は、「いつもよりきつめにかかった」というパーマヘアーを少し気にしながらミックスゾーンへ現れます

「きょうは啓太さんが走る前に『飛ばす』と言っていたのでついていった。当面の目標は岡本さん、その先に関根さんがいて、翔太は絶対に負けてはいけないライバル。森脇さん?・・・は(自粛)」

とはにかみました

また、先週土曜日に誕生日を迎えた那須選手は、練習試合と娘さんの運動会が重なったことを明かしていましたが、その後ビデオで様子を確認したそうです

「娘は幼稚園の年少。徒競走は2位だった。というのも、途中で隣の子どもが転んじゃって、そっちが気になっちゃったみたいで(汗)」

と、なんだかほっこりするお話をありがとうございます

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また、週末はJリーグ・アンダー22選抜として鳥取へ行っていたのは斎藤選手

鳥取といえば!?・・・果たして

――どうでしたか?今回の遠征は

「U-22選抜が6連敗している中でまずは負けないことを。負けたくないというか、6連敗、7連敗はしたくないという気持ちで臨んできましたけど、それが実際勝利につながってよかったなって思っています」

――個人的な手応えとしてはどうでしたか?

「そうですね、なかなかチームの戦術としてやることは、やっぱりこの浦和レッズと違う中で、難しい部分もありますけど、サッカーの土台っていうか、点決めれば勝つし、点入れられれば負けるし、そういうところは変わらないと思うので、そのサッカーの大元の部分では、点を入れられないで点を入れて勝つっていうことはできたから、まぁ、自分がこうやって参加する中で、まぁ、勝率がまあまあいいんで…」

――斎藤選手が入ると?

「はい(笑)6勝の内3勝に参加しているから、そういうところで勝てていることは、自分にとっても大きいことかなと思いますね」

――今の話、すごいわかります。プロレベルになったら戦術うんぬんも大事だけれど、もう十分にサッカーをわかり合えている同士がある程度出来ないと、「何やってるんだ?」って話になりますから。そして、J3の環境っていうか対戦相手はそれぞれで、選手によっては色んな挫折もあったりとか、これから上がっていこうっていう人だったりっていう野心とのぶつかり合い的なところもあると思います。対戦していて受ける刺激とかはどうですか?

「まぁ、普段こっちでやっている分その技術面とかではレッズより劣りますけど、そういう球際の部分だったり激しさはJ3でもあるので、そういうところでも負けないようにっていうのが、自分はまだ18ですけど、J1の浦和レッズというチームでやっているので、もちろんJ3の中でやっていく中で相手に負けちゃいけないですし、そのレッズの一員としてやっている分、そのレッズのプライドというものを大事にしなきゃいけないと思うから、J3の中で“レッズとして”ではないですけど、負けることはあまり許されないと思うので、負けないことはやっぱり成長にもつながっていくだろうと思いますし、勝つために何ができるのか、チームで一体感もってやれば、結合したチームでも勝てると思うから、一人ひとりが一生懸命やることが大事かなと。U-22にも試合に出られていない人達が集まっているので、試合に出たいという欲は人一倍強い人達が集まっていると思うから、そういう意味ではJ3の機会ってものは、毎回呼ばれるわけではないけど、その1試合に大切にしなきゃいけないなっていう気持ちはあります」

――斎藤選手のストロングポイントの1つが、“野心”だと感じています。プロに必要な要素として絶対に備わっているなと思っているので。だから楽しみにしています。

「自分はこっちで試合に出たいですし、いきなりこっちで試合に絡めるわけではないので、やっぱりそういうJ3にいって経験積んで、こっちに帰ってきて一回り二回り大きくなっていかなきゃ、こっちでも試合に出ることはないと思いますし、1試合、その1試合を大事にしなきゃ、こっちで出れることにはつながらないと思うから、練習もレッズの練習も大事ですけど、J3の試合も大事にしていきたいなと思います」

――先週土曜日、斎藤選手が欠場した練習試合の対戦相手・沼津にも「さいとうしょうた」って同姓同名が…

「何人かいるんですよ。2,3人くらいいるみたいですよ(笑)」

――まずは「さいとうしょうた」の中で一番になって…

「そうですね!『さいとうしょうた』の中で一番になりたいです」

――鳥取では偉大な先輩というか、3つ上くらいのレッズユースのキャプテンとは良い話ができましたか?

