2月19日 「個人でメダルを獲ったときには見せない涙を、団体の後に見せるっていうのはやっぱり・・・僕はそこにグッときた。『チームって良いな』と」

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どうもです

開幕まであと10日

指宿キャンプから2日間のオフを挟み、今日から練習が再開しました

心配されていた雪も降らず、晴天の大原で午前10時頃、まずはオフ明け恒例、人工芝ピッチでの体幹トレーニングから練習が始まります

30分後に天然芝ピッチへ移動し、ステップワークやピッチ脇での坂道ダッシュを実施

午前11時過ぎからは、

「ボールの質!メリハリ!」

と堀コーチが指導する中で、ドリブルやステップなど様々な動きを入れながらの基礎的ボールコントロールメニューが行われました

午前11時15分、締めのシャトランへ

今日は鈴木選手が貫禄の走りを見せ、トップでゴール

その後濱田選手、山田直輝選手、関口選手、矢島選手らが続きました

今シーズン、無類の強さを誇っている関根選手というと、控え目の走りでフィニッシュ

心配だったので本人に確認しました

すると、

「ヒザの状態を考慮して、『流し気味で良い』と言われたので」

クラブハウスへ引き上げる際にこちらへ振り返り、

「次頑張って1位になります」

と爽やかな表情で、堂々と宣言

やはり、大物感が漂っています

午前練習、11時30分頃に終了(※午後練の様子について番組でお伝えします)

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太陽の日射したっぷりでしたが、風冷たく、それもう寒かったです

「まあ、『鹿児島も寒いなあ』と思っていたけど、こっちに帰ってきたら鹿児島の温かさを感じた」

帰浦した”浦和人”山田直輝選手、大原の寒さに少し驚いた様子

とはいえ指宿での手応えについて

「チームとして必要なことを練習したので、リーグに向けてしっかり準備できた」

と優しく微笑みました

キャンプといえば、チーム戦術の向上も大事ですが、さらなるチームワークを育む機会でもあります

そこで、山田直輝選手絶妙なアシスト!?をしました

なぜならば、部屋が”憩いの場”に・・・

「そうですね(笑)」

本人も認めます

というのも、

「ゲーム部屋だったので(苦笑)。誰かしらがいつもゲームをしているって感じだった。NINTENDO64っていう僕らが小学生ぐらいの時に流行っていた懐かしのゲーム。最新のゲームあまりついていけない(苦笑)昔ながらのゲームで盛り上がってた。[大乱闘スマッシュブラザーズ]をずっと・・・」

確かに、数年前にも高橋選手からそのような話を聞いたことがあります

「峻希も、幸輝君がいた時も、寮でずっとやっていた(笑)。あれいくらやっても飽きない」

そう笑いながら話す雰囲気はまるで、ゲーム少年

意外なハードとソフトが奏功してか、先輩達も集まってくるように

「僕らより上の学年の人達あまり知らなかった。けど唯一、槙野君だけ『なかなかやるな!』って感じ。クニくんも今回初めてやって・・・・弱かった(ニヤリ)」

まさかの関口選手!弱点が明らかに!

ところで、テレビがゲーム用に使われて、オリンピックが観られなくなったので!?

「ニュースとかで観て、同じアスリートとして、世界で戦っている人達の結果も凄い気になっていたし、メダル獲ったら凄く嬉しかったし、自分も勇気をもらったので、これからまた、自分もやることをやらなきゃいけないと再確認できるオリンピックだなと自分自身で感じている」

特に感銘を受けた選手として挙げたのは、スキージャンプの”レジェンド”

「葛西さん。やっぱ、41歳でオリンピック出るだけでも多分、凄いことなんだろうけど、それだけじゃなくて、メダルを獲るというのは素晴らしい」

そして、

「個人でメダルを獲ったときには見せない涙を、団体の後に見せるっていうのはやっぱり・・・僕そこにグッときた。『チームって良いな』と」

とてもやわらかい表情で語りました

チームワークも求められるサッカー選手ならでは、心温まる感想です

また、年齢の話でいえば以前、「あと20年間プレーして、この番号を息子に継がせる」と言っていました

すなわち、41歳になっても現役でいる必要があります

「先のことわからないけど、ずっとこの番号を付けていければ(苦笑)」

レッズの”レジェンド”である昨シーズンまでの背番号6、”鉄人”という称号も

山田直輝選手が今年に入ってから大きなケガをしていないのは、”強靱さ”も継承しているのかもしれません

「意識改革というか、今まで[6]を背負っていた人のやり方がある。ケガしないし、強さというのを受け継がないといけないと思っていた。自分の中で意識改革が出来ていると思う」

と明かしました

今年こそ、ピッチの上でも“浦和のハート”に

「そうですね、最近休んでばかりだったので(笑)、しっかりと心臓として働けるように頑張りたい」

決意を体現するスタートが、10日後に迫ってきました

「楽しみ」

とナオキスマイル

弾けるような笑顔が、闘いの舞台でより多く観られれば、浦和レッズ9ヶ月後にタイトル獲得を成し遂げるのでしょう

その時是非、”団体で見せる涙”を

山田直輝選手のインタビュー詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

 

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