どうもです
気温30度を超す厳しい暑さの中、オフ明けのトレーニングは午前10時30分過ぎからスタート
まずはフットサルコートでの体幹系メニューをこなし、午前11時10分頃からは天然芝ピッチへ移動します
キーパー陣は、シュートストップや足元でのバックパス処理などの専用メニュー、フィールドプレーヤーはフィジカル系メニューへとそれぞれ分かれました
いつもの流れではありますが、芝の養生に配慮し、ほぼ毎回違う場所を使っているところは、大事なことです
フィールドプレーヤーは午前11時30分頃から約20分間、堀コーチ主導での天皇杯仕様ボールを使った、基礎練習を反復
マルシオ リシャルデス選手も、軽くではありますがボールを蹴っていて、嬉しそうな表情を浮かべていました
全体練習は午前11時55分頃に終了
恒例のシャトルランニングは、暑さなどが考慮され、行われていません
ただし、シャトランキングの関根選手は居残りでの単独タイムトライアルを敢行
結果は、「1分14秒」と目標の1分10秒を切ることは出来ず
日頃からのそういった努力が、脚力向上へつながっています
山田暢久さんの引退試合では、岡野さんとのスピード対決に勝利
「追われているときは、恐怖というか、、怖かった」
と苦笑いを浮かべながら振り返るルーキー
いやはや、野犬を追い払った野人から逃げ切るとは、恐れ入ります
さて、きょう7月8日は、鈴木選手が誕生した記念すべき日です
33歳になりました
――またひとつ年を重ねましたが、実感としてはいかがでしょうか?
「実感・・・はしないようにしている(苦笑)」
31歳の時、”めぐりあいミシャ”によって、その潜在能力をさらに引き出された感のある背番号13
――見ている側としては、プレーの成長ひとつを取っても、若返っているかのように感じられますが?
「外から見ている人にそう感じてもらえるということは、『その通り』だと自分にも言い聞かせたいけどね」
そのポテンシャルは、”水を運ぶ人”では括れないほど
――ベガルタ戦のゴールなんて正に!
「そういう数を増やしたいと思う(ニコリ)」
――山田暢久さんの引退試合を通じて感じたことは?
「まあ、あのー・・・」
と話し始めたそのタイミングで、
「ちょっと啓太さん邪魔!」
ニターっと関口選手が通りかかります
「あーゴメンね」
と紳士的に、涼しげな顔で鈴木選手
一連のやり取りに、報道陣は爆笑でした
イケメンと言われますが、そういった大人の対応からは”渋い”魅力も感じられます
気を取り直して・・・
「まあ、あのメンバーで出来たというのは本当に、今まで味わったことのないような感覚だったし、改めてあの時のチームが本当に素晴らしい仲間であり家族であり、ライバルであると感じた。もう一度その気持ちを甦らさせてもらった。またそれを、このチームで何年後か、それが引退試合なのかどういう試合かわからないけど、そういったチームに、今闘っている2014年のチームがなりたい」
――「ライバル」という言葉に鈴木選手の志し高さを感じます
「まあみんな負けず嫌いだし、本当にそれぞれの選手がスターというか、質の高い選手ばかりだったからその中で高め合った。1日1日ライバルとしてグラウンドに立っていたので、そういう気持ちがなければチームの中で良い競争が生まれないだろうし、良いチームにはならないのではと思う」
――久々に小野さんと並んでいる姿は、素晴らしい光景のように見えましたが?
「そうですね、本当に伸二さんはこのクラブの中でも重要な人物だと思う。今でもそうだと思うし、伸二さんに憧れてサッカーを始めた選手も多くいるだろうし、僕も憧れていたので、そういう人と一緒のチームでプレーできたこと。それから今でもお互いに現役でプレー出来ていることは幸せなことだと思う」
――山田さんの500試合を越えるぐらいまで鈴木選手も!?
「いやまあ・・・(苦笑)試合数というよりも、1試合1試合にかける質だとか、そういうところを高めたい。なので、数ではなくこのチームでまたタイトルを取って、その時にどういう時間を過ごしたのかというところを・・・そうすれば、振り返った時に『大切な時間だった』とまた強く思うことが出来るので、そのためには結果を残したい」
――監督の鈴木選手に求めていることが、成長を重ねているぶん増えているでしょうし、改めて、33歳の誓いをお願いします
「ケガせずにプレーしたいなというところと、自分自身、1日1日成長できてると思うので、それを感じているだけでなく、しっかりとチームに貢献した働きをするということを意識したい」
――まずは“年イチ”以上のゴールを!?
「ハイがんばります!」
リーグ優勝を経験した赤き血のDNAは、このチームにおける貴重な財産
”栄光を運ぶ人”の、終わりなき旅は続きます
鈴木選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
では