どうもです
きょうから5月
初夏というか、梅雨明けのように蒸し暑い大原で、FC東京戦2日前の練習は、午前10時頃からスタート
フィールドプレーヤー+西川選手は、ジョギングやストレッチといった、身体をほぐすようなトリートメント系メニューをこなします(槙野選手は別メニュー調整)
その傍らで、加藤選手らゴールキーパー2人は迫力あるGK専用トレーニングを実施
連戦を考慮した練習は、午前11時頃まで行われました
「横浜Fマリノス戦はホームで8年ぶりの勝利だったけど、アウェイでは勝っていたのでそんな感じはしていなかった。ただ、そういう良くない流れを断ち切れたのは良かったと思うし、連戦のスタートの柏戦を落としたので、うまく切り替えて勝利することができたし、残りの3試合に向けて自信を持って入りたい」
と平川選手
すなわち、とても良い35歳の迎え方をできたのではないでしょうか
お誕生日おめでとうございます!
※ここからは、精神的支柱のインタビューをじっくりと
「早いすね。35・・・」
しみじみとそう語りました
「1年1年、1日1日積み重ねてきて、『35歳かあ』という感じはするけど、とにかく楽しんでやらせてもらっているし、今もプレーできていることに感謝して、次のFC東京戦に向けてきっちり準備していきたい」
79年組もそれぞれの道を歩んでいますが、そういった中、今でも一線級で活躍できている選手はそう多くありません
「周りの友達もいろんなことを初めたり、落ち着いたり、新たな一歩を踏み出す人もいるし、ずっと就いていた職でベテランになって良い地位にいる人もいるけど、こういう特別な世界で、1年1年が勝負でここまで来られたのは自分一人の力じゃないし、仲間がいて、そういう人に支えられてきた。メディカルスタッフもそうだし、会社の人もそうだし、サポーターや応援してくださる方もいて、こういうふうに35歳までプレーできている。そういうことに感謝しながら、またひとつひとつ積み重ねていければなと思う」
–年齢を意識して、プレースタイルも色々と考えながらなのか、それとも直向きに突っ走っているのか
「ポジションが変わらない限りプレースタイルを変えるわけにもいかないし、元々器用な方じゃないのでこういうプレーしかできない。チームのために走ることを大切にして、自分にできる仕事を今まで以上にできるように努力していきたい」
どんなに経験を重ねても、謙虚です
–20代の頃はケガが多かったものの、30を過ぎてからはこれといった大きなケガをしていませんが、その要因は?
「そうですね。30過ぎてからの方が少ないと思うけど、家庭を持って落ち着いたことも選手としてプラスになっていると思うし、35歳までできている要因だと思う。家族にも感謝してまた続けていきたい」
ここまでレッズ一筋
–”浦和レッズと出会えたこと”をどう思いますか?
「非常に光栄。このチームに拾ってもらって13年目だけど、チーム自体も成長したと思うし、クラブとしても僕が入団した当初より数段大きな魅力のあるチームに成長している。その中で13年間、一緒に歩ませてもらっていることに感謝しないといけない。ただ、選手である限り、チームに貢献しないといけないという責任感も持ちながら、責任あるプレーをしていきたい」
責任感、責任あるプレー・・・、それはきちっと後輩にも伝わっています
宇賀神選手が話す通りです
「大卒で自分とも経歴が同じなので、ヒラさんやツボさんは目標の選手だし、自分もヒラさんの歳までレッズで試合に絡み続けたい。ゲームを通じて、1年間を通じてあれだけのハイクオリティーでプレーできる選手はなかなかいないと思うので、あれぐらいの安定感も備えられればと思いながらいつもプレーを見ている。もっともっとヒラさんにプレッシャーを掛けられるようなプレーをしたい。ヒラさんは言葉で語るよりも見て学べというタイプだと思うので、見て盗んでいければと思う。自分も中堅から徐々にベテランに近づいている中で、若い選手に何かを感じ取ってもらえるプレーを練習からやっていきたい」
では、平川選手が感じる、”入団した当初より数段大きな魅力”とは何なのか
「Jリーグでプレーするなら『浦和でプレーしてみたい』と選手みんなが思うようなスタジアム、サポーターを含めて環境作りをしてくれている。いろんなチームから素晴らしい選手がくるので、常に代表レベルの選手がごろごろいる中でプレーできるのは選手としても非常に魅力。自分のレベルアップに関しても、このチームだからここまでやってこられたと思っているので、非常に感謝している」
ハイレベルなライバルとの切磋琢磨で、今なお成長し続ける・・・凄い
こちらこそ、感謝しています
だからこそもう一度、優勝の喜びを共感したいです
「毎年優勝を意識して狙っているけど、ここ2年は手の届く位置に来ていたと思うので、選手、スタッフ、サポーターと2006年に味わった歓喜をもう一度、シーズン終了の時に味わえるように、まずは1試合1試合、次のFC東京戦に向けて良い準備をして、チームとして勝利できるようにしたい」
先日、練習後にはサポーターから、300試合出場を記念した古沢先生のイラスト入りフラッグが渡されていました
350、400、500、、、まだまだ用意されることでしょう、きっと
「500試合は今も無理だと思っている(苦笑)けど、とにかく次の試合に出るのが目標だし、保証なんてないので、1試合1試合出ることを目標に頑張りたい」
これから先がわからないから面白いし、そうであった今までも、多くの感動を与えてくれました
保証されているのは、背番号14が浦和レッズに愛されているということ
山田暢久さんが”鉄人”と呼ばれるのであれば、平川選手は”達人”が相応しいのでしょうか
マスターレッズ
平川選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
さらには、宇賀神選手にも色々と話を聞きました
開幕前、非公開で行われた”FC東京戦の記憶”に加えて、
「元気はどちらかと言うと褒めて伸びるタイプだから(笑)。何かやってほしい時も、『お前がやっていることは間違ってないんだけど』と言いつつ、『もっとこうやって』と言わないとやってくれない。堀さんともよく話すけど、しゃべり方ひとつで変わるし、その人の性格や人間性を考えながらしゃべることも成長できているところなので、僕も(原口選手に)成長させてもらっている(笑)」
では