「話す時間なくて、試合中にちょっと1回『雅也くん!』って話しかけたのと、あと終わった後に仁トレーナーから伝言があったんで、それを伝えたくらいで。そんな話せなかったですね(苦笑)あと、岡野さんに挨拶しに行きました!」

――相手はわかってくれましたか?

「わからなかったです(苦笑)自分から『浦和レッズの斎藤翔太です』って挨拶しに行きました」

――山田暢久さんの引退試合で同じピッチに立ったのを?

「多分覚えていないと思いますよ(笑)」

――岡野さんはどうでした?オーラはありましたか?

「ありましたね、やっぱり(ニッコリ)」

――覚えてもらえたかな?これで

「まぁ、ちょっと…もしかしたら」

――何か言われませんでしたか?

「『がんばれよ』とは、相手だったし、試合の前に挨拶したんで、相手でしたけど、挨拶はしてくれました」

――「20歳になったら飲みに連れてってください」っては…?

「そうですね…(笑)そんなに飲むんですか?」

――・・・・・

「確かに見た目からも、そんな感じがします」

――お酒の匂いがしたわけではないですよね!?

「それはないです(笑)」

――野崎選手のオーラはどうでした?

「何だろうな?マサヤくんと会って、途中から入って、自分もたまたまポジションが重なったんで、あっ久しぶりだなって、ちょっと嬉しかったですね」

――ボール取ったりとかできましたか?

「そういうマッチアップはなかったかもしれないですね」

――試合終わって、握手の時とか、その辺淡々と…

「そうですね」

――何か、名言残してくれるとうれしいですけど…

「名言はなかったです(苦笑)」

――そういう意味でも、また、近いうちに対戦するっていうような、そういう、お互いモチベーションにもなるでしょうし…

「そうですね!(ニッコリ)」

――かつてユースのキャプテンだった存在が花咲かせないまま・・・なんていうのは悔しいので、それは斎藤選手も同じですよね?

「そうですね!」

――ユースは入るのも大変ですから

「はい。そうですね!」

――そんな中、キャプテンにまでなって、トップ昇格を勝ち取って…斎藤選手もそういう大変さを身をもって…

「はい…(深く肯く)」

――どんな髪型でしたか?

「今回は、まだ長かった感じです」

――ここだと先輩方に切ってもらって…で、きょうみたいなファンサービスの時に誰にも気付かれずに声掛けられないままで終わってしまって…

「そんなことあったんだ…(苦笑)」

――ちなみに、茂木選手がパーマをかけていますが?

「リキヤですか?元々あいつ何回かかけてて…」

――そうなんですか?

「いつもかけているんですよ。多分、今までよりちょっと強いのかな?だから、気付かれたと思うんですけど、今までもかけてたから、良いんじゃないですか」

――斎藤選手については、まつげパーマかけた方が良いのかなって…

「確かに!(笑)俺、ホントに逆さまつげなんですよ。そうなんです。だから、1回こうやってみても…」

――(笑)・・・さて、10月なので今年もあと2ヶ月と少しです。抱負としては?

「まぁ、いきなりデビューとは厳しいかもしれないですけど、これからの2ヶ月を無駄にしないようにというか、2ヶ月あれば全然成長できますし、この2ヶ月をどうするかでこれからの1年とかが変わってくるかもしれないから、1日1日無駄にしないように、先も大事ですけど、まずは現状をまぁ、見つめてっていうか、足下を見つめて日々の練習に取り組むしかないなと思いますね」

――最近、実戦とか見てもまずは“目の前の相手に絶対奪われない、絶対奪うんだ”っていう、そこから始めていく意識が感じ取れます?

「そうですね!はい」

――期待しています

「はい、頑張ります!(ニッコリ)」

アカデミー育ちの選手が歩むその後について、成功か否かを判断する”これ”なんて基準をひとつに絞ることは出来ません

ただし、トップに昇格した選手が真の赤いダイヤになることは、みんなの夢です

それを背負った斎藤選手には、輝いて欲しい!

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

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