どうもです
決勝トーナメント進出決定から一夜明けたきょう、大原での練習はお昼の12時から始まりました
気温30度を超す中、甲府戦スタメン組はリカバリー系メニューで調整
それ以外のメンバーは、3人一組で攻撃のパターン練習をこなし、次の試合へ状態を上げていました
練習は、午後1時10分頃に終了
その後、原口選手は山田直輝選手と天野コーチと共にシュート練習を反復します
リハビリ中の濱田選手も「立ってるだけ(苦笑)」ではありましたが、キーパーとして2人をサポート
この光景が、しばらく見られなくなるまで”あと少し”だと考えると、色々な思いが頭を巡りました
当人達もそうだったのでしょう、きっと
きょうの練習では、頼りになるベテラン2人が、ある選手を自在にコントロールしていました
「悪ふざけしてた(笑)」(坪井選手)
「あいついじるのおもしろい(笑)」(平川選手)
リフティングゲームでも集中攻撃を受ければ、シュート練習でも色々な注文を受けて大苦戦の”ゆるキャラ”は、終始にやけっぱなし
それでも、決めるべきところでは、
永田選手の強くて早い斜めパス→平川選手のトリッキーなフリック→坪井選手がキーパーの逆をつく左足シュート!
と、抜群の連携からのゴールで場内を沸かせます
これには、監督も大きな拍手を送っていました
「フッ(笑)楽しくというか、まあ、そうっすね(笑)指導受けながらやってる・・・先輩方からフフッ」
と永田選手
かなりの暑さでしたが、
「まあでも僕らはあまり出てないので、多少やっぱ、汗出した方が良いと思うし、ちょっと自分でやらなきゃいけないと思うんで、良かったと思う(笑)きょうの練習は」
と意欲的
けれども、練習後に坂道ダッシュでもう一汗かく坪井選手と関口選手を横目に、
「僕はやらなくていい(笑)張っちゃうんで、フフ」
マイペースっぷりは健在です
きのうの試合では、チームが勝ち越し点を決めたあとに、クローザーとして投入され、しっかりと任務を遂行しました
しかも、右のセンターバックとして
「んーまあ、あのまま勝ちきるという状況で出たので、やっぱり最低限の仕事は出来たし、その中で多少何回か上がれたので、その辺は良かったかなと思うけど、あんまやったことのないポジションだったので、どこに動いて良いのかちょっと良くわかんなかった(笑)フフまあでも、フッ初めてにしては出来たかなと思う」
――監督から告げられ、意識したことは?
「どっちにしろ相手はロングボールを放り込んでくるだけだったので、そこを堪えれば大丈夫だと思ったので、別に攻撃をどうこう求められてるわけじゃなかったし、なのでまあ、役割がハッキリしてて、プレーしやすかった」
状況に応じて、モソーではなくスーっと上がっていく場面もありました
「まあ(笑)サイドだったので、多少上がっても大丈夫だったし、まあでもああやって、中央の時でも上がれるようにしたい」
普段はロングフィードで攻撃にアクセントを加える永田選手ですが、スルーパスの精度も秀逸
――いつもと違うおもしろさもあったのでは?
「そうですねまあ、いつもよりゴールに近い位置でパスを出せるので狙いやすいのもあったし、思ったところに蹴ることができた」
次は名古屋戦を控えます
「むこうは予選突破を目指して真剣に来ると思うので、僕らも中断前最後なのでしっかり勝って終わりたい気持ちでいる」
――原口選手を良い形で送り出そう!というムードもあるかと思いますが?
「どうっすかね?フハハッ(笑)まあでも、そうなれば良いんじゃないすかね、ハイ(笑)」
実際のところ、日頃、永田選手と原口選手が絡んでるところを見た記憶が・・・
「ないっす、はい(笑)そんな絡んでない」
――何故?
「いやいや別に、フフッなんもないすけど、特に普段もつるまないし、空気みたいになってる(笑)お互いね!あんま怒らせると・・・・」
――すみません、カットで!
「ハッハッハッハッハ(笑)嘘です嘘です!まあ別に仲悪くもないし、ただそんなに話さないだけ(笑)」
原口選手についてはユース組を中心にに質問が行くでしょう、だからこそあえて、絡みのなさそうな永田選手に聞いているのです
――迫力あるドリブル突破など、高く評価してるのでは?
「そうですね、まあ前向いたら凄い選手だと思うし、試合中、頼りになる選手だし・・・・」
――原口選手との思い出、印象に残っている出来事は?
「・・・・うー・・いやもう、やんちゃっていうイメージしかない(笑)・・・・・・のイメージしかない」
――はいすみません、またカットで!
「ハハハハハハ!まあ、よく監督に怒られてるな、というイメージがフフッ(笑)」
原口選手とも永田選手とも頻繁にコミュニケーションを取っている濱田選手に2人のことを聞くと、
「タイプが違いますから(笑)全然違う」
なるほど、確かに・・・・
名古屋戦では、永田選手のスルーパスに原口選手が抜け出し、強引にシュート!
と見せかけて、キュキュッと横に駆け込んできた背番号6へパス!
山田直輝選手が相手を引きつけている最中に、絶好の位置へ動き直した原口選手がリターンを受けて、GET GOAL!!
そんなシーンが見られれば嬉しいです
「まあ普段出てない選手が多分出るんだと思う」
と永田選手
「けど、その中でやっぱ、そういうチャンス(出場機会)を生かしていきたいと思うし、僕自身もこのまま終われないという気持ちでいるので、集中して臨みたい」
ピッチ外では”浦和のゆるキャラ”、ピッチ内では”フランツ”と称される背番号17はさらにその先、山田暢久さんの引退試合も視野に入れています
「そこも大事なのでフフッ(笑)ヤマさんと対戦する最後のチャンスなので、頑張ります!!(キリッ)」
楽しみな名古屋戦の模様は、REDS WAVEで実況生中継します
インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
では