5月23日 「国立には良いイメージしかない」

どうもです

柏戦3日前の今日、練習午前10時からスタート

とりかご、パス&コントロールなどのウォームアップを経て、午前11時頃、選手達二手に分かれます

鳥栖戦のスタメンを中心としたメンバー、戦術確認

それ以外のメンバー、シュート練習を行いました

戦術確認で、昨日と同様、色とりどりのビブスが配られることに

青、黒、緑、白、黄、そしてビブなし

行われたのはゲーム形式でなく、敵がいない状態でボールをつなぎ、フィニッシュまでの流れを確認する、”シャドートレーニング”でした

ビブスポジションによって色分けされ、選手達実戦でボールを受けるであろう位置に並びます

「お互いの関係性を考えて動くように」

と監督

”ボールを受けたい”と自分のことを考えるだけで、簡単に敵の守備を崩せません

「相手足もとを狙ってくる。1人が相手を食いつかせたら、そのスペースをもう1人が裏を狙う。そこへパスを出す」(監督)

とまずは基礎的なことを確認

その後

「どういう立ち位置で守備してくるかによるが、例えば・・・」

と応用へ

ビルドアップ時、相手の2トップが寄せてきたときにどうくぐり抜けるか

近くばかりを見るのでなく、広い視野も保つ

中盤にスペースがあるのであれば、「持ち運ぶ」という適切な判断を促します

パスの種類についても、

「味方の走るところに強いボールを!」

「コースを見逃さないこと!」

オフザボールの動きに

「良いポジションを取ったとしても、そこで待たない」

「クロスに対して中の選手、適切なタイミングでニアとファーに入ろう」

多くの時間が、説明に費やされました

ボランチからディフェンスラインの裏へ良質なロブパスが送り出されれば、

「そうそうそう、今のは良い感覚だよ!」

と褒めるなど、選手のモチベーションを高める声掛けも

「イメージだよ!状況に応じて自分たちが考えるように!イメージできた!?」

最後に改めて、ボールを動かしながら意思の疎通を図ります

「良いゴール行こう!バシッと行こう!」(槙野選手)

集中を切らさずに、チーム全体で盛り立てつつ、いくつかのパターンを試しました

練習、午前11時25分頃に終了

フィジカルにそこまで負荷をかけず、イメージ共有に重点を置いたようです

炎天下にさらされてか、森脇選手の髪が茶色くなっていました

「(日焼けですか!?)そう、日焼け!朝起きたら色が変わってた!」

実際、きのう染めたそうです

1387301167

にしても、相変わらずの暑さでした

心もまた、”晴れ模様”でミックスゾーンへと現れたのは、那須選手

今日は、1歳10ヶ月の可愛らしい娘さんが練習を見に来ました

同じ目線まで腰をかがめると、両手を広げてピッチへ招き、満面の笑み

ゴール前の攻防で見せる闘志むき出しのオーラと真逆、とても柔らかな、優しい表情でした

「ハハハッ、そうですね(笑)ハハハッ(笑)」

–サッカーを見ると反応ありますか?

「パパって言ってくれる。嬉しいですね(笑)」

–ピッチ上の娘さん(将来”なでしこ”になる)というのは、どうですか?

「ダメ!将来的に絶対ダメ!!なってほしくない(笑)」

父親らしい一面を覗かせました

今日の練習について

「いろいろ再確認できて、良いイメージがつかめた」

と手応えを口にします

ここ最近、ビルドアップに2トップが寄せてきていて、次からの2試合でもそういう相手が続きそうです

「そういう相手と結構やっているので、どうすれば良いかは自分たちで臨機応変にできるようになっている。それを継続してやっていればなという感じ。持ち運びとか、全部を含めての判断が大事になってくるので、局面局面でうまくできればと思う」

やはり、良い練習が出来ているようです

国立での柏戦

多くの方、昨シーズンのポポ選手が決めた劇的ゴールを連想するはず(7-0→ニールセン選手退場などもありましたが・・・)

その時、那須選手、柏の選手としてピッチに立っていました

「(失点)判断ミス。劇的というか、レイソルとしては自分たちが上げちゃったゴール。クリアできたと思うし、もったいない失点だったと思う。でも、あの時のポポさんのように走らないと起こらないので、ああいうこと大事なこと」

–試合後に、地鳴りのような「We are REDS」がわき起こりましたが、敵としていかがでしたか!?

「全然聞こえなかった(笑)」

と、真っ直ぐな那須選手らしいコメント

「あまり相手サポーターのこと気にしないので。1点の勝負だったので、その時悔しかったですけど。そういうこと起こり得るのでしょうがない。改善というか、コーチングも含めて判断でどうにかクリアできただろうし、しょうがないかと思っていた」

次に迎える聖地での試合、高校選手権の決勝以来となる、赤いユニホームのチームでのプレーです

「そうなりますね。鹿実以来ですね。国立自分にとって良いイメージしかない。結構、点も取っているし、自分のプレーを含めて悪い試合をした印象がないので、国立に良いイメージしかない」

そう言い切ります

確かに、アテネ五輪の切符をつかんだ試合でのゴール、直近で天皇杯決勝でのアシストなどがありました

リーグ戦4試合連続ゴールも懸っていますが、

「意識していない。本当に守備の選手としてできることをやるだけ。もちろんセットプレーで狙えるところ狙おうと思っていますけど、一番失点ゼロに抑えて勝つこと。その中でセットプレーでチャンスがあったら”強い気持ち”で取ろうと思う」

昨日柏木選手が言っていた、「マキ、モリに決めさせるんやったら那須さんの方が全然良い」という話を振れば、

「その辺わからないけど(笑)」

白い歯がこぼれました

「でも、キッカーを信じてゴール前に入っているだけ」

サポーターへ

「目の前の1試合1試合を全力で、みんなで勝ち取って喜びを分かち合いましょう!」

熱くて、優しくて、強い信念を持つ

《赤き血のイレブン》

その一員として、那須選手の存在ピッタリです

インタビューの詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

お楽しみに

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です