どうもです
きょうの練習は午前10時頃からスタート
オフ明け恒例のフィジカル系メニューを中心に、選手達は約1時間20分間、精力的に汗を流しました
今年の大原でのトレーニングもあとわずか
練習後にファンサービスが行われたこともあり、約350名のサポーターが集まりました
多くの方にとっての目的は、今季限りで一度チームを離れる選手に会うことだったのでしょう
サポーターとの交流を終えた永田拓也選手は、何とも言えない複雑な表情でクラブハウスへと引き上げていきました
その寂しそうな雰囲気を感じ取ったか、野崎選手がそっと歩み寄ります
そして、永田拓也選手の背中に優しく手を添えていた光景が、印象的でした
今年は、ゲーム形式のメンバーに入れなかった2人が天野コーチとトレーニングに励む姿を何度も見てきただけに、なおさらです
「ありがとう、いつまでも味方だよ」
例えば、週末の埼スタでは仲間同士、そんな声を明るくかけ合えるには・・・
少なくとも、気まずいムードになる試合は、絶対にしてはいけません
優勝の可能性が潰えたとはいえ、闘いの灯火は消さず
ACLへの出場権確保もそう、やるべきことが残っています
練習後、
「え!?俺に聞くことなんてないっしょ?(苦笑)」
と話す永田充選手に、最終節への意気込みを聞けば、自然とこのような答えが返ってきました
「次の試合も大事になってくると思うし、チームとして闘うためにも、しっかり準備をして、まあヤマさんも最後になってしまうし、ヤマさんのためにも良い形で終われるようにしたい」
2人の頬笑ましいやりとりが見られなくなるのも、寂しい限りです
「僕が二十歳の時に代表に入ったんすけど、その時にヤマさんがちょうど代表に入ってて、『めっちゃ怖い人だなあ』という印象だった。今、一緒のチームになって・・・」
しばらくの間をおいて、何を思い出したか、「フフッ(笑)」
「まあでも、初めは印象が変わらなくて怖かったんすけど、一回話してみると、『あっ、この人いい人だな!』と思って(笑)意外にやさしいし、フフッ(笑)けっこう打ち解けて話してくれるので、人間としても尊敬してる。きっかけ?ゴルフが趣味なので、そういうのがあったのかな」
それにしても、打ち解けすぎです
「まあ、そうなっちゃいましたけどね、フッ(笑)。非常に、いなくなるのは僕自身も寂しい。でもヤマさんには次のステップがあるので、そこは僕も応援したいし、僕自身も、もっともっと頑張れるようにしたい」
–どんな山田暢久選手を期待しますか!?
「対戦とかはしたいっすね、やっぱり。笑っちゃいそうっすけどね。ヤマさんの真剣な顔とか見たら、フフフッ(笑)」
–レッズに来て、山田暢久選手からこんなにも色々と学べたの想定外だったのでは!?
「ヤマさんは色んなことに動じないので、プレッシャー掛かるときにどんだけ平常心でいつも通りのプレーが出来るかというのは、すごくヤマさんのプレーを見ていて、学ぶところが多いし、細かいところだけど、ポジションの修正、読みとかも凄いものがあるので、非常に勉強になった」
–是非、今後に活かすということで
「出来ればやりたい(キリッ)」
永田充選手らしいというか、山田暢久選手にも似た言い回しでした
レッズに移籍後、最も多くの時間をベンチで過ごすことになった自身の今シーズン
–ケガさえなければ、という思いもあるのでは!?
「俺のことすか!?そうっすねまあ・・・。ケガはまあしょうがないので、その後も時間はあったし、僕自身がもう少しパフォーマンスを上げていければもっとチームに貢献できたと思う。その辺は非常に悔しく思ってる」
また、ベンチにいるからこそ感じることもあります
「確かに鳥栖戦は、何も出来なかった印象が外から観ていてもあるけど、先制をしていたら全然違う状況になっていた。あんまりネガティブに考えずに、先制できれば絶対に良い状況になる。最初から辛抱強く、前線が1点取ってくれるまで、辛抱して闘えば良い結果が出ると思う。(左手は!?)大丈夫ッス。頑張ります!」
最終節の勝利へ、気合い”充”分でした
永田充選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします
ちなみに、山田暢久選手に永田充選手が話していたことを伝えると、
「あいつとはまだ打ち解けてない!(キッパリ)」
そう言いつつも、妙にニヤけていました
また、火曜日ということでレッズレディースの特集もあります
・「頂上に立ちたい。喜べて終われたシーズンがないので」
→堂園選手インタビュー
・「(今シーズンは)苦しかった。けど、良いことに気付かせてもらった」
→猶本選手インタビュー
では