8月26日 「We Are REDS!が心に響く」

1451506516

どうもです

強い陽射しさておき、カラッとした空気と青い空、実りの季節への兆し

「暑さのピークも過ぎて、身体も動けてて、みんな良い方向に進んでる」(那須選手)

横浜とのビッグマッチを2日後に控えた今日、練習午前9時過ぎから始まりました

ウォーマップを終えた午前9時45分頃、4分の3コートを用いた戦術メニューへ

フィールド上に各ポジション毎に選手が並び、自陣のバイタルエリア付近に、5人のDFラインがブロックを形成

監督からは、

「チャレンジとカバーリング」

「大事なのはイメージすること。スライド、距離感を意識しよう」

そこへ縦パスを出されるところからプレーがスタートします

「奪った瞬間、味方がどこにいるのか。必ず前もって見ておくこと」(監督)

DF陣、マッチアップする選手より前に出てインターセプト

そのファーストタッチでボランチへくさびのパスが入れると、ボールを保持した選手2タッチ目で前線へとフィードします

パターンとして、

「サイドチェンジで、出来るだけ強いボールを相手の裏へ」

または、

「逆を突く動き、ダイアゴナル」の呼び込みをした前線の3人へ縦パスを送るという、素早い”守から攻”への意識付けがされていました

受け手が相手の視野から消えたところから裏を突くよう促し、そこへピタリとパスが通れば、「そういうのがパスだ!」と監督説明

注目を集めたのは、DFラインと前線の橋渡しを担う、パサー役の選手でした

阿部選手、槙野選手、那須選手らがローテーションで務めましたが、最も雰囲気を盛り立てたのは永田充選手

「フランツベッケンバウアー!」

と監督が声を上げた通り、次々と良質なボールを供給します

原口選手が難しいタッチからゴールを決めた時であっても、後方の選手達からは、

「ナイスミツルー!」

と絶賛の嵐

時に、前線と噛み合わない場面で

「ミツルさん、悪くないよ!」(森脇選手)

・・・

また、坪井選手に順番が回ってきたとき、左足での正確なキックに、会場が沸きました(最も、坪井選手の高精度キック、大原で”珍しくない”光景になりつつあります)

負荷少なめ、ほどよい頭の整理がされたトレーニング、午前10時20分頃に終了

きょうの戦術メニューで人気者となった永田充選手

「そんなことないっす。冷やかしでしょ」

と言いつつニヤリ、満更でもない様子でした

練習後に、1人でジョギング(こちら実に珍しい!)

それを発見した平川選手

「あっ!コンディション上がってきてる!」

と驚きの声

付け加えるように、

「涼しくなったし!」

と優しく茶化していました

ジョギングを終えた永田充選手に、「涼しくなると違いますか!?」と聞くと、

「フフフッ違いますね(笑)」

誰からも好かれる”浦和のゆるキャラ”最近、”すいませんおじさん”という新たな称号!?も

名付け親であり仲良しの山田暢久選手と同じく、気温低下と共に調子が上向くことを期待します

1442508769

 

今日の練習後、ピッチ上で阿部選手、鈴木選手、森脇選手、興梠選手、槙野選手数名が、監督としばらくの間、話し合いをしていました

「守備の確認」

輪に入っていた那須選手、そのように明かします

「清水戦無失点で、しかも守備の内容が良かったので、次への自信を深められた。今は選手の距離感が本当に良いし、それが練習で出来ているから試合で成果が出た」

と手応え

だからこそ、気を緩めていけません

「ちょっとしたところだけど、ちょっとしたズレが綻びとして出てしまうので、そういうのは擦り合わせてる」

戦術メニューでの確認、「年齢関係なく言える」話し合いを通じて、

「凄く良い環境だと思う」

守備の要は、しみじみとそう語りました

つぎ、勝ち点3を奪うことに加えて、相手に勝ち点を与えないことにも大きな意味を持つ、首位攻防戦です

「そういう試合が出来るのは凄く幸せに思うし、かといってそこで全てが決まるわけでない。全てを出し切って勝利をつかみ取るだけ」

前回(7/17)の負けから学んだことも活かしたいところ

「ちょっとずつ進歩したことが今の結果につながっている。常にポジティブに何かを得ながら、タイトル獲得を目指していきたい」

”尊敬する大先輩であり、僕が若いときに越えられなかった壁”

以前、那須選手、日本屈指のディフェンダー・中澤選手について、そう評しました

「越えるという解釈も難しいし、試合に勝ったから越えられるかといえば、クエスチョン。お世話になった人の前で、浦和レッズの一員として活躍できること、それが恩返しだし、ピッチで躍動するのが一番」

中澤選手の存在大きなものですが、どちらがレッズサポーターの心をつかんでいるかといえば当然、那須選手です

今でこそ”両想い”ですが、先に浦和レッズの存在を意識したのは、那須選手なのかもしれません

なぜなら、かつてのホーム・日産スタジアムでの試合について、

「意識変わらない。5回も移籍してるので(苦笑)」

とはいえ、

「日産スタジアムでFマリノスの一員として浦和と対戦するとき、『浦和のホームじゃないか!?』と錯覚するぐらい声援が大きい。そう感じていた」

と話す通りです

「今はそれが自分への声援となると、毎試合そうなんですけど、円陣の時も背中を押されてる」

そして、

「We Are REDS!が心に響く。本当に力をもらえている」

届いています、その声が

那須選手の闘争心これからさらに、燃えさかることでしょう

赤い魂の叫びを、聞けば聞くほどに

インタビューの詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